2013/07/02 - 2013/07/11
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昨年の陶芸家の加藤幸兵衛先生とのイランの旅は、今年の7/2〜7/23の間のイラン国立博物館での「ラスター彩」の特別展開催、という思いがけない展開となりました。
幸兵衛先生のお父様の人間国宝加藤卓男先生(故人)はイランの地で
幻となったラスター彩の技法を再現され、現在の幸兵衛先生へと
受け継がれています。
そのラスター彩の作品展を開くことは親子2代に渡っての悲願でもありました。
なにしろ、卓男先生のイランでの作品展が決まって、その作品展の2ヶ月前にイラン革命が起きて一度流れてしまったといういきさつもありました。
昨年のイラン旅行では、「イランに行けるの」という言葉が最初に誰からも発せられましたが、今回はとても安全な国で、素晴らしい見所満載ですよと説明できました。
そこで、先生の展覧会の開会式に合わせて、ツアーをつくり総勢35名で出発しました。
写真はイランで作成された先生の展覧会のポスターです。
この旅のいきさつ、先生とラスター彩のかかわりについては
昨年同行され、今年も取材されたTV愛知が今年の9月21日に30周年記念番組として、放送されますので、観て頂けます。
2013年9月21日(土)16:00〜17:15
TV東京系列全国放送
「ラスター彩、故郷に還る」
幸兵衛窯ホームページ
http://www.koubei-gama.co.jp/index.html
7/2 名古屋ー関空ードバイ
7/3 ドバイ-テヘラン、ゴレスタン王宮博物館、
7/4 レザ・アバッシ博物館、カーペット博物館、モガッタムの家
イラン国立博物館、
17:00 開会式、ガーデンパーティー
7/5 カスピ海方面
7/6 カスピ海、マスレー村、テヘラン
7/7 アフワズ、シューシュタール、チョガ・ザンビル、イスファハン
7/8 イスファハン、ナイン、ヤズド
7/9 ヤズド、テヘラン
7/10 テヘラン市内観光、ドバイ
7/11 ドバイー関空ー名古屋
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- タビックスジャパン
-
テヘランの空港には昼近くに到着、昼食後、ゴレスタン宮殿の観光に向かいました。
この宮殿は2013年の世界遺産に登録されたばかりです。
ガラスのモザイクタイルの装飾が美しい宮殿ですが、内部は写真撮影禁止でしたので、玄関に入るときに手を伸ばして玄関を撮影しました。 -
次に訪ねたのはレザ・アバッシ博物館です。
紀元前2000年〜20世紀初頭までの工芸品、陶器、写本が展示されています。
各階ごとに展示品が分けてありますので、とても見学しやすい博物館でした。 -
カーペット博物館はパーレビ時代のファラオ王妃が15世紀ころからの貴重なアンティークカーペットを各地から集めて造られた博物館で、ペルシャの文化品であるカーペットを一同に観ることができます。
-
モガッタムの家は日本大使が是非、幸兵衛先生に見学していただきたいと教えていただいた、特別なタイル博物館です。
ここはモガッタム氏の家で、受け継いだ息子さんが美術に造詣が深く、古いタイルなどをインテリアに使用して実際に使われていました。
その家をテヘラン大学に寄付され、今は一般に見学することができますが、普通のツアーでは訪ねることはほとんどない場所です。 -
開会式はイラン国立博物館の庭の中にあるイスラム期博物館で開かれることになっていましたので、開会式前に世界的にも有名なイラン国立博物館を見学しました。
-
17:00からの開会式は展覧会場に併設された講堂で開かれました。
250人収容ということでしたが、立ち見どころか入りきれない人が入り口ホールから外まであふれ盛大に行われました。
両国の国歌斉唱から始まって、イランがとても大切な行事としていることが感じられました。
最近、TV愛知のディレクターの方から、この講堂は5年前から工事が始まってなかなか完成しなかったのが、この開会式のために完成させたと聞いてびっくり、あらためてすごいことだったのです。 -
こちらは開会式の後の展示会場の様子です。
幸兵衛先生の作品はもとより、卓男先生の代表作も展示されました。
会場は招待客などで、埋め尽くされました。
開会式と展覧会の様子がTVでも流れたそうです。
又、又、TV愛知のディレクターさんの裏話ですが、編集のときに、通訳さんを入れて、展覧会の人たちのインタビューを確認されたときに、皆さんの話される言葉が身分の高い人の話すペルシャ語だったそうで、私たち、日本だったらとても合うことが出来ないような方たちとご一緒していたようです。 -
7/5からは昨年イランを訪ねた組は国内線でカスピ海に向かいました。
こちらはバンダリアザリの港です。 -
ここは野鳥の宝庫として有名な潟があります。
そこへボートの遊覧で出発です。
遊覧といっても、小さなボートでへさきが上がるような勢いで水面を飛ばしていきました。
潟には蓮が遥かかなたまで埋め尽くしていました。
これでも環境が悪くなって蓮が減ってきているそうです。
現在日本と保全が勧められています。 -
夜はラムサーで一泊、ここはパーレビー王朝のころは夏の離宮もあって、高級リゾートとして栄華を誇った場所だったようですが、革命後は見る影もなくなってしまいました。
今では宮殿にそのころの面影が少し見られるだけです。 -
カスピ海の海水浴場へ行きました。
右奥、遠くに見えている黒い塊が、女性専用の海水浴場のテントです。
子供連れの人はとても不便な制度です。 -
山奥にあるマスレー村を訪ねました。
イランは日本と同緯度にありますから、7月はとても暑い夏ですが、ここはとても空気がさわやかでした。
急斜面に家を建てたために道路が造れないので、お互いの屋根が道路代わりになっていたりします。 -
7/6にテヘランに戻り、仕事が終わられた先生と合流して、南のアフワズに向かいました。
イランでは古代ペルシャの時代から水利用の技術が発達していて、思ったより木々が見られます。
その水利用技術の粋が見られるのが、世界遺産のシューシュタールです。
一見水があって、涼しそうに見えますが、なんとこの日、イラン各地でこの年一番の暑さを記録した日で、又、この場所はイランでももっとも気温の高い地域だったのです。
なんとこの日の気温50℃。
水があってもとにかく暑い。 -
その又上を行くのが世界遺産のチョガ・ザンビルです。
バベルの塔の原型と言われています。
なんとここでは60℃近くはあったのではないでしょうか。
空気が熱すぎで、息も直接は出来なくて、スカーフを顔に巻いてほとんど、布ですっぽり覆っていました。
イスラムの女性が黒いチャドルで身を隠しているのは実用面からも正解かも。 -
こちらはチョガ・ザンビル博物館。
なにしろ、あまりの暑さに車もクーラーが入っていても効かなくて、サウナ状態だったので、ここのクーラーの効いた涼しさは本当に嬉しかったです。
こじんまりとしていますが、遺跡から出た展示物も興味深くいい博物館でした。 -
7/8からは基本コースの方たちと合流しました。
イスファハンは美しいオアシス年ですが、砂漠を旅して来た身としては、その美しさがますます際立っていました。
今回はザーヤンデ川が農繁期とあって、水門が開けられて水をたたえていましたので、特に美しい光景を見ることができました。 -
残念だったのは、ミナールジョンバンと呼ばれる揺れるミナレットが揺れなくなっていたことです。
このミナレットは片一方のミナレットを手で揺らすと、もう一つのミナレットも揺れるということで有名でしたが、6月一杯で、保存のために揺らすことが禁止になったのだそうです。 -
大理石、フレスコがふんだんに使われたハシュト ベヘシュト宮殿を見学しました。
ただ、イスファハンではイマーム広場に素晴らしいモスクが立ち並び、その華麗さに言葉を失った後ではちょっと物足りないものがあります。 -
イスファハンを後にして、ヤズドに向かいました。
舗装されていますが、この道路はかってのシルクロードなんですよね。 -
ですから、時々道路の脇に、昔の隊商宿、キャラバンサライの跡がそまま残っています。
こちらはその一つです。 -
このキャラバンサライの近くには昔の水路カナートがそのまま残っていて、現在も水をたたえて使えるようになっていました。
イランは砂漠のイメージがありますが、高い山脈も走っていて、その山脈からの雪解け水を利用してオアシスを発展させて、木々も豊かで、街の中に公園も沢山見られます。 -
ヤズドはゾロアスター教の聖地でもあります。
ゾロアスター教は拝火教と言われて、この寺院には紀元前470年以来燃え続けている聖火があります。 -
又、ゾロアスター教では「火、土、水」が聖なるものとされていますので、死んだときには風葬がされました。
その風葬が行われたのが、前方に見える沈黙の塔と呼ばれる場所です。 -
ヤズド市内ではもっとも高いミナレットを持つジャメイモスクを訪ねました。
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又、このヤズドの旧市街では窓がない家がつらなる通路が特徴となっています。
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7/9に空路ヤズドからテヘランに戻り、7/10のテヘラン最終日にガラス博物館を訪ねました。
ここは古い歴史的な建物にモダンな展示で何度訪ねても楽しい博物館です。 -
最後はショッピングでエンゲラブ・イスラミ通りでのショッピングで、きれいなペーパーショップを訪ねました。
先生のポスターもそうですが、イランの印刷技術はとても高く、又、料金もとても安いので、皆いいお土産が手にはいりました。
夕刻、テヘラン空港を出発、ドバイ経由で、7/11に無事帰国しました。
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