MSCでアドリアエーゲ海クルーズ② ファンタジア出港

2013/09/15 - 2013/09/15

　MSC Fantasia でアドリア海・エーゲ海をクルーズした。これが４回目のクルーズで、毎回違う会社の船に乗っている。
最初はプリンセス、次はロイヤル・カリビアン、前回はコスタであった。
　ギリシャへ行くのは今回が初めてで、ギリシャを観光することが目的の一つであった。


◆
MSC Fantasia　諸元
総トン数：１３７，９３７ｔ
全　　長：３３３ｍ
全　　幅：　３８ｍ
乗客定員：４３６３人
乗組員数：１３７０人

これまでに乗った船のうちで２番目に大きい。
今回は、手配会社の担当者の勧めで、最後尾の船室にした。
出港時に両側の景色が綺麗なのと、航行中にも航跡が常に見えてロマンチックだからということだった。確かにその通りではあった。しかし、振動が大きかったように思う。プロペラの始動時や大きく転針するときに大きな音と振動があった。それも船らしくて良いが、１０万トンを超える船でも船らしさが感じられるのだと思った。
通常の甲板や船室なら離岸も着岸も気づかないことがあったが、この船室は違った。


【日程】
＜１日目＞
夜中に仁川空港をエミレーツ航空で出発。
＜２日目＞
午前にドバイで乗り換え。
午後、ベネチアに到着。ホテルへチェックイン。ベネチア観光。
＜３日目＞
午前中、ベネチア観光。
昼にホテルをチェックアウトし、船にチェックイン。乗船。
夕方、ベネチアから出港。
＜４日目＞
バーリへ寄港。アルベロベッロを観光。
＜５日目＞
カタコロンへ寄港。オリンピアを観光。
＜６日目＞
サントリーニ島へ寄港。フィラを観光。
＜７日目＞
ピレウスへ寄港。アテネを観光。
＜８日目＞
コルフ島へ寄港。旧市内を観光。
＜９日目＞
ドブロブニクへ寄港。旧市内を観光。
＜１０日目＞
早朝にベネチアへ帰港。下船後、ムラノ島を観光。
午後、空港から帰路へ。
＜１１日目＞
深夜にドバイで乗り換え。
夕方に仁川空港へ到着。

【手配】
MSC Cruise クルーズプラネットで手配
航空券　　　航空会社のホームページから個人手配
ホテル　　　アップルワールドで手配

　

エリア ベネチア(イタリア)

港は広い。ファンタジアは一番奥に停泊していた。
一番手前はアイーダで、その次がプリンセスであった。
プリンセスは１ランク上といわれているが、そのためか、係員がたくさんいて、客を誘導していた。
チェックインはあまり説明がない。４回目の慣れで難なくチェックインしたが。
チェックイン時にクレジットカードの登録ができるのに、カウンターの係員が案内しなかった。乗船後にしたが、先にした方がいいと思う。
初めての経験であるが、健康に関する問診票の記載の必要がなかった。
大丈夫かな？という不安とともに乗船。

【船室】
ベランダ。籐の椅子とテーブルが置かれている。
初めて、「覗き込むとそこは海」というベランダの船室。
ちょっと怖かった。

【船室】

【船室】

【船室】

【船室】

【船室】
シャワーの湯量は若干、控えめと感じた。特に、夕方や朝遅くなど、多くの人が使用する時間帯に水勢が落ちた気がする。
しかし、別に難があるわけではない。

【船室】
水回りは綺麗だとの印象。

向かい側に停泊しているのはプリンセスとロイヤルカリビアンの船。

プリンセスの船は最新のRoyal Princess.
舳先を合わせんばかりに２隻が停泊。
昨日タクシーの中で見た予定表によると、今日はクルーズ船が６隻停泊しているのだ。

【甲板】
出港は夕方で時間があるので、チョッと船内の探索。

屋外のプールとジャグジー。
この季節。寒いかと思ってたら、屋外で十分泳げた。

毎日寄港したが、2回プールを楽しんだ。プールの水は海水だった。
これでエーゲ海で泳いだことになる？

屋内プールはジャグジーを使った。プールの水が温水でなく、かえって冷たく感じた。

プールの回りの吹き抜けのデツキ。

甲板

船内中央のアトリウム。

アトリウムにあるスワロフスキー階段。
キラキラしていた。

アトリウムの上。ツアーカウンターなどがある。

バー。
落ち着けて、ロケーションもよく、何度か来た。

バー。

バーの壁面。

カプチーノを飲んでみた。小さなチョコレートがついている。
コスタのカプチーノのほうがこくがあった気がする。

【出港準備】
船室から出港を楽しむ。
先ず、もやい綱を解く。

カジノ。

大劇場。

広場になっていて、まわりに店がある。

ショップ。海に出たのでオープンしたなぁ。この航海はEUの外にでないので免税店ではない。それで、EU圏外からの乗客は別途、免税の書類を貰える。帰りに空港で払い戻しが受けられる。
ロゴショップはコスタの方が充実してたかな。
寄港地のお土産特集なんかもなかったような。
余り商魂逞しくない？
親会社が欧州最大の海運会社だからかなぁ。

タグボートのお出まし。

大型船が間隔を詰めて停泊している。
タグボートに引かれて本船は離岸。

運河に出る。

さよならベネチア。

さよなら。タグボート。

ベネチアを後にして、航海へ。
③に続く。