![夏の風物詩、“三次の鵜飼” <br /> <br /> 広島県北に三次(みよし)という市がある。<br /><br /> ここ三次では毎年6月から8月にかけて、市内を流れる馬洗川で夏の風物詩とも言われる幻想的な伝統漁法、“鵜飼”が行われている。 <br /><br /> “鵜飼”といえば、長良川(岐阜県)や伊予大洲(愛媛県)の肱川で行われている観光鵜飼が特に有名だが、ここ三次の鵜飼は、およそ440年の歴史がある伝統的な漁法だと言われている。<br /><br /> 毛利氏に敗れた尼子氏の落武者たちが始めたといわれ、それを後の三次藩主浅野長治公が改良を加え、現在の形にしたという。(観光案内より)<br /><br /> 三次の鵜飼は、今では三次の夏の風物詩になっているほどである。<br /><br /><br /> ”三次鵜飼”の特長は、鵜匠が操る手綱が6.75mと全国で一番長く、広範囲でダイナミックな鵜の狩りが見られること、また鵜匠が前船頭も兼ね、一度に8羽もの鵜を統率することにあるのだという。<br /><br /> ここには、友好都市・中国四川省から贈られた他では見られない”白い鵜”が活躍しているのが特徴である。<br /><br /> 普通、鵜飼の鵜は、真っ黒だがその中に混じって白鵜が活躍するさまは、観客の目を楽しませてくれる。<br /><br /> ”鵜飼”なるものをこれまで見たことがなかったが、友人に誘われて行ってみることにした。<br /><br /> 烏帽子に腰みの姿の鵜匠が見事な手さばきで“鵜”を操る熟練の手さばきには五隻の屋形船に乗った観客から驚きと喝采の声があがっていた。<br /><br /> この日は五隻の観光船の周囲を二隻の”鵜船”が廻って、鵜が魚を捕る様子を間近にみることができたが、各船には前と後ろに船頭さんが乗り込み巧みに操船していた。<br /><br /> <br /> 観光客たちは、ビールを飲みながら会席料理に舌鼓をうちつつ、夏の風物詩に浸り満足感を味わっていた。<br /><br /> 途中休憩をはさみたっぷり二時間の鵜飼漁見物を堪能した一日であった。<br /><br /><br /> 三次観光協会のHPはこちらをどうぞ・・・<br /><br /> http://miyoshi-kankou.jp/?p=293 <br /> <br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/80/07/650x_10800715.jpg?updated_at=1376361681)
2013/08/08 - 2013/08/09
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Elliott-7さん
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夏の風物詩、“三次の鵜飼”
広島県北に三次(みよし)という市がある。
ここ三次では毎年6月から8月にかけて、市内を流れる馬洗川で夏の風物詩とも言われる幻想的な伝統漁法、“鵜飼”が行われている。
“鵜飼”といえば、長良川(岐阜県)や伊予大洲(愛媛県)の肱川で行われている観光鵜飼が特に有名だが、ここ三次の鵜飼は、およそ440年の歴史がある伝統的な漁法だと言われている。
毛利氏に敗れた尼子氏の落武者たちが始めたといわれ、それを後の三次藩主浅野長治公が改良を加え、現在の形にしたという。(観光案内より)
三次の鵜飼は、今では三次の夏の風物詩になっているほどである。
”三次鵜飼”の特長は、鵜匠が操る手綱が6.75mと全国で一番長く、広範囲でダイナミックな鵜の狩りが見られること、また鵜匠が前船頭も兼ね、一度に8羽もの鵜を統率することにあるのだという。
ここには、友好都市・中国四川省から贈られた他では見られない”白い鵜”が活躍しているのが特徴である。
普通、鵜飼の鵜は、真っ黒だがその中に混じって白鵜が活躍するさまは、観客の目を楽しませてくれる。
”鵜飼”なるものをこれまで見たことがなかったが、友人に誘われて行ってみることにした。
烏帽子に腰みの姿の鵜匠が見事な手さばきで“鵜”を操る熟練の手さばきには五隻の屋形船に乗った観客から驚きと喝采の声があがっていた。
この日は五隻の観光船の周囲を二隻の”鵜船”が廻って、鵜が魚を捕る様子を間近にみることができたが、各船には前と後ろに船頭さんが乗り込み巧みに操船していた。
観光客たちは、ビールを飲みながら会席料理に舌鼓をうちつつ、夏の風物詩に浸り満足感を味わっていた。
途中休憩をはさみたっぷり二時間の鵜飼漁見物を堪能した一日であった。
三次観光協会のHPはこちらをどうぞ・・・
http://miyoshi-kankou.jp/?p=293
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
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「三次の鵜飼」観光パンフから・・ -
同・所在地の案内図を・・ -
陽が沈みかけ、客を待つ観光船・・ -
-
鵜船は細長い船体だ・・ -
午後7時半、観光船が次々と船溜まりを出て行く・・
後から二艘の鵜船が続く・・
鵜船が観光船を先導するように川を下る、 -
三次の鵜船は、篝火を使わない・・
いくつもの小さなバーナーの灯が川面に照らす、
木材を燃やすと火の粉が飛んで危険なのだそうだ・・ -
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鵜匠が巧みに手綱を操る・・・
その長さ、6.7m
鵜飼は、潜水して魚を捕食する鵜の習性を利用して天然鮎を獲る伝統漁法で、その歴史は古い。 -
烏帽子を被った腰蓑姿の鵜庄が数羽の鵜を操る・・・
鵜は水中に潜り、川魚を飲み込んだところを船に引き寄せられ、船の上で鵜が飲み込んだ魚を吐き出させる、 -
鵜飼は、三次市内を流れる馬洗川に架かる、巴橋の下をくぐり上下する・・ -
巴橋は、朱色のアーチ橋で三次のシンボルでもある・・ -
川面をすべるように観光船が行く・・ -
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ここ三次の鵜飼名物は ”白い鵜”である。
中国四川省から友好記念に贈られたという・・ -
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途中休憩があったので、鵜たちも一休みする・・ -
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鵜匠が白い鵜を抱えて記念写真に応じる・・ -
この日の収穫・・
鮎と雑魚を選別中、
鵜飼船は毎日出ているので、こんなもんだという。
天候や水温、川の増水、減水に大きく左右するそうだ・・ -
串刺しにした、鮎の塩焼きも売っている・・ -
しばし休憩後、再び鵜飼が始まる・・ -
国内でも珍しい、女船頭さん・・
巧みに竿を操って観光船を操船する・・
かなり体力を要する仕事である。 -
観光客たちは、のんびり鵜飼を楽しむ・・
川面の温度は低く、涼風が心地よい・・
うだるような暑さが嘘のような別世界だ! -
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白い鵜もしばし休憩・・ -
これが、”白い鵜”だ!
友好都市・四川省から贈られたそうだ!
黒い鵜に混じって一際目立つ存在だ・・ -
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夏の風物詩、二時間に亘る ”三次の鵜飼”は、観光客たちをすっかり堪能させてくれたひと時だった・・
Youtube に動画をアップしたの紹介させて頂きます。
(4分40秒 アカウント名・Elliott315)
https://www.youtube.com/watch?v=jTujdO2PzqA
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