ポーランド　スロヴァキア　ハンガリー　秋の一人旅　⑤　クラクフ２日目

2012/10/20 - 2012/10/21

2012年10月　ポーランド　スロヴァキア　ハンガリー　いつもの一人旅
スイス航空で成田からチューリッヒ乗り換え
ワルシャワIN 帰路はブダペストOUT

秋の、この三カ国は紅葉が実にキレイでした。

い、一年経っている！！この旅行から一年の月日が！！
しかも、旅行記の作成が順不同！！


クラクフ二日目。この日の夜、人生初の夜行寝台車で
スロヴァキアはブラチスラバへ移動。

その夜行寝台車に乗る前までの記録です。

夜行列車がクラクフ22時発だったので、
ほぼ丸一日観光出来ました。

と、いかにも「ちゃんと観光しました」風に
言ってますが・・・。
これといって特にしていません。

アウシュビッツにも行ってないし、ヴィエリチカ岩塩鉱にも
行ってないし。

アウシュビッツは旅行日程たてている時点では
行こうかと思ったのですが。

なんか、中途半端な気持ちで行ってはいけないような、
きちんと勉強してから行ったほうがいいような。

うまく言えませんが、今回は
「行くべき時期ではない。」と判断して行きませんでした。

もともと、街をブラブラするのが好きなだけなので。

特に最近の旅行は、わりとマイナーな場所にばかり
行っているので（スロヴェニア、リトアニア、ラトビアとか）、
知人友人に旅行の話をすると
「何を見に行くの？」とか「何が有名なの？」と
聞かれて返答に困るという。

そんな自分語りはどうでもいいので
旅行記続きー。



☆日程☆

1日目　10月18日(木)　成田→チューリッヒ→ワルシャワ
2日目　10月19日(金)　ワルシャワ
3日目　10月20日(土)　ワルシャワ→鉄道でクラクフ
4日目　10月21日(日)　クラクフ→夜行列車でブラチスラヴァ
5日目　10月22日(月)　ブラチスラヴァ
6日目　10月23日(火)　ブラチスヴァ→鉄道でブダペスト
7日目　10月24日(水)　ブダペスト
8日目　10月25日(木)　ブダペスト
9日目　10月26日(金)　ブダペスト→チューリッヒ→成田
10日目　10月27日(土)　成田着

エリア クラクフ(ポーランド)

7時に起床。朝食へ。一番乗りの様子。

Hotel Matejkoの朝食。

写真のほか、ホットミールもあるし
種類が豊富。

朝食込で一泊PLN 189　約4670円って
結構いいんではないでしょうか。

他には誰もいない。
まぁ、日曜ですしね。みんなまだ寝てますよね。

この後、8時近くになって私が部屋に戻る頃
ちらほら他の宿泊客の方々もいらしてました。

若者は少なく、落ち着いた雰囲気でした。

この日の朝食。

野菜も新鮮で味が濃くておいしかったです。

っていうほど食べてないけど。

朝の散歩へ。

日中は汗ばむ位の気温になりますが、朝晩は寒い。

朝出かける時はダウンを着ていました。

ホテル前の教会。

日曜の朝8時は、人通りが少ない。

霧が出ていて寒い。

私の秋や冬の東欧中欧イメージ通りの風景。

日中は観光客が沢山のフロリアンスカ門も
日曜の朝8時は、ひっそりとしています。

霧が何とも言えず、素敵な感じ。

中世ヨーロッパ好きには
たまらぬ雰囲気です。

なんて言うんでしょうか？

こういう、建物と建物の間の空中廊下みたいなの。
好きです。なぜか。

この二年前に行った旅行で、
リトアニアのヴィリニュスでも
それはそれは素敵な空中廊下が
あったなぁ。

あーゆーの、家に欲しい。
どこにつなげるのか…？？

隣のお家？ご近所付き合いが
上手くいってないと無理なんじゃない？
我が家はご近所付き合いうまいこと
いってるからイケるわ！


とか、実にくだらない事を考えながら
散歩しているクラクフの朝。

ちょうど紅葉が綺麗な時期でよかった。

写真はたしか、旧市街のWesterplatte通りの
あたり。

それにしても、人通りが少ないと
思っていたら。

教会には人が沢山。

日曜の朝だから、みんなミサに
行ってるのか。

だから、こんなに街中に人が
いなかったのか。

ヨハネパウロ二世はポーランドの方
でしたね。

旧市街の外、普通の家が建ち並ぶエリアを
ウロウロ。

週末の夜の騒ぎの名残を発見。

二時間半ほど、散歩して一旦ホテルに
戻って休憩。

徐々に気温が上がってきたので、ダウンを
置いて再度出発。

今夜、夜行列車でブラチスラバに
向かうのでクラクフ駅の下見に行く。

写真は駅構内。

シャワーが、あるようなんですが
見つけられなかった。

夜行列車乗る前とか、シャワーできたら
いいな。

駅構内のコインロッカー。

使う機会はありませんでしたが。

写真の、左のグレーの列のロッカーは
かなり奥行きがあったので
大きいスーツケースでも大丈夫そう。

駅直結のショッピングモール中にある
E WEDELへ。念願の！

ワルシャワでは、タイミング逃して
行けなかったので来れてよかった。

トリプルホットチョコ

店内はそこそこ、人が入ってますが
落ち着いた雰囲気。

観光客は多分私だけで、地元の方々が
本を読んだり静かでした。

お土産に、チョコレートとホットチョコの
缶を買いました。

このお土産、好評でした。

ホテルに戻り、チェックアウトを済ませて
列車の時間まで荷物を預かってもらう。

ホテルは、駅からすぐなので
本当に便利でした。

ホテルの人にカジミエージュ地区への
行き方を聞く。

フロリアンスカ門前のBasztowa通りから
トラム13番に乗ると行けるとのこと。

停車場の機械でシングルチケット
3.2PLN購入。

大体20分おきくらいに運行されている様子。

平日はもっと本数が多いみたいですね。

バスで約10分で、カジミエージュ地区に到着。

なんだか、素敵な感じが漂う道へ入ってみる。

写真左手のドアの本屋さんへ。

ドアが開いていて、中から店員さんとおぼしき
女性がニッコリしてくれたので迷わず中へ。

ユダヤ関係の書物や絵などを売っている
お店でした。

ファティマの手のチャームを自分用の
お土産に購入。

店員さんに許可を頂いて、店内撮影。

天井が高い。

知識が皆無なので、よくわからないのですが
こちらは何なのでしょうか？？

なんだか楽しいし、興味あるものが沢山あって
つい長居をしてしまいました。

結局、チャームを数点とポストカードくらいしか
購入していないのに店員さんはとても
優しかったです。

店を出るときに、また少し店員さんとお話したのですが
「日本人のお客さんは、騒々しくしないし
礼儀正しいからウェルカムよ。」と
おっしゃってました。

期待を裏切らないよう、フルスロットルの礼儀正しい
挨拶と笑顔を残して店を出る。

3つ前の写真の道を抜けると、すぐ有名なレストラン
アリエルなどが立ち並ぶ広場に出ました。

前日のオーランドブルーム似の（まだ言う）兄さんの
シティバスツアーで来たところです。

日曜の午後は外のテラスで食事をする人が沢山。

この日は晴天でしたが、天気や季節によっても
印象が違うんだろうなぁ、このあたりは。

クラクフに2泊していたら、このエリアの
ホテルに泊まりたかったな。

ヘレナルビンスタインの生家。

マスカラのけんでは、いつもお世話に
なっております！

アリエル。

時間に余裕があったら、ここのディナーに
来てみたかった。

ユダヤ音楽を聴きながら食事が出来るらしいですね。

まぁ、クラクフはまた来るだろうし。
次の機会に。

イザークシナゴーク

夜、コンサートが行われるらしい。

時間によっては、夜行列車に乗る前に来れるかと
思いチケット売り場のお兄さんに尋ねてみる。

コンサートは約1時間18時〜とのこと。

ちょっと考えてみよう。

一部以外まったく読めない看板

シナゴーク敷地内にて。

Plac Nowyでフリマみたいなのをやってました。

何も購入しなかったけど、しばしウロウロしてました。

ユダヤ博物館、の中。

写真撮影可能でした。（たしか一部不可の
所があったはず。）

同じく博物館の中

どこかの路地に書かれた絵。

なんか、気になったので。

どういう意味があるんだろうなぁ。

ウロウロしていたら。

なんか、真っ黒い建物が。

すごい廃墟でした。

昼間で人通りがなかったら、
絶対怖くて近づけない。

ビビリなもんで。

廃墟があるかと思えば、素敵なドアがある民家も。

こういうのばっかり見ながらウロウロしているので
あっという間に時間が経っている。

イザークシナゴークのコンサートも気になるけど
時間的に少々きびしいのでこれまた次回に。

旧市街に戻るためにトラム停留所に行くが、
行きにあったようなチケットマシーンが
ここにはない。

どうしたものかと、停留所にいた高校生くらいの
女の子に聞くとトラム車内でも買えるとのこと。

13番トラムが来て乗り込む。チケットを買おうにも
学生の団体さんで車内満員。
なかなか、チケットマシーンにたどり着けない。
無賃乗車と思われても嫌なので、なんとか
チケット無事に購入。

ローカル乗車客もきちんと、チケットを買っている。
ワルシャワは地下鉄とか無賃乗車の人が
多かったけどクラクフのほうがモラルが
あるのかも。
勝手な印象ですが。

前日の夜に、様子をみにきていた
旧市街フロリアンスカ通りにある
マッサージ店に。


タイ、バリマッサージのお店。
他にも指圧とかもありました。

なぜにクラクフという屈指の観光地に来て
わざわざマッサージを？という話なんですが。

まぁ、単純に疲れていたのと。

色々な国でマッサージを受けるのが
好きなんですね。この時はタイマッサージだけど。
意外とマッサージ中にいろんな話が出来て
楽しいし。

店に入る前に、チラシを配っている女性から
「マッサージ？」と聞かれて話してみると
彼女はバリから来ていてバリマッサージ専門とのこと。

タイマッサージにしようと思っていたけど、
これも何かの縁。彼女にお願いしました。

どうやらここの店はオーナーと受付の人だけは
ポーランド人でマッサージ師さんは
みんなタイやインドネシアの人らしい。

この夜にスロバキアに発つので、キャッシュを
使い切りたかったので
キャッシュと残りをカードで払う。
前払い制。

写真はマッサージ店内階段。

店内受付。

久々に受けたバリマッサージ、すごく
よかったです。

個室にはシャワーもあり、希望すれば
使わせてくれるとのこと。
やったー、夜行列車に乗る前にシャワー
あびれるー。

マレーシアに短期間いたので、簡単な挨拶とか
程度は話せるのでマッサージ師さんに
マレーシア語で話しかけてみる。
インドネシア語とマレーシア語は似ているので、
すごく喜んでくれた。

ここから会話が始まり。彼女はバリに
旦那さんと20歳の息子さん、14歳の娘さんがいて
出稼ぎにきたらしい。元々はバリのホテルの
スパで働いていたけど、元同僚の誘いで
クラクフに来た。
でも、ここの店のオーナーがロクに
給料を払ってくれないとのこと。
待遇も悪いし、冬は寒いしもう嫌だと言っていた。

日本で働きたい、クラクフより全然バリから
近いから家族に会いに帰れるし、とも言っていた。

無責任な事は言えないし、日本の労働ビザ取得とか
厳しいんだろうけど、日本で働くほうがいいかもねとか
話しているうちにマッサージ終了。

あ、彼女のマッサージの腕はとてもよかったです。

店を出るときに、
彼女の労働環境とか何も出来る事はないけど、
何かないのかな？と考える。

で、彼女が言っていた「これから冬がきてクラクフは
暗くて寒くてきつい。寒さが一番辛い。」と
言っていたのを思い出す。

あ！！そうだ！！今回の旅行に寒いと思って
大量のホッカイロ、ヒートテック、防寒具を
持ってきている。
それをプレゼントしたらどうだろうか。
ただの偽善者の自己満足なのかな。

とにかく、彼女が何時まで店にいるか聞いて
一旦ホテルに戻る。フロリアンスカ通りから
ホテルは徒歩5分もかからないのでダッシュで
戻る。

Baggage roomの自分の荷物からヒートテックやら
手袋、ニット帽、大量のホッカイロとかを
持って再度店へ。

彼女がいたので、店の外に呼び出して
「今回の旅行中寒いと予想して色々持ってきたけど
思ったより寒くないので使わない。迷惑じゃなければ
もらってくれる？」と聞くと喜んでくれた。

自己満足かもしれないけど。

握手をして別れる。

彼女が早く、いい職場に移るか、早くバリに
帰れますように。

夜行列車に乗る前に、どこかで
ご飯食べよう〜。

日が完全に暮れる少し前の
マテイコ広場。

ホテルの前。

これ、どこだっけ？

多分、ホテル斜め前の建物・・・かな？

ホテルがある通り、ホテルの数軒隣にある
ベジタリアンの店へ。

別にベジタリアンではないのですが。

なんか、入りやすくて。

Zurekと、ファラフェル、なぜかキャロットジュース。

なんだ？この修行みたいなメニュー。

キャロットジュース以外は美味しかったです。

店員の女の子がとても可愛くて、
「日本人ですか？」と話しかけられて。

「日本が大好きなの。漫画とかポップカルチャーに
興味があってそれから歴史とかも色々学んだけど
もっと好きになった。今は学生でバイトしてるけど
いつか日本に行きたい！！」と話してくれた。

ありがとうございますー。やはり自国がほめられるって
いい気分ですよね。

居心地がよくて、結局長居。

なんだっけ？この写真？

ホテルで荷物をピックして駅へ向かう。

駅前広場、モールがきれい。

ちなみに、ホテルマテイコからKurniki通りを
まっすぐ行くと5分で駅直結のモールに到着。

21:20分　

モール内で時間をつぶして、夜行列車を待とう。

続く

この旅行記へのコメント （1）

• karasukkoさん 2015/09/06 17:18:20

  あの後・・

  frog７７さん
  
  掲示板への投稿の後、早速お返事をいただきありがとうございました。
  それに、またまた投票までいただいて・・・。
  
  frog７７さんの、この旅行記の中のコメント＿
  　
  　アウシュビッツに来たからには見なきゃというのは何か違うように感じる
  
  という思いに、つい頷いてしまいました。
  　
  最近では、究極の所（ぼーっと）そこにいるだけでいい、とまで思います。とはいうものの、まだバタバタ焦っている自分から抜け出せないのですけれど・・。
  
  マッサージでの素敵な出会いもよかったですね。
  これこそ一期一会。きっと防寒具は何よりのプレゼントだったと思います。
  私も、サンダカンのホステルで受けた至極のマッサージを思い出しておりました。（残念ながら、私の場合はプレゼントするものを持ち合わせなかったのが悔やまれますが・・）
  
  旅行記の中の、廃墟と思しきビルのお写真も、モノクロ風なのに、なぜか温かみを感じました。
  
  では、もう少し拝見させてくださいね。
  
  てるまかし〜
  
  karasukko