2013/07/12 - 2013/07/21
8位(同エリア26件中)
風神さん
ワン城はBC834年、ウラルトゥ王国のサルドゥール?世により建てられました。
ほぼ東西に伸びる細い岩山の上に造営され、長さ1500m、高さ80m、幅70mほどです。
画像をご覧いただければわかるように、現在はほとんど崩壊しており原型はほとんど遺されていません。
遺構と言うのが相応しい状態です。
建材は石灰石のブロックと言われていますが、自然石を精緻に組み上げた構造は、山の下に一部残る石組みを除いては、ほとんど見られません。
むしろ日干し煉瓦を泥または素朴な漆喰で積み上げたように見える遺構が多く、これが保存状態が悪い理由のひとつと推測されます。しかし土に還りゆく遺跡としての趣はあります。
またワンの街と、ワン湖、特にワン湖へのサンセットの展望台として価値がありそうです。
PR
-
ワン城址の遠望です。
これから上まで登ります。 -
それにしても暑いです。
猛暑と言うより、酷暑です。
公式発表が38度ですから、
日向の実際の気温は、
40度を超えていたかもしれません。 -
山の下にはこんな風景もあります。
水源は麓の豊かな湧水です。
地元の人は湧水を湧き出し口から大量に持ち帰って、
飲料水にもしていました。 -
この石組みだけは自然石で組み上げてありました。
間に泥や漆喰は使っていないようですが、ご覧の通り、
剃刀一枚入らない精緻さとは程遠いようです。
ペルークスコの石組みと比較したら、雲泥の差です。
形態は石垣状のもので、大きな建築物の基礎部分だったのかも知れません。
そのうちの石2個に、楔形文字が刻まれています。
内容は不明です。 -
前と同じ石を、
角度を変えて見ています。 -
その拡大です。
どの範囲が1文字なのか、良く分かりません。 -
これはもうひとつの石です。
-
登りはじめています。
-
この部分が一番目立ちます。
塔の基部でしょうか。 -
-
ワンの街です。
中心部ではありません。 -
これは新しい建物、モスクです。
-
トルコ国旗が青空に映えています。
-
足元を見ると、
乾ききった地面にこんな花が咲いています。 -
この国旗の辺りが、
実際に見学できる東の端です。 -
芙蓉ですね。
-
遺構が点在しています。
これは日干し煉瓦を、泥で積み上げたように見えます。 -
西の端に向かって歩いています。
ワン湖が良く見えるはずです。
遺構がここにもあります。
これは比較的原型をとどめています。
自然石を荒くカットしたものを、
泥か漆喰で組んだもののようです。 -
中はこんな様子。
崩落していますが、
入り口はアーチ状の構造です。 -
小さい花です。
色は鮮やかです。 -
下にも、遺構が見えます。
丸いのは塔、ことによればミナッレトでしょうか。
ならばモスク跡ということになります。 -
大きな遺構もあります。
-
これも芙蓉ですね。
-
ワン湖が見えました。
-
歩けるのはここまで。
-
少し北よりを見ています。
-
ここが、
城がのっている細長い尾根のような岩山の、
西の端です。 -
東を振り返ると、
こんな景色です。 -
下におりました。
湧水に集まっている子どもたち。 -
-
-
ここは
入り口の広い芝生。 -
みんな暑いのに元気です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
風神さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33