2011年ドロミテ（西部地域）熟年二人旅　その①

2011/07/01 - 2011/07/09

ドロミテにはツアーで二回ほど訪れていますが、もう少し時間をかけて訪れてみたいと思い今回の個人旅行となった次第です。
その①
<7/1：曇り>成田(11:50)⇒ミュンヘン(17:00)
ミュンヘン空港からＵ－８で中央駅へ、ホテルはミュンヘン中央駅前にあるレンガ色が目印の「Eden」。
夕食は、ホテルから歩いて２０分ほどの「Lowenbraukeller」にてソーセージアラカルト＋スペアリブ＋ビール。
小さなお城のような建物の中はお客様でいっぱい。
満腹になり、外に出ると寒い。７月だと言うのに１５度くらいだ、山には前日雪が降ったとのこと。
食後(20:00頃)、まだ明るいので市庁舎のあたりを散策。

<7/2：小雨後晴れ>ミュンヘン(7:45)⇒ボルツァーノ(11:25)
小雨の中、ＥＣ－８１に乗車、霧に霞む山々を眺めているうちにインスブルックに近づく頃には晴れてきた。
インスブルックは５年前にツアーで訪れており、背後にはオーストリアアルプス（ノルトケッテ連峰）が街を守るようにそびえており,旧市街はこじんまりとした町だったと記憶しています。
ここから国境の峠越え、山の上は真っ白。「Brenner」で入国チェックだとパスポートを用意するも無し（少々がっかり＝スタンプ無し）。
定刻通りボルツァーノ到着。早速ホテルに向かう（歩いて１０分）。
ホテル「Luna-Mondschein」ゲートからホテル入り口まではきれいな庭園になっているが,砂利道で重い旅行カバンを引っ張ってゆくのには向いていない。
荷物を預け,今日の目的地「レノンアルム」に向かう。
レノンアルムに向かうキャビン乗り場は、ボルツァーノ駅から線路に沿って山側に１５分程度で,近代的な乗り場があります（往復料金　E7）。
ボルツァーノ（キャビン）⇒ソプラボルッアーノ（高原列車）⇒コラッポ（徒歩）⇒レノンアルム展望所
キャビンからはドロミテの山塊が見え隠れし,明日訪れるシウジの山々が見えてきます。
レトロな高原列車に乗りたかったのですが、常時は運行していないようで,車体が赤の列車に乗車、最前列の客車に乗り運転席を見るとハンドルがナルディータイプの自動車用ウッドハンドル。車体の赤と相まってフェラーリそのもの。
曲がりくねった線路を走ること３０分、コラッポに到着。ここからは街の中を歩いてシウジ高原と、ピラミディーという「尖がり山」が見える展望所に向かう（ゆっくり歩いて４０分程度）。
レノンアルムの奇岩「ピラミディ゛ー」と小さな村と教会の向こうにシウジの西の象徴「シリアル山」が見えます。
さらにその奥には「サッソルンゴ」がかすかにそびえて見えました。
コラッポに戻り、アイスクリームが食べたくなり、メニューにも書いてあったので、「バニラアイスクリーム」と老主人に伝えるも、無いようなしぐさ、若い娘に伝えると、ＯＫすぐに出てきた？？？
ボルッアーノに戻り、街を散策。
「今日はエルベ公園で音楽フェスティバルが有る」とレノン行のキャビンで出会ったアメリカから来た日本人女性（琴の奏者）から聞いていたので公園に向かったが、まだ始まっておらず、まずは夕食とした。
イタリアに来たのだからピッツア＋サラダ＋ビール。
何回かイタリアで食べましたが、イタリアのピッツアはデカイです（日本のＬＬサイズ）。
私たち年寄りには二人分です。
いよいよ明日は今回のメイン、シウジ高原です。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテル・エーデン

レーベンブロイケラー直営レストラン

ＡＮＡ 成田⇔ミュンヘン航路開設一周年記念品
ハネムーンの記念品では有りません（我々合計１３１歳）

列車の中から（まだ小雨模様です）晴れると良いのですが・・・・

ドゥオーモ（ボルツァーノ）

ルナ・モントシャイン（正面ゲート）

レノン・アルム行きキャビン乗り場
晴れました、暑いほどです

キャビンから眺めたボルツァーノの街

コラッポ行きレトロタイプ電車

路線図

駅から見えるシウジ・シリアル山

路線区間表示

新旧車両

シウジ遠景

キリスト道標

道中

道中の村を抜けて

展望所から見える教会のある小さな村
ヨーロッパ（特にイタリア）にはどんなに小さな村でも教会が必ずあります。

道端の花。

シリアル（右）とサッソルンゴ（左）

ピラミディー

車窓風景

ボルツァーノバスセンター
明日はここから路線バスの旅を始める