会津紀行ー６　新宮熊野神社　長床　涼風爽やかに

2013/07/26 - 2013/07/26

東北仙台を旅したとき　

　大崎大崎八幡宮でみた「長床」

　帰宅後調べると会津にもあると書いて有りました

　以来　気になっていたので

　今回の会津の旅には必ず訪れようと決めていました

期待通りの素晴らしい歴史の美しさを見せてくれました

会津の旅　最高の収穫

福島県喜多方市慶徳町新宮

０２４１−２３−０７７５

参考に形式はやや違いますが

仙台の大崎八幡宮にも長床が有ります

義臣旅記

２００６　雪の大崎八幡宮
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10053262/
２００９　桜の大崎八幡宮
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10328378/

頂いた由緒書に

全盛の時には　末社　霊堂　軒を連ね　

３００余宇の衆徒　百余人の神職を在住させて、

東北における熊野の

威勢を全国に知らしめたと言います。

供田は三十五邑を数え二百町歩あまり十万八千刈に及ぶ

領田を持っていました　　云々。。

エリア 喜多方(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

喜多方の町からカーナビに導かれ田園地帯を走り

　途中には　雄大な磐梯山を眺め、、約１５分くらいか？

　ちいさな集落に辿り着きました。

大鳥居に　太い、、見事な太さの注連縄

まっすぐな長い　参道

左手に観音堂

少し歩いて右手の水屋

冷たい水で、、口を、、手を、、清め

説明書き

　　歴史は前九年の役までさかのぼる

　　応徳２年（１０８５）源頼義が　戦勝祈願

　　平定の折には　熊野三社を勧請すると神に約束

後九年の役　源義家が　父の志を継いで　熊野三社を勧請

ふくしま緑の百景

ナガトコ、、

　昭和３８年国重要文化財指定

　昭和４６年から４９年解体修理復元され
　
建立年代の研究がなされて

平安末期か鎌倉初期と推定されています。

平成２４年度放射線測定でもそれを裏付けられました。

平成２５年８月２５日　文化シンポジューム

　大発見　長床　解明された建築年代

　　喜多方プラザ文化センターで。。

聞きに行きたーい。。

黄葉が素晴らしいと聞く

　　　大銀杏

　樹齢６００年　根本回り８，１ｍ　喜多方市天然記念物

ＪＲの

　　秋のポスターになるとか？

長床は拝殿でもあります

　履物があり　上がらせて頂く

　　涼風、、木々の匂いまで、

　長床中央から　左手の写真です

修復工事の人　休憩中

長い歴史の間に

　地震で倒壊、慶長１６年（１６１１）　

　旧材を使用して再建　慶長１９年（１６１４）

　創建当時より　やや小ぶりに、、

昭和４６年。。４９年　解体修理復元工事

　写真は長床中央から、

大銀杏と参道

直径　一尺五寸　４５，４?　円柱４４本

　　十尺　３０，３?　間隔で

　　　十列×五列

美しい建築美

熊野三社は正面石段の上に有り



　

斜めに見ればこのように

確りした木組み

中央　から　参道。

下りて　熊野三社へ

　左手奥　工事修理中シート

木組みと修理部分

三社を見上げて

　現在の腰の様子では

　　きつそうな石段。

再訪は考えられない

　無理して上る

　中央の

　　「熊野新宮」

右手　お社

左手　お社

熊野那智

熊野那智から境内を

熊野那智お社

熊野本宮

良い風が来る

　

右手　旧文殊堂　文殊菩薩は新しい宝物殿に安置

長床　工事現場

降ります。。

　下りはつらい、、ゆっくり　ゆっくり　下りる

　　きつくても　満足　満足

涼風、、緑風、

規模

　間口２７，２７３ｍ

　奥行１２，１２ｍ

　軒高４，３ｍ

　柱数４４本　　柱間３，０３ｍ

現場へ行く人

立ち入り禁止　ロープまえ

　　　鐘楼

戻りながら

　宝物殿を拝観

　　圧倒される見事な文殊菩薩　

注連縄を改めて写す。

ありがとう

　よくこれまで残されて　平成の今　見る事が出来ました

　　 感謝

駐車場へ

受付やトイレのある建物で

　集落の人たちが大事に大事にされてきた思いがここにみられます

　　丁度　消防団の制服の人が車から降りてこられて

　　　見回りでした、
　　　　　
当然のように言葉をかわす

「　東京から、、」驚きのようす

　「これ　あげようか？」

「是非に」

　黄葉の長床のＪＲのポスターのコピー

プロの写真家の最高の時期のでしょう

「ありがとう」

一瞬の会話に心が温まる

来る時に気になった

　磐梯山を写そうとしたら

「新宮城跡」駐車場　ここに乗り入れて

美しい会津の美味しいコメの取れる田圃と雄大な磐梯山

　心残りなく

　　会津の旅は終わりにして。

磐越道へ　サービスエリアからの磐梯山

　

明治の廃仏棄釈が無かったら

　どのようなお姿を見せてくれた事でしょう。

世界遺産の　岩手の中尊寺より

大好きな　いわきの　白水阿弥陀堂より

歴史の古い　

喜多方の　新宮熊野神社　長床　でした。

長々と　会津紀行ご覧いただいてありがとうございました

　　　　 　　　　全　終了

この旅行記へのコメント （2）

• いっちゃんさん 2013/08/15 11:17:42

  長床　涼風爽やか

  新宮熊野神社　長床　拝見させていただきました。
  
  知識のない私でも解るようなコメント
  
  >ながながと見ていただいての謙遜・・
  
  とんでも有りません、涼風爽やかなコメントに・・
  アッと云う間に・・ぐらいの中身が濃く楽しめました　ありがとうございました。
  
  階段を下りる義臣さんの姿が目に浮かび・・
  お礼に　変わって歩いてやりたい気持ちになりました。
  くれぐれもご自愛ください。
  
  
  　　　　　　　　　　　いっちゃん

  義臣さん からの返信 2013/08/15 11:44:14

  RE: 長床　涼風爽やか

  いっちゃんさん　
  
  意地で登り　意地で下りてきた　石段でした。。
  
  二度と来る事はないと思っての意地でしたが。
  
  降りる時は写真を写しながらゆっくりゆっくり
  
  妻は諦めて下にいるのがもったいないようでした。
  
  気持ちはもう一度是非、、の　思いでした、
  
  感性の問題ですが　
  
  私としては　久しぶりのヒット感です。
  
  　　　　　　　　　　　　　　義臣