他のブログにアップしていたのですが、旅行記を整理してすべて４トラで管理するため引越しをしました。<br /><br />こちらの旅行記は2008年のものなので、情報としてはちょっと古いかもしれませんが、よろしかったらご覧くださいね。<br /><br />…━━━…‥♪‥…━━━…‥♪‥…━━━…‥♪‥…━━━<br /><br />【11/25】□ 成田⇒パリ（泊）<br />【11/26】□ パリ⇒モン・サン・ミッシェル（泊）<br />【11/27】□ モン・サン・ミッシェル⇒パリ（泊）<br />【11/28】□ パリ⇒ボーヌ⇒ニュイ・サン・ジョルジュ（泊）<br />【11/29】□ ディジョン⇒パリ（泊）<br />【11/30】◆ パリ（泊）<br />【12/ 1】◆ パリ（泊）<br />【12/ 2】□ パリ⇒成田<br /><br />…━━━…‥♪‥…━━━…‥♪‥…━━━…‥♪‥…━━━<br />

2008年旅行記お引越し　クリスマスのパリ　ヴェルサイユ宮殿と美術館めぐり

8いいね！

2008/11/29 - 2008/11/29

8206位(同エリア16401件中)

#街歩き

エリア

パリ(フランス)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: エールフランス

旅行の手配内容: 個別手配

朝、ヴァンヴの蚤の市に行ってみたけど思ったようなものがなく、マルシェに立ち寄ってみた。道路沿いにマルシェが立ち、日本でもおなじみの野菜が並んでます。
パリのど真ん中から離れているせいか、値段が安く庶民的なマルシェ。
オリーブだけでもこんなに沢山の種類があるのね。
ウニ、カニ、エビと魚介類も豊富。
ウニは日本のものより小ぶりで鮮やかなオレンジ色。
そのとなりはオマール海老かなぁ・・
新鮮なムール貝。
ムールフリットにしたら美味しそう！
他にも見たことない貝がいっぱい。
友人は買い物をしたいということだったので、私はヴァンヴからヴェルサイユへ行くことに。
ヴェルサイユには鉄道が３つ乗り入れているのですが、宮殿に一番近いRER（国鉄）のヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅を目指します。

駅から宮殿へは徒歩10分くらいで到着。
宮殿の2階に上がると、ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼が執り行われた場所　”王室礼拝堂”がある。
白とゴールドのコントラストが美しい！
歩いていると目の前にピンクのプードルが。

これは現代アーチストのジェフ・クーンズの作品で、期間限定で展示してるらしい。賛否両論あるみたいだけど、これはこれでおもしろい試みのような気がします。
ヴェルサイユ宮殿といえば、ここ　”鏡の間”
1919年6月28日にヴェルサイユ条約の調印が行われたことで有名。

長さ75m、幅10m、高さ12mあって、鏡は全部で578枚。明かり取りの窓から入る光を壁面の鏡で反射される仕組みだそう。
あまりの豪華さに圧倒される。

この後2010年にマリー･アントワネットが断頭台に上がり処刑されるまで幽閉されていたパリのコンシェルジュリーに行ったのですが、この鏡の間を思い出し、彼女の明暗を目の当たりにしてとても複雑な気持ちになったのを覚えてます。
宮殿の西側に広がる広大な庭園。夏だったら緑が一面に広がって綺麗だろうな。。
今回は行かなかったけど、次回マリー・アントワネットの住んでたトリアノンを見るなら絶対夏がいいな。
戻ってきてから一人でオランジュリー美術館へ。
閉館時間まで1時間ちょっとしかないので、見たいものだけをとりあえず片っ端から見る。

ルノワール　「ピアノを弾く少女達」　（1892）
ルノワール　「道化師姿のクロード・ルノワール」

オランジュリーで見たかった絵のひとつ。ルノワールは3人の子宝に恵まれてますが、この子は60歳のときに生まれた子供クロードを描いたもの。
着ている服も可愛いし、ちょっと緊張している表情がたまらない！
ルノワールの絵の中で一番好きです。
閉館時間が迫ってきて、退出するように係の人が声を掛け始めてから時間に気づいたおマヌケな私。

「睡蓮の間」がどうしても見たい！と懇願し、渋々OKをもらった。
慌てて入ると、みんな退出した後で「睡蓮の間」を独り占め(^^

睡蓮の間は自然光を取り入れた円形の造りになっていて、4枚ずつ2部屋に渡って飾られている。
モネ　「睡蓮　水のエチュード・・・朝 No.1」
モネ　「睡蓮　水のエチュード・・・緑の反映」
モネ　「睡蓮　水のエチュード・・・夕日」
モネ　「睡蓮　水のエチュード・・・朝 No.2」
モネ　「睡蓮　水のエチュード・・・朝の柳」
この時期のパリは街がクリスマス一色。
小さな路地でもイルミネーションで彩られていて、歩いていても寒さを感じないくらい楽しい♪

これはカーテンのようにゆらゆら揺れていてとっても綺麗だった。
コンコルド広場にある噴水にはゴールドの魚を抱えた人魚がいて、その魚の口からも水が出ます。
人魚は女だけかと思ってたけど、よく見ると男の人魚もいて、これがなかなかのイケメンなのだっ。
コンコルド広場には観覧車。
12月から2ヶ月間の期間限定のものらしく、乗ろうと思って近くまで行ったらすっごい行列だったので泣く泣くあきらめた。
翌朝、シテ島にあるノートルダム大聖堂へ行ってみた。
ミサが行われていて観光客も少なく、とても厳かな雰囲気。
内部にはこんなクリスマスのディスプレイが。
今日は贅沢に一日ルーブル美術館。
かつての王宮を改装しただけあって、中の絵画もすごいけど建物も素晴らしい！
レオナルド・ダ・ヴィンチ　「モナリザ」（1503）

見たかったモナリザとご対面！
広〜い部屋に防弾ガラスに守られて展示されている。
思ってた以上に小さい絵だったけど、圧倒される迫力がある。
ドラクロワ　「民衆を導く自由の女神」（1830）

1830年の7月革命を描いた絵。
この絵は、2013年にランスに新しく出来たルーブル美術館の分館へお引越ししたため、パリのルーブルでは見れないようですね。
ダイヤモンドが散りばめられた、エメラルドのピルケースのような入れ物が沢山飾ってあった。
ピルケースのような小さいものに、よくもこんなに細かい絵を描いたなぁと感心。
ジャン＝シメオン・シャルダン　「糸エイ」（1726）

日本ではあまり知られていない画家で、ルーブルを紹介した本に載っていたのを見て以来ずっと気になっていた絵。

吊るされた糸エイの内臓はグロテスクだけど、静物画なのに内臓は生々しく、魚を狙うネコは今にも絵から出てきそう。
美しいものを描いたわけでもないのに、なぜか惹かれてしまう不思議な絵だった。
フェルメール　「レースを編む女」（1669）

3階のあまり目立たない場所にひっそりと展示されていた。
絵はとても小さく、写真と見間違うほど繊細なタッチで描かれている。
ライトアップされたピラミッドは昼とは違って幻想的。
友人と待ち合わせするため、また噴水のところまで戻ってきた。
この時期しか見られないシャンゼリゼ通りのクリスマスマーケット。
イルミネーションがシンプルだけどとっても素敵！
観覧車のあるコンコルド広場を起点に、シャンゼリゼ通りの両側に沢山の小屋が並んでます。
凱旋門のところまで来たら反対側に渡って、今度はコンコルド広場まで歩く。
ホットワインを飲みながらぶらぶら歩くだけで、パリのノエルを味わえます。