京都駅周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
建仁寺の「風神雷神図 屏風」を見たくて いざ冬の京都へ!!<br /><br />俵屋宗達にみちびかれた 出会いと発見がありました。<br />近距離移動で 充実した拝観ができました。<br /><br /><br />三十三間堂 →養源院 →建仁寺 →八坂神社 →四条河原町(お寿司屋さん) →京都タワー銭湯<br /><br />1泊でしたが 濃い旅となりました◎

風神雷神に会いたくて

4いいね!

2013/01/04 - 2013/01/05

2798位(同エリア3726件中)

0

5

おさじ

おさじさん

建仁寺の「風神雷神図 屏風」を見たくて いざ冬の京都へ!!

俵屋宗達にみちびかれた 出会いと発見がありました。
近距離移動で 充実した拝観ができました。


三十三間堂 →養源院 →建仁寺 →八坂神社 →四条河原町(お寿司屋さん) →京都タワー銭湯

1泊でしたが 濃い旅となりました◎

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
タクシー 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 2013年1月4日は、大阪北部の実家の庭にもうっすら雪がつもった朝でした。<br /><br />京都のお正月は、さぞホテルの予約も混み合っているだろうと思いながらも、<br />さいわい11月中ほどに 京都タワーホテルに予約ができていたので楽しみに出発しました。<br />正月三が日も過ぎていたので 道中の私鉄電車もさほど混み合うこともなく移動できました。<br />真っ先にホテルへいき 荷物を預かってもらい いざ出発です!!<br /><br /><br />■写真がなくて申し訳ないのですが、しばし話におついあいください。<br /><br /><br />?・三十三間堂<br /><br />まず最初は、三十三間堂へ徒歩で向かいます。<br />京都駅より 15分くらいだったでしょうか・・・<br />途中 雪がちらつき風情ある道のりを歩いていると 寒さも感じませんでした。<br /><br />久しぶりに訪れた 三十三間堂は、人出も少なく静かにゆったりと拝観できました。<br />ここでは 千手観音坐像が一体、千手観音立像が千体 を拝見できるのを楽しみにしていました。それが、思わぬ発見があったのです。<br /><br />それは、この千体の千手観音さんの左右前面に 風神像・雷神像があるではありませんか!!<br />このことをまったく認識しないまま お堂の中に入ったので 思わず歓喜の声を上げそうになったのです。<br /><br />予定としては、この後に建仁寺さんへ向かってあの屏風をみることにしていたので・・まさか ここで 彫刻としての風神・雷神像に出会うとは 想像だにしていなかったのです。<br /><br />嬉しかったですね〜そして、次なる発見は、その姿が そっくりと言っていいほど同じだということでした。<br />あの風袋といい 背中にかつぐ雷太鼓といい、姿勢までもが同じでした。<br /><br />なんでなんや??<br />この彫刻は、鎌倉時代の傑作だという説明なので おそらくあの屏風画を描いた江戸時代の絵師・俵屋宗達も この像を見たに違いない!!そう、想像してみて 何倍も楽しくなりました。<br /><br /><br />?・養源院<br /><br />徒歩にて三十三間堂をでて タクシーを拾おうと横の道にでました。<br />そこにも 小さなお寺さんがあって その一つに入ってみました。<br /><br />ここでまた 歓喜の声を上げそうになったのです。<br /><br />養源院さんは、桃山時代に淀殿が創建されたお寺でした。<br />それが焼失したのち 妹のお江さんが再建されました。<br />その時は、もう江戸時代となっており 姉をしのび伏見城より床板を移築してあります。その床板には、乱戦のあとがあり血のりがついたまま このお寺の天井板としてつかわれました。現在でも血のあとはわかります。<br /><br />そこで、鎮魂の意をこめて襖絵が描かれています。<br />それを描いたのが、俵屋宗達だったのです。<br /><br />大きな松や白い像・獅子など 画面いっぱいに描かれている図は 以前より知っていたのですが、詳細をしらべることなくいましたので、まさかここのお寺にあるとは、全く知らずにいました。<br />もう、みちびかれているとしか思えないくらいの遭遇です!!<br /><br />驚きと喜びで エネルギーを使い果たしそうになりながら、タクシーで建仁寺さんへ向かいました。(800円くらいだったと思います。)<br /><br />

    2013年1月4日は、大阪北部の実家の庭にもうっすら雪がつもった朝でした。

    京都のお正月は、さぞホテルの予約も混み合っているだろうと思いながらも、
    さいわい11月中ほどに 京都タワーホテルに予約ができていたので楽しみに出発しました。
    正月三が日も過ぎていたので 道中の私鉄電車もさほど混み合うこともなく移動できました。
    真っ先にホテルへいき 荷物を預かってもらい いざ出発です!!


    ■写真がなくて申し訳ないのですが、しばし話におついあいください。


    ?・三十三間堂

    まず最初は、三十三間堂へ徒歩で向かいます。
    京都駅より 15分くらいだったでしょうか・・・
    途中 雪がちらつき風情ある道のりを歩いていると 寒さも感じませんでした。

    久しぶりに訪れた 三十三間堂は、人出も少なく静かにゆったりと拝観できました。
    ここでは 千手観音坐像が一体、千手観音立像が千体 を拝見できるのを楽しみにしていました。それが、思わぬ発見があったのです。

    それは、この千体の千手観音さんの左右前面に 風神像・雷神像があるではありませんか!!
    このことをまったく認識しないまま お堂の中に入ったので 思わず歓喜の声を上げそうになったのです。

    予定としては、この後に建仁寺さんへ向かってあの屏風をみることにしていたので・・まさか ここで 彫刻としての風神・雷神像に出会うとは 想像だにしていなかったのです。

    嬉しかったですね〜そして、次なる発見は、その姿が そっくりと言っていいほど同じだということでした。
    あの風袋といい 背中にかつぐ雷太鼓といい、姿勢までもが同じでした。

    なんでなんや??
    この彫刻は、鎌倉時代の傑作だという説明なので おそらくあの屏風画を描いた江戸時代の絵師・俵屋宗達も この像を見たに違いない!!そう、想像してみて 何倍も楽しくなりました。


    ?・養源院

    徒歩にて三十三間堂をでて タクシーを拾おうと横の道にでました。
    そこにも 小さなお寺さんがあって その一つに入ってみました。

    ここでまた 歓喜の声を上げそうになったのです。

    養源院さんは、桃山時代に淀殿が創建されたお寺でした。
    それが焼失したのち 妹のお江さんが再建されました。
    その時は、もう江戸時代となっており 姉をしのび伏見城より床板を移築してあります。その床板には、乱戦のあとがあり血のりがついたまま このお寺の天井板としてつかわれました。現在でも血のあとはわかります。

    そこで、鎮魂の意をこめて襖絵が描かれています。
    それを描いたのが、俵屋宗達だったのです。

    大きな松や白い像・獅子など 画面いっぱいに描かれている図は 以前より知っていたのですが、詳細をしらべることなくいましたので、まさかここのお寺にあるとは、全く知らずにいました。
    もう、みちびかれているとしか思えないくらいの遭遇です!!

    驚きと喜びで エネルギーを使い果たしそうになりながら、タクシーで建仁寺さんへ向かいました。(800円くらいだったと思います。)

  • ?・建仁寺<br /><br />ここでも、わりとゆったり拝観することができました。<br />のっけから驚いたのは、受付で「すべて写真撮影できます」の案内でした。<br /><br />え〜〜〜〜っ、風神雷神図屏風も撮影してもよいのですね?!<br />もう、うれしくて有難かったものです!!<br /><br />要は、すべてレプリカだということ。<br />いいんです!!それで!!こんなに至近距離で拝見できて、記憶だけではなく写真にも収めさせていただけるなんて、なんて観光客思いなのでしょう○<br /><br />本モノは、美術館にちゃんと保存されているのですからええんです!!<br /><br />有名なお庭も 外国の方を案内するなら さぞ喜ばれることだろうと思ったものです。

    イチオシ

    ?・建仁寺

    ここでも、わりとゆったり拝観することができました。
    のっけから驚いたのは、受付で「すべて写真撮影できます」の案内でした。

    え〜〜〜〜っ、風神雷神図屏風も撮影してもよいのですね?!
    もう、うれしくて有難かったものです!!

    要は、すべてレプリカだということ。
    いいんです!!それで!!こんなに至近距離で拝見できて、記憶だけではなく写真にも収めさせていただけるなんて、なんて観光客思いなのでしょう○

    本モノは、美術館にちゃんと保存されているのですからええんです!!

    有名なお庭も 外国の方を案内するなら さぞ喜ばれることだろうと思ったものです。

  • 禅画も数点拝見しました。<br />大きなお座敷で その画の前にいつまでも座っていたいと思いました。<br /><br /><br />■このあとは 花見小路を歩き 祇園一力茶屋の前を通って 八坂神社へお参りさせていただきました。

    禅画も数点拝見しました。
    大きなお座敷で その画の前にいつまでも座っていたいと思いました。


    ■このあとは 花見小路を歩き 祇園一力茶屋の前を通って 八坂神社へお参りさせていただきました。

  • そうこうするうちに、夕方6時近くとなりました。<br /><br />四条河原町に知人が予約をいれてくれた お寿司屋さんへ 徒歩で向かいます。<br />正月休みあけの4日 お店としての初仕事の日だったようです。<br /><br />商店街の中の こじんまりしたおすし屋さんですが、さほど敷居もお値段も高くなくて 堪能させていただきました。<br />河原町かいわいは、食べログなどの情報も豊富です。めちゃめちゃリッチにというわけではなくても 十分に美味しいものがいただけます◎

    そうこうするうちに、夕方6時近くとなりました。

    四条河原町に知人が予約をいれてくれた お寿司屋さんへ 徒歩で向かいます。
    正月休みあけの4日 お店としての初仕事の日だったようです。

    商店街の中の こじんまりしたおすし屋さんですが、さほど敷居もお値段も高くなくて 堪能させていただきました。
    河原町かいわいは、食べログなどの情報も豊富です。めちゃめちゃリッチにというわけではなくても 十分に美味しいものがいただけます◎

  • 荒煮など一品料理もいただいた ふたりで6000円。<br />安心のお値段でした。<br /><br />そして、タクシーで京都タワーホテルへ!!<br />リニューアルしたので 新しく快適でした。<br />京都駅前で 便利だという理由もありますが、初体験してみたかったことがあるんです。<br /><br />それが、京都タワー大浴場です。地下3階にある いわゆる銭湯なんです。<br />温泉つき宿を探していたのですが さすがにお正月ともなると値段が上がっていて躊躇していました。そこで知ったのが この銭湯!!<br /><br />ホテルのユニットバスでは 味気ないのと この銭湯もリニューアルして新しくなったというので 行くしかない!!と思っていたら丁度ホテルもいっしょに!ということになったのです。<br /><br />50年近い歴史のある京都タワー!!<br />朝7時から夜9時までの 銭湯もまた愛され続けてきたことでしょ〜<br /><br />新年そうそう ホットな京都1泊の旅でした◎

    荒煮など一品料理もいただいた ふたりで6000円。
    安心のお値段でした。

    そして、タクシーで京都タワーホテルへ!!
    リニューアルしたので 新しく快適でした。
    京都駅前で 便利だという理由もありますが、初体験してみたかったことがあるんです。

    それが、京都タワー大浴場です。地下3階にある いわゆる銭湯なんです。
    温泉つき宿を探していたのですが さすがにお正月ともなると値段が上がっていて躊躇していました。そこで知ったのが この銭湯!!

    ホテルのユニットバスでは 味気ないのと この銭湯もリニューアルして新しくなったというので 行くしかない!!と思っていたら丁度ホテルもいっしょに!ということになったのです。

    50年近い歴史のある京都タワー!!
    朝7時から夜9時までの 銭湯もまた愛され続けてきたことでしょ〜

    新年そうそう ホットな京都1泊の旅でした◎

この旅行記のタグ

関連タグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP