2013/08/30 - 2013/08/30
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GOTOCHANさん
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8月終わりにようやく夏休みを取ることができました。日程が決まるまでに、避暑もかねて長野県の美ヶ原、霧ヶ峰に行くことに決めていましたが、希望する宿は予約できませんでした。なんとか宿は確保できたものの、出発の数日前には台風と秋雨前線の影響で大荒れの天候になるとの予報。最低限の目標は百名山である美ヶ原と霧ヶ峰のピークに立つことでしたが、さてどうなることやら…
旅行初日に美ヶ原のピークハントに成功したため、2日目は霧ヶ峰のピークハントです。天気予報ではほぼ絶望的でしたが、朝霊泉寺温泉では晴れていました。ひょっとすると、との期待を抱き出発しましたが、やはり霧ヶ峰でした…
霧ヶ峰(車山)データ:標高1924.7m(三等三角点、点名:車沢)、日本百名山
登山コース:車山肩〜車山ピストン、累計標高差約120m、登り46分、下り36分、合計1時間22分(いずれも休憩含まず)
同行者:妻
登山体力度:☆☆☆☆☆、コース難易度:★☆☆☆☆(★が多いほど困難)
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ビーナスラインに入り美ヶ原高原美術館を過ぎたあたりからガスの中に突入しました。ほとんど視界はなく、前を走る車のテールランプを頼りに慎重に運転しました。いつ雨が降り出してもおかしくない天気です。 霧ヶ峰高原に入り八島ヶ原湿原に立ち寄りました。この時は車山登頂はほぼあきらめていました。
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八島ヶ原湿原はその形がハート形をしているところから‘恋人の聖地’に選定されています。
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これが八島ヶ原湿原ですが、ハート形をしているかどうかは空から見ないとわからないですね。手前の池は八島ヶ池です
八島ヶ原湿原は日本最南の高層湿原で、その泥炭層は厚さ8mを超え、学術的にも貴重なものです。霧ヶ峰にはその他にも、低層湿原である車山湿原、低層湿原と高層湿原の両方が見られる踊場湿原があり、『霧ヶ峯湿原植物群落』として国の天然記念物に指定されています。 -
その時期に咲く花を紹介するパネルがあります。さてそのすべてを見ることはできるのでしょうか?
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木道で遊歩道が設けられており、しばらく散策しました。
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八島ヶ原湿原で咲いていた花をいくつか紹介します。
マルバハギ(マメ科)。花言葉は『想い』『思案』『内気』などいろいろあります。 -
イチオシ
タチフウロ(フウロソウ科)。花言葉は『変わらぬ信頼』。
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ベンケイソウ(ベンケイソウ科)。花言葉は『静穏』『信じて従う』。
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ツクバトリカブト(キンポウゲ科)。花言葉は、『美しい輝き』『厭世家』『人嫌い』『あなたに軽蔑されたら私は死んでしまいます』『騎士道』『栄光』『復讐』『報復』『悔恨』『禁じられた愛』『致命的なこと』といろいろあります。
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濃いピンクのハクサンフウロ(フウロウソウ科)でしょうか?
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こんな風に群生していました。
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イチオシ
タムラソウ(キク科)。花はアザミに似ていますが、葉に棘がないところで区別できます。花言葉は『あなただけが好き』『秘密』。
もちろん他にもいろいろな花が咲いていました。八島ヶ原湿原をぐるりと一周する遊歩道もあり、また車山まで続くハイキングコースも整備されていますが、いつ雨が降り出すかわからないので途中で引き返しました。 -
八島ヶ原湿原から車山方面へ。車山の登山口の一つである車山肩に着きました。車山に雲はかかっていますが雨は降っておらず、何とか登れそうです。登山とはいえほとんどお散歩で頂上に行くことができるので、とりあえず登ることにしました。
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登山道は頂上までこんな感じです。
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車山はニッコウキスゲで有名ですが、花の時期はとっくに終わっています。
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登山道では何種類かの花を見かけました。
ウメバチソウ(ユキノシタ科)。 -
ヤマホテルブクロ(キキョウ科)。
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アカバナシモツケ(バラ科)。花言葉は『無益』『無駄』。
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気象レーダー観測所のある車山山頂が近づいてきました。
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車山に登頂。風がきつく、かなり寒いです。登山としては超楽勝でした。
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山名標。
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山頂付近にある車山神社。車山神社は御柱祭で有名な諏訪大社の小宮として位置づけられており、車山神社の御柱祭は、木を山頂に向け斜面や岩を越えて曳き上げていくお祭りです。
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イチオシ
車山山頂には、ハイヒールの女性などとても登ってきたとは思えないような姿をした観光客が大勢います。それもそのはずで、車山肩から登ってきた斜面とは山頂を挟んで向こう側の斜面には車山高原スキー場のゲレンデが広がり、夏場も運行しているリフトを乗り継いで山頂直下まで来ることができるのです。ゲレンデ上部からは、白樺湖を見下ろすことのできる風景が広がります。この後急に濃い霧がかかり、白樺湖は見えなくなりました。続々と観光客がリフトで上がってきますが、みなさんがっかりされていました。
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車山肩まで下山しましたが、すっかり霧に覆われていました。まさに霧の霧ヶ峰でした。
続く…
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