2013/07/12 - 2013/07/13
220位(同エリア548件中)
たるとさん
数年前に友人と行こうとするも、利尻・礼文をゆっくり見たい私と、日帰りで十分という友人と意見が合わずに中止。その後、何度も計画しようとするも、あまりにも高すぎる旅行代金に二の足を踏んでいました。
ふと「テント泊なら、安く行けるんじゃないか?」と思い立って調べてみると、利尻にも礼文にもテント場がある。しかも、レンタバイクで足の確保もできそう。
行くしかない!
ということで、13kgほどもあるザックを担いで北海道に向かいました。
7/12(金) 羽田空港〜新千歳空港〜利尻空港〜北麓野営場★
7/13(土) 北麓野営場〜利尻登山〜姫沼観光★
7/14(日) 利尻一周観光〜フェリーで礼文島へ〜緑ヶ丘公園キャンプ場
7/15(月) 岬巡りコース〜桃岩展望台コース〜フェリーで稚内へ
7/16(火) 宗谷岬観光〜稚内空港〜羽田空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は、ANAの旅作で予約をしています。羽田〜新千歳〜利尻と、稚内〜羽田便に、最後泊の稚内のホテル1泊。三連休の前に出発し、翌日に帰ることもあり、62000円で確保できました。離島便を含むことを考慮すると、格安です。
その代わり・・・行きが7時発ですが。。羽田空港第2ターミナル駅(東京モノレール羽田線) 駅
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新千歳に8時半到着。乗り継ぎの利尻便が13時15分発。最初はもっと乗り継ぎがいい便を選んでたのですが、あまりに値段が違うので始発便に変更したのです。
ラウンジに直行してうとうとしながら時間を潰し、飽きた頃に空港内をぶらぶらしつつ、お目当ての回転寿司屋へ。新千歳空港 空港
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そう、この回転寿司屋、根室花まるに行くのもお目当てだったのです!スキー帰りにも必ず寄るこの店、回転寿司とは思えぬネタと、空港とは思えないリーズナブルさなのです。
めちゃくちゃウマイ! -
汁物がまた、ウマイんだよねー。すっかりお腹一杯になって店を出ました。これから運転があるから、ビールが飲めないのが残念!
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いよいよ利尻へ。
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ちょうどANAは北宗谷キャンペーン中。機内誌でも利尻・礼文の特集を組んでました。
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あ、あれは!
利尻島が見えた瞬間、機内が色めき立ちます。ついに・・・やってきました。 -
利尻富士と、スーパードルフィン。ついに・・・利尻にやってきました。到着しただけで涙が出そうになる感覚は、久しぶりです。それほど、わたしにとって憧れの場所でした。ヨーロッパアルプスには何回も行っていても、国内なのに「近くて遠い」場所。
利尻空港 空港
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ターミナルまでは、歩いていきます。石垣空港も新しくなってしまったし、歩いていける空港はだんだん少なくなるんでしょうね。
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荷物待ち。私の荷物は55リットルのザックですから、引き上げた瞬間にまわりから「うわー、すごい!」という声が聞こえて気恥ずかしくなります。
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なーんにもない、空港。急いでバス乗り場に向かいます。
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空港の目の前に、それらしきバス。時刻表には載っていないものの、到着便にあわせてバスが運行されています。これで、港まで移動。
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港に到着しました。ここにレンタバイクの店があるのはチェック済み。出払っていたらどうしようかと思っていたのですが、連休前だけあって大丈夫でした。ここで、2日後まで借りれるように交渉。2日分+2時間分の値段(8000円)で、貸してくれました。
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大きな荷物を背負っているので、慎重に運転。まぁ、車なんてほとんどいないから、気楽なもの。
ひとつ、野営場に行くまでに「ガスを手に入れる」というタスクをこなす必要がありました。飛行機にバーナー用のボンベを乗せる事ができないので、現地調達の必要があったんです。野営場への道すがらにスポーツ用品店という看板を見つけたので、早速入ってみます。
「登山で使うガスって売ってます?」と聞いたら、店員さんはよく分からない様子。ここでガスが手に入らないとややこしいことになる!焦っている私の様子を見て、バックヤードにいる別の店員さんに聞いてみてもらったところ、あっさりとプリムスのハイパワーガスが出てきました。よかったー!! -
案内標識に従ってバイクを走らせ、北麓野営場に到着しました。
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受付で宿泊の手続きを済ませ、登山届けを提出。そして携帯トイレも購入して、明日の登頂に向けて気分が高まります。天気予報では、明日が一番まともそうです。
新調したばかりのエアライズをテン場に立てます。下は平らなのですが、砂地なのでペグがうまく刺さりません。石の数も少なくて、ちょっと苦労。ついでに、地面に土嚢袋のケバケバ?が出ていて、足を引っ掛けそう。とはいえ、なかなか良さげなテン場です。 -
食料を調達に、一度下界に下ります。野営場までの道は、ずっとこんなかんじ。
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セイコーマートがあるのは、チェック済み。
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野営場にはビールは売っていなかったので、ビールとおかずを調達。本格登山と違って、食料現地調達OKなのは楽でいいです。明日の行動食も、ここで入手。
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もう一度港に出ると、ちょうどフェリーがやってきたところ。
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沢山の観光客が降りてきます。
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この日のメニューは、パスタと野菜スティック。折角利尻に来たのに・・・といわれそうですが、自然の中で食べればなんでも美味しい!
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朝4時。利尻富士はコースタイムだけでも9時間かかるので、3時に起床し、あたりが明るくなるのを待って行動開始しました。
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しばらくは森の中を歩いていきます。まだ夜明け前なので薄暗いですが、ヘッドランプが必要なほどではありません。
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甘露の水。ここが最後の水場で途中に営業小屋もないので、多めに水を確保します。
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やっとお日様が出てきました。今日は快晴です!
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ちょっと開けたところで後ろを見ると、そこには礼文島の絶景!真っ青な空に浮かぶ小島、本当に素晴らしい!
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森林限界を超え、いよいよ利尻島の全貌が見えてきました。大興奮です。
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礼文島だけでなく、利尻島自身の姿も素晴らしい。
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第二見晴台までやってきました。
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ここは広い場所があって、休憩に最適。
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というわけで、昨日新千歳空港で購入した北菓楼の草饅頭をいただきました。これがヨモギの香りがものすごくて、本当に美味しい!今度お土産に買って帰ろうっと。
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イチオシ
頂上まで続く尾根道。素晴らしい光景。
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利尻山避難小屋の裏にあるトイレブース。
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ここにあるのは便座だけ。持ってきた携帯トイレを広げて便座にセットし、そこに用を足す、というかんじです。
山のトイレは臭いがきついことが多いですが、かえって清潔で快適。この方式がもっと広がっても良いんじゃないかと思うくらいです。 -
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九合目までやってきました。ここから正念場・・・との看板が。
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利尻は山頂付近が崩壊しかけているという話を聞いていたのですが、それを防ぐためか、土を入れたポットを埋め込む作業が進められているようでした。
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ついに頂上が見えてきました。
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到着!4時から登り始めて、到着は9時20分。5時間20分の登りは、きつかった!
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頂上のお社に、持ってきた白い恋人の箱を飾ってパチリ。白い恋人のパッケージは利尻山なので、記念撮影用に持ち上げてきてたんです。もちろん、自分を入れて記念写真も撮りましたよ!
利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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それにしても、絶景です。
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美しい花々も・・・。最高の季節に来れて、本当に良かった。
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ちょっと早いですが、朝ごはんも早かったのでここでランチに。カップスープと、何気に大好きな、北海道名物ちくわパン!
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ローソク岩。
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名残惜しいですが、下山を開始。何度も何度も後ろを振り返り、利尻山の雄姿を目に焼き付けました。
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おっと、若干雲がかかってきたようです。そんな姿もステキ。
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下りのほうが苦手な私、苦労してやっと乙女橋まで戻ってきました。
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甘露泉水まで戻ってくれば、あと少し!ここで冷たい水を飲んで、しばし休憩。
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やっと・・・戻ってきました。10時45分ごろ出発して、到着15時20分。のんびり景色を楽しみながらだったとはいえ、かなりキツイ下山でした。
でもでも、長年の夢だった利尻富士に、こんな最高のタイミングで来れて本当に良かった。前後の日程はずっと雲がかかってたそうで、この日だけが快晴だったんです。最高に素晴らしい登山になりました!
続きは
http://4travel.jp/travelogue/10900160
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2013年夢の利尻・礼文へ!一人テント泊の旅
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