2011/07/01 - 2011/07/09
466位(同エリア825件中)
シリウスさん
その③
*料金は全て二人分です
<7/5>
リッチ(バス9:00 3E)⇒コンパス(バス9:55 19E)⇒カステロット(バス10:05 6,5E)
⇒ブレザノーネ(バス12:24 5,4E)⇒セント・マグダレーナ(徒歩5分)⇒ホテル「エーデルワイズ」
本日はセントマグダレーナに移動の日。
マグダレーナへは四回の路線バス乗り換えの旅。
調べておいた時刻表通りにマグダレーナに到着したが、ここからが苦戦の始まり。
運転手にメモを見せてお願いしていたにもかかわらず、何も告げてはくれず、マグダレーナで降りるべき停留所を通り過ぎてしまった(村には停留所は三箇所有り)グーグルで見て記憶していたつもりだったが、あっという間に通過し「降ります」を言う間もなった。
三番目の停留所から、真ん中の停留所へ荷物を引いて(下り坂)ホテルを探すが見当たらない。
庭いじりをしているご婦人に尋ねても分からないとのこと、三十分ほど捜し歩いた結果、バス停から下った通りに小川が流れており,その向こうに有った、小川にかかる橋のたもとに,数件のホテル表示看板があり、ガックリ、停留所からたったの五分。
フロントの女性マネージャーにチエックインを告げると、屋根裏部屋に案内された。
(Edelweiss 二泊HB+ビール+ワイン 202,2E)屋根裏は安い。
インターネットで予約を入れた時、長期滞在の人しか受け付けないとの返事であったが,何とかならないかと再度申し込むと,屋根裏部屋ならあるとのこと、ハイキング移動の便利性から、ここを選択したかったのです(ホテルとしては「チロル」のほうが評判は良かったのですが,丘の上まで荷物を持って歩きたくなかったのです)。
さて、昼食を済ませ午後の散策開始。
マグダレーナ教会に行く前に,村はずれの奥にあるヨハン教会を訪れた。
何と贅沢な,広々とした草原の中にポツンとあった。背後にはオードレー山群がそびえ立っている。
五年前に訪れたときには無かった観光バス用と思われる大きな駐車場が出来ていた。
それまでは交通の便と、ホテルの規模からして個人訪問しか出来なかったが,最近では組み込まれたバスでの観光ツアーもあるようだ。
ヨハン教会を見渡せる丘に昇り,牧草地を越えたところからマグダレーナ教会(裏手)が見える、まともな道路を歩くと相当に遠回りになりそうなので,道なき牧草地を横切ると、小川があり、どこにも橋らしきものが無い、しばらく下ると小さな橋があり,教会までの急な上り坂を「ゼーゼー」と息を切らしながら到着、結局,無難な遠回りと変わらなかったのでは??
私たち夫婦はいつもこんな調子でドジなのです。
マグダレーナ教会とオードレー山を見渡せるベンチが何箇所かあるが,久しぶりに見るこの風景は、好天も手伝って(五年前は曇天)一層美しく広がっていた。
夕食では散策時に会ったミラノから来ているご夫婦(簡単英語で会話)と同席した。
ビールを注文したのだが,なかなか来ない,イタリアーノさんが気を利かせて催促してくれた。
商売気の無い陽気な女主人が忘れていたのだ。
食後、外に出るとオードレーがまっ赤っ赤。
赤みを帯びた石灰岩の「ドロマイト」発見者の名前からドロミテの呼び名が付いている。
今夜またもや、雷を伴った豪雨、屋根裏部屋にモロに響いてくる。
明日はザンサーからガンペンアルムあたりのハイキングを予定しているのに・・・
シウジに続き又々お願い、頼むよー・・・これ結構効くよ。
<7/6>
マグダレーナバス停(バス 9:00 2,5E)⇒ザンサーバス停(9:15)ハイキング開始⇒ザンサーバス停(バス16:45 2,5E)⇒マグダレーナ村(散策)。
まずはガンペンアルムを目指す。
途中,左に向かうべき道を又々トンチンカン、右へと向かった。
行く手にも、後ろにも誰一人居ない、しかし森の木々の間からオードレーの山が迫ってくる「こっちも正解だ」と、いつもの調子で進むこと三十分。
ニッコウキスゲのようなオレンジ色の「ユリのような花」と小さな花々が咲き乱れるの草原に出た。
右手を振り向くとオードレー山群がそびえている、山麓からの全貌が見える。
二人じめの景色を三十分ほど楽しんで、元来た道を引き返し,正規ルートに戻った。
ガンペン小屋までの昇りは結構なもので、ここで昼食にした。
ここからは先ほどの場所より高いだけあって又,違った眺めになるが、山群との位置が斜めになり、全容としては先ほどの草原のほうがきれいに見える。
一休みしてグラッチュ小屋に向かう、山際のコースを登ったり,下ったり,小屋で少し休憩、
後はダラダラと下って行く細い道になるが,途中急坂な場所には木柵道もあり,少し草原の中に入って休むも良し。
三時半頃にバス停に戻り着きレストハウスでコーヒーをいただく。
ヨーロッパ各地(ナンバーから推測)からの小型ツアーバスはご老人夫婦が多く,杖をついてのハイキングを楽しまれていた。
マグダレーナに戻り,夕食まで時間が有るので、もう一度マグダレーナ教会を眺め,
お土産を買いにCoopに向かった。
ドロミテのカレンダーがあったので購入、秋のマグダレーナも黄色に染まって美しい。
帰国の日が迫ってきた、明日はブレザノーネから列車でミュンヘンに戻る。
その④に続く
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
早朝のシウジ高原
-
ホテル・リッチ(バス停から)
もう一度来ることがあれば又泊まりたい -
カステロットのバスセンター
背後の教会にインフォメーションがありました
少し上り坂になった小高い場所です -
ブレザノーネ・バスセンター
バスの向こう側のビルの中にインフォメーションと
チケット売り場がありました
車内でも買えます
地面にプラットホームナンバーが書いてあります -
セント,マグダレーナのホテル案内板
-
草原の中にあるヨハン教会
教会のためだけにある草原、何と贅沢
教会の周りと、そこにいたる道以外は、人が歩いて
草を踏みしめられないようにロープが張ってあります
この写真は、100m以上はなれた草原を囲む垣から撮りました -
ヨハン教会
とても小さな教会です -
イチオシ
ヨハン教会を丘の上まで歩いて行きヨハン教会を
撮りましたが、小さく豆粒ぐらいになっています
右下の木の上 -
途中の民家も綺麗に花を飾っている。
ペンションかな? -
牧草地を横断
道はありません、勝手に入り込んですいません -
マグダレーナ教会(裏手から)
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マグダレーナ教会
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横から見た教会
-
教会の中
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よくあるマグダレーナとオードレー山群の風景
-
オードレー山群のガイスラー。
-
セント,マグダレーナの村落
この反対方面を五分程度戻るとCOOPがある
日本人観光客も多く訪れているようで、
店主は愛想が良い -
マグダレーナ教会への標識
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イチオシ
夕日に赤く染まるオードレー
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ザンサーバス停広場
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木々の間から見え隠れするオードレー
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イチオシ
横道にそれたビューポイント
山はあまり近づかない距離で見るほうが美しい -
ユリのような形をした黄色い花
白、青、ピンクの小さな花の中に大きめで
黄色い花は目立つ -
我々以外、人一人いない草原
-
ガンペンアルプ小屋への道
-
昼食を摂ったレストラン
-
急坂の木柵道
-
途中の木陰で休憩
-
下山途中の林から見える。
もうすぐバス停だ。 -
ザンサーの駐車場にあるレストラン
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