2008/11/28 - 2008/11/29
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dreyfusさん
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他のブログにアップしていたのですが、旅行記を整理してすべて4トラで管理するため引越しをしました。
こちらの旅行記は2008年のものなので、情報としてはちょっと古いかもしれませんが、よろしかったらご覧くださいね。
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【11/25】□ 成田⇒パリ(泊)
【11/26】□ パリ⇒モン・サン・ミッシェル(泊)
【11/27】□ モン・サン・ミッシェル⇒パリ(泊)
【11/28】◆ パリ⇒ボーヌ⇒ニュイ・サン・ジョルジュ(泊)
【11/29】◆ ディジョン⇒パリ(泊)
【11/30】□ パリ(泊)
【12/ 1】□ パリ(泊)
【12/ 2】□ パリ⇒成田
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝早くパリ・リヨン駅からボーヌへ向かう。
TGVに乗ってまずはディジョンへ。そこから急行に乗り換えてボーヌへとやってきた。(パリ→ボーヌ TGV 47.4ユーロ)
直通でボーヌまで来れるTGVもあるけど、ほとんどがディジョンで乗り換えの電車です。
パリから2時間30分。コート・ドールと呼ばれる延々とぶどう畑が続く丘陵地帯の中心にあるこの町は、ワイン好きなら誰でも知っているブルゴーニュワインの聖地! -
町はこじんまりとしていて、建物も中世の香り漂う雰囲気のある佇まい。
街灯も可愛い♪
毎年11月の第3日曜日をはさむ土曜日〜月曜日、「栄光の3日間」と呼ばれるワイン祭りが開催され、その中でも日曜日に開かれるオークションは有名。
私たちは残念ながら翌週だったので、祭りの後の静まりかえった町を歩くことに。 -
ランチを予約しておいたピュリニー・モンラシェという村にある、ラ・ターブル・ドゥ・オリヴィエ・ルフレーヴ(La Table d'Olivier Leflaive) へ向かう。
目的はテイスティングランチ(^^
夏はこのテラスでランチ出来るのですが、11月は寒いので室内のみです。 -
ここオリヴィエ・ルフレーヴは、ブルゴーニュ地方の有力なネゴシアン。
ピュリニー・モンラシェ村に広大な畑を持っている有名な造り手さんです。 -
受付を済ませたら、まずはCAVEを見学。
オリヴィエさん自らが時間をかけて案内してくれたのですが、「ワインは自分の子供と同じ」だと言いながら目を細める姿がとても印象的だった。 -
ここはランチのみの営業。
営業時間は毎日12時30分からで、40ユーロと50ユーロのどちらかを選びます。ちなみに日曜はお休みです。
40ユーロの中身は、白ワイン8種類と赤ワイン2種類。
50ユーロのほうはさらにプルミエ・クリュの白ワインが3種、プルミエ・クリュの赤ワインが1種類が加わります。 -
食事はどちらのコースも同じ内容、品数。
アントレはハムとパセリのテリーヌ(Jambon Persille & Terrine Regionale)
メインのchicken with chardonnay sauceなど、どれもワインに合うようシンプルな味付けになってます。白ワインから順番に味わっていくのですが、テイスティングとは思えないほど並々と注がれます。 -
チーズも食べきれないくらい出てきます。
2人分でこの量って・・・ -
そしてチーズが出てくると、いよいよ赤ワイン祭りの始まりです。
熟成したシェーブルやコンテのチーズと赤ワインの相性は最高!
大満足なテイスティングランチでした。
ここは予約必須です。そして飲みすぎ注意です!! -
気に入ったワインを購入し、タクシーでボーヌ旧市街まで戻ってきた。
酔いを醒ますため少しお散歩。 -
ブルゴーニュのワインを売ってるお店を覗いてみたり。。
あ〜、全部買い占めたい!! -
ケーキ屋さんのショーケースの前で大はしゃぎしてみたり。。。
-
ほろ酔い気分のまま、ボーヌの町で一番の名所オテル・デュー(Hotel Dieu)へ。
オテル・デューとは神の館という意味。
その神の館へ恐れ多くも”ほろ酔い状態”で入ろうという不謹慎な私たち。
入口はとても質素な造りで、知らなければ通り過ぎてしまいそう。。 -
寒い季節だからなのか・・なんと観光客は私たちを含めて5人ほど。
人気がないのかなぁって思ったら、夏のバカンスシーズンは行列必至のよう。
ここを見学するなら観光客が少ない時期のほうがおすすめです! -
入口から一歩中へ入ると、外からは想像出来ない建物が目の前に。
私の心はすっかりこの建物と屋根に鷲掴みにされちゃいました。
可愛い〜のなんのって(^^
オテル・デューは、1443年にブルゴーニュ公国財務長官 ニコラ・ロラン夫妻が貧しい人々も病気の治療が出来るようにと、私財を投げ打って作ったもの。
現在ここは博物館となってますが、1971年まで現役の病院でした。
この幾何学的な配列の屋根瓦はブルゴーニュ地方独特なもので、他では見ることが出来ないそう。 -
酔いも醒めてきたので建物の中へと入ってみる。
建物や屋根の感じからもっと可愛らしい感じを想像していたので、白とワイン色のコントラストが効いた神秘的な雰囲気に圧倒される。
奥行き50m、横幅14m、高さが16mもある、 ここは”貧しきものの広間”と名づけられている広間。高い天井と梁も見事です。
壁にはワイン色のカーテンで仕切られたベッドがいくつも並んでます。 -
この病棟は15世紀当時のまま残されていて、しかもとても保存状態がいいんです。
こんな素晴らしい場所が世界遺産に選ばれないのかが不思議。 -
ワイン色のベッドに淡い照明が素敵。
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大人が寝るには小さすぎるベッド。子供が寝るのにちょうどいいくらい。
昔の人は背が小さかったのかなぁ・・・ 謎です。 -
ここは病人の食事を作っていた厨房。
巨大な暖炉が2つあって、このシスターはウサギを調理中。
”白鳥の首” と呼ばれる温水用の蛇口もあって、ここが作られた当時から温水が出るなんてすごいなぁと感心しました。 -
当時使われていた吸い口も、シンプルな白で可愛いデザインです。
銀製のものも沢山あり、当時かなりの額の寄付金が集まっていたのもしれませんね。。 -
これだけの立派な施設を維持出来たのは、当時1,300ヘクタールもあったぶどう畑で作られていたワインの売上げがあったからだそう。
そのワインこそオスピス・ド・ボーヌ(Hospices de Beaune)です。
今でもこのワインの収益すべてがオテル・デューの運営費や福祉に使われるとともに、このワインの出来不出来でブルゴーニュのその年の品質を見極めるとも言われてます。 -
オテル・デューが楽しすぎて、外に出た時にはすっかり日が暮れ・・・。
タクシーを呼んでもらえるお店を探して歩き出す。 -
ボーヌの雰囲気のある石畳。
-
今日泊まるのはニュイ・サン・ジョルジュにあるプチホテル。
屋根裏部屋のような造りだけど、天井も高く部屋も広いので快適(^^ -
ランプも可愛い。
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ホテルの看板ネコ。
ドアを開けておいたら、気づかないうちにベッドの上に座ってた。 -
夜はコースで出てくるけど、メニューはビストロっぽい気軽な内容。
この時期はあまりお客さんは来ないらしく、この日は私たちだけ。
せっかくだからと暖炉がパチパチと音を立てるなか、電気をすべて消してキャンドルをいくつも灯してくれたマダム。
「あ〜。。。女二人じゃなかったら」 -
朝のお散歩に出ると、ホテルの周りには建物もな〜んにもなくてびっくり!
昨晩は暗くなってからの到着だったので、周りがどんなところなのか気づかなかったのだ。
放牧されている牛を横目に見ながら、聞こえてくるのは自分の踏む砂利の音と日本では聞いたことのない鳥のさえずりだけ。
思いっきり深呼吸をして、五感でフランスの田舎を堪能♪ -
パリからの電車の車窓からもたくさん見えた、鳥の巣がくっついたような木。
ホテルのマダムに聞いたら『宿り木』という名前で、クリスマスの装飾に使うとのこと。名前は耳にしたことはあったけど実際に目にするのは初めて。 -
貴族が住んでいた館を買い取り、少しずつ手を加えながら改装したホテル。
全3室しかないので、ゆったりと過ごせます。 -
朝食は、クロワッサン、サラダ、スープ、コーヒー。
本日はマダム手作りのパンプキンスープ。手作りのジャムも美味しかったぁ。 -
車でニュイ・サン・ジョルジュの駅まで送ってもらい駅に到着したのは10時30分。
マダムが調べてくれて、駅で待たなくてもいいようにということで電車に合わせてホテルを出たはずなんだけど。。。
時刻表を見たら、ディジョンへ行く電車が11時22分までないことに気づく。 -
ニュイ・サン・ジョルジュ駅のまわりはお店がまったくなく、仕方なくボ〜っと過ごす。
-
やっと来た電車はガラガラで、ほぼ貸切状態。
この辺りの人は電車より車を使う人が多いのかなぁ・・? -
ディジョンに到着。
ディジョンはその昔ブルゴーニュ公国の首都だった街。
駅を背にしばらく歩いていくと、ギヨーム門が見えてくる。 -
プチ凱旋門って感じのギョーム門。
この門をくぐればディジョンのメインストリート、リベルテ通り。 -
ディジョンは昨日歩いたボーヌに比べるとかなり大きな街。
ギャラリー・ラファイエットなどの大型デパートもあって、想像してたよりかなり都会でびっくり。 -
道端で売ってる古本も手頃な値段で、軽ければ買い占めたいようなお洒落な本ばかり。
-
ディジョンのノートルダム教会の見どころは、横1列に並んだガーゴイル。よく見るとなかなか可愛いお顔をしてらっしゃる。
でもこの教会を有名にしているのはガーゴイルではなく、市場裏のシュエット通りにあるふくろうの彫刻。
『左手で撫でながら願い事をすると願い事が叶う』と云われている幸せのふくろう。
・・・なんて偉そうに書いてますが、当初ディジョンに立ち寄る予定がなかった私たちはこのふくろうの存在を知らず、スルーして帰って来ちゃいました。残念!
ちなみにみんなに撫でまくられた結果、顔が消えてしまい、もはやそれが何なのかわからないくらい原型を留めてないらしいです。 -
ここはレアール(Le halle)と呼ばれる、ディジョンの屋根付きマルシェ。
火・水・金・土曜日の朝7時くらいから午前中のみの営業。
この建物の鉄骨はエッフェル塔を建てたギュスターブ・エッフェルの弟子によるものだけあって素敵です。 -
ちりめんキャベツと普通のキャベツ。
-
アーティチョークが普通に市場で売ってるなんてうらやましいなぁ。
しかも大きいのに安い!
左は最近日本でもお目にかかるようになったロマネスコ。
ブロッコリーとカリフラワーの掛け合わせで結構甘みがあって美味しい野菜です。 -
初めてお目にかかった、シワシワのおばあちゃんみたいなトマト。
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舌の肥えたディジョンの人たちの胃袋を支えてるだけあって、トマトも料理に合わせていろんな種類が勢揃い。
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