福岡市動物園の新しくできたアジア熱帯の渓谷エリアと壮観なオランウータン放飼場を見に！

2013/10/02 - 2013/10/02

感動を生む行動展示を目指し、リニューアル驀進中の福岡市動物園。

目指せ九州の旭山動物園との事！

新しくなったエリアは本当に素晴らしいのです。
高い所で眠ってばかりだったヒョウは、飛び回り、
岩陰に隠れたり襲ったりと野性味に溢れ、訪問客を大いに楽しませてくれます。
それに一番ワクワクして見飽きないのは、オランウータン。
シロゲテナガザルとの同居が何と言っても楽しい。

９月の”アジア熱帯の渓谷エリア”のオープンを知り、行ってみる事にしました。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

まずはレッサー舎へ

外展示場は、ちょうどマリモからサチへ交替したばかりでした。

ずっと眠っていて、

やっと巡って来たシャッターチャンス！

室内に移動したマリモちゃん。

今日は愛しのテッカには会えずじまいでした。
ココちゃんといい、テッカといい、
あのキリッとした顔にどうしようもなく惹かれます。

オランウータンのユキさん

今日は、オスのミミとこの広い外放飼場で同居しています。

もちろん、シロテテナガザルの母息子も一緒です。

まるで湯ぶねに浸かっているかのようなアムールトラのカイ

展示場は広いのですが、このプールってすごく狭いのです。
玩具のブイを二つもらっていて、狭いながらもガラガラと転がしたり、
跳び跳ねたりして遊んだりします。

狭いのは暴れ過ぎて、お客さんに水がかからない為？

プールから出て、片足づつ順番に静かに水をきっていました。
ワンコのように豪快にブルッブルッとしないの？
それともカイ君、って意外とお淑やか^m^

新しい施設がいろいろできて、施設にも空きができたんじゃないかしら・・。
お子様ができても展示できるよね。
しつこくメイさんとも間のお子様、待っています〜♪

２０１３年９月に新しくオープンしたのは
”アジア熱帯の渓谷エリア”
マレーグマとヒョウのエリアです。

ヒョウ舎のこの広いほうでは、
今日はオスのンビリが野性味あふれる行動で魅了してくれていました。

狙っている？
それともまだ慣れていないので隠れてる？

前の展示場では、いつも高い所にいて顔をみるどころか動き回る姿も見る事が出来ていませんでしたので、印象がとても薄かったのですが、
いや〜、楽しい♪
３歳前後の若ヒョウ君、こんなに活発だったのですね。
実はベビーカーを狙っていたりして・・。
本当にベビーカー目指して右往左往もしていたのですよ。

カメラを相方に任せていたもので、
メスのモジャは残念ながら写ってはいませんでした。

モジャがいた狭い方の展示場では、
ガラスで寛いでいる姿が下から覗けるようになっていました。

しつこく何度も通りかかったら・・・、

うふふっ、赤ちゃんに会えましたよ♪

８月５日に生まれたコツメカワウソの赤ちゃん。
リラお母さんは以前、レッサー舎の隣にいて、元気に走り回っていましたが、
立派なお母さんになっていました。

お父さんはふく太。
４匹いるのですが、一匹だけなぜか咥えて出してきてくれました。

お父さんが咥えてあっちに連れて行ったと思ったら、今度はお母さんがこちらに連れ戻し・・。
か弱そうに見えるお子ちゃまをちょっと過激そうにガブッと扱うので、見てる方は実にドキドキです。

まだまだすんごく小さいのですが、

そろそろ表の立派なカワウソ展示場でお目見えでしょうか。

綺麗な展示場の水流で泳ぐ姿を見てみたいです。

オランのオスのミミさんは展示場の下の方にいて、
地面を歩いたり、穴を掘ったり、草を食べたり（見えるだけ？）
上にあがって来ることはなかったです。

牛乳（豆乳？）を持っている時に一度だけシロテテナガザルのタキが寄って行ったのですが、接触はありませんでした。
ミミさんの写真は残念ながらありません。
一番下のエリアはガラス映りが激しく写せなかったのでしょうね。

投げてもらった牛乳入りのペットボトルの蓋を上手に開けているユキさん。

美味しそうに全部飲み干しました。

遅れてやってきたタキ君が手渡してもらった時にはもうすでに空っぽ。

タキやお母さんのアイがユキさんと仲良く過ごす姿がとても可愛く大好きです。
長い間、椅子に座って眺めていたいのですが、
暑さ対策の為に（人間用）、
定期的に後ろから流れてくる噴霧から逃れる為に場所移動しなければいけません。
混雑を避ける為にも良い工夫なのかも・・。
怠慢せずに立って近場から見る事にしましょう。

この５歳のタキにも　お嫁さんがやって来たそうです。
キナコという毛色のちょっと違うシロテテナガザルです。
環境に慣れたら、同居が始まるそうなので
ますます賑やかになるでしょうね。
説明書きに、「タキは果たしてユキとキナコのどちらの方が好きでしょうかね？」な〜んて書いてあったので、もう一匹お嫁さんがいるのかしらんと勘違いしてしまいましたよ。オランのユキさんの事なのですね。

わかり辛いのですが、
このタワーの上でオランのユキさんとシロテテナガザルのアイとタキが仲良く寛いでいます。