2013/04/03 - 2013/04/05
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Hikaruさん
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自分の目利き度が試される場所、それがマラケシュのスーク。
迷路のように縦横無尽に走る路地を練り歩くと、一見無秩序に見えながらも
陶器、繊維、鉄格子、ランプ、カバン、絨毯…と、ジャンルごとに
工房も兼ねた小さなお店が、一角に固まって存在している。
職人と商人が共に息づく不思議な空間に、迷い込んだような感覚に陥る。
職人さんの仕事姿は真剣そのもの。まだ幼さの残る職人さんである場合もあるが、侮るべからず!
彼らは商人としてはいっぱしのオトナだったりする。
モロッコ人が言っていた。
「モロッコの子供は身体が小さいだけで、頭はオトナなんだよ」と。
モロッコで感じるのは、国民性なのか分からないが、
ほぼみんな”ストーリー語り能力”がかなり高い!ってこと。
商売人の場合は、商品に対するストーリーが、本当に巧み。
この品物は遥か南のマリから来ただとか、この模様は何を意味するだとか、この色はあの植物から抽出しているだとか、
話している内容は普通なのかもしれないが、間の取り方、表情の使い方、抑揚の出し方など、話し方がとにかく上手。
すっかりこちらも魅了されてしまうから、たとえ割高な値段を言われたとしても
その価値を納得できたら払ってしまう。
だからこそ大事なのが、その商品そのものの値段を瞬時に見極める自分の目。
私が本当に買いたいものがあったときの交渉戦術はこう。
①自分なりの価格を見極め、心に刻む。
②相手の値段を聞く。
③(たいてい高い値段が出てくるので)、チョーびっくりな声を上げる。
④そんなに高かったら買うの辞めるわ、と全身で表現する。(本当は欲しいけど)
⑤店主に引き止められて、②よりも下げた値段が出てくる。
⑥逆切れされたらどうしようと思いながら、自分で設定した①よりも安い値段を言う。
⑦店主が驚いた声を上げる。「そんなんじゃ商売あがったりだよ」的なリアクション。その後、しぶしぶ⑤よりも下げた値段が出てくる。
個人的には、ここが最大のポイント。この時の下げ幅によって、店主の本気度が伺える。
ひょっとして自分の言い値が常識を逸脱して安かったりする場合は、店主とwin-winの関係を築けない。
相手とてビジネスなのだから、次にどこまで歩み寄ることが良策なのかを設定するために
この時の店主の挙動、言動に注力する。
⑧こうして何度か応酬を繰り返し、相手も自分もそこそこ納得できる価格で折り合いがついたら、交渉成立。笑顔で握手!
いちいち物を買う度にこのプロセスを経ていたら、時間がいくらあっても足りない。
時間がなかったら、この煩わしさをお金で解決するのは全然あり(笑)
だから本気の買い物の時だけ、自分の交渉力を試す意味で1~2回、こういう勝負をするかな。
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