2013/09/30 - 2013/09/30
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アリヤンさん
チベット仏教と日本仏教とは少し違う仏教ではあるが、同じお釈迦様を祀っている仏舎利塔なので自然と「訪れて見よう!」という気になるのは自分の中に仏教の血が流れているからか?
特にココ、ネパールはゴータマ・シャカ・シッダールダの生地でもある。
難しいことは分からないが、「チベット仏教とたちが五体投地をしてまでも祈りを捧げる」仏舎利塔といわれている、スワヤンブナートの仏塔である。
ワタクシたちも五体投地までも出来ないが、歩いてミニ巡礼をしてみることにした。
(真摯に仏教に向き合う、という真面目なものでなく、ただの興味本位で行って見るだけの物見遊山ですが、、)
*緊急避難ページ⇒
http://www.geocities.jp/dsytc196/2013eightth_033.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
昨晩はリシケク在住のS夫妻に招かれて湯豆腐を囲む夕食会だった。
同じような団塊の世代で、それぞれの人生が滲み出たステキな一期一会の出会いと会話をたのしみました。
Sさんのオススメ食材、イチ押しの「RARA」ブランドのインスタント・ラーメン。
現地調達で一袋15ルピー(15円)で、海外では珍しいあっさり麺で日本人の口にぴったしなインスタントなんです。
味付けスープも半分だけ利用すれば薄味となり、これまた日本人好みなんです。
さすが、長年の生活の知恵からでた素晴らしいクチコミでした。 -
さて、巡礼の朝は行き付けのグーグル・レストランで始まります。
パートナーはミルク・コーヒー、ワタクシはミルク・紅茶。 -
コーヒー、紅茶に焼きたてのナンかローティがあれば言うことはないのですが、残念ながら窯には火がくべられたところで、まだパンが焼ける状態ではない。
アラビア方面では、朝早くから窯で焼き上げたホブツ(アラビア風パン)が店頭に並び、アラビア服の行列が出来るのですが、ここインド文化圏では、釜やきパンは昼ごろかららしい。
残念だ。 -
熱いマサラ・ティーをすすりながら、忙しく 行き交う通りを眺めながら今日の巡礼地への道順を考える。
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タメル地区の南端のチェトラパティ交差点を真っ直ぐ西に向かえばスワヤンブナートの丘だ。
3kmくらいはありそうだ。
腹が減っては巡礼もできぬで、焼きソバを食べる。 -
グーグルで腹ごしらえをして、歩き出す。
途中にあった小さな朝市。
*チェトラパティ野菜市場 -
チェトラパティ交差点から少し西に入ると、ホテルやGHのシーツや枕カバーやタオルの 洗濯屋さんたちの物干し広場が続く。
今日はあいにくの天気で今にも雨が降りそうな雲行きだ。
雨が降りだせば、洗濯屋は大変だろうなあ。
*チェトラパティ物干し広場 -
しばらく進むと、西のかなたのこんもりした山の上に仏塔らしき塔が見える。
あそこがスワヤンブナートの仏舎利塔だろう。
見えていることはありがたい。
それを目指して真っ直ぐ進めばいいからだ。 -
ヴィシュヌマティ川に渡された鉄製の橋。
地域住民の生活橋でもある。 -
橋のたもとに祀られた祠。
ガネーシュ神が居らせられる。 -
今はもう使われていないのか?
水の抜けた沐浴場。 -
イチオシ
歩いてる道はガイドブックには書かれていない道で、地域住民の通る地道だ。
仏舎利塔がずいぶんと近づいてきた。 -
周りを包む霧と煙で「聖地が近い」という雰囲気が漂ってきます。
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まわりには稲が穂を垂れるほど生長しており、刈り取られるのを待っている。
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ワタクシの方位磁石ナビで方角は分かるが、通る道なき道が分からない。
通学途中の父子に案内をしてもらう。 -
イチオシ
学校、幼稚園、保育園とその数は増えて、仏塔への道は賑やかになる。
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結構山の上に上って来ました。
カトマンドゥの街を振り返って一枚パチリ。 -
歩くこと約40分、ついにスワヤンブナートの仏舎利塔の入り口に到着。
こんな感じです。 -
猿が多いのにまず驚きます。
我が物顔にうろつく電線の上の猿。
ニホンザルと同類に見えるので、ここではネパールザルという種類か? -
仏像と親子のサル。
なんとも微笑ましい。 -
ネパチックな石。
(ネパールチックを略してネパチック) -
サルと仏教?
日本ではあまり例を見ない組み合わせだと思う。
ヒンドゥーではハヌマン(猿)神がいるからヒンドゥーとの組み合わせは考えられるが。 -
かなりな石段を登らねばなりません。
まあゆっくりと上りましょう。
数をかぞえながら上ります。 -
ネパールに来る前に、近所の散歩好きご夫婦が「阿蘇山近くの日本一の3、333段の階段のある神社? を登って来た」、と言っていたので、ワタクシたちも頑張って3千段くらいはここで登ろう、との気合で登りました。
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階段の両脇にはいろんなみやげ物やが軒を連ねています。
丸く切った薄い石に彫刻をしているトコロ。
十二支の絵を彫っているケースが多かった。 -
両面刺繍をやってるところ。
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サンプル。
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この両面刺繍は使いこなすとビロードのようにスムースになるらしい。
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イチオシ
中学生くらいの子どもがしきりにガイドを始める。
ガイドをやって金を稼ごうという魂胆の「押し売りガイド」だ。
かなり執拗に迫ってくる。
「ボク、相手が悪かったな。このオッチャンとオバチャンはガイドは要らんの。巡礼ではるばる日本から歩いてガイドなしで来たから、今更ガイドは要らんの。他を当たりなさい!」 -
3千段はなかったが、4百段で仏塔に拝謁。
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スワヤンブナート仏舎利塔から見下ろすカトマンドゥ。
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スワヤンブナート仏舎利塔から見下ろすカトマンドゥ2。
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スワヤンブナート仏舎利塔から見下ろすカトマンドゥ3。
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人間世界の四方八方の世界を見渡す目。
パートナーはこの目が「気持ち悪い」と言う。
なにか悪いことでもしたのか?
タダ気色が悪い、アノ目はコワイという。
ま、「あれ、こわい」というお菓子があるが、それと似たようなものだろう。 -
真言密教で使われる金剛杵(よく時代劇で妖術使いの坊主が火を焚いて念仏を唱えながら振り回しているアレです)で世界でも一番大きなほうのものらしい。
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白い仏塔もある。
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この大きな仏塔の周りを時計回りに念仏を唱えながら、マニ車を回しながら回る。
それが作法であるらしい。
時計回りに回るのは、なんとなくその方が気持ちが良いと感じるのは、その作法がすでに身についているのかもしれない。 -
なんたって殆どの日本人は、生まれながらの仏教徒と言えるほど自然と仏教文化に染まっているのですから。
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時折雨がポツポツ降る天気ですので、五体投地をする信者さんは居なかった。
それより回りは殆ど観光客でした。 -
人間は、古来より「大きなもの、高いもの」に畏怖の念を抱くのか?
多きな仏舎利塔は貫禄がある。 -
時折見える下界。
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イチオシ
四方に光る仏法の目!!!
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大きなシカラ。(仏塔のヘッド)
インドではシカラ様式の石塔があり、そのキャップストーンをシカラという。 -
お土産屋でみたヒマラヤの絵。
まさに「ディス・イズ・ヒマラヤ!」という感じの絵です。
ネパールに来てまだヒマラヤを見ていないが 、この絵をみて「おお、これがワレワレがイメージしていたヒマラヤだっ!」と一種の感動を覚えた。
「ヨシッ、これから時間をかけてでも、この感じのヒマラヤを見るゾ〜ッ!」とファイトが沸いてきました。 -
ろうそく売りのおばさん。
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金色に輝く仏様の台座?
ロータスの台座。 -
大人気の小さめの祠。
なぜそんなに人気なのか?
良く分かりませんが、押すな押すなの大盛況です。
警備員のおばさんも大忙しでした。 -
どの祠も大人気か?と言えば、他はそうでもない。
なぜ最前の祠が大人気なのか?
さっぱり分かりません。 -
「オン・マニ・ペディカ~~ホニャララ」の繰り返しの音楽が大音響でこの大仏舎利塔を包んでいます。
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ホーリーも聖地も仏教もヒンドゥーもな~んにも関係のないおサルさんたちには、人間が置いていくお供えだけが彼等の興味の対象です。
神も仏もシバもヴィシュヌもな~んにも関係ありません。
ただただ、食欲に駆られた餓鬼道に落ちたおサルさん。
聖者であろうが、餓鬼であろうが、痛くもかゆくもない態度のおサルさんたち。 -
仏具屋の中。
ここにはサルは居ません。 -
イチオシ
違ったアングルからのショット。
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ここまで歩いてやって来たというのに、小生は仏舎利塔に出会った感動も心の喜びもナンにもなく、こうしたヒマラヤの絵の前ではクギ付けになりました。
色使いからか、ヒマラヤの究極の世界が伝わってきます。 -
もう少し若ければ、こんな場面に居合わせたい、と思いました。
こんな絵のような山がホントにあるのか?
今後の天気しだいでしょう。 -
ネパールでも十二支は使うらしい。
でも、このデザインは観光客向け? -
仏壇仏具店?
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仏の目と勝負するモンキー。
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ネパールは「祈りの文化」かも知れません。
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トゲのある仏舎利塔。
何らかの意味があるのだろう。 -
ここの仏様はヒンドゥー神と良く似ておられる。
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周りの小さな仏塔。
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このお堂では中国人が土下座形式で頭を地面に擦り付けるお参りをやっていた。
中国の各地で見られる拝礼の仕方だ。
こうして見ていると、神も仏も存在しない共産党独占支配下の中国の人たちのほうが、ワレワレよりずっと信心深いように見えます。 -
雨が降り出したので軒のある「お供え準備室」で雨宿りをしていたら、新しくやって来た信者さんがお供えの準備をやり始めた。
真鍮のお皿に米、穀物、花びら、果物etcを乗せて、なにやら聖水のようなものを小瓶に入れてお供えします。
そんな様子をそばで見ていました。 -
西洋人老夫妻もよく現れては消えて行きます 。
中には90歳台のような老夫婦も見られます。
彼らにはこの仏舎利信仰はどう目に映っているのだろうか。
機会があればどこかで聞いて見たいものだ。 -
しかし失礼ではあるが、このお顔は保育園児あたりがサラっと紙に書いたような、幼稚な絵に見えてしまうのだが、そんな不遜な不信心者はワタクシだけであろうか?
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ろうそく売りのおばさん。
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サルの生存競争は厳しく、通常床上はヒトと犬が占領していて滅多に地上に降りてこないのだが、お供え物準備室に堂々と入ってきたサルがいた。
彼はお供えを狙うより、準備中のお供えを頂こうとひらめいた新霊長類かもしれない。 -
遠足でやって来た小学生達。
日本の仏教系大学の学生達で、インドやネパールの仏蹟を訪れたヒトには宗教学の単位を授与するようにしてはどうだろうか?
もちろん自費で行き、自力で行ったヒトにだけです。 -
仏舎利塔もじっくり見学できたので、お隣に小さなお堂があるようなので、回廊を伝って移動。
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チベット仏教特有のタルチョの波。
-
普通、地上ではこのようにお犬さまたちが占領しているので、サルたちは大抵、仏塔や周辺の空中に陣取っているのです。
空からお供え物をひったくっては食料としているのです。 -
下界にも慈悲の雨が降りそそぐ。
おかげでヒマラヤの山々はどこに出かけても見えそうにない。
当分はこんな天気が続きそうだ。
カトマンドゥにやって来てもう1週間になる。
いい加減雨模様の天気にはイヤけがさして来た。 -
ヒンドゥーの神様たちの像もしっかりありました。
犬が神様の前で睡眠中。 -
サルは金剛杵の上で分捕ってきた果物を頬張っている。
-
イチオシ
仏舎利塔からの帰り道、川のほとりのあるお寺では、天に召された死人が、今まさに荼毘に付されるところだった。
こんな自然な姿の荼毘は初めてみました。
荼毘は大きなガートでしか見られないと思っていましたが、唐突な感じで見てしまった。
ま、日本でも荼毘に付すときは自治体の定める焼き場でストレッチャーに乗せられ、ガス窯または電気窯に入れられ焼くのですが、それと同じことです。
生を受け死を受け入れ、焼かれて灰になる。
生きている内がハナです。
死んでは旅行も行けません。
見たことないところにはもう行けません、体験できません。
変わった食べ物は食べられません。
タビへの意欲がさらに増した、ワタクシでした。
*ショバ・バグワティ寺院 -
焼かれた灰はこのキチャナイ、ヴィシュヌマティ川に流され、いずれはガンジス川に流れ込んでいくんです。
それからベンガル湾にでてインド洋に出て、 地球海流にのって混ぜられ、どこかで何らかの生き物の栄養になり生まれ変わり、それを繰り返して、ひょっとしたらアナタになっているかも知れないのです。 -
スワヤンナブナート仏舎利塔入場券。
-
今日の為替レートは初めて10円=10.01ルピーと10ルピー台を付けた。
早速1万円を両替。
この調子で円高になってくれれば、助かるのだが、、、 -
本日の輪廻転生のタビマップ。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/Map.jpg
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