2013/08/29 - 2013/08/29
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chiaki-kさん
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上毛三山の一つとして知られた赤城山へ駆け上る3つのルートを車で走破しましたので、リポートします。
ひとつは前橋市から赤城山へ真っ直ぐ伸びる県道4号線 前橋・赤城線。次は前橋市大胡からの県道16号線 大胡・赤城線。もうひとつは沼田から赤城山へ駆け上る県道251号線 沼田・赤城線ですが、4号線・251号線などを総称して「上毛三山パノラマ街道」とも呼んでいるようです。
写真はかつて251号線が「赤城山北面有料道路」と呼ばれていた頃の料金所近くにあった警告看板。取材日もバイク乗りさん達が20台ほど集まって、峠走行を楽しんでいました。
2024/02/29 一部修正
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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8/29
上信越道横川SAで、目的地を「赤城神社」に設定するとナビは北関東自動車道・駒形ICで降りるよう指示。今回はここをスタートとする。 -
前橋市と太田市方面を結ぶ県道2号線を右折。なお、今回の取材はレガシィ20iを使用する。たまには乗ってあげないと錆び付いてしまう。(^^;;
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最近はこういう便利なものがあるので、道路地図とにらめっこすることは、ほぼ無くなった。
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大胡の町内を抜けると、前方に赤城山が見えるはずなのだが・・・。
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県道16号線の標識。
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赤城山は以前2度来ており、山頂の大沼にあるのが赤城神社だとばかり思い、目的地にセットしたのだが、ナビは、こんな”赤城神社”に連れてきてくれた。あとで調べてみると、これは三夜沢赤城神社(旧県社)といい、頂上にあるのは大洞赤城神社(旧郷社)で前橋市内にはもうひとつ二宮赤城神社というのもあるそうだ。こちらが無知なのがいけないのだが、ナビはときおりこんないたずらをやらかす。
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まあ、急ぐ旅ではないので、これも何かの縁ということで、お参りする。こちらが本殿。
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本殿の石段から後を振り返るとこんな感じ。苔むした石灯籠がいい感じを演出。
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神社入り口にあった案内看板。4号線を昇るつもりだったが、遠回りなので16号線に変更する。
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では、ナビを設定し直して。
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神社の手前を右(神社からは左)へ、向かうは赤城山。なお赤城山の読みだが「あかぎさん」では無く「あかぎやま」が正しい。
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しばらく行くと赤城温泉郷、これは忠治館という旅籠。
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赤城温泉入口、赤城山へはここを右へ。この先は林道をそのまま舗装したような狭小な山道で、大型車は通行不能。おまけに、冬期間は通行止めとなる。
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路面は一応舗装されており、カーブミラーやガードレールも設置されてはいるが、とにかく狭い。
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カーブ81は
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狭小なヘアピンカーブ。軽自かコンパクトカーならまだしも、ランクルやハイエースなどは切り返しが必要かも。
なお、先が見えないコーナーでは手前でクラクションを鳴らそう。そして相手のクラクションも聞こえやすいよう、窓も開けよう。 -
カーブ84は
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こんな感じのスプーンカーブで、外側に駐車スペースあり。
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峠らしい場所に反対向きに立っていた警告看板。今日のように交通量の少ない平日ならまだしも、休日には通行しない方が無難。
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八丁峠を越え、突き当たりを右折するとすぐに行き止まりの広場のような場所に出る。ちなみに県道70号線(未開通)鳥居峠と言う。晴れていれば関東平野方面が見えるのだが、今日はガスのため何も見えない。竹久夢二も来ていたようだ。
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何故か「名月赤城山」と「赤城の子守歌」の歌碑が建立されている。共通項目は国定忠治か。
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トレッキングをする方がちらほらいるので、こんな食堂も営業中。なお、「赤城山頂駅」という名前が気になって調べてみると、昔はケーブルカーがかかっていて、この建物が駅として使用されていた模様。
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駐車場の反対側はこんな感じ。手前の沼は覚満淵という沼。向こう側に見えるのが大沼。どちらも赤城山が噴火した跡にできたカルデラ湖。
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赤城山は複成火山であり、複数の山頂があるが、これは地蔵岳(1674m)。手前の朱塗りの橋は大洞赤城神社へ渡る橋。
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大洞赤城神社の鳥居。以前は別の場所にあったが昭和45年に現在地に移転する。
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大沼に映った、逆さ地蔵岳。
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こちらが大洞赤城神社の本殿。もちろん、こちらにもお参りする。
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大沼の東側を通過、峠を越えると県道251号線 沼田・赤城線に入る。このまま道なりで下って行けば沼田まで行ってしまうのだが、10kmほど下って ┤ 交差点を左折した地点でUターンする。ちなみに標識は右が前橋・赤城山方面、左が日光・尾瀬・老神方面となっている。
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右折して200mほど行った場所にこんな建物がある。ここは昔「赤城山北面有料道路」だった頃の料金所のなごり。いつ無料開放になったのか不明。だれか教えて~。
*1995年に南面と一緒に無料化されたそうです。ブリタニカさんサンクスです。 -
ちなみに標高は780m。涼しい。
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こんな看板発見。取材日もバイク乗りさん達が20台ほど集まって、峠走行を楽しんでいた。(再掲)
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では、スタート。時速は40km/h位。(^^;;
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右コーナーへ
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昔だったらタイヤがスキール音を上げていた。
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つづいて左コーナー
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対向車は全く来ない。
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どちらかというと直線区間が多く、カーブのR(半径)もゆるいので、道にブラックマークをこすりつけるドリフト車より、膝を擦りつけるバイク乗りさんの方が好む道路。
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登りのワインディングランの終点はここ。
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ちなみにカーブ番号は52番、Rは35m。
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五輪峠と言うようだが、峠の脇に小さな五輪塔があった。
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大沼をぐるっと3/4周すると県道4号線に自然と入ってゆく。
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県道4号線も昔は「赤城山南面有料道路」と呼ばれていたが、1995年に無料開放される。ところが某人気アニメに紹介されてから、峠族やドリフト族が集まるようになり、対策としてこんなサーフィン舗装や、コーナーのセンターライン上に障害物を設けるなどの暴走防止対策処置をされてしまった。ちなみに海外の道路で、こんな道を見たことは無い。
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取り締まりもあっただろうが、効果バツグンで、峠族やドリフト族は姿を消したようだ。
海外、とくに欧米各国では、各地にクローズドサーキットがあり、自分の車の限界を知りたい人は、低額な料金で利用できる環境がある。日本も見習えとは言わないが、生徒が減って困っている教習所のコースなどを低料金で貸し出すなど出来ないだろうか。 -
白樺牧場のあるところが峠、あとは前橋市までダラダラと下るだけの、何処にでもある山道なのだが、遅いアルトの後に付いてしまったので、なにもすることがなかった。(写真も無し)
ということで最後は尻切れトンボのようになってしまいましたが「2013年 赤城山3ルートを駆け巡る」はこれで終了です。本日も最後までご覧頂きありがとうございます。
2020/07/13 修正済み、2024/02/29 一部修正 -
OMAKE
16号線を登ったところに「三途の川」という案内看板あり。 -
つられて行ってみたらチョロチョロ水の流れる、ただの小川だった。ちなみに赤鬼や青鬼どもはいなかった。(^^;;
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