2013/07/17 - 2013/07/24
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テルミウスさん
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念願かなって、ミラノ・スカラ座とアレーナ・ディ・ヴェローナでヴェルディのオペラ3作品を鑑賞できました。スカラ座で「仮面舞踏会」とアレーナ・ディ・ヴェローナで「イル・トロヴァトーレ」と「アイーダ」です。
左の写真は「イル・トロヴァトーレ」の第1幕のものですが、絢爛豪華な舞台装置に度肝を抜かれました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミラノ市のM−3の地下鉄駅「ドゥオーモ」で下りて地上に出ると、広〜い広場の奥にドッカーンとドゥオーモが見えて「来たー!」と誰でも感激すると思います。
チェコから来たという親子と互いのカメラでドゥォーモを背景に証拠写真の撮りあいっこをしたのですが、それはアルバムに入れることにして、ここでは天辺にいらっしゃったマリア様(「マドンニーナ」と呼ばれ身長4メートルだそう)に「またお会いできますよう、お力をお授け下さい」とお祈りした時のカットを。 -
ドゥオーモ内部のショップです。写真を撮る時は入り口で2ユーロ払って、手首に巻く青いテープを着けるようにしましょう。青いテープなしでどんどん写真を撮っている人もたくさんいましたが…
このショップではきちんとした格調高い記念品を高くない価格で買えます。 -
ドゥオーモ内部のステンドグラスのほんの一部です。見事です。
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スカラ座に行く通り道にあるので、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレーリアも何度か通りました。いつも人通りが多く活気があります。入ったのは本屋さんだけでしたが。
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ポルディ・ベッツォーリ美術館は貴族の邸宅だったものをコレクションを展示するための美術館にしたもの。ちょっと奥にあるので見過ごしてしまいそうでした。入館料だけで、希望すれば貸してくれる日本語の音声ガイドもあり鑑賞の助けになります。
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同美術館のガラスのコレクションの一部です。時計のコレクションの部屋が改造中で見られなかったのが残念でした。
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家具に始まり、有名画家の作品、肖像画、食器、アクセサリー、武具類などがたっぷり展示されているので、時間が許す限りゆっくり見たい美術館です。
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ブレラ絵画館も大作が多く、現代作家の作品展も同時に見られて見ごたえ十分です。1階は美術学校になっていて、通路の奥には自動販売機がありました。関係者しか買えないのですが、通りかかった先生が鍵を回してくださり、クッキーと飲み物を買うことができました。その通路にいたライオンの像です(獅子座生まれなものでパチリ)。
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スカラ座の横の通りをちょっと行ったところにある「カフェ・ヴェルディ」というカフェです。ピッツァ、パスタ、パニーノ、カフェ、ジェラートなど美味しいのですが、それよりヴェルディを始めとする作曲家の資料や映画・写真関係のものがどっさり横積みされていて、オペラファンにはたまらない店です。ヴェルディ先生の肖像画の隣りになぜか「ベン・ハー」のポスターが…
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テーブルペーパーにはあまり似ていませんがヴェルディ先生の似顔絵が。右は食べ掛けのパニーノ、左手前はドカーンと盛られていたたジェラートです。
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スカラ座博物館には階段を上っていきますが、階段の壁に古〜いポスターが飾られていました。
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スカラ座博物館のポスターです。
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スカラ座博物館に展示されていた「アイーダ」の衣裳です。といってもアイーダのではなくて、恋敵の王女・アムネリすのものですが…ここはホントは撮影禁止です。
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スカラ座内部のロビーには豪華なシャンデリアが燦然と輝いていました。
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今夜(7月19日)のプログラムはヴェルディ先生の「仮面舞踏会」で、そのポスターが貼り出されていました。
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「プラテア」(平土間)席から見たスカラ座内部。赤と金色で豪華ですがシックな雰囲気です。「仮面舞踏会」は歌唱と演奏はよかったのですが(リッカルドはマルセロ・アルヴァレス、アメリアはソンドラ・ラドヴァノフスキーの黄金コンビ)、設定と舞台装置、衣裳などが今風すぎて物足りませんでした。やっぱりクラシックな方が私は好き(ヨーロッパのオペラファンは今風な演出の方がお好みらしい)。カーテンコールだけ写真を撮ったと思ったら、ムービーにしてしまっていてここに載せられず残念です。
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3泊したホテルは3つ星でしたが、ミラノ中央駅と地下鉄駅からすぐ近くで便利でした。大理石でできていて地下1階地上2階建ての威風堂々たる中央駅、線路は2階にあって列車はそこから出発します。
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ミラノからの特急電車で1時間20分くらいでヴェローナに着きました。ホテルの自転車を借りて、アディジェ川のほとりを走ってみたのがとても気持ちのいいサイクリングになりました。
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ヴェローナの定番「ジュリエッタの家」は大混雑。ショップも原宿みたいでした。
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新しくオープンした「AMO」(Arena Muse Opera)の門。4館を使った4種類の展示を一度に見られました。ちょっと見るつもりが、2時間かかりましたが見応えのある展示で大満足でした。ここはオペラファンのみならずイラスト、写真、服飾、アクセ、舞台装置関連に携わる・興味のある方にはオススメです。
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さーて、お待ちかね! やはりヴェルディ先生の傑作「イル・トロヴァトーレ」の第2幕。「アンビルコーラス」と呼ばれるジプシーの鍛冶屋の合唱の場面です。今風でなくて伝統的な舞台装置と衣裳で、ダイナミック、かつ豪華!! 音楽的にはもちろん、視覚的にも見応え十分で大満足でした。
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「イル・トロヴァトーレ」のカーテンコールです。主役のマンリーコ、レオノーラよりも兄のルーナ伯爵の方がかっこよくて、母親のジプシー女アズチェーナの方が印象的でした。
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迫力満点の「イル・トロヴァトーレ」の舞台装置が、翌日アレーナ脇の広場に置かれていました。あれを搬出するのも大変そうでした。
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オペラは夜9時から始まったのですが、8時半でもまだ明るかったのでアレーナの警備に来ていた騎馬警官の馬と記念撮影しました。騎馬警官がハンサムだったこと! 彼の首が切れてしまって残念です。
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7月21日の演目は「アイーダ」でしたが、今風というか近未来的な設定でちょっとがっかり。光る玉を持った女性(神殿の巫女さん役)が120人位ぐるぐる歩き回ってきれいでしたが…
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主役の2人 左;ラダメス、右:アイーダ。アイーダを歌ったのは韓国出身のソリストで歌声は素晴らしかったです。
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いよいよアイーダとラダメスが生きながら墓に閉じ込められます。宇宙船のような墓ですね〜上にいるのは玉っころを持った巫女さんたち120人位。
ラダメスの隣にアイーダが寄り添っているのを知ってか知らずか、慙愧に耐えない気持ちで「安らかに」と祈る王女アムネリスの姿も見えます。 -
「アイーダ」のカーテンコールです。下にはオーケストラピットの演奏家たちがいるのですが、譜面台が光を受けて明るくなっているのしか見えません。
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カーテンコールで、左からラダメス、アイーダ役のお2人とオーケストラの指揮者です。
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