仁和寺の御室桜

2013/04/10 - 2013/04/10

満開の御室（おむろ）桜を観賞できました

エリア 京都

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

京都駅から26番のバスに乗り30分近くかかって着いた「妙心寺」バス停で下車し、右手に進むと仁和寺です。山門がとても大きいので唖然としました。

これは大輪で色の濃い「大手桜」という品種の桜です。

こちらが「御室桜」です。ほとんどの桜は仰ぎ見ることが多いのですが、仁和寺周辺は粘土分の多い土質のために桜の木が高く伸びず、樹高が低いままで丁度人の背の高さくらいのところで間近に花を見ることができるのが特徴です。すのこをしいた見学路を進むごとに、ホンワリ柔らかな桜の香りに包まれてうっとりします。

緑色の部分は芝生です。バス停でご一緒した中高年の３人連れの女性が「高校の時に古文で『仁和寺の桜は御簾を掲げて見ゆ』って習ったことあるわよね？」と仰っていたので、記憶をたどってみたら、かすかにそんなような、清少納言だったかしら？？とうっすら記憶が甦ってきました。間違っていたら、どなたかご指摘下さい。

「御室桜」の樹高は２〜３メートルと低いため、三重塔も下のほうから見ることができています。

これも別種の桜です。「御室桜」は一重で平らな花びらでかなり白っぽい桜です。

桜に酔ったような善男善女が夢見心地で帰路につこうとしていました。