2013秋　青森・酸ヶ湯・八甲田旅行記　１　～雨の酸ヶ湯温泉～

2013/10/07 - 2013/10/07

紅葉を期して母と八甲田を旅しました。
お天気に恵まれず、八甲田大岳には登れませんでしたが、
紅葉は楽しめました。

日程
10月7日（月）：東京ー新青森ー八甲田ロープウェイ（山頂散歩）－酸ヶ湯温泉（泊）
10月8日（火）：－毛無岱散策ー睡蓮沼ー田代平湿原ー八甲田リゾートホテル（泊）
10月9日（水）：－新青森駅ー東京

初日はのんびり酸ヶ湯温泉に直行する予定でしたが
翌日以降の天気予報が悪かったので、ロープウェイに乗って
山頂駅へ。霧雨の中、足慣らししただけで終わりました。
酸ヶ湯温泉の名湯と美味しい食事に、来た甲斐あったなぁと
思いました。

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: びゅうトラベルサービス

東京駅7：32発のはやて23号で出発です。
リュックを持った登山服姿の旅客が目立ちました。

11:08、新青森駅に到着しました。
青森まで新幹線で来たのは初めてです！

ガラス張りの立派な駅舎ですが、駅周辺には何もありません。
駅構内にお土産屋さん街があります。
食事関係はまだ充実していないかも…

11：40発のJRバスみずうみ号に乗り込みます。
運賃は後払いです。
新青森駅ー八甲田ロープウェイ　1070円
新青森駅ー酸ヶ湯温泉　1300円

萱野高原に出ると八甲田山の一部が見えてきました。
右手がロープウェイ山頂駅のある田茂萢岳です。
このときはよく見えていたのですが…

萱野茶屋で10分間休憩がありました。

かやの三杯茶をいただきます。
流し周りに湯呑が置いてあり、自由にお茶を釜からすくって
飲むことができました。３杯飲むと長生きできるそうです。

定刻より少し遅れて12:45、八甲田ロープウェイ駅
に到着です。

13:00発のロープウェイに乗り込みました。
往復1800円です。
この日は毎時00分、20分、40分と20分おきの運行でした。

青森市街と海がうす〜く見えてきました。
この後、見えなくなりました。

山麓はまだ紅葉していませんでしたが、下りロープウェイと
すれ違うあたりからだんだん色が付いてきたような…

山腹はなかなかきれいです。
車内からで窓越しのため、ぼんやりしていますが…

見ごろはもう少し先かな…

山頂駅に着くと、霧雨でした。
雨具を着込んで山頂公園を歩くことにします。

田茂萢岳と湿原です。

山頂は草紅葉くらいで、鮮やかな紅葉は見られないようです。
60分コースを歩きました。

毛無岱、赤倉岳との分岐まで来ました。
毛無岱経由で酸ヶ湯温泉まで歩きたかったのですが、
このお天気ではちょっと…
ということで山頂駅に戻りました。

すっかり五里霧中…
14:20の下りロープウェイに乗りました。

ガスを抜けると山腹の紅葉は結構きれいですね。
向こうに見える山は前岳です。
以前、スキーであのあたりを滑ったことがあります。

14:37のJRバスで酸ヶ湯温泉へ。
八甲田ロープウェイー酸ヶ湯　380円

15:00　酸ヶ湯温泉にチェックインしました。
外来入浴の人や宿泊の方などで玄関はごった返しています。
平日だというのに（しかもお天気悪いのに）すごいなぁ…

ロビーにはミニねぶたが飾ってありました。

旅館棟の廊下（自分たちのお部屋の前です）
古い館内ですが、掃除が行き届いて清潔でした。
ただ、廊下は人が歩くとミシミシ部屋内までよく聞こえます（^^;
トイレ、洗面は共用です。

お部屋です。
薄型テレビ、鏡台があり、思ったより広くていいお部屋でした。

少しのんびりした後、お散歩へ出発。
ちょうど雨も上がったので、気持ち良い夕方です。

地獄沼を目指して少し宿の裏手を上がると
こんな黄葉が…

薬師神社の入り口でした。
鮮やかな黄色です。

いかにも硫黄泉が湧いていそうな斜面です。
ここの紅葉がなかなかよかったです。

八甲田ゴールドライン（奥入瀬まで続いています）
の道沿いも紅葉が徐々に色づいてきています。
もう少しすればドライブだけでも紅葉楽しめそうです♪

鮮やかな紅葉…

奥の山は南八甲田です。
この斜面も日が当たればきれいだろうな。
ちょっと見える屋根は八甲田ホテルと思われます。

地獄沼に到着しました。
見ごろにはあと少しかな。

地獄沼の道路をはさんで向かいの沢沿いの紅葉がきれい。

ちょっと歩いてまんじゅうふかしへ
いつも雪があるときに来るので、ここに座るのは初めてです。
ぽがぽがと腰が温まります。

少しぬくぬくしたので、また地獄沼へ戻りましょう
湯気が出ている道路を通ってゴールドラインへ

あいにく、大岳山頂はガスの中です。
写真撮影ツアーと思われるミニバスが現れ、
三脚と立派なカメラを抱えた方達が激写していました。

ちょっと杣道を辿ると紅葉に近づけました。

場所によっては見ごろな紅葉です。

いいお散歩だったなぁ。
酸ヶ湯温泉に戻りましょう。
この入り口から地獄沼まで歩いて5〜10分です。

最後に後ろを振り向くと、少し日が当たって
今日一番の輝いた黄葉が見れました。

酸ヶ湯温泉の周囲も結構きれいです。
この3日後くらいに最高潮を迎えたようです。

酸ヶ湯温泉駐車場奥にある湧水。

夕食前にお風呂へ♪
有名な千人風呂は混浴で20時〜21時＆8時〜9時が
女性専用となります。
なので、まずは女性専用小浴場玉の湯に入りました。

夕方の玉の湯は激混みでした。
平日で女性客の方が多かったのかなとも思います。
この写真は翌朝です。
洗い場は8人分くらいあったと思うのですが、夕方は
待ちの列ができました（＾＾;
（千人風呂に洗い場はありません）

そしてこのお湯…最高です！
pH2.0の白濁湯、とても心地よく気に入りました。

千人風呂も同じようなお湯ですが、四分六分の湯（熱め）と
熱湯（ぬるくて長湯可能）の浴槽がありました。
湯滝もあって打たせ湯も楽しめます。

夕食はお部屋で。18時にお願いしました。
お味噌汁はコンロで温めていただきます。

想像以上に豪華な夕食に驚きました。

大きなホタテのお刺身や雲丹のせの雲丹豆腐、
サーモンのカルパッチョなど、どれもおいしくいただきました。
アブラツノザメの卸湯葉包蒸しというのも美味だったなぁ…
お鍋はせんべい汁。きりたんぽも入った豪華版です。
焼き物は小川原湖牛の朴葉ゆずみそ陶板焼きでした。
他にも深浦の若布素麺や青森県産長芋しそ漬けなど
青森県の食材を使ったお料理ばかりで大満足でした。

朝食は２階の食堂でいただきます。
ビュフェ形式ですが、色々あってよかったです。
少なくなるとすぐ補充されて、行き届いた給仕で
気持ちよくいただきました。

リンゴジュースが美味しかったなぁ。
コーヒーもあったことが嬉しかったです。

朝から濃霧だったので、早朝からハイキングに向かう人を
見送りつつのんびりしていたのですが、８時を過ぎて
霧が薄くなってきたのでそろそろチェックアウトしましょう。