パイリン国境越え（１）カンボジア第２の都市バッタンバンへ

2013/09/13 - 2013/09/21

プノンペンを出発し、バッタンバン(Battambang)、パイリン(Pailin)を経由してカンボジア：プラム、タイ：バンパッカード国境を通りバンコクへ向かった旅の記録です。
（１）はバッタンバンまでの記録です。

エリア その他の都市(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5

プノンペンからバッタンバンへはバスが走っています
今回は所要時間が早いだろう、という理由でキャピトルツアーを選びました。
プノンペンソリヤも走っていますが、停車が多く、所要時間がかかるようです。

私はプノンペン７：００発のバス（２２０００リエル）でバッタンバンへ向かいました。

前回のソリアを利用してストゥントレンに向かった際には２時間遅れでの出発でしたが、今回は１５分遅れで出発でした。

バッタンバンへは国道５号線をひたすら走ります。

キャピトルツアー最初の休憩はプノンペンから約５０?にあるウドン空港（odongk airport）の近くです。

食堂で食べた人は1/3くらいで、トイレと売店を物色しているだけの人が大半でした。

ウドンの中心部からも離れており、カンボジアの田舎の雰囲気が感じられるところです。

コンポンチュナン(Kampong Chhnang)の街です。
バッタンバンまでの間の数少ない主要都市で、バスの乗降客がいます。

国道５号線はバンコク―プノンペン―ホーチミンの３大都市を結ぶ南部経済回廊の一部であるとともに、アジアンハイウェイの１号線に組み込まれています。
そのような今後の発展が期待される重要な道路ですが、ほとんどは写真のようなのどかな風景が広がっています。
今のところ都市部以外は交通量もさほど多くありません。

プノンペンを出発して３時間半ほどになる午前１１時前、ポーサット(Pursat)のレストランで休憩です。

ポーサットの中心部です。
観光地ではないのですが、カンボジアの地方暮らしを体験するにはいい場所ではないでしょうか。

別のバスが到着しました。
乗降口にドライバーが群がる、恒例の光景です。

また、ポーサットではお金を乞う貧しい人の姿も見ました。

我々のバスはこのバスに押し出されるように出発し、バッタンバンに向かいました。

沿線には稲作地帯らしい風景が広がります。

出発から５時間半ほどでバッタンバンに到着しました。

到着後、宿の決まってなかった私は客引きを頼りに宿探し（笑）

始めはアジアホテルに連れて行かれ、綺麗な階段だなあ、と思いつつも、15ドルから下がりそうになかったので断念。

じゃあ、ということでトゥクトゥクでロイヤルホテル(ROYAL Hotel)に連れてってもらいました。
疲れていたので、13ドルでしたがここに決めました。
ヨーロッパの旅行者がよく訪れる、バッタンバンでは有名な宿のようです。

宿に荷物を置き、街歩き
ロイヤルホテルは中央市場(Psah Nath)に近く便利な場所です。

この中央市場は薄暗く、市場特有の臭いが強かったです。

バッタンバンを南北に流れるソンカエ川(Sangkae River)沿いは公園になっており、ゆったりとした気分になります。

大きい街なのにゆとりがあってホッとする、バッタンバンの魅力です。

水がある街って素敵です。

都市生活の利便性と、カンボジアの地方部のスローライフのいいところを取り合った感じです。

橋を通って対岸へ渡りました

川の右岸側にあるお寺、ワットカンダル(Wat Kandal)です。
黄金の建築物に圧倒されます。

右岸側も川に沿って公園になっています。
こちら側のほうが広く、多くの人でにぎわっており、ところどころに置かれたベンチのほとんどは埋まっていました。

政治家の名前を付けるよくあるパターンですが、それにしても立派な公園です。

こちらはワット・サンカー(Wat Sangker)

人道橋を渡って左岸側に戻ります

渡った先は官庁地区でした。
カンボジアの官舎は立派な建物が多いです。

せっかくなのでバッタンバン唯一のショッピングセンター、BTBモールに寄ってみました。

シェムリアップのラッキーモールよりちょっと大きいくらいの建物ですが、スーパーや飲食店はほとんどなく、服、靴、雑貨や化粧品、医薬品が主なテナントです

ここのショッピングセンターは作ったはいいがテナントが集まらないさびしい感じになっており、３階はこのようにがらんとした空間が広がっています。

クメール語読めないけど、おそらく一か月37.50ドルです。
月4000円で店が持てるなんて日本では考えられない話でしょう。
やってみたい方、ぜひ応募を

モールの前には移動式の遊園地でにぎわっています。

さあ、日が暮れてきたのでバッタンバン散策はまた翌日にしましょう