2013/08/15 - 2013/08/17
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lab-chanさん
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世界中から音楽好きが集まるウィーンは言わずと知れた音楽の都。バロック様式の歴史的建造物が立ち並び街全体が芸術的です。昼間は美術館や博物館巡り、歩き疲れたらカフェに入って一休み。夜はクラシックコンサートやオペラ鑑賞ができるなど、朝か夜まで楽しいことづくめの街。今回でウィーンは4回目なので欲張らずリング内を反時計回りにゆったりと回ってみました。
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- 家族旅行
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車でドイツを後にしオーストリアに向かいます。
オーストリアに入って2、5キロほど走らせると高速道路通行証売り場がありました。車をパーキングに止め10日間有効のステッカーを購入。オーストリアの高速道路は有料なのです。 -
ここでステッカーを購入。10日間、2か月、1年と3種類から選べます。10日間で10ユーロ弱でした。
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ステッカーは車のフロントガラスに貼ります。
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ウィーンでのホテルは「ホテルブリストル」。道路を挟んですぐオペラ座があり好立地です。
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階段の絨毯がふわふわ。
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部屋のドアを開けた先には、
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アールヌーボー調と言われるお部屋。
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エキストラベッドもらくらく入る。
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素敵なバスルーム。
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音楽の都らしい壁にかかるインテリア。
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到着したのが夕方だったので急いで街歩き。
ケルントナー通りをシュテファン寺院目指して歩く。まずはシュテファン寺院を見に行かないと!歩行者天国なので街のパフォーマーが沢山います。 -
未来の音楽家かな。
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ケルントナー通りを500mほど歩き、ウィーンのシンボル・シュテファン寺院に着きました。夕日に染まる姿も素敵です。ここでモーツァルトの結婚式・葬儀が行われたそう。
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鮮やかなモザイク模様の屋根。
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美しい。
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何百年もこの夕日を眺め続けてきたシュテファン寺院。
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シュテファン寺院内部は長い歴史を感じさせます。
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夕食は日本料理の天満屋で。運よくテラス席が1つ空いていました。外人の中に日本人がちらほら。
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うどん、天丼、冷奴、枝豆、ビールを注文。海老の天ぷらが美味しいです。翌日の夕食も天満屋へ...お蕎麦、寿司、冷奴、梅酒、焼酎を。和食は最高♪
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ライトアップしたシュテファン寺院を見るため戻ります。まだ観光客が大勢います。夜はこれから?
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この通りでひときわ目立つスワロフスキー☆中国人のお客様でいっぱい。
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ホテルザッハ―のカフェ。
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ザッハ―のアイアン看板はザッハ―トルテの上に乗っているチョコレート?
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ウィーンで見る月は綺麗...
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ライトアップしたオペラ座を外目で見てからホテルへ。明日に備えます。
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翌日ザッハ―のカフェへザッハ―トルテを食べに行きました。
ケーキが甘いので飲み物は紅茶に...。ケーキの間に挟まれている杏ジャムがチョコレートと調和しています。ケーキに添えてある無糖のクリームと一緒に食べると絶妙♪甘いだけじゃないところが最高。 -
今日は朝からずっと歩き続けます。シュテファン寺院を出発しリンク内側を反時計周りに観光。
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ペスト記念柱。または三位一体記念中とも言われています。
1600年代後半にヨーロッパ中にペストが蔓延した際、ウィーンでは10万人の死者が出ました。そのペストの終結を神に感謝し皇帝レオポルト1世が建設したそうです。 -
ヨーゼフの泉。頭には鳩が止まっています。
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王宮のミヒャエル門。
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路地を抜けてヴォティーフ教会を目指します。
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双塔が美しいヴォティーフ教会が見えてきました。1856年から1879年にかけて建てられたそう。
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隣はヨーロパの名門ウイーン大学。1365年にルドルフ4世によって創立されたドイツ語圏最古の大学で何人ものノーベル賞受賞者を輩出したそう。
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ノーベル賞受賞者はこちらかな。お次の受賞者は誰?
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大学とは思えない内部。ドイツ語圏では最多の約63000人が学んでいるそう。
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ウィーン大学の中庭。
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中庭を見ながら歩く廊下は、夏休みなので学生が少なくとても静かでした。
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規模が大きくて迷子になりそうです。大学の学食に行きたかったのですが夏休みなのでお休みでした。残念。。
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ウィーン大学の向かいにある建物はベートーヴェンが1804年から1815年にかけ、その間何度か引っ越しをしつつも一番長く暮らした家です。
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4階(日本でいう5階)がベートーヴェン記念館になっています。
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パスクァラティハウスに着きました。小さいですがショップもあります。
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らせん階段、かなりきついです。ベートーヴェンは毎日この階段を上り下りしていたんですね。階段の中央はすり減っている感じです。かなりの健脚だったのでしょう。
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上りきった左側の部屋が博物館。現在でも他の部屋には住人が住んでいます。博物館のチケットは大人1人4ユーロです。
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ドアを開けると、
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5つのペダルが付いたピアノ。歩くと床がみしみしと音をたて歴史を感じます。
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窓からは正面にウィーン大学、右側にヴォティーフ教会。ベートーヴェンが暮らしていた当時はどんな景色が見えたのでしょう...
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マスクの後ろは大好きだったおじいさんの肖像画が。
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ヨーゼフ・メーラーが書いた若かりし頃の肖像画。ここでエリーゼのためにが作曲されました。
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こちらはベートーヴェンが愛したテレーゼ。テレーゼがのちにエリーゼと読まれるようになったそうです。
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ベートーヴェンハウスを出て、
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少し休憩。8月の日差しは強いです。
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屋根の下の最上階がさっきまでいたべ―トーヴェン記念館。
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市庁舎が見えてきました。
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この時期花がきれいです。市庁舎だなんて思えません。
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中央の尖塔に注目。
市庁舎の男と呼ばれている騎士像で高さが約5m。中央の塔の高さは98m、近くのヴォティーフ教会の塔が99mであることからこの高さを超える建物は皇帝からお許しが出なかったそうです。そこで建築家のシュミットはこの像を乗せてこっそり反抗した逸話が...きっと眺めは最高ですね。 -
ギリシア神殿風の国会議事堂。
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自然史博物館に、
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向かいの美術史博物館の間にはマリア・テレジア像。貫禄がありますね〜。
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美術史博物館に入館、大人14ユーロです。
入ってすぐの正面は... -
上を見上げると...
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素晴らしい天井画。
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金色でピカピカ...
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吹き抜けのカフェはなんて豪華!紅茶、コーヒー、オムレツ、シュ二ッエルのサラダをいただきました。ランチメニューも充実してます。
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広くて解放感がある内部は展示物が多い!見応えあります。
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早速...
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見て回ります。とにかく広い!広い!
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どきっ!とする絵画や、
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見つめあう2人?
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見たかったブリューゲル...
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1565年・ブリューゲル「雪中の狩人」
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1560年・ブリューゲル「子供の遊び」
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1563年・ブリューゲル「バベルの塔」
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1565年・ブリューゲル「ベツヘレムの嬰児虐殺」
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1559年・ブリューゲル「謝肉祭と四旬節の喧嘩」
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ブリューゲル...なんだったかな?
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館内は夏休みだというのにガラガラ。どこの美術館もこんなに空いていると良いですね。壁にかかった絵画を模写する人や、ソファーに座ってゆったり過ごす人...1日中のんびりと過ごせそう。
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絵画の多さに圧巻。
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裸体の作品が、
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多い、多い。
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ルーベンス!
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ルーベンスと言えば「フランダースの犬」。話の中でネロが死ぬ前に見た絵画の作者です。
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ルーベンス「聖フランシスコ・ザビエルの奇跡」
535×395?もある特大画。 -
しかし本当にガラガラで貸切状態。ソファーも沢山置いてあります。嬉しいですね!
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教科書で見たことがあるような有名な作品ばかり。日本ではごった返すでしょう...
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1563年・アルチンボルド四季「夏」
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四大元素「火」
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四大元素「水」
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四季「冬」
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1778年・ヴィジェ=ルブラン
「マリーアントワネット」右はルイ16世。 -
遠くに市庁舎が見えます。
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新王宮の中には古楽器博物館があり、美術史博物館のチケットで入れます。
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ライオンがお出迎え。
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古楽器の数々...
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弦楽器に木管楽器。
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楽器と共に肖像画がかけられています。こちらはどなたかしら?
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歴史ある楽器が盛りだくさんで充実しています。音楽好きにはたまりませんね♪
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しかし館内はガラガラなのです。
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みなさん知らないのかな?
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金管楽器もたくさん展示してあります。
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今晩は教会で弦楽器のコンサート、明日はチェンバロコンサート。
これはチェンバロですね。 -
シューベルト?
古楽器博物館を後にし夕方から行われるコンサート会場へ... -
モーツァルト像を横目で見ながら、
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ゲーテ像を通り過ぎ、
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遠くに見えるのはシュテファン寺院。遠くからでも存在感あります。
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楽友協会まで来ました。西日があたって美しい。
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芸術的な彫刻です。
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今晩のコンサート会場はバロック建築の傑作・カールス教会。
マリアテレジの父カール6世が、ペストの鎮静を願って建てたそうです。 -
2本の大円柱には、この教会を捧げた聖人カール・ボロメウスがペストを鎮める物語が刻まれています。
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これがその物語。
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今晩のコンサートはこちら。
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内部はきらびやか!キラキラした豪華な教会で、
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天井に描かれたロットマイヤーのフレスコ画が必見。
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ここで演奏したらどんな気分かしら...
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チェンバロと弦楽器のコンサートのアンコールはヴィバルディの夏の第3楽章でした。
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コンサートが終わった時には外は真っ暗。これから急いで夕食を食べに行きます!天満屋のラストオーダーに間に合いました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- belleduneさん 2013/08/22 07:57:37
- 古楽器見たいですね...
- lab-chanさん、はじめまして。ウィーンはまだ行ったことがありませんので、貴女の旅行記で楽しませて頂いています。母がピアニストだったので、チェンバロも持っていました。チェンバロは湿度にとても敏感な楽器で、弾く前に必ず調律しなければなりません。体力が要る楽器なので、当時スピネットしか持っていなかった私に譲ってくれました。それから数十年、依然として、私の部屋の大部分を占めています。
室内楽、なかでもバロックが好きで、何度か手放そうと思ったこともありましたが、クープランの曲を弾いて、一人楽しんでいるところです。
またお邪魔します。
- lab-chanさん からの返信 2013/08/23 19:15:56
- RE: 古楽器見たいですね...
- コメントありがとうございます。
お母様がピアニストだったのですね。翌日礼拝堂へチェンバロコンサートに行ったのですが美しい音色にうっとりし、幸せな時間を過ごすことが出来ました。礼拝堂にチェンバロは絵になり、まるで絵画を見ているようでした。ブラッセルにある楽器博物館も見応えがあります。そちらは観光客で賑わっていますが...おすすめの楽器博物館があったら教えてください。
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