2013/08/15 - 2013/08/18
1220位(同エリア4378件中)
neisanさん
- neisanさんTOP
- 旅行記62冊
- クチコミ54件
- Q&A回答99件
- 167,408アクセス
- フォロワー20人
学生時代と異なり、長い休みを取るのが難しい社会人。それでもお盆には連続休暇を取ることが出来ます。子供も手を離れ、親父が家に居ても居なくてもさほど影響のない今、かつてのカニ族が以前からぜひ訪れてみたいと思っていた東西文化の交わる街イスタンブールへ出かけようと決心したのは、今から一年前。お盆料金がないUAEエティハド航空は、円高の恩恵でヨーロッパ往復運賃が夏のピーク時でもオイルチャージ等全て含んで10万円を割っていました。家族の中で私だけがトルコに行っていないことを口実に、一人でイスタンブールの街を彷徨ってくることを宣言し、仕事は後で調整できるだろうとこの旅を決行することにしました。
今回の旅のハイライトは、軍事博物館で行われるオスマントルコ軍楽隊の演奏会です。現代のブラスバンドの元になったといわれる軍楽隊の演奏を聴くためにイスタンブールへ出かけました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回の旅行はギリシアで5泊、イスタンブールで3泊です。いよいよ旅の後半イスタンブールへ移動の日が来ました。
アテネ旧市街よりアテネ空港への移動は、地下鉄の利用が安心確実です。シンタグマのホテルをチェックアウトし、荷物を引きずって地下鉄シンタグマ駅へ。空港までの料金は8ユーロ、自販機で切符を購入し、日付をスタンプ後ホームへ。空港行きは30分に1本の割合で来ます。 -
駅に入るとついレールを見てしまいます。ここの地下鉄は第三軌条方式。中央寄りに集電のためのレールが見えます。
-
向かいのホームに停車した電車を見ると集電装置が集電レールに接触していることが分かります。
-
ギリシアオリンピックを機会に市内交通網が整備され、地下鉄も英語で案内が表記されわかりやすくなっています。
-
地下鉄が入線してきました。空港行き電車は荷物を置くスペースが用意されている他は他の車両と変わりません。座席の座り心地がもう少し良いといいのですが。車内は結構混んでおり、しばらく立ち席のままでした。
-
空港駅に到着。乗ってきた電車を見下ろすと架線にパンタグラフ。最後の地下鉄駅から少し空港寄りへ進んだ何もない所でしばらく停車したのは、第三軌条から架線への切り替えだったとすると合点できます。
-
空港駅に到着。案内に従いターミナルビルに向かいます。途中で道路を横断。荷物を引いての移動は、出来る限り平らな床にして欲しいもの。なぜ直結にしなかったのか不思議です。
-
ターミナルビルに入り早速チェックインカウンターを確認。トルコはシェンゲン協定に加盟していないため出国扱いになり、向かうのは国際線になります。
-
エーゲ航空のチェックインカウンターに到着。ここも自動チェックイン機でチェックインを行うようになっていました。エーゲ航空のチェックイン機は、操作の途中にオプションで座席の指定が出来ます。まだ空席がたくさんありましたので主翼より前の窓よりの席を取ることにしました。
機械より搭乗券が発券されたらこれを持ち、荷物をドロップインカウンターに運び預けます。エーゲ航空はスターアライアンスに加盟しておりANAのマイレージが貯まるので、合わせてわずかですがマイレージを足して頂きました。 -
まだ出発までにはしばらく時間があるので、ここで昼食を摂ることにしました。空港内には軽食のとれるバールのようなものがあちらこちらにあります。気軽そうな店の一つに入りサンドイッチとグリークコーヒー併せて3.3ユーロ也を注文、早速頂きました。ギリシアを出国直前の初めてのグリークコーヒーです。味は濃厚なコーヒーですが濾過をしていないため、最後の方で気を付けないと粉を飲むことになります。
-
アテネ空港では無料でWIFIが使用できます。鞄からPCを取り出し早速メールチェック。無線ルータに接続すると初めに60分制限の確認があり、以後自由に使えるようになりました。ギリシアでは空港もホテルも無料のインターネット接続が用意されておりたいへん助かりました。
-
いよいよ出国です。
-
エーゲ航空の搭乗券。便名のローマ字が”A”1文字です。
海外の都市間移動に現地の航空会社を使うと、本当にうまく移動できるのか不安はありますが、インターネットのおかげで今まで出来なかったことが簡単に出来るようになったのも事実です。 -
出発ゲートに到着しました。後は搭乗案内を待つのみ。これで移動の不安が一つ減ります。
-
飛行機に搭乗してすぐに飴が配られました。オリンピック航空と同じです。ここでのサービスのひとつでしょうか。
-
空港ターミナルに先日乗ってきた同じ便のエティハド航空機が泊まっています。今回は同航空のホームページから往路はアテネへ、帰路はイスタンブールからのオープンジョーでチケットを予約し、両都市間はギリシアのエーゲ航空を使うことにしました。
-
離陸してしばらくするとランチボックスが配られました。イスタンブールまでは国際線とはいえ元は同じ国。さほどの時間もかかりません。
-
ふたを開けるとサンドイッチと酸っぱいヨーグルト。同封のハチミツを混ぜ食べました。日本や西ヨーロッパで食べるヨーグルトとは少し味が違います。
-
エーゲ海に出て少し飛んだらすぐに陸地が見えてきました。
-
ほどなくするとイスタンブール空港です。ボスポラス海峡もよく見えました。
-
イスタンブール入国。入国審査の直前にビザが必要な国の一覧が。予想外に多くの国がビザを必要とされています。日本がノービザなのは親日国故なのかもしれません。こんな時パスポートの持つ力を感じます。
-
入国審査に向かって長い行列が出来ています。一人一人丁寧に時間をかけて行っていましたが、自分の番ではウェルカム状態で、こちらの指定したページに気持ちよく入国スタンプを押してくれました。
-
バッゲージクレームの案内標識。よく見ると英語のようなそうでないような。アテネの綴りも英語ではありません。
-
バッゲージクレームを通り抜け、外に出たところで予約し待っているはずのピックアップサービスがいません。たくさんのピックアップサービスが各々に個人名やホテル名の書いたプレートを持っているのですが、自分の名前もホテルの名前も見当たりません。端から端まで3回出口を往復したところで、ピックアップサービスと思われる男性がどのホテルだと声を掛けてきました。Ikai Hotelと答えると、自分に着いておいでといいます。彼のお客さんと一緒に外に出たところで、電話で呼ぶからここで待って居るようにと話し、数分後迎えに来た車にこの車だよと教えてくれました。
今回予約したホテルは、同ホテルのWebで3泊以上予約すれば空港への無料ピックアップサービスが付くとの記述があり、予約時に使用する便を連絡しておいたものです。何かの手違いがあったのか分かりませんが、結果として一人で優雅に車を借り切りホテルまで届けて頂きました。 -
無事ホテルにチェックインできました。ホテルのHPにはチェックイン時に現金で先払いすれば7%のディスカウントと書いてありました。レセプションでその旨を伝えユーロで支払おうとすると端数の額が少し足りません。お釣りをというと、レセプションのお兄さんに持っている少額を見せてといわれ、不足分はさらにディスカウントになってしまいました。
外出して部屋に戻った時に部屋の番号を忘れては困ります。例によって部屋の番号を写真に撮っておきました。 -
3晩お世話になったIlkayHotelです。ホテル前をトラムが通り、駅まで至近距離。トプカピ宮殿も歩いて行けます。
ホテルに荷物を置いたら、まずTL(トルコリラ)の入手です。近くのATMでTLを引きだそうとしたところ、途中から携帯電話の番号?を入力せよと不思議なメッセージ。キャンセル! 街の両替商で1万円をTLに替えました。
続いてイスタンブールカードの入手。散歩がてらスルタンアフメット駅まで歩き、トラム駅の自販機を見るとカードのチャージャーはあってもカードそのものは売っていない。近くの観光客にそのカードをどこで手に入れたと尋ねたら「頂き物で分からない」。傍にいたイスタンブール市民?らしき方が「キオスク」と教えてくれました。「キオスク」とは路上にある売店です。ここでデポジット込みで10TLを払いようやくイスタンブールカードを手に入れることができました。
このままではまだチャージが少ないので、トラム駅のチャージャーで20TLを入れ、お釣りをと思ったら全額吸い込まれてしまいまいした。お釣りは出さない機械のようです。 -
イチオシ
散歩がてら夕食をとるためガタラ橋までトラムで来ました。橋を渡り新市街から見るモスクはライトアップされ、金角湾にもその姿を現しています。
-
-
一軒のレストランに入り、チキンステーキを注文しました。水と合わせて18TL(およそ900円)。観光地プライスのせいかイスタンブールの物価は予想よりも高そうです。
食事をしていると時々上から釣り糸が垂れてきます。上層階の歩道から沢山の人が金角湾に釣り糸を垂れています。 -
ホテルへ戻ってきました。繁華街の中にあるため、遅くまでホテルの前を人が行き来しています。ホテルの前でジュースと水を買い、今夜はこれで休むことにしました。
-
イスタンブール2日目。朝食を摂り、朝一でトプカピ宮殿に向かいます。チケット売場が開く前に並ばないと、ひたすら入場を待つはめになります。
トプカピ宮殿に向け緩い坂道を登っていきます。 -
入り口には分かり易い標識が付けられています。さすが国際観光都市です。
-
入り口に到着。
-
ゲートをくぐり、案内地図を頼りにまずはハレムへ。空いている内にゆっくり見ておこうと思います。
-
ハレム入り口に到着。この中は別の博物館。宮殿の入り口でハレムの入場券も合わせて買っておきました。
トプカピ宮殿が25TL、ハレムが15TL合わせて2000円程度。少し高くないかな? -
中庭で腰を下ろし建物をのんびり見ていると、警備員の若いお兄さんに日本語で声を掛けられました。
どうして日本人だと分かったと尋ねると、少人数でゆったり鑑賞しているアジア人は日本人だけだと教えてくれました。そして彼のお母さんは今大阪に住んでいる。あなたは日本のどこから来た?僕は東京と大阪に行った。日本はいい国だといろいろと話も弾み、トルコ人が本当に日本に親しみを持っていることを実感しました。最後に自分はこの風景が好きで誇りを持っていると話し、握手をして別れました。 -
イスラム建築のタイルはとても美しいと話には聞いてきましたが、実物を見て納得。ヨーロッパの近代科学技術の基礎となったことも頷けます。
-
-
-
-
-
-
宮殿の一角からボスポラス海峡を見ることができます。
-
トプカピ宮殿からアヤソフィアへ向かう途中にビザンチン様式の古い教会がありました。これもイスラム教徒の破壊から免れたのでしょうか?
-
アヤソフィアに着きました。建物全体が大きいので近くに見えても結構歩きます。
-
アヤソフィアも現在は博物館になっており、入り口でチケットを買い中に入ります。この巨大なドームを建てた建築技術に驚愕します。
-
アヤソフィアにあったキリスト像。ビザンチン様式というのでしょうか。カトリックのキリスト像とはだいぶ感じが違います。
-
これも資料などで見られるキリスト像。少し高いところにあるものの何の保護もなく展示されています。
-
アヤソフィアにあった壁の穴。みなさんが並んで親指を入れ手を回しているので真似をしてみました。後で調べてみると、全ての指を離さず1回転できれば願いが叶うとか。この時無事1回転するようにと思っていたので、その願いは確かに叶いました。
-
再びトラムに乗って新市街に向かいました。次の目的地は軍事博物館です。ここで行われるオスマントルコ軍楽隊生演奏が今回の旅のハイライトです。
トラムをガラダ橋新市街側で降り、チュネルを探して地図を頼りに付近を歩き回りました。よく見るとビルの1階にTUNELの文字が・・・。これは旅行者にはちと分かりにくい。 -
TUNELは新市街へ向け斜面を登る地下ケーブルです。イスタンブールの公共交通機関は何に乗っても3TL。地下鉄は結構距離を乗りますが、TUNELは短い坂を登るだけです。
-
TUNELの新市街側乗り口。写真に撮っておかないとどこか分からなくなりそうです。
-
目の前にタクシム広場とTUNEL駅を結んでいる旧型の観光用?トラムが来ました。軍事博物館へはタクシム広場の次の駅まで行くため、トラムに乗るのはまたの機会にすることにしました。
-
地下鉄テュネル駅から次のタクシム駅まで電車に乗り、もう一駅と思っていると今度は逆方向に走り始めテュネル駅に戻ってしまいました。どうも1駅のみをピストンしているようです。車内には何の案内もなくびっくりしましたが、タクシム駅で乗り換え無事軍事博物館に着くことができました。
軍事オタクではないのですが、実物の展示には迫力を感じます。 -
さすがに変わった形の楽器が展示されています。これを持って歩くとなると考えてしまうのですが・・・。
-
カメの甲羅の盾。いろいろあるものですね。演奏会の時刻まで館内をのんびり散策しました。
-
3階のホールであった演奏会。このために半日さいて時間をとって置いたことは正解でした。音楽に興味があるのなら是非ともお勧めのコンサートです。ホールの上にはアタテュルク大統領の言葉。共和国建国の父はトルコの誇りです。
-
軍楽隊が退場後、旗手と観客の撮影会になりました。
-
次は新市街へ向かうもう一つのルートであるフニキュレルを使い、明日のボスポラス海峡横断フェリーの時刻を見に行くことにしました。
-
例によってイスタンブールカードを読みとり機にタッチします。
1回用のジェトンであれば3TLのところを、イスタンブールカードのため1.95TLの割引になっています。 -
地下ケーブルです。現地ではフニキュレル。イタリア語でフニクラと言えば登山電車。同じ意味ですね。
-
再びタクシム広場へ戻り、今夜は日本料理店へ。TOKYOレストランがタクシム広場の近くにあり、地図を頼りに歩いて行きました。
すぐ近くに警官隊がいましたが、みなさんリラックスした様子。食事が住んで店を出たときにはもう姿がみられませんでした。 -
今日の夕食は天ぷらの盛り合わせにご飯。食事の前にドリンクメニューを見せられ、酒の飲めない私は迷わずミネラルウォーター。それでも小鉢がつきました。何か不思議な気がします。
-
食後タクシム広場に戻りました。気温が下がりとても爽やかです。多くの市民が広場で散歩を楽しんでいます。トルコのデモでこの広場の名前がよく出され危険な場所のように思われていますが、ここは市民憩いの場所です。
-
広場に焼きトウモロコシの屋台がたくさん出ており、さっそく買ってみました。1本2TLです。日本で売られている柔らかくて甘いスイートコーンではなく歯応えがあり懐かしい硬いトウモロコシです。醤油を付けて焼けばさらに美味しくなるのですが、このままでも十分トウモロコシとしての味を楽しむことができました。
-
周りも暗くなってきたので、再びフニキュレル・トラム経由でホテルに帰ることにします。
-
イスタンブール3日目。ホテルでの朝食です。野菜代わりにカットトマトとカットキュウリ。それにスイカをつけました。海外旅行中は野菜を食べる機会が減り、日本人としては辛いところがあります。
トルコのパンは美味しいと聞いていましたが、妙なくせがなく食べ慣れたバケットでした。コーヒーも濾過式で観光客向けに飲みやすくしてあります。 -
今日の朝一は、せっかくアジア・ヨーロッパの境界に来たのですから、フェリーでボスポラス海峡を横断しアジアまでを往復することにしました。目的地はアンカラ特急の出発駅ハイダルバシャ駅です。
フェリー乗り場の入り口にもイスタンブールカードの読み取り機があり、フェリー代金も3TLです。 -
海峡を横断し、ハイダルバシャ駅が見えてきました。アジア側の起点駅です。
-
なかなか歴史を思わせる駅舎です。
-
残念なことに列車の発着はほとんどなく、時間が止まったような駅舎です。広い待合室にも人の影は見られませんでした。
-
旧市街へ海峡を渡り戻ってきました。次の目的地はヨーロッパ側のシルケジ駅です。
この駅はオリエント急行の終着駅です。かつて陸路でアジアを目指した人たちは、この駅から船で海峡を渡りハイダルバシャ駅から再び鉄道でイラク方面を目指しました。今のシルケジ駅は過去の栄華が残像として残されているような駅です。 -
待合い室です。広い駅ですが職員はわずかです。駅の建物を利用しオリエントエキスプレスという名のレストランができていました。
-
駅舎の一室が博物館になっており、展示物の中にこのようなものがありました。シルケジ駅といえば、いわずとしれた映画「オリエント急行殺人事件」。写真右端がポアロさんです。
-
再び旧市街ブルーモスクに向かうことにしました。
-
入り口近くにある注意書き。ここは宗教施設です。入場料はいりませんがマナーは必要です。
-
中に入って驚愕。あまりの人の多さに列が進みません。
-
ブルーモスクは出直すことにして、先に近くの地下宮殿に向かいました。この入り口も小さく、近くまでいかないと分かりません。
-
メドゥーサの首とか。地下に大きな水槽が作られていました。さすがローマの土木技術です。
-
そろそろお昼ですので、再びトラムに乗ってガラタ橋のたもとへ。
かの有名はサバサンドを食べに行くことにしました。
サバサンド(6TL)は、バケットに塩サバの焼いたものとタマネギ・レタスを挟んだものです。 -
塩サバとパンの組み合わせは、意外と抵抗無く食べることができました。量的にはこれ一つで満腹です。
-
接岸した船の上で大量の塩サバを焼いています。駅のホームの立ち食い蕎麦の感覚です。
-
橋の上からは相変わらず沢山の釣り糸が降りています。
-
再びトラムに乗り、ブルーモスクを後回しにして先にグランドバザールへ行くことにしました。
-
バザールの中を歩いていると見かけたことのある建物?に出会いました。
-
グランドバザール内を歩き疲れても、腰を下ろすベンチ等はありません。やむなく、バザールの端の方にあった喫茶店で一休みすることにしました。
店員が英語を話すので、ついアイスコーヒーを注文したのですが、出てきたのはとても熱いトルココーヒー。注文時に、水も欲しいかと尋ねた理由は、どうも話が伝わっていなかったことが原因のようです。 -
-
中を歩いていると、店員から日本語でよく声を掛けられます。時々観光客の日本語も聞こえてきます。
-
-
ブルーモスクに帰ってきました。公共交通機関に一日乗車券がないため、イスタンブールカードでは1回乗る度に1.95TL必要です。日本円でいえば1回100円という感じです。乗り継ぎの場合はもう少し安くなりますが、それでも新市街からスルタンアフメット駅まで何度も往復するため、結構出費になりました。
-
-
ドームへの入り口はお祈りをする人と観光客に別れています。
"VISITOR"の案内標識に従い中に入りました。
"PRAYER"とは簡単な木柵で区切られているだけです。
イスラム教ですので偶像はありません。天井の幾何学模様は美しいの一言につきます。アヤソフィア・ブルーモスクそれぞれに見る価値があります。 -
-
-
見たいポイントは全て回ることができました。昨日はルートの関係で乗ることの出来なかった新市街の旧型トラムに乗ってみようと、テュネル経由で新市街を目指しました。
-
テュネル駅を出たトラム乗り場で待つこと30分。近くにいた台湾人の若い夫婦ともこれはおかしい、何かあったのではと言いつつ、これ以上待っても無駄だとあきらめ戻ることに。
駅からガラタ橋方面に坂道を下っていくと、露天のジュース屋を発見。 -
せっかくですので、珍しいフレッシュザクロジュースを注文しました。オレンジの倍ぐらいの値段でしたが、これだけの分量のためにザクロを4〜5個使っており、値段相当かと。近くで見ていたカナダ人がどうだと聞くので、"sour !"。
-
ガラタ塔の横を通り橋のたもとへ向かいます。
-
まだ夕刻まで時間がありましたので桟橋近くのエジプシャンバザールへ寄ってみることにしました。
-
広さはグランドバザールほどではありませんが、こちらのバザールは、商品に値札が付いています。そしてグランドバザールよりも同じものが安い。
グランドバザールは場所代がかかってしまうとのこと。値段の交渉も買い物の楽しさの一つかもしれませんが、決まったものを買うならばこちらの方が良さそうです。 -
グランドバザールは観光客向けですが、こちらのエジプシャンバザールは同じような商品でも一般市民向けに売っているような品物が多くみられました。
-
そろそろ夕食をと思い、ホテルの近くを歩いていると、所々こんな標識が。
イスタンブール・アタチュルク空港までシャトルサービス5ユーロ。明日はトラムと地下鉄を乗り継ぎ空港に向かうつもりでいました。一瞬心が揺らぎましたが、空港に着いたとき、迎えの車が来ていなかったことを思うと不要なリスクを避けるためやはりここは公共交通機関を使うことにしました。 -
イスタンブール最後の夜は、ホテル近くのレストランでケバブを食べることに。
-
目の前で焼きたての肉を皿に盛ってくれました。ご飯はドライフルーツの入ったバーターライスです。一人で食事をするのは味気ないですが、それでも美味しく頂くことができました。
-
昼間訪れたブルーモスク。ライトアップをしているとの案内がありましたので、もう一度行ってみることにしました。
-
-
建物がやみの中に浮かび上がっています。
-
中にももう一度入ってみました。昼間とはまた違った美しさです。
旧市街にホテルをとったのは正解でした。 -
広場の噴水もライトアップされ、沢山の観光客や市民が涼みに来ています。すでに夜の10時を回っていますが、結構子供の数も。
-
歩いてホテルに帰ることにしました。観光客がたくさん歩いており不安を感じることはありません。
-
この時間になってもまだ店も開いています。
-
イスタンブール最後の朝。公園の中を抜け国立博物館へ。
-
なぜか公園の中に日本の橋が?
-
博物館に到着。入場料を残ったTLの小銭で払おうとすると、チケットオフィスの女性が「オルディマニエ!」。
トルコ語なのか英語なのかすぐには分かりませんでした。少し間を置いて"Old Money"と気づき、このコインは数年前のトルコ旅行のものだが使えないかと尋ねると"No"。これも国の違いでしょうか。日本では戦前の1円札でも1円として使うことはできます。 -
アレキサンダー大王の石棺?
展示物をみると、エーゲ海文明そのもの。現在の国境線はイスラム教の国トルコですが、歴史的にみればここもエーゲ海文明圏です。 -
学生時代、ギリシアやエーゲ海文明として学んだことを現代の国境線で捉えてしまいがちですが、これらの収蔵品をみると、過去の文化圏でみなければ地理との関係の認識が間違ってしまうことがよく分かります。
-
いよいよ日本に帰る時がきました。空港まではトラムと地下鉄で乗り継いでいきます。
個人旅行で大変なことのひとつに荷物を持った移動があります。往路は車でしたが、今度は公共交通機関です。20Kgもあるスーツケースを持って階段の上り下りはしたくありません。トラムと地下鉄の乗り継ぎ駅に前日行ってみたところ、アクサライの乗り継ぎは階段の上り下りと段差のある道路をかなり歩くこと、またゼイティンブルヌでの乗り継ぎはエレベーターがあり段差のない水平移動のみで済むことがわかりました。 -
地下鉄M1のホームに空港行きの表示が出ます。空港まで全てイスタンブールカードが使用でき、トラム3TL、地下鉄も3TLです。
-
アタチュルク・イスタンブール空港は、空港入口にセキュリティチェックがあります。地下鉄のホームから移動の途中にセキュリティチェックがあり、びっくりしました。
-
空港の案内表示もたいへん分かりやすいものでした。急病の手当の案内が赤い月のマークになっています。こんなところにイスラム圏であることに気づかせてくれるものがあります。
-
ようやくパスポートコントロールにたどり着きました。結構大きな空港です。
-
エティハド航空アブダビ行きが208ゲートであることを確認し、搭乗までの時間でトルコ最後の食事を摂ることにしました。
-
フードコートに巻きずしを発見。残ったTLでカルフォニアロールを食べました。ショウガに醤油もわさびもついており、値段は1組4個で13TL、味はごく普通のお寿司でした。
-
搭乗口の手前で搭乗券とパスポートのチェックを受け、スタンプを押してもらいます。
-
このスタンプがないと搭乗ゲートを通ることができません。
初めは普通に搭乗口で最終チェックと思い、事前のスタンプの存在を知らずに搭乗口へ、そしてそこで"STAMP"といわれ慌ててスタンプを探して歩きました。 -
イスタンブール・アブダビ間の機内食です。中東系のキャリアだけあって品数もたくさんあります。
-
エティハド航空は、乗り継ぎゲートの案内を座席のモニターで見ることができます。次は名古屋行き乗るのですが、北京経由のため北京首都空港の案内が出ています。
-
アブダビ空港での出発ゲートの案内です。行き先に名古屋が表示されました。これに乗ればセントレアまで帰ることができます。
-
エティハド航空EY888便北京経由セントレア行きです。機材はA330。ここからセントレアまではかなり時間が掛かりますので、予約時の座席指定の際、主翼より前(静か)かつ通路より(出歩きやすい)を選んでおきました。
隣の席は、アイルランドのお嬢さん。これからハルピンの大学へ留学に行くとのこと。 -
アブダビ・北京間の機内食。炊いたごはんは美味しいですね。北京到着前に軽食が出ました。私はサンドイッチ。お隣さんはカップヌードルです。「カップヌードル美味しいですか?」と尋ねたところ、結構気に入っていてアイルランドでも時々食べているとのこと。日本に来ればもっと美味しいラーメンがいっぱいあるのに・・・。
-
北京・セントレア間の機内食。北京で積んだせいか、お菓子が中国のものなっています。これを片づける頃には、もう日本海にさしかかっていました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
イスタンブール(トルコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
131