2011/06/22 - 2011/06/26
110位(同エリア460件中)
つぶ。さん
インドに住み始めてから初の旅行先に選んだカシミール。
旅行者の頃は一度も足を踏み入れなかった場所。
風景の美しさと、カシミール人の親切さに触れる旅。
シュリーナガル⇒ソナマルグ⇒グルマルグ⇒パハルガン
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
デリーを出て1時間半ちょっと。
シュリーナガルの空港に到着する。
空港内ではセキュリティーのため、外国人は入州証明の様な書類に記入する必要がある。
私はフライト、車、宿泊施設を手配していたのでスムーズに空港から市街地へ出ることが出来た。 -
だんだんと、中心地へ近づく。
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ダル湖に到着し、ハウスボートに向かうため、ボートに乗る。
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こんな風に沢山のボートワーラーが居る。
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綺麗な風景に癒されるが思っていたほど涼しくない。
むしろ日差しがデリーより強い・・ -
15分ほどでハウスボートへ到着。
ボートの中が宿泊できるよう、設備が整っている場所だ。
部屋の中は木彫りが綺麗な天井。 -
一人での滞在だが、ベッドは二つあった。
ドレッサーもあり、奥がトイレとシャワーになっている。
綺麗で驚いた。 -
窓の外は蓮の葉っぱがひしめき合っている。
ボートなので、多少は揺れる。
そして、鍵はあるのだがオーナーが持っていて、
ここは安全だということで部屋に鍵はかけない。
人生で初めてホテルの部屋に鍵をかけないという行為をした。 -
ムガル王朝時代の庭園が沢山あり、
どれがどれだか思い出せないほど。
広大な敷地で、良い散歩スポットである。 -
空気が綺麗だった。
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犬も居る。
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初日は庭園めぐりと、ダル湖のシカラライド。
ボートで湖を一周する。
日が暮れてきて、綺麗だ。 -
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ハウスボートへ戻る道。
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眼前に広がる山に癒される
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夕飯はダイニングで頂く。ここも木の細工がとても綺麗で目に優しい。
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ハウスボートのオーナー手作りの夕食。
とても美味しかった。でも、一人では食べきれない・・・ -
このハウスボートにはちょっとした本棚があり、旅人が置いていった本が数点。
そこで地球の歩き方を発見した。
ずいぶん古いものだ。
そして、今ではありえないが見開きページのすぐそこにカシミールの事が書いてある。
今は退避勧告が出るような地域で、ガイドブックも勧められないのだろう。
でも、昔はこんな風に大きく取り上げられていたのだ。
肝心のガイドを見ようとしたところ、カシミールのページだけが切り取られていた。
この旅人は、カシミールだけを見に来たのだろうか。
と思うと、心が躍った。 -
表紙。
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2日目はソナマルグへ日帰り旅だ。
途中の川は流れが速く、とても冷たそう。
ジュースを冷やしている光景も見た。
昔ながらの生活。 -
こんな綺麗な場所が争いの的になっている事実が悲しい
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ソナマルグでは乗馬で山を登る。
そんなこと想定していなかった私はワンピースで馬にまたがる羽目に。
馬使いのお兄さんは目が緑だった。 -
ぬかるんだ狭い山道を登ると、眼前に広がる雪山。
その上にはこんな場所が待っている。 -
雪だ〜!!とインド人は結構はしゃいでいる。
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絵になるなぁ
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こんなに沢山の馬が!!!
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日本ではこんな風景見たことなかった。
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馬はおりこうさんに待っている。
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乗馬代を払うには手持ちの現金が少なかった私はドライバーさんに足りないお金を借りようと思ったのだが、彼が馬使いの人たちに彼女は客人なんだと言うとあれよあれよと言う間にお金が返された。
元の値段の3分の1以下に金額。
カシミールは職も少なく、彼らは決して裕福ではない。
そんな彼らがお客さんなんだから、という。 -
馬使いの人たち。
皆優しい眼をしている。 -
帰り道。のどかな風景。
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雪の塊があった
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モスクに着いた。
しかし私はワンピースで足が出ている。絶対入れないだろうと思ったが、案の定警備員に止められた。
するとドライバーさんが近所のマーケットにある布屋さんへ連れて行ってくれた。
インドならここで布を買わされるところだが、モスクに入るために貸してくれるそうだ。
おばあさんが布を私の腰に巻き、頭のカバーもうまくやってくれた。
これでモスクに再挑戦。
警備員もそれならOKと笑顔で通してくれた。
こういうちょっとした出来事の積み重ねがあってムスリムが好きになる。 -
ダル湖の夕暮れは美しい
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シュリーナガルを後にし、グルマルグへ向かう。
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途中立ち寄ったヒンドゥー遺跡。
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ここの名前すら思い出せないが・・
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グルマルグでも乗馬をする。
乗馬でここまであがってきた -
日差しが刺すように痛い
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グルマルグでのお馬さん
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ジプシーだろうか。羊飼いの家族。
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山。山。山。
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おっと、奥の方で何か作ってる
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近づく。
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ちゃっかり混ざってチャイをご馳走になる。
お金を払おうとすると、お客からそんなもん取れないね!と断られる。
そして、メンバーの一人からサフランをお土産に頂いた。 -
綺麗な木々が並ぶ
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渋滞だ。
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途中、昼食をとった。
肉!という感じの料理が多い。 -
こちらも肉。
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パハルガンに着いた。
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ここではゴンドラに乗った。
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ゴンドラを乗り継ぐなんて初体験。
よっぽど高い場所にあるんだろう・・怖い。 -
そして雪山に到着。
一番上まで行く元気はなかった。 -
皆、スキーやそりすべりを楽しんでいる。
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学生たちが歩いていた。
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ヒンドゥー寺院もあるのだ。
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ヒンドゥー寺院の外観。
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山を車で登ると横にはこんな木々が生えている
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優しい色。
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チャイ休憩で、一緒になった軍人さん。
カシミールはインドの中でも(私が過去に行った場所で)一番軍人が多い。
デリーの10倍以上の警官や軍人を見る。
丘の上を見ると迷彩を着た軍人が銃を構えて下の様子を伺っている。
道には戦車の様な車も走る。上に人が乗っていて、これもやはり銃を構えている。
こんなに綺麗な場所が係争地域であることが悲しくなる。
現地の人に今はカシミール安全なの?と聞くと誰が危険だと言ったんだ?と言われた。
TVは同じ事を何度も大げさに報道するとも。
確かに、たまに爆発や発砲はあるけれど、そこで生活をしている人たちが居るのも事実だ。 -
カシミールの人たちは、遥か遠く日本で起きた大地震、津波、原発の問題についてとても心配してくれた。それも道端で言葉を交わす普通の人たちが、だ。
日本人は、カシミールで起きている非人道的な事件の数々や
彼等がインドにもパキスタンにも属したくないと思う背景を少しでも考えているだろうか。
そんなことを考えると、なんとも言えない感情が残った。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- fuzzさん 2015/07/26 20:09:49
- カシミール
- つぶ。さん、こんばんは。
またお邪魔してます(*^_^*)
カシミールの旅行記で、つぶ。さん発見!!
可愛いお嬢さんですね(≧▽≦)
これならカシミールの方々も優しくしてくれたでしょう(*^^)v
つぶ。さんがかわゆくて、なんだか抱きしめたくなります(*^▽^*)
あ、私は女だからセクハラじゃないですよね(;^ω^)
こんな可愛いお嬢さんが世界を一人で色々巡っているのだと思うと驚きです。
モスクもそうですが、タイやインドネシアなども腰巻をしなければ入られない
所があるので、海外で買った大きめのストールを持ち歩こうかなあと思いました。
人の旅行記を読んで、今後の旅行のヒントになる事って多いですね。
つぶ。さんからステキなアドバイス頂いた気分です♪
fuzz
- つぶ。さん からの返信 2015/07/27 15:14:59
- RE: カシミール
- Fuzzさん
こんにちは!
コメントありがとうございます♪
カシミールはインドに住んでから最初の旅行先に選びましたが、
大正解でした。
インド人にも危ないとか、テロがあるとか散々言われましたが・・
行ってみて本当に美しい自然と、優しい人に心癒されました☆
有難い御言葉ありがとうございます!
もうお嬢さんという年齢ではないですが、気持ちだけはずっと若くいようと思います笑
確かに、大きなストールが一枚あれば腰巻にもなるし頭を覆うことも出来ますよね。
あとは、暑い国は室内が異様に寒い事が多いのでエアコン対策にもなるかもしれませんね♪
つぶ。
-
- somtamさん 2013/11/24 17:31:59
- ご無沙汰しています。
- こんにちは。
カシミールに行ったことはありませんが、
旅行記を興味深く読みました。
ハウスボートは想像していたよりも、
内装がきれいというか、立派ですね。
カギなしの宿泊とは、ゆるやかさを感じますよ。
予約はどうするのでしょうか?
そうですね、ムスリムは優しいです。
モスクに入る時に布を用意してもらったとは、
さすが、ムスリムですね。
それに、インドでは買わされるとは、思わず笑いました。
カシミールでゴンドラとは少し驚きました。
事件や事故が繰り返し伝えられ、
段々と大きくなり、
その土地のイメージが歪曲されていますね。
somtam
- つぶ。さん からの返信 2013/11/25 00:56:16
- こんにちは!
- ご無沙汰しております。
今月クウェートに行ってきたので、久しぶりに4トラベルを開きました。
カシミール(私はインド側のみですが)、とても素敵でした。
ハウスボートは想像以上に綺麗だし、居心地も良かったです。
カギなしの宿泊、後にも先にもここだけです・・
予約はインドの旅行会社を通して手配しました。私はフライト、宿泊、現地の送迎車を事前に予約していきました。
何も手配せずに行くことも可能でしょうが、女性一人の場合は事前手配が必須かなぁと。
モスクに入るときに布を用意してくれたのは嬉しかったですね。
全く関係の無いお店の方でしたしね。
ゴンドラはインド人には有名?人気?らしく、長蛇の列でしたよ!
本当に、TVや新聞で見るニュースだけが全てではないと皆に知って欲しいですね。
カシミールの人たちが本当の意味で平和と穏やかな日々を手に入れられる日が早く来ることを祈ってやみません。
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