2013/08/12 - 2013/08/13
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ROSARYさん
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ロマネスク美術と美食を求める北スペインの旅。その7は巡礼の目的地、サンチャゴ・デ・コンポステラ。
夜の街、朝の市場などの街の表情と、大聖堂でのボタフメイロ体験、そして屋根の上ツアーの様子などをご紹介します。
・サンチャゴ到着と海の幸の夕食
・夜のオブライド広場
・朝の街、市場
・大聖堂内部(栄光の門、周歩廊、ボタフメイロ体験)
・大聖堂屋根の上ツアー
・ヘレミレス宮殿
・聖ペラヨ修道院でクッキーを買う
・アラメダ公園からの大聖堂の眺め
表紙写真は、オブライド広場から見た夜の大聖堂。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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19時半、巡礼の目的地、サンチャゴ・デ・コンポステラの大聖堂に到着。
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疲れ果てて到着した巡礼の方々。オブライド広場で思い思いの姿勢で大聖堂のファサードを見上げています。
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観光はさておき、まずは腹ごしらえ。
ガリシア地方は海の幸の宝庫。
小振りのあさりのような貝はベルベレッチョ。濃厚です。 -
こちらのお店では魚介の種類や料理が写真で表示されていました。わかりやすくていいですね。
マテ貝も頂きました。
http://www.b-shoku.jp/modules/wordpress/?author=8&p=204885 -
食べ終わって出てきても、まだ外はうっすらと明るい。
ただでさえヨーロッパ大陸の西側にあって、もっと東のフランスやイタリアと同じ時間帯を採用しているのに、ここサンチャゴ・デ・コンポステラはスペインの中でも西の端。8月中旬になっても、日が暮れるのは22時ぐらいです。 -
夕空と大聖堂。
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市庁舎のポーチでは、サンチャゴ名物の楽団の演奏。本来は?大学生が楽団として演奏していたとのことですが、どうみても「元」大学生という感じの人も見られますね。
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神父様も巡礼としていらしたのでしょうか。
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オブライド広場に通じるアーチの下は、音響効果が高いとのことで、辻音楽師たちが入れ替わり立ち代り演奏しています。不文律で1時間交代になっているそう。
この時はバグパイパーでした。 -
暗い写真が続きますが・・・
夕闇迫る、パラドールのファサード。 -
そして、部屋から見える大聖堂の鐘楼。
巡礼路から始まり、長かった一日の終わりです。 -
朝。静寂の中の大聖堂。
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二本の鐘楼の間には、聖ヤコボ像。
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まだ眠りから覚めないサンチャゴの街。
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旧市街に配送の車が入れるのは、朝7時から10時半の間だけ。
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市場の周りは賑わっています。
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こちらの名産、おっぱい型のチーズ、テティリア。
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こちらはホタテ貝が型押しされたチーズ。
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新鮮なシーフードも売っています。牡蠣もあります♪
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フルーツもおいしそう。
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イチオシ
塩漬けの鱈、バカリャウ専門店もありました。スペイン語ではバカラオかな。
色んな種類、値段のバカリャウを、必要な分だけカットして売ってくれるようです。写真には写っていませんが、すごい人だかりでした。 -
中心部に戻って、長い行列は巡礼事務所。巡礼手帳を見せて、証明書を発行してもらうための行列です。
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大聖堂には美術館から入ります。美術館内は撮影禁止。2階のテラスからオブライド広場をパチリ。
美術館には栄光の門を彫刻したマテオの作品や、古いボタフメイロ、タピスリー、数々の聖遺物など、見応えのある美術品がたくさん。 -
美術館の先は、回廊部分に出てきます。
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そしていよいよ大聖堂の内部へ。
大聖堂自体は無料ですが、栄光の門を間近から見るには、美術館などのチケットが必要です。 -
栄光のキリスト像が彫られたタンパンと、トリュモーに刻まれたヤコボ像。
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その下の部分には、かつて巡礼たちが柱にすがって旅の無事に感謝をささげた、指の跡がくっきりと残っています。
前回訪れたときは、私もここに指をあてて祈ったのですが・・・
今は近づいたり触ったりできないようになっていました。 -
柱の一番下の部分。獣の丸い口は地下(実際には一階部分)から空気を取り込むための穴なのだそう。
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大聖堂の内陣と、トランセプトから吊り下げられたボタフメイロ(大香炉)。
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内陣の後ろは周歩廊となっています。
地獄の責め苦を表す柱頭も必見。 -
こちらは聖女フォア。
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トランセプトから下がるボタフメイロを、翼廊の方から見たところ。
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いったん大聖堂の外に出て、聖なる門を。この門はサンチャゴの聖年の時にだけ開かれます。
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さて、堂内にもどって、司教様によるミサに与ります。この日サンチャゴに到着した世界各国からの巡礼者数が読み上げられました。
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ミサの終盤、いよいよボタフメイロに点火です。盛大に煙をあげる大香炉。
幸運にも、翼廊の真ん中辺りの特等席に座ることが出来ました。 -
イチオシ
勢いをつけて・・・
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振られ始めるボタフメイロ。
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どんどん高くへ。
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頭上を通過。ほとんど水平状態まで。
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イチオシ
ようやく降ろされたボタフメイロ。この4名の方が、縄をひいて振り動かしていたのですね。
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ミサが終わって、大勢がカメラ片手にやってきます。
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夕方からは大聖堂の屋根の上ツアーへ。
まずは地下(実際には一階)から。この部分の上に栄光の門があるのです。 -
階段をのぼって、大聖堂の上階へ。
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身廊上のテラスには、お祭りの時の人形が収められていました。
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写真のとおり、本当に屋根の上です。
朝は曇っていたのに、とてもいいお天気。 -
ファサードの上の聖ヤコボを裏から見たところ。
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屋根から回廊を見下ろしたところ。
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周歩廊の上から、プラテリアス広場を見下ろします。
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イチオシ
周歩廊の壁、小さな窓からカメラを差し込んで、聖堂内部、祭壇の裏側をパチリ。
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イチオシ
聖堂の中でも一番古い部分が見えます。
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屋根の上にそびえる時計塔。
手前、子羊の上に十字架が乗っています。その昔は、この場所で巡礼時に身に着けていた衣服などを燃やしたのだそう。 -
屋根の上からは、大聖堂に隣接する司教館、ヘレミレス宮殿のホールにも行くことができます。
宗教美術品が多数、展示されていました。素朴な味わいのヤコボ像、いいですね。 -
祭壇の一部。聖ヤコボの遺骸が漂着したところですね。
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周囲の壁には柱頭や石持送り。
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アーチの連なりも見事です。
大聖堂、屋根の上ツアー、栄光の門もじっくり鑑賞できますし、一押しです。
こちらもどうぞ。
http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/8/97586 -
さて、大聖堂を出て、お土産物を仕入れにこちらへ。
聖ペラヨ修道院です。修道女の方々は、一度この建物に足を踏み入れたら死ぬまで外に出ることはないのだとか。 -
鉄格子がはまった窓口で待つことしばし。
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こちらの修道院で作られているお菓子を販売してくださいます。
奥にあるのはタルタ・デ・サンティアゴ。さすがにこれは持ち帰れないので断念。
手前はAlmendoradosというアーモンドクッキー。 -
さっそく1つ。作ったばかりでまだほんのり温かい。甘さも控えめで、手づくりならではの優しい味わいの焼き菓子でした。
12個入りで5ユーロ、24個入で10ユーロ。 -
イチオシ
ポルティコの連なる旧市街。
サンチャゴは歩いているだけで心が浮き立つような街。 -
イチオシ
旧市街のすぐ外、アラメダ広場から大聖堂の素晴らしい眺めを堪能して。
夕食はパラドールで。
http://www.b-shoku.jp/modules/wordpress/?author=8
パラドールの様子は別の旅行記で書く予定です。
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