２０１３年スイス（１０）　よぉしっ、歩くぞぉ！！ ～ Lavaux

2013/08/11 - 2013/08/11

それでは、2013年スイス最初のハイキングです。
街歩きはしているので、初歩きというわけではありませんが、それでも旅行記のテーマが「ハイキング・登山」はお初です。

午前中にRochers-de-Nayeから戻り、まず昼食をご紹介します。なんじゃい、歩かんのかぁ!!

温泉スイスには、今回のモントルー滞在で、どうしても行ってみたかったレストランがあります。それは、フォートラ仲間のじゃが♪さんが2010年に紹介された、Cullyのホテル・レストラン。じゃが♪さんが旅行記の中で食べていたスペアリブの、あの美味しそうな写真…。一発でやられました。「絶対にあれを食べるんだっ」ということで、モントルーで食べれば、その分歩き出しを早くできるにも関わらず、Cullyに行きました。…結局、食べられなかったのですが(*_*;

その後、さらに遅らせる出来事もあり、結局、午後3時過ぎに歩き出し。もちろん、予定のコースを大幅に減らすことに。

エリア レマン湖周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

こちらが、じゃが♪さんが2010年に紹介されているホテル。しかし…、お休み(*_*;
今日は日曜日。なんか、レストランどころかホテルも休業みたいな雰囲気。あ〜あぁ、休みじゃしょうがない、別のレストラン。でも日曜日ということで、Cullyのような小さな町で営業しているレストランがたくさんあると思えず。
がっかりしながらホテルの横を見ると・・・。

ホテルの隣のレストラン、オープンしてました！
ある意味ラッキーだったかな。迷うことなく入りました。

通りを挟んでオープンテラスが大きく設けてあったのですが、タバコの大嫌いな温泉スイス夫婦は、仕方なく室内で。でも、良い感じ。

せっかくですから、地元の白ワインを。Epesses(エペス)産です。Epessesは、Cullyの隣町。美味しいに決まってます。

料理は、温泉スイスは、もう頭も体も「求むスペアリブ」状態でしたから、迷わず肉料理を。温泉スイス妻は、「せっかくのレマン湖畔なんだから」と魚料理を。まず、サラダ。

肉料理。スペアリブとは全く違う牛フィレでしたが、分厚く柔らかく、美味しい肉でした。

魚料理。
で、これが、\(^o^)／というくらい美味!!
3匹もらったかな。未だに温泉スイスは、肉料理を頼んだことを悔やみ、温泉スイス妻は、3匹も温泉スイスに与えたことを悔やんでおります。絶対にこの店を再訪して、今度は魚料理をオーダーします。絶対に。

おぉ、肉料理を食べ終えたら、牛さん。

で、魚料理のお皿はもちろん、…骨だけど。

醤油が置いてありました。寿司ソースって書いてあるから醤油でしょ。使わなかったから、ちょっと味はわかりません。

結局のところ、食事に満足したCullyでした。時刻はすでに13時半。
今回は、ガイドブックおすすめのハイキングコースを歩くつもりでしたので、これからスタートポイントであるChexbresに向かいます。

駅に向かう途中、Cullyの教会。それにしても青い空。

Cully駅。東には大きなブドウ畑。

西には、青〜い空。

先ほど見たCullyの教会。

13時45分、電車が来ました。まず、Veveyまで行きます。
車窓はブドウ畑。この中を歩く予定。

これから歩くというのに、車窓からも撮っちゃいます。

もう一枚。

VeveyでChexbres行きに乗り換えます。…ここで大きな過ちを。
てっきり、終点駅で下車すればいいものと思い込んでまして。Chexbresを過ぎ、Puidoux-Chexbres駅まで来てしまいました(*_*;

「ど〜しよ〜」と思ったその時、向かいのホームに逆方向の電車が入ってきました。
「ラッキー!!」と地下トンネルを走って、急いで乗り込みました…。
そんなに甘くないですねぇ。なぁんと、それはLausanne行き。まったく違う路線でした(*_*;(*_*;
仕方なく、Lausanneから、またVeveyに向かう電車に乗り、Cullyを通って…(*_*;(*_*;(*_*;、Veveyで乗り換え。

今度は間違えることなく、Chexbresで降ります。
あぁ、このかわいい駅舎か。さっき見たねぇ。時刻は午後3時過ぎ。ガイドブックでは、ゴールはLutryという駅。Lausanneの隣町ですが、5時間程とあります。無理だぁ。ということで、行ける所まで行くことにしました。

Chexbres辺りにも、宿泊施設はたくさんありそう。モントルーより標高は高いから、少しは涼しいかな…。これだけ日が当たると関係ないか。

まず、St.Saphorinに向かいます。
温泉スイスは、今でこそワインが飲めるようになりましたが、以前はどうも苦手でした。ですので、スイスに来ても、基本ビール。
それが、Fendantが好きになり、次に気に入ったのが、St.Saphorinです。

いやぁ、どこを見てもレマン湖、山、空そしてブドウ畑。

先に見えるのが、St.Saphorinかな？

消火栓。青い。

遠くに見える尖がった山は、もしかしたら、Rochers-de-Naye。

これが、美味しいSt.Saphorinになるのかぁ。

色々なガイドブックやテレビで、Caveというワイナリーのことを紹介してますね。「立ち寄ってみましょう」とあるのですが、ねぇ。ワインを購入するわけでもないし、ちょっと尻込みしますね。それに、日曜日ですから、これもお休みかも。たくさん看板はあるんですが。

Chexbresの町。

とにかく、坂が多い。それも激坂。ブドウに日を当てるのには、もってこいの地形ですね。
ツール・ド・スイスで使ったら結構なレースが展開されそうですが、ブドウ畑のことを考えたら使えないのかな。

18％の坂。

青と緑。

収穫まであと1か月とかの時期ですよね、8月って。違うのかな。

St.Saphorinが近づいてきました。

整然と並べられたブドウ。当たり前か、手入れをし易くしないとね。
たまに、ブドウの種類を書いた看板が立てられていることも。

この日も、超暑く、ここまで歩くだけでも辛くなりました。まだ30分くらいしか歩いてないのですが(*_*;
なぜ、Lavaux地区のワインが有名なのか。ブドウに最適な、直射日光・レマン湖の照り返し・ちりばめられた石垣の保温性。その暖かさ(暑さ(極暑))を実感しております。

ちょっと緑がくすんでる。カメラのせいだぁ。

St.Saphorin。日曜日だからでしょうか、静まり返って…。

もう少し賑やかな時に来たかったな。

Caveの紹介看板。いっぱい。Caveじゃないのもあるかも。

消火栓。水色。

何のマークかな。St.Saphorinの何か？

ありゃ、いつの間にか、Rivazの町過ぎちゃった。もしかしたら、いくつかSt.Saphorinと混同してるかも。Rivazを過ぎると、Dezaley地区に入ります。

レマン湖がきれいだぁ。

おばあちゃんがグラスワインを売っていました。それを嗜む人や、ただ休憩する人が数名。

レマン湖と青空の区別がつかない。カメラによって色の出方が違いますね。

この石垣が重要。

石垣がずぅ〜っと続きます。それも何層にも。

Dezaley地区です。

あれが、Dezaley地区のマークかな。

RivazとCullyの間です。これも消火栓？目的が違うかも。ブドウへの水やり用か。

たわわ。

ちょっと大きなお家。一軒家だったかな。

これで収穫するんだろうな。

先にもブドウ畑は続きます。…あぢぃ(・_・;)

DezaleyからEpessesに変わります。

前方にCullyが見えてきました。時刻は午後４時半過ぎ。とりあえず、Cullyをゴールと決めました。

Epessesの入り口にワイン樽だったと思われる花壇がありました。

Epessesも小さな町です。

結構、車は頻繁に通るのですが、なにせ道が狭い。歩くのにちょっと気を遣います。

車が通る分、他の町より賑やかな感じ。でも、ひとつ道を外れると、静かな町に変わります。

Epessesも過ぎ、そろそろ暑さでちょっとイラっと。

歩いてきた道を振り返ります。

次の町、Riexです。

おや、モントルーでは見えていなかった山が。
Grand Combin(4,314m)だと思います。

Grand Combinのアップ。

Cullyまでもう少し。

結構、雲が多くなったな。

Riexに入りました。ここは街の中に激坂がいっぱい。25％ですって!!
25％ってどんなんよ!?

25％の激坂を下から。わかるかなぁ、この凄さ…。

Riexの教会。

もう一枚。

おっ、赤い消火栓。

Riexでは、坂ばかり撮りました(^_^;)
おっ、マンホール。雨が降っていたら大変!!乗ってはいけません。

しつこく、坂を撮りまくりぃ。

街を抜けても坂ぁ。

おぉ、Cullyが近づきました。時刻は午後5時。

ようやく、Cullyに到着しました。
結局、Lausanne〜Cully〜Vevey〜Montreuxを何度乗ったことか。

これで、モントルー旅行記完了です。明日、モントルーを発ち、懐かしいシャモニーへと向かいます!!

この旅行記へのコメント （1）

• じゃが♪さん 2016/05/24 06:30:41

  レマン湖料理と白ワイン

  こんにちは。
  
  温泉スイスさんの旅行記にわたしの名前が載っている。
  Cullyのレストラン "L’Auberge du Raisin"だ！
  でも、日曜日で休みだなんて。。
  隣りのレストランがOpenしていて、本当によかったですね。
  
  魚料理は、レマン湖産の小魚「パーチ」でしょうか。
  レマン湖の代表料理で、美味しいですよね。
  （多分、スイスで一番美味しい魚料理では！？）
  しかも、"Epesses"の白ワインと一緒に。
  ラボーの冷たい白ワインは、魚料理と相性抜群で、たまらんです。
  おかげさまで、自分も昨日の出来事のように思い出しました。
  
  
  ところで自分も、今年、4年ぶりにスイス（とイタリア）へ旅行することになりました。
  場所は、レマン湖（Chexbres)とメンリッヒェンです。
  （また同じところ。＾＾）
  ラボー地区でハイキングの予定ですが、どこかのレストランを開拓したいです。
  あ、自分も日曜日にハイキングの予定でした。
  ひょっとしてレストランは休み？？
  げ！