3.灼熱のスプリット

2013/07/23 - 2013/08/01

スプリット　（7/25〜27日）
７月25日　15時にプリトヴィッツェ国立公園を出発。
スプリットの宿泊先ベストウエスタン・アート ホテルに休憩なしで17時少し過ぎに到着。
ドライバーにお礼を言って、アートホテルにチェックイン。
やはり、駐車場側にいったん建物を出て、階段で2階へ上ったところの部屋。
冷房効かしてくれていない。参ったな。
荷物を置いてすぐに散策に。
レセプションで宮殿までの行き方を尋ね、地図を使って教えてもらったのに、とんでもない間違いして違う方向へ。
ホテルを出て左方向へ行くと、すぐに交差点があり道路を渡らず左折、そのまま下っていくと宮殿方向なのに。
なんと交差点を渡りそのまま、まっすぐ歩いてしまった。
どでかいSTADIUM　POLJUDから、更に港の方まで降りてきてしまい、漸く間違えに気付く。
それでも何とか地図を見ながら方向修正をし、宮殿に辿り着いた。

エリア スプリット(クロアチア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩

②７月25日夕方
ブーゲンビリアはハイビスカスとともに熱帯を代表する花木。
スプリットでは、建物に沿って流れる滝のように花満開。

【グルグール像】
まずは、グルグール司教の巨大な像の左足の親指を触りながら、写真撮影。
幸せになれますように。

ホテルからだいぶ遠回りしたので、ディオクレティアヌス宮殿は18時半ころ到着しました。
でもまだまだ暑い。

【大聖堂と鐘楼】
宮殿のシンボル大聖堂、八角形の鐘楼。

宮殿中央のルクソールと大聖堂広場では、夜の催し物の準備中。
その夜は、生オケの演奏に創作バレエだった。

ルクソールで夕食
宮殿の中心にある趣きあるカフェです。
ディナーにすると伝えたら、外のテーブルに案内された。

娘はスプライト、私はクロアチアのビールで乾杯。
TOTAL　213KN（1KN＝18.2円くらい）

ヨーロッパだと、１品の注文はタブーかなと思い、前菜とデザートも頼んでしまうけど、隣テーブルの観光客（中国人女性）2人は、パスタ１品ずつしか注文していなかった。
明日からは、無理せず無駄なく堅実に、食べられる分だけ注文しよう。

③７月26日
アートホテル朝食は道路沿いのテラス席で。
植え込みがあるし、日陰を作ってあるので気持ちいい。

宮殿の南東側に広がる遠浅のビーチを散歩。
（正確には砂浜ではない、人工ビーチ）

宮殿から見て南側、オープントップの観光バス出ているので、それに乗ってスプリットを一回りする。（1人70KN）
ガイドブックには、乗り降り自由って記載あったけど、途中乗降者ゼロだった。

※訂正　オープントップではなく、屋根部分には日除けが取り付けてあるから、席上は日陰にはなっているのでご心配なく。

私たちは、グリーンのバスに乗車した。
港に豪華客船が停泊している。

海沿いを突っ走る。
海風が気持ちいい。

観光バス降りてから、すること無いので、また宮殿へ。

昼間は何回かショーがあります、
2日続けて観たが、全く同じ内容。
太鼓ドンドン鳴らして・・・

赤のマントを羽織る人たちの、背の高さ分かっていただけるかな。
白い衣装の男性はディオクレティヌス帝の役どころだったのか、分からずじまい。

観衆は大盛り上がり。
アーメンって叫んでた。

白い衣装着た男女が現れるところ。
全部で5分か10分位で終わります。

その後、お兄さん二人にチップを渡せば、一緒に写真を撮ってもらえます。
娘の身長は158cm

宮殿内の通路は日陰です。

ランチは宮殿内をブラブラして見つけたピッツァレストラン(Kavana Zlatna Vrata)のテラス席で。
クロアチアで食べたピザは、この店のが一番美味しかった。

ビール片手の写真ばかり。

宮殿を出て、カフェが立ち並ぶ海沿いの景色を楽しみながら、プロムナードを西側に向かって歩く。

『地球の〇〇方』に載っていた、クロアチア考古記念碑博物館 (Muzeum of Croatian Arcaheological Monuments）に炎天下の中、やっとこ到着したのに愕然。
そのガイドブックとオープン時間が、違ってる。
午後は17時からになっていて、扉が閉まってるの。暑さでクラクラしてきたぁ。

もう観るところなんて無いし、ホテルに帰ろうかとも思ったが、気を取り直して、カフェで涼むことにした。
１時間粘って、また外へ。17時まであと2時間どうやって時間を潰そうか、あまりの暑さで思考回路止っている状態。
マルヤンの丘に登ってみる？いや、止めておこう。暑さで倒れるかも知れない。
とりあえず、目の前に広がる緑のオアシスみたいな公園で、アイスでも食べながら木陰で休もうと、娘と公園の中を海の側まで散歩。

公園から海水浴に訪れた人々の行きかう様子を眺める。

海では地元の子供たちだと思うけど、キャッキャッ言いながら、楽しそうに海に飛び込んでたな。
いいねぇ。

この公園には遊具もある。
昔、薬局の前に置いてあった、コインを入れるとグイーンと前後に揺れる乗り物もいくつかある。

公園でブランコに乗る高校3年生の娘も楽しそう。
良かったぁ。

その公園の木陰で2時間楽しく過ごした後、17時ピッタリに通りを渡り考古記念碑博物館へ。展示物少なすぎ、見る価値無し。冷房も無し。
バスでブラチェ・ラディッチ広場まで戻った。

夕方、ブラチェ・ラディッチ広場から、おもちゃの機関車みたいな形の観光バス出てる。乗りたかったな。

もちろん、有料、夕方のみ運行しているようです。

夕食は、アートホテルのすぐそばのレストランで。
注文しても無い物ばかりで困った。
鶏肉グリルは胸肉なので、1枚しか食べれず。
ビールはレモン味しか無いと言われ、仕方なく頼んだけど、甘くて不味くて一口しか飲めなかった。
ビールが甘いなんて許せん！

④７月26日
今日は、スプリットからフヴァル島へ移動日。
アートホテルのテラス席で遅い朝食を済ませ、10時にチェックアウト。
レセプションで、フヴァル島までのスピードボートのチケットを受け取り、時間を確認。ＳＴＷの案内には、15時発の予定だったが、チケットには17時発になっている。
15時まで猛暑の中、どうしようかと思っていたのに、17時までなんて・・・
とにかく、時間はたっぷりある。
長距離バスターミナル付近で、荷物を預けなくては身動きできない。
ホテルで、タクシーを呼んでもらおうと思っていたが、ホテルから1番近いバス停から、長距離バスターミナルへバスで行くことにした。
アートホテルを出て左側に行き交差点を渡り、宮殿の方に向かって少し坂を下ったあたりに、バス停がある。
他にも大きな荷物を持った若者が何人か待っていた。すぐにバスが来て、5、6分で長距離バスターミナル付近に到着。
荷物を長距離バスターミナルに隣接した場所に預けてしまったが、受取に行った際キャリーバッグ2個で90KN請求された。
スプリット駅のコインロッカーに預ければ、2個を1つのロッカーに入れること出来、うろ覚えだが15KNだったような・・・
長距離バスターミナルのトイレは有料で、3KNを入れてバーを押して入室するようになっている。おつりが出てくるものと勘違いして5KN入れてしまい、隣室のおばさんを呼んだところ、おつりは出ないとクロアチア語で言っているような・・・
仕方ない、娘の分5KN、私の分はおばさんに両替して貰いぴったり3KN入れて、トイレへ入室。
まずは、宮殿横の青空市場から見学。
花や果物、ハチミツ、オリーブオイル、石鹸やポプリ、バッグなど売っている。
見ていて飽きない。

色とりどりの野菜や果物。
スイカが美味しそう。

青空市場から銀の門へ階段を下り、すぐ左側にあるラベンダーポプリのお店が安かった。
店のおじさんも一番安いって言ってた。いろいろ見て回ったけど、間違いなさそう。
お土産は、フヴァルやドゥブロヴニクで買うと高いらしいので、ゆっくり時間を掛けて物色。
結局、おじさんの店でまとめ買いした。
おじさんは「日本人大好き」って連発、商売上手ね。

青空市場から、宮殿銀の門の側に、フローズンドリンク売っています。
2日続けて飲みました。
1番左はチェリー味と言われたけど、味はよく分からなかった。
とにかく頭が痛くなるほど冷たくて、猛暑にピッタリの飲み物だった。
アイスクリームよりヒンヤリするね。

宮殿は日陰が多くて助かる。
可愛い兄弟の写真を撮るパパの様子が微笑ましい。

トイレかな？
中に入ったら暑さで溶けてしまうかも。

宮殿から見上げる空いっぱいに、ツバメが飛んでいた。

どうにも暑いし、日陰の多い宮殿から出られないので、片っ端から有料の施設に入ることに。
大聖堂に入って、次に洗礼室、宮殿地下。
最後に入った民族学博物館だけ、冷房があってゆっくり見学。
トイレも綺麗で無料。

ディオクレティアヌス帝の胸像。

マリア様の前に顔写真が置かれている。

宮殿地下、写真展をやっていた。

【民俗学博物館】
宮殿内の博物館でここが一番良かった。冷房効いているし、綺麗で静かだし、展示物もたくさんあります。

美しい衣装箱がたくさん展示してあります。
蓋裏も美しい装飾が。

絵画や、レースや刺繍のついた民族衣装の展示。

昔の部屋はこんな感じだったのかな。レースが多用されていて、可愛い。

ドールハウス、古びた家屋っぽく作ってあります。

ドールハウスの中も、煤けた感じが出ています。

ん？鐘鳴っている様子は写真では伝わらない。
分かっているけど、鐘鳴るたびに大聖堂を見上げ、写真を撮ってしまう。

猛暑に耐えかねて、ルクソールで休憩。
食事をしないと言ったら、ドア手前外側の日除けのある席に案内されたけど、中に入れてくれと頼んだら、1番奥のソファなら、飲み物だけでもいいよって言ってくれた。感涙。
冷房効いている店内でふかふかのソファに沈み込み、美味しいケーキと冷たい飲み物で生き返る。
トイレもお借りした。