2012/03/17 - 2012/03/21
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MARIELさん
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世界で一番行って良かった国は?
この質問に対する答えは人によってバラバラです。だって世界には200ヶ国もあるわけですから。
でも比較的よく出る国名っていうのがあるんですよね。ブータンもその一つ。
それだけ多くの人を惹き付ける国なのです。高額な航空運賃と滞在費にも関わらずリピーターも多い。私ももし一人旅でこの国を訪れていたら、その一人になっていた可能性を否定はできません。
私は世界じゅうどこを訪れても、基本的にその国を好きになろうと努力します。イイトコ探しをします。もちろんブータンも例外ではありませんでした。しかし、そんな私を父は「この国は間違っている。間違っているものに目を瞑って、正しいかのように言うのはやめろ」と真っ向否定しました。
未だに私はこの国が良いのか悪いのか、好きなのか嫌いなのか自分でもよくわかりません。
ただ、一つ確かなこと。それはこの国が決して幸せの国なんかじゃないってことです。
前編の冒頭に「父と来たのは間違いだった」と書きましたが、あながち間違いでもなかったのかもしれません。
一人旅だったら「ブータンいい所だったな?」と呑気に感じて帰国したかもしれないので。
ご賛同いただけない方もいらっしゃるかとは思いますが、何故そう思うのかは本編の最後に綴っておきます。
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3日目の朝も昨日と同じレストランで朝ご飯。
昨日は問答無用でトーストが出てきたけど、インド料理のロティもチョイスできると判明したので私と妹はロティ。
この国のウェイターはサービス精神というものがゼロなので、こちらから念入りに聞き出さないと此のように知らないで損をする。 -
本日最初のイベントは郵便局見学。
国際便は一度すべてこのティンプー中央郵便局に集められるらしい。
空港のあるパロで投函しても一度ここを経由して再びパロに戻るってこと。 -
ブータンは以前切手販売で外貨を稼いでいた時代があるらしく、その名残で切手が有名。
コレクターでもないので、ポストカードに貼ってその場でポストに投函。 -
ティンプーとはこれでお別れ。
今日はまたあの地獄の峠を越えてパロに帰る。
バンの最後列に横になり完璧な準備で臨んだけど、やっぱ死ぬほど気持ち悪い(>_<)
何とかこの旅のメイン観光とも言うべきタクツァン僧院の麓に到着。
岩の中腹に張り付いてる僧院が見えるかな?今からあそこに登るの! -
途中までは追加料金を払えば馬で登ることができる。
父は「歩こうかな」と言っているが、絶対途中で疲れて不機嫌になるのが目に見えているので、何とか説得して馬に乗ってもらう。
私よりタフな母ももちろんお付き合いで馬。 -
まだこの辺りはパロの街とほとんど標高が変わらないだろうから、2300m+α程度だろうけど、既に結構苦しくて運動神経の悪い妹にさえ付いていけない。
馬上の両親はへばっている私の写真なんかを撮りながら楽しそうに登っている。
まあ父がご機嫌ならそれでいいや。 -
カフェがある中間地点に到着。
もちろん私がビリ。
だいぶ僧院が近くなった。
でもまだまだ距離はありそうだし、ここから道が険しくなる上に馬も使えない。
まだ先に進むという父を母が「ここで引き返しましょ」となだめる。
父は娘達だけ勝手に行くことにかなり不満そうだけど、ブータンなんてそうそう来られる所じゃないのでリスクを覚悟しつつ(笑)、我儘を通すことに。 -
道は整備されており、獣道というわけじゃないけど、ここから先は結構キツい。
西洋人の団体は皆ちゃんと登山用のスティックを持ってきている。
私も妹もガイドさんも無言で着々進んでいく。
まあガイドさんにとっちゃ余裕なんだろうけど、私達の殺気を感じて話かけられないのかも(笑)。
ただただ登り続けて、ふと振り返ると街が遥か下に小さく見えるだけとなっていた。 -
あともう一息!というポイントの山小屋でランチタイム。
ここまで来ると息苦しさにプラスして軽く吐き気もしてきた。
でもスタミナ切れは痛いので頑張って食べる。
気持ち悪いにも関わらず、このケワダツィ(じゃがいものチーズ煮混み)は絶品だった☆ -
食後もさらに登り続け、僧院とほぼ同じ高さまで辿り着いた。約3000m。
ここからが最後の試練。
僧院は今まで登って来た山の隣の峰にあるため、一度山道を下って最後の登り坂が待っている。
下り坂になると一気に会話が生まれるのが可笑しい(笑)。 -
そして遂に到着!!
タクツァン僧院。
Tiger's Nestと呼ばれるが、「タクツァン」がそのまま虎の寝床という意味だそう。
8世紀にパドマサンババがチベットから仏教を伝えにブータンにやってきて、その際に彼は虎の背中に乗ってここに飛んできたのだとか。 -
それにしても何でこんな場所に建てちゃったのか。
標高3000mの岩山にへばり付いてるんだよ? 尋常じゃない。
しかもこの僧院、1998年に全焼してるらしい。
現代の技術を駆使して尚、この場所にこれだけのものを再建するのは相当大変だったと思う。 -
帰りはどんどん標高が下がっていくので、もの凄いスピードでガイドさんを振り切って下山。
麓でのんびりお茶してた両親と落ち合って今日のホテルへ。
Janka Resort。
街からは少し離れているけど、その分周りは自然いっぱいで、コテージ風の客室棟も素敵。 -
パッカー宿に慣れている私にとっては豪華すぎる部屋。
だけど、確かに一日最低でも$200(時期や人数によって異なる)の滞在費を払っていることを考えれば簡素かもね。
この国にはアマンもあるし、追加を払えばよりグレードの高いホテルに変えることもできるんだけど、それでは旅行代金が嵩みすぎる。 -
山小屋風に統一されたバスルームもかわいい。
シャワーの水圧はイマイチだけど、一応問題の無いレベル。
レストランやレセプションの入った管理棟ではWi-Fiも繋がる。 -
ちょっと休憩した後はパロの街を散策しに出かけることに。
車で送ってもらって集合時間と場所を決めたら暫しの自由行動。
今日は両親も行くと言って付いてきた。
パロは近代化しつつあるティンプーと違って伝統的な街並みがガッツリ残っており、観光客にとってはより魅力的。 -
お店は日用品を売るグロッサリーみたいのか、仏具屋、もしくはお土産屋のいずれかがほとんどで、飲食店はあまり見かけない。
そもそも外食文化があんま無いっぽかった。
4人でお土産屋さんを巡ってぶらぶらする。 -
パロの街は約1kmの長さの並行する2本のメインストリートから成り(幅はわずか100mほど)、その外側は一気にすべて水田。
お祭りの時期は別にしても、普段は人もまばら。
お店側ももちろん商売気はない(笑)。 -
日没後はお店に小さな明かりが灯り、意外に遅くまで営業してる。
ティンプーやパロなどの町と呼べるレベルの町であれば、ちゃんとナイトスポットも存在する。
本当はそういう類のとこにも行ってみたかったなー。
ホテルに戻って最後の晩餐。
ドリンク代はガイド、ドライバー分含め、もちろんこっち持ち(笑)。
ここで父がブータンに対する文句をぶちまける(>_<)!! -
ここのウェイター始め、この国は「サービス」というものが存在しない。
そもそも彼らは全く以って幸せそうに見えない。これのどこか幸せの国なのか。
歩む道は違えど、ここは第2の北朝鮮だ!
これ以上ヒートアップさせても、こちらも不愉快な思いをするだけなので黙って喋らせといたけど、まあ同意できる部分も無くはない。
ブータン人の顔付きは確かに北朝鮮人と通じるところがある。
人種とか、遺伝子に関係なくあの「何かに怯えたり、何かに押さえつけられてる人々」がする独特の表情。 -
4日目の朝。
朝の澄み切った空気が気持ちいい。
宿の周りは一面水田地帯で牧歌的。
田んぼに突き出すように立っているホテルの一部分はどうやらバーらしいんだけど、昨日の夜は開いているようには見えなかった。 -
ちょうど通学途中の子供たちが真ん前の水田を横切っていく。
この子たちが大人になる頃にはこの国はどう変わるのか。
それともずっと変わらないのか。
これだけ誇り高く自国の文化を守ることを「やんわりと強要」する一方で、学校教育はすべて英語という国策にもちょっと恐ろしいものを感じる。 -
朝ご飯はパスして9時頃には空港へ。
ここでガイドさん、ドライバーさんともお別れ。
父はドライバーさんの運転技術の高さは唯一評価していたらしく、チップを弾んでいた。
チェックイン後は両親はラウンジへ。
エコノミーの私達は出発フロアで時間潰し。
Drukairの搭乗券がやたらかわいい。
色合いもめっちゃ好みで、今まで手にしたボーディングパスの中で一番好きかも! -
11:00発インドのバグドグラ経由バンコク行き。
何かこの路線の景色ってBKK→PBHの往路ばっか話題に上るから帰りは気にもしてなかったんだけど、ふと窓の外を見るとヤバすぎる景色!
てか出遅れた(>_<)
ヒマラヤの神々しさが圧倒的すぎて言葉も出ない。 -
最初の区間ではドリンクとスナックがサーブされ、バグドグラを発つと機内食。
私は帰りもインド料理をチョイス。
カレーが美味なり。 -
撮影用に妹が頼んだ中華料理っぽい方。
一口味見したけどフツーにいける。
バンコク搭載なのであろうヨーグルトには日本語が。 -
定刻より15分早まって15:45にはバンコク着。
空港に荷物を預けてタクシーでカオサンへ!
17:30到着後はまずSHEWA SPAで1時間のフットマッサージ。
混んでて屋内は2人だけって言われたので、私と妹は屋外チェアー。
中より安いけど、室内の方がだいぶいいなあ。
次からは中に戻そう。 -
母は最後にやってくれるタイ古式風のマッサ―ジが凄い良かったらしく、喜んで出てきた。
父もご満悦。
次は私達がこよなく愛するカオサンB級グルメにご案内♪
私はジューススタンドでマンゴージュースとタイミルクティをゲット。 -
同時進行で、妹が母を引き連れパッタイ屋台に走る。
私たちが一番好きなこのおばちゃんと、母が会話してるのが何か不思議なカンジ。
取り敢えず、センレック2人前を買ったけど父も気に入ってくれて、「何か違う麺のヤツも買ってこい」と(笑)。
基本父はエスニック嫌いなので、ブータン料理をほとんど食べなかった反動なだけな気もするけど、とにかく私たちの好物を否定されず安心。 -
母も態度には出してなかったけど、ブータンはツボではなかったらしく、バンコクに来た途端明らかにテンションが上がっていて、露天でパッカーちっくな部屋着まで買っている。
もう時間がないので最後に寺裏を軽く案内。
西洋人で溢れかえるオープンカフェ街に「いや〜、今晩泊って行ければな〜。(ブータンじゃなくて)こっちで飲みたかったな」と父はカオサン大絶賛。
もし普通にバンコク旅行だったら「お前らいつもこんな小汚いとこフラフラしてるのか!」って罵られたに決まっているので、ブータンの後で良かった。
確かに今日のカオサンは私にとっても凄く「自由な場所」に見える(笑)。 -
こうして2時間弱のカオサン滞在を終え、タクシーでスワンナプームにとんぼ返り。
帰りは数十分差のフライトだけど、私たちはJALのエコノミー、親はANAのビジネスなのでここでお別れ。
TGラウンジが使えるNHと違って、JLは自社の狭いラウンジだからバンコクってJLで来たくないんだよね。
ご飯も美味しくないので、軽くビールとおつまみ。 -
22:20発羽田行き。
ちょっとウトウトしたらもう電気が点いて朝ご飯。
スケジュールの6:00よりちょっと早く着いたので、家に帰ってお風呂に入り、余裕の出社。
色々考えちゃう旅だったけど、ブータンの「日本昔ばなし」みたいな世界は本当に美しかったし、今まで知らなかった価値観も知ることができて視野が拡がったと思う。
行って良かった! -
ブータン土産☆
吉祥紋「タシ・タゲ」の描かれた壁掛けとかレモングラスのルームスプレー、キラのワインカバーなど。
最後に・・・
いつもの旅と勝手が違って、複雑な想いがあったため旅行記をアップするのに1年以上かかってしまいました。
帰国後私なりに感じた「ブータン」という国について下に書いておきます。
興味のない方はスルーしてくださいませ〜。 -
GNHという言葉知ってる?
これはGross National Happinessの略で、ブータンはGDPではなくGNHを追求する国。
実際幸福度調査では97%の国民が「自分たちは幸せだ」と回答したんだって。
ブータン政府はどうやってこの驚異的な数字を叩き出すことに成功したのか。
簡単に言ってしまえばこれは国家による情報統制と国民のマインドコントロールだと思う。 -
「あなたは幸せですか」って聞かれてYesと即答できる日本人がどれだけいるだろう。
昨日は恋人と喧嘩しちゃったし、長引く不況で給料は上がらないし、休みは取れないし。みんな不満タラタラ。
でも、今お腹を空かせるわけでもなく、こんなしがないリーマンパッカーの旅行記読む時間とパソコンがあって、「こんなしょうも無いことコト書いてる奴がいるよ〜」って笑い合える家族や仲間もいるわけでしょ?
ブータン人はこれで十分すぎるほど幸せなの。
「足るを知る」ってことかな。
今のままで幸せだから、これ以上仕事も頑張らない。サービスって何デスカ? -
現状で満足させるためには欲望を与えないこと。欲望の元となる情報を与えないこと。
そのために国民が海外に出ることは奨励せず、外国人観光客の数も制限。
訪れた外国人には必ずガイドを付け、行動範囲を制限する。
一歩間違えれば確かにブータンは第2の北朝鮮になるかも。
でもそのコントロールの度合いが絶妙なわけ。
TVで海外放送も流す、でも限られた時間帯と番組。
「民族衣装着用はもう義務じゃない、でも私たちの衣装なんだから誇りを持って着ようよ!」てな具合。 -
外交がこれまた上手いんだよね。
国王と王妃が美男美女コンビというのも後押ししている。
特に日本に関しては、去年夫妻が被災地訪問をしたりしたもんだから更に評判は上々。
「GNH」とか「幸せの国」というキャッチコピーで国際社会からの非難を逃れるに留まらず、賞賛を得るまでに至っている。
人口が今の70万人より増えるとコントロールが利かなくなるから避妊までさせてるのはちょっと・・・って思うけど。 -
「足るを知る」ことが幸せなのであれば、確かにこの国は幸せの国と呼べなくもないかもしれない。
でも少なくとも私にとってはそれは幸せの定義じゃない。
私はもっと色んなことを知りたいし、色んなものも見たい。
お金だって要るし、出世に全く興味の無い人間でもない。
常にハングリー精神があるから毎日が楽しいし、日々頑張ることもできる。 -
どっちが本当の幸せかなんて分からない。
でも少なくとも私は、たとえ人間の欲と野望にまみれたストレス社会であっても、ブータンよりは日本以下、世界の多くの国がそうであるように努力と運次第で可能性が無限大に広がる国で自分の人生を生きたい。
それでも、そんな日々にふと疑問を感じて立ち止まってしまった時、ブータンに旅することは、私たちに忘れていたものを思い出させてくれたり、明日からまた歩きだす為のヒントをくれたりするのかもしれない。
あくまでも一個人の意見です。
是非一度ブータンに行ってみて下さい。
そして「やたら高い旅費」の意味を考えてみて下さい(笑)。
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この旅行記へのコメント (20)
-
- まほうのべるさん 2013/09/29 14:03:33
- 現実
- こんにちは、MARIELさん。
昨年、会社の人がツアーでブータンに行きました。
参加者はみな年配で少人数のツアーでした。
ただ料金を聞いたらヨーロッパと同じ位高く驚きました。
そしてもっと驚いたのは膨大にとってきた写真は「幸せな国」
からは想像できない貧しい不衛生そうな現実でした。
宿舎もレストランも想像をこえた貧相なものでした。
それまではとても素敵な国なんだろうと思っていました。機会が
あれば行ってみたいとも。
でも会社の人達と写真を見ているうちにそんな気持ちは一掃して
しまいました。
幸せ国ってなんだろう!
byまほうのべる
- MARIELさん からの返信 2013/09/29 22:11:22
- 幸せの国じゃないけど行ってよかった!
- まほうのべるさん、
こんばんは。
身近な方がブータンに行かれたんですね。
旅行代金高いですよね。一番エコノミーなツアー同士を比較したら絶対ヨーロッパより遥かに高いと思います。エアーもホテルも価格競争が無いので。
彼らの「幸せ」の定義が私たちとは大きく異なるため、日本人的志向で考えるとブータンは幸せな場所には見えないでしょうね。
ホテルもレストランも質素だと思います。まあ一部アマンなどの例外はありますけど。
旅行記に書いた通り、私もブータンは幸せの国なんかじゃないとは思いますが、でも世界には色んな価値観があって色んな幸せの形があるってわかったことが自分にとっては財産になりました。
あと、この時代を生き抜くために各国が取り得る道についても考えさせられました。
世界にはまだまだ私の知らないことがたくさんあるようです(笑)。
Mariel
-
- kanaさん 2013/09/03 13:11:21
- ブータン情報とても参考になりました(^^)
- Marielさん こんにちわ
ブータン情報とても参考になりました
「こんなこと書いてよかったのか」的なことをコメントされてましたが、読んでて、全然そんなことは感じませんでした。
とても、客観的な視点で意見を書かれていると思います。
この旅行記を参考に、いつか自分の目でブータン見に行きたいと思います
(順調に行けば、来年1月の3連休の予定です(^^ゞ
でわでわ
kana
- MARIELさん からの返信 2013/09/03 21:10:56
- ブータン行かれるのですね♪
- kanaさん、
こんばんは。
わー、来年の1月って言ったらすぐじゃないですか!
kanaさんがどのようにブータンをご覧になるのか楽しみにしてます。
旅行記には今までイチ多くの反響をいただいて驚いています。
皆さま不快な思いをされていなければ良いのですが。
ではでは素敵なブータン旅行を♪
と言ってもそれまでにまだまだ他の旅が待ってますね。
Mariel
- kanaさん からの返信 2013/09/04 00:16:06
- ブータン行けるかなぁ
- Marielさん こんばんわ
ブータン、とりあえず特典でバンコク往復をゲットしていまして、
でも、一人だと旅費が高そうなので、誰か一緒に行ってくれる人を探し中なのですが、なかなか難しいです
まぁ、一人でも結局いっちゃうと思いますが(^^)
でわでわ
kana
- MARIELさん からの返信 2013/09/04 19:15:16
- 確かに一人はキツイですね
- バンコクはブック済みなのですね〜。
それは行かなくては!ですね。
1日あたりの差額は僅かでも、×日数分となると参加人数は重大な問題ですよね。
4traで呼びかけたら参加したい方がいるようにも思いますが・・・。
同じ悩みを持っている人は多いと思います!
無事出発できますように〜。
Mariel
-
- ムロろ~んさん 2013/09/02 16:15:34
- こちらの旅行記で学ばせて頂きました。
- MARIELさん
ムロろ〜んです。
ブータン旅行記を拝見させて頂きました。
まず、本当にガイドさんとドライバーさんのお茶代を一緒に払うなんて言うのは図々しいなぁと思いますよね。私の時は向こうからというのは一度もなかったんです。
タクツァン僧院へ行った時に、みんなで無事に行けたからということで私がおごりでアマンコラでお茶しました。そのくらいかな。
私の時はチップもいらないと言ってたくらい素敵な方たちでした。
旅する際に、ガイドさん自身で旅の面白さが本当に変わりますよね。
私もモンゴルでひどいガイドとドライバーに当たったので、お父さんのような気持ちも分からなくはないです。
私も昔ですが、ブータンに一度行ったことがあります。一人旅で結構な額がかかりましたが、9日間の旅をすることができました。
未熟者が書いていますが・・・、自分の思い出を残すために4トラで旅行記を書いてみました。
確かにMARIELさんのおっしゃる通り、思想統制とまでは言いすぎかもしれませんが、自国の文化を守るため、色々と制限はありますよね。
私の時はシデ・ブータンの青木さんを通して日本人のガイドとドライバーさんで旅をしました。私もせっかく来たのでより深く入りたいと思い、僧侶の格好(現職ですので、汗)を着て旅をしました。
旅行代金のことをガイドさんが教えてくれたのですが、半分以上が国に持って行かれるようなんです。旅行代金の支払いもブータン銀行に振り込むのに本当に時間かかりましたし、旅行代金が高い理由も国の税金で持って行かれることを聞いた時には、仕方ないかと思ってしまいました。
GNHのことも書かれていましたが、私もJICAで派遣されていた日本人衛生士さんから話を聞いたことがありますよ。実際に調査に来た役人さんから半強制的に一番幸せと答えられたことを話してくれました。
この旅行記を読んで本当に自分とは違った視点でしたから、学ぶことができました。
長々と書いてすみません。失礼致しました。
ムロろ〜ん(-人-)
- MARIELさん からの返信 2013/09/03 21:05:31
- こちらこそ勉強になりました!
- ムロろ〜んさん、
こんばんは。
書き込みありがとうございます。
昨晩真剣にムロろ〜んさんのブータン旅行記を読ませていただきました!
私なんかのような仏教にも疎い人間がたった3泊4日旅しただけでエラそうなことを書きまくってお恥ずかしい限りです。
とても良いガイドさんに巡り合われたようですね。
アマンコラのお茶にお誘いされた時の反応などを拝見する限り、旅行者側にゴチになることは想定していない様子が伺われますね。
私のガイドさんも明るく知識豊富で非常に良い方だったのですが、お金関係に関してはややルーズだったのかも、と思います。
やはり旅行代の多くは国に納めてるんでよね。
結局観光業に携わっている方の収入はたかが知れているし、その上海外にも出たことがないから世界の中でも飛びぬけて旅行するのにお金がかかっている(=だからサービスの質が低いことに疑問に感じる旅行者がいる)ってことは現地の方達も理解していないし、理解のしようもないのだと思います。
JICAの方の幸福度調査に関するエピソードにはちょっと驚きました。
でも無理矢理「幸せだ」って言わせているってほどではなく、「あ、あなた幸せなの?じゃあ一番幸せの所に○付けとくね」って辺りがいかにもですよね(笑)。
僧侶でらっしゃるムロろ〜さんに、皆さん敬意を払われているのはさすが!と思いました。
たぶん一般人では経験することのできない素晴らしい出会いがたくさんあったことでしょう。
私も色々ネガティブなことも書いてしまいましたが、やはり小国が独り立ちして生きていくのは大変で、自国を守るためにこのような国策を取ることは一つの方法なのだと思います。
もちろん違和感が無いと言ったらウソになりますが、他国に危害を加えているわけでもないし、彼らの道を尊重すべきなのかもしれません。
Mariel
- ムロろ~んさん からの返信 2013/09/03 22:20:17
- ご覧下さりありがとうございます!
- MARIELさん
こちらこそ旅行記を読んで下さりありがとうございます。
この旅では本当に素晴らしいガイドさんとドライバーさん、旅行会社で担当して下さった青木さんのおかげだと思っています。
他の日系旅行会社もあったようですが、ガイドさんがいい加減で、「この街に来たので、所用を済ませてきますから待ってて下さいね」なんていうガイドさんもいましたよ。仕事中ジャンと思いましたよ。そのツアーに参加していた日本人は怒ってましたよ。
担当して下さったガイドさんはお嫁さんが日本人、しかも何度か日本へ来たことがあり、日本のこともある程度知っている方でした。
ドライバーさんも普段はバンコクでホテルのコックをしており、里帰り中のアルバイトで担当していたんです。
彼ら二人も外の世界を知っているようでした。
彼ら二人もまじめでとっても謙虚でした。
私が僧侶だったから、お寺の中まで入り、色んな仏さまを拝ませて頂きました。そして、僧侶ともお話しすることもできました。
そこで古いですが、ブータンというところを知って欲しいと思い、旅行記に書いた次第なんです。
去年、チベットを旅して痛感したのですが、ガイドがいないと本当に旅ができないのですよね。そこがちょっと難しいなぁと思いましたよ。旅行代金が特に(笑)!
でもあそこまで伝統文化がきちんと残っている国はなかなか無いなぁと思っています。良いか悪いかは別ですが(^_^;)。
色々とお邪魔しました。MARIELさんの旅行記、お邪魔させて頂きますね。
ムロろ〜ん(-人-)
- MARIELさん からの返信 2013/09/04 19:12:08
- お返事ありがとうございます。
- ムロろ〜んさん、
旅行記、ホントに興味深く拝見しました。
普通の人には成し得ない旅ですので、少し前の話であれ多くの方の参考になっていると思います。
私もバンコクに拠点を置く、某日系旅行代理店で手配したのですが、どこの旅行社を選択するかも大事なんですね。
あまり下調べをする方ではないので、一切比較検討は行いませんでした。
プライベートな用事でお客さんを待たせるのって、バックパッカーのノリだと結構あるんですが、一般的な日本人なら怒るでしょうねえ。
やはりブータン人の中でも国際的な感覚を持った人というのは何かしら海外との繋がりがあるんですね。
ブータン人が海外に出ることの善し悪しは別として、観光客としてはお付き合いし易いことには違いないかと思います。
その一方で真面目で謙虚、とブータンらしい気質も失わず、すばらしいガイドさんとドライバーさんに出会えて良かったですね!
ブータン人の仏教への信仰心がとても強いので、私なんぞは僧侶の方に話しかけたり、「お寺の中まで入れてほしいな〜」などと気軽に接することはできませんでした。
やはりムロろ〜んさんの旅行記は数あるブータン旅行記の中でも特別なものだと思います。
多くの方がご覧になって理解を深められるといいなあと心から思います。
チベットもいつか必ず行ってみたい場所の一つです。
ガイドが必要とは知りませんでしたが、それでもやはり行ってみたい!
ガイドさんと一緒だと面倒なこともありますけど、一人だとスルーしてしまうようなところも、きちんと説明が聞けて勉強になるってことは今回よく分かりました。
あとはお財布の中身との相談ですね(笑)。
Mariel
-
- durianさん 2013/09/02 10:08:31
- 幸の国
- MARIELさん
後編も中々MARIELさんの爆発?ぶっちゃける意見は他の人の旅行記には無いので本当に参考大です。
ブータン人にとっては幸た国なんでしょう。。。と思えます。
逆に色々な国を旅したり住んだりすると日本人に生まれて良かったなぁ〜と感じ取る事が多いのですが、でも日本は平和すぎてこれで良いのか〜〜とも思ってしまいます。時々海外に遊びにいってその国の事を知ると自分なりに色々悟る事ができるからやっぱり旅は楽しいなぁ。。
ご両親とブータンに行け後々良い思いでの一つになると思いますよ。
ブータンと言えばタクツァン僧院、写真では必ず出てきますよね。あそこに登るのは至難の努力がいるのですね空気も薄いし、だからどの写真も素敵に見えます。
durian
- MARIELさん からの返信 2013/09/02 23:58:15
- やっぱり幸せの国なのかも。
- durianさん、
またまたぶっちゃけちゃってスミマセン(>_<)
ネットに書くべきことじゃないのかもしれませんね。
でも今回ばかりは「ブータン綺麗でした〜、楽しかったで〜す」では終われなくて(笑)。
確かに海外に出ると日本の良い所を再認識すると同時に、日本の悲しい部分や危機感を覚える部分も発見しますよね。ホント旅の醍醐味だと思います。
他の国のことを知らないブータン人は自分たちは幸せと思っていて、それはそれで幸せなことなのかもしれません。
タクツァンは慣れてる人に取っては何てことないんでしょうが、私にとってはズバリ登山でした。
とにかく苦しくて最後はナチュラルハイでしたね。
達成感はありましたよ〜。
Mariel
-
- Bintangさん 2013/09/02 00:36:42
- 桃源郷とも言われたブータン
- 後編も楽しく拝見しました!
なんて言うか…今まで読んだことのないブータン旅行記だなぁと思いました。
私が大学のときに教授が言っていたのですが、本当に洞察力のある人はツアーだろうと団体旅行だろうと、その国の本質を見ることが出来る、と。
MARIELさん一家さすが家族そろって旅慣れてらっしゃるだけあります。
GNHはやっぱりマインドコントロールなのですね…確かに情報統制がなければ不可能な数字ですね、97%って。
幸せの国、ってメディアでは紹介されているのに、ちょっと違えば北朝鮮…
足るを知らないと、インドネシアみたいに貧富の差が激しくなり、人々が嫉妬深くなりそうですが、知らないことによって違う世界を知るチャンスを奪われているブータンの人々…
どちらが幸せかは本当難しいですね。
考えても答えが出ないです。
最後のバンコクでのMARIELさん一家の解放されっぷりがなんとも(笑)。
この自由さがMARIELさんらしいなぁと思いました。
どちらも旅は旅だし、今回の旅行記は勉強になりました。ありがとうございますm(_ _)m
ではまたちょこちょこ遊びに来ますね〜♪
Bintang
- MARIELさん からの返信 2013/09/02 23:48:36
- 本当に難しい問題ですよね・・・
- Bintangさん、
後半もシビアですみません(>_<)
ネットにこんなこと書いちゃってよかったのかなあ。。。
私は基本良い所ばかり見ようとして洞察力なんて働かないんです。
父も多分自分への扱いが不愉快だった、という単純な理由で観察眼に優れているわけじゃないと思うんですが、まあ経験が豊富な分、比較対象は多いですよかね。
マインドコントロールって言葉が正しいかは別として、とにかく97%は不自然な数字だとは思います。
仰る通り「知らない」ことで幸せなのだとしたら、それは本当の幸せなのか疑問が残るし、反対に知ってしまうと嫉妬という感情が生まれて幸せだと感じなくなってしまいますものね。
本当に難しい問題なけど、結論としては「この世に桃源郷は存在し得ない」ってことなんじゃないかなあなどと考えております。
カオサンははっちゃけました!
自由のありがたみを噛みしめましたよ☆
こちらこそ、Bintangさんのインドネシアに関する考察はいつも勉強になります。
また宜しくお願いします〜。
Mariel
-
- kayoさん 2013/09/02 00:21:40
- 初めまして!
- MARIELさん、初めまして!
アジアで行ってみたい国の一つに興味本位でブータンが
入っていましたが、本音の旅行記凄く参考になりました。
1日200ドルなんて私には高嶺の花ですが、
実際に旅行されてMARIELさんやお父さんが感じられた事が
凄く伝わってきます。
それでもって行った事無いのですが、共感しちゃいました。
楽しかった事を書く方が簡単ですもんね。
でもお父さんやお母さんがバンコク、
それもカオサンを気に入られたようで微笑ましい。
私も両親とはインド、タイ、台湾、ニューヨークと
一緒に旅行しましたが、
未だに実家へ帰る度にインドが一番面白かったって
言われます。
もう海外等へは行けない両親ですが、ガイド役をかって一緒に
行ったインド旅行が唯一の親孝行になってしまいました。
今後もご両親が元気な間は家族でいい旅行してくださいねー。
kayo
- MARIELさん からの返信 2013/09/02 23:27:20
- メッセージありがとうございました。
- kayoさん、
初めまして!
書き込みありがとうございます。
ブータン、もし良いイメージをお持ちだったのであれば不快に思われた部分もあるかもしれません。
もしかしたら私の勘違いしている事項もあるかもしれませんが、参考になると言っていただけるととても有りがたいです!
こうやってネット上にネガティブな情報を載せるのはエネルギーが要りますね(笑)。
なかなか書き始められなかったけど、書きだしてからはとり憑かれたように一気に書きました。
最後のバンコクは良い雰囲気で旅を〆るのに最適でした。
両親もバンコクは私より多く行ったことがあると思うのですが、カオサンは初めてで、気に入らないのではと心配しておりましたが杞憂に終わりました。
kayoさんはいっぱい親孝行されていて尊敬です☆
その中でもインドが一番!って言わせるのはさすがですね!
よほど素敵なご旅行だったのでしょう。是非旅行記拝見したいものです。
昔は親に連れられて色んな所に行きましたが、最近はこちらが案内してあげられる街も出てきて、時の流れを感じます。
今年は10月に家族でチェンマイに行ってきます。
Mariel
-
- jelvaさん 2013/09/01 23:40:28
- ブータン。。。
- MARIELさんこんばんは。
大変興味深く後半を読みました。
私はもともとそんなにブータンに興味なかったのですが、今回の旅行記でとても勉強になりました。
情報の規制とか観光の方法とかいろいろ知ってみるとかなり特殊な国なんですね。
一般的なブータンの情報だけだと幸せの国ってイメージが先行しちゃいますが、いろいろな角度からブータンを見ることで真の姿って変わってきますね。
単に楽しい旅っていうのもありますがこんないろんなことを考えさせられるたびもまたいいかな。
最後にお父様、カオサン満足されてよかったですね〜(^^)
あと、お母様の静かなフォロー素晴らしいです。
jelva
- MARIELさん からの返信 2013/09/02 13:54:23
- あくまで一意見で。。。
- jelvaさん、
こんにちは。
ブータンのイメージ、悪くなっちゃいましたよね。
ゴメンナサイ。こういう意見もあるんだ〜くらいに流して下さい!
ただ相当特殊な国であることは疑いようの無い事実かと思いますが(笑)。
家族旅行はできれば単に楽しいだけの所に行きたいけど、他人の意見も聞くことができたという意味ではとても有意義でした。旅行記を書くに当たって、かなり影響も受けたと思います。
流れで父がカオサン好印象だったのはラッキーでした〜。
母は、今回ナイスアシスト!が多かったですね☆
Mariel
-
- wakabunさん 2013/09/01 23:29:33
- らしくない旅
- Marielさん、
ブータン行ったのずいぶん前だったんですね。そういえばあまり感想を聞いていないなと思いました。まあいつもお互いあちこち行っているので、把握するのが大変だったというのもあるんですけどねw
お父さん曲者ですねー。旅慣れているものとは思えない発言ばかり。いや、旅慣れているが所以なのか?お母さんよく耐えてますね。ブータン料理おいしいのに!一生あればかりは嫌だけど、1週間くらいずっとあれでも私はハッピーです。
家族旅行だし、ガイド&ドライバー付でMarielさんも体調良くないし、とてもらしくない旅だったんですね。ほかの旅行者と知り合う機会もないし…
ブータンの幸せの定義に関する意見、私も大体同じです。数字だけ独り歩きしちゃうとちょっと怖いですね。
そうそう、ブータンの女の子日本人とよく似てますよね。
私も車酔いしました。私の場合二日酔いだったからというのもあるけど。ドライバーは腕いいですよね。車酔いしたといったら酔わないように緩やかカーブでやさしい運転をしてくれました。
Wakabun
- MARIELさん からの返信 2013/09/02 13:42:16
- たまにはいいかな。
- Wakabunさん、
なかなか気乗りせずUPするのがめちゃくちゃ遅くなってしまいました〜。
父の発言、不快な思いをさせてしまって申し訳ありません。
何か思考がとても脱亜入欧的なんですよね。アジア見下しが激しくって、いつもイラっときます(笑)。
食べ物もそう。アジアだけじゃないけど、エスニックは不味いって決めつけてる所があります。
私もブータン料理は好きでしたよー。ブータンの外国料理はイマイチだったけど(笑)。
仰る通り、全く自分らしい旅ではありませんでした。
本当はWakabunさんみたいに、バー行ったり、民泊したりしたかったんですけどね。
まあ、たまにはこんな旅もいいかもしれません。
ブータン人も優しくていい人はいっぱいいました。
女の子達も笑えばとても可愛いし、言葉は通じないけどドライバーさんも仕事ができるだけじゃなく、純粋にいい人でした。
それでも酔ってしまうあの山道はどうにもなりませんね。
もう行けそうにもないなあ。
Mariel
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