2013/09/16 - 2013/09/16
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のーとくんさん
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新聞に「舞い降りた 水煙の美」というタイトルを発見。
読んでみると、奈良・薬師寺の解体修理中の国宝・東塔の頂部に設置されている「水煙(すいえん)」が地上で公開されるとのこと。
「東塔水煙降臨展」と称して、9月16日から11月30日の間、境内の特別会場で行われるそうです。
早速、奈良に向けて出かけることにしました。
【写真は、展示されている水煙です。】
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
薬師寺の駐車場です。
西の京をめぐる、奈良交通のボンネットバス「シーカくん号」が停まっています。
その向こうには、覆屋に覆われている、解体修理中の東塔が見えます。
天気は、霧雨が降っているかどうかといったところ。 -
薬師寺の前にお参りすべしの、薬師寺を守護する休ヶ岡八幡宮(やすがおかはちまんぐう)では、秋季大祭が行われていたようです。
手前のブルーシートは、土俵を覆っているのだそうです。
ちびっこ力士による子供奉納相撲が行われるはずだったのですが、台風18号のため、中止になったとのことです。 -
休ヶ岡八幡宮(やすがおかはちまんぐう)の拝殿には、いろいろ奉納されたものが。
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薬師寺まで、やって来ました。
手水舎です。 -
中門の二天王像、吽形です。
二天王像は、平成3年(1991)に復元復興されました。 -
中門を通してみた金堂です。
中央の扉が開いていません。
風が強いからでしょうか。 -
二天王像の阿形です。
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阿形に踏んづけられている邪鬼です。
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昭和56年(1981)に復興された西塔です。
これから金堂に入ります。
金堂内部は撮影禁止です。
金堂の内部には、国宝の薬師三尊が安置されています。
また、薬師如来台座も国宝です。
素晴らしいですね。 -
金堂を出たところで、正面に大講堂が見えます。
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平成21年から解体修理中の東塔は、覆屋に覆われています。
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東回廊には東塔の工事関係の人が入っていきます。
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大講堂は後に行くことにして、東回廊回廊の端近くの「東塔水煙降臨展」会場に行きます。
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入るとすぐに、東塔初重内の光景があります。
増長天(左)持国天(右)です。 -
広目天(左)増長天(右)です。
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多聞天(左)広目天(右)です。
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持国天(左)多聞天(右)です。
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これが目玉の水煙です。
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水煙の一枚です。
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大正10年代に作った、水煙の石膏型です。
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九輪部分です。
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その一部です。
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相輪各部の名称は、これをご覧ください。
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輪の上から。
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輪の下から。
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白鳳伽藍復興の檜が置いてあります。
樹齢千年とのこと。
平安時代の後半から、この世界を見ていた樹です。 -
その樹を回り込むと、出口に近い。
なんと素晴らしい特別展示会でしょうか。
長年東塔に飾られていた、水煙を含む相輪や仏さま、それだけでオーラを感じます。 -
次に東院堂に行きます。
お堂も国宝、安置されている聖観世音菩薩も国宝です。
雨がちょっと強まってきました。 -
外から見た、国宝聖観世音菩薩さまです。
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広角にすると、国宝東院堂です。
いやー、良いですね。
中に入って、観音さまを拝観します。
良いですねーっ。 -
東院堂を参拝した後は、青空が見えるようになってきました。
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大講堂に入ります。
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大講堂から見た金堂と、東塔、西塔です。
大講堂のご本尊の弥勒菩薩さまと同じ方向を見ています。
弥勒菩薩さま、良い仏さまです。
この大講堂には、国宝の仏足石・仏足跡歌碑や、釈迦十大弟子像があります。 -
大講堂から東僧坊に行きます。
東僧坊では、修学旅行生に対して法話の最中です。 -
東僧坊に入って、法話を聞きます。
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金堂の国宝、薬師如来台座のレプリカが置いてあります。
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白鳳伽藍を北受付から出て、玄奘三蔵伽藍の方に行きます。
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玄奘三蔵伽藍の礼門が見えてきました。
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玄奘塔です。
左後ろの建物は、大唐西域壁画殿で、平山郁夫画伯の描いた、玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」が展示されています。 -
大唐西域壁画殿を出たところからの風景です。
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境内をでて、唐招提寺へ行く道を歩きます。
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それは、この蕎麦切りよしむらに来るためです。
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辛味大根おろしそばです。
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涼味セットも注文しました。
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店の前には、そばの花が咲いています。
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與樂門が見えてきました。
薬師寺の白鳳伽藍に再度入ります。 -
「東塔水煙降臨展」のポスターがありました。
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再び、大講堂です。
どんどん天気もよくなってきています。 -
金堂も、前面の扉を開けています。
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薬師三尊さまも外から拝観できるようになりました。
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再び西塔を眺めます。
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二天王像の吽形に踏みつけられている邪鬼です。
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中門から駐車場の方に向かいます。
中門と東塔、西塔です。
「東塔水煙降臨展」非常に迫力があり、満足満足です。 -
彼岸花が咲き始めています。
秋が近くなっているんですね。 -
萩の中に黄色い蝶々です。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- タックさん 2013/10/13 21:16:07
- いいところに鳥も写って、素敵な一枚になりましたね
- はじめまして、タックと申します。
写真も好きで、いろいろ撮ってます。
奈良周辺のお住まいなのでしょうか、
新聞の記事ですぐに行ける場所というのは羨ましい限りです。
このお写真も荘厳な雰囲気の塔が見事ですね、
左上を飛んでいる鳥(ワシタカ類でしょうね)が
とてもいいアクセントで、目を奪われてしまいました。
本文も引き続き拝見いたします。
タック。
- のーとくんさん からの返信 2013/10/14 15:55:47
- RE: いいところに鳥も写って、素敵な一枚になりましたね
- タックさん
はじめまして、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
奈良は、ドライブがてらにいけるところです。
歴史のあるところに、気軽に行けるのは、良いなぁーと思っています。
鳥がいるのは、書いていただき、知りました。
そういうことなので、何も考えずに撮っています。
また、よろしくお願いいたします。
のーとくん
-
- かものはしさん 2013/09/23 17:01:47
- 「ありがたや」〜おもわず合掌
- こんにちは〜のーとくさん
素晴らしい!「東塔水煙降臨展」
すでに薬師寺まで行った気になっていますよ〜アタクシw
実物の水煙はデカイんでしょねエ〜
相輪は擦管に載せてあるだけで金具等で留められていない!
揺れるたびに動いているんですね。塔のバランスをとっているのでしょうか?
もう、ソバの写真にも手が止まります。
口に入れた食感を味わってみたいものです。涼味セットも”ごま豆腐ではなく蕎麦豆腐”でしょか?粘っこいような感じに見えます。
「・・・よだれが。。。」
では、これにて失礼しまア〜す(@^^)/~~~
- のーとくんさん からの返信 2013/09/24 18:46:49
- RE: 「ありがたや」〜おもわず合掌
- かものはしさん
こんばんは〜。
書きこみありがとうございます。
> 素晴らしい!「東塔水煙降臨展」
> すでに薬師寺まで行った気になっていますよ〜アタクシw
実際に行かれたらもっと素晴らしいですよ〜。
> 実物の水煙はデカイんでしょねエ〜
>
はい、でかいですよー。
相輪と含めて、よく三重塔のてっぺんに乗っているなーっ、と思います。
> 相輪は擦管に載せてあるだけで金具等で留められていない!
> 揺れるたびに動いているんですね。塔のバランスをとっているのでしょうか?
>
そうですね、ある程度自由に動くことで、バランスがとれているのかもしれませんね。
先人の知恵なんでしょうね。
> もう、ソバの写真にも手が止まります。
> 口に入れた食感を味わってみたいものです。涼味セットも”ごま豆腐ではなく蕎麦豆腐”でしょか?粘っこいような感じに見えます。
> 「・・・よだれが。。。」
あーっ、これはごま豆腐なんでーす。
みんな、とっても美味しかったですよー。
>
> では、これにて失礼しまア〜す(@^^)/~~~
はい、これからもよろしくー。
のーとくん
-
- まつじゅんさん 2013/09/20 16:29:04
- 見てみたいです。
- の−とくんさん、いつもご訪問ありがとうございます。
薬師寺の水煙ですが。。。
是非、見てみたいですね。
私が学生時代、薬師寺の第1期が始まるかどうかの時期だったような記憶があります。
先生に連れられて、見学に行き、高田管長や西岡頭領の話を聞いた記憶がうっすらあります。
東大寺の大仏殿の大屋根修理の見学と記憶が混在しているのですが、水煙を間近に見る機会は滅多にありませんから、何とか行きたいと思っています。
ただ、、、奥様達には何それって言われそうですが。
良い旅を!
matujyunn
- のーとくんさん からの返信 2013/09/23 06:03:47
- RE: 見てみたいです。
- まつじゅんさん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
薬師寺の水煙、良かったですよ。
なにか水煙や相輪の上に、歴史がすごーく層を成しているように感じます。
また、行かれてみてください。
高田管長の話もですが、西岡頭領の話を聞くことができたのは、すごーく貴重ですね。
のーとくん
-
- TaxNaXさん 2013/09/20 09:19:11
- お説法は如何でした?
- のーとくんさん
今日は、TaxNaXです。
元々奈良市民で薬師寺にも良く行っていましたので、旅行記懐かしく拝見しました。
私が物心ついた頃は薬師寺管長は高田好胤(こういん)さんでした。
30年余りの間管長を務め、薬師寺の再建に尽力された方です。
檀家組織を持たない薬師寺が再建資金を調達する為の方法として高田好胤さんが編み出した写経勧進(寄付を募り写経を供養する)は実にユニークで、私の祖父も何度も奉納してました。
金堂が落慶したのが私が小学生高学年の頃で、金堂再建に必要な10億円を1回千円の写経奉納だけで調達したのは管長として誠に辣腕。
私の中では高田好胤さんこそがミスター薬師寺です。
薬師寺再建は現在も賛否あり、新しい建物は宮大工の意見が通らず一部コンクリート造りだったりしますが、現在薬師寺が多くの方に注目されているのはこの再建事業があったからこそで、個人的には大綱として間違ってはいなかっただろうと思っています。
ただ、写経勧進を実行された方としては字はお上手ではなく、辛辣な祖父は
「高田好胤さん、字、下手くそやわ」と言っとりました。
高田好胤さんのお説法は何度か拝聴しましたが、ご本人の人柄と莫大な知識が滲み出た、大変面白く聴けつつためになるものばかりでした。
その影響かお弟子さんの若い僧侶のお説法も一様に面白く、これは薬師寺の新しく良い伝統だと思います。
もう10年以上薬師寺には行っていないので、お説法の面白さが維持されているか分かりませんが、聴かれて印象に残るものだったのではないかと想像します。
TaxNaX
- のーとくんさん からの返信 2013/09/21 21:20:54
- RE: お説法は如何でした?
- TaxNaXさん
こんばんは。
書き込みありがとうございます。
高田好胤(こういん)さん、覚えがありますね。
テレビで拝見したと思います。
好胤さんがいなければ、薬師寺の復興は無かったでしょうね。
おっしゃるとおり、復興してよかったと思います。
まあ、昔ながらの雰囲気はだいぶ残っているのではないでしょうか。
今回の水煙の展示、素晴らしいものです。
これ自体、復興が無かったらこの「東塔水煙降臨展」も無かったでしょうね。
説法、最後の方しか聞けませんでしたが、良い話でした。
修学旅行生には、どのように伝わったでしょうか。
のーとくん
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