2007/05/24 - 2007/05/25
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dorompaさん
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GW明けに連休の代休を利用してバーゲンチケットを使ってお出かけをしてきました。宮崎の高千穂です。なぜに宮崎かというと一昨年に出雲に行ってからなんとなく、日本の起源、そう「古事記」、「日本書紀」の世界に興味を持ったからで、ぜひともそのストーリーの最初の舞台に訪れたいと思っていました。1泊2日となりました。
延岡で簡単に街中をブラブラし、名物グルメを楽しんだあとは、いよいよ高千穂をめざします。
翌日は朝ご飯を食べてから高千穂の町をぶらぶら。高千穂神社やトンネルの駅、高千穂峡などを観光しました。
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
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朝ご飯です。紅鱒の甘露煮、そしてさすが九州、納豆に明太子、地鶏の卵などなど。ちなみに泊まったのはユースホステルなんだけど、ユースらしくない朝ご飯でちょっとびっくり。
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旧高千穂駅まで出ました。ここはかつてJR(旧国鉄)の高千穂線の終着でその後も第3セクターで運転されていたのですが、台風被害の復旧するお金がなくて、そのまま廃線になってしまったのです。
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こんな感じで使われていた車両もそのままに放置されています。
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まず向かった先は昨日、夜神楽を見た高千穂神社。第11代天皇の垂仁天皇が建てたそうで、かの源頼朝も皇室発祥の聖地として崇めたそうです。
高千穂神社 寺・神社・教会
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あいにくの雨模様でした。
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昨日も見た高千穂神社の本殿です。
高千穂神社 寺・神社・教会
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本殿の裏手に回ると彫刻が施してあります。神社の本殿にこういう彫刻がされているのは非常に珍しいのではないかと思います。
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昨日も見たうずめの舞の像がありました。
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高千穂神社のまわりにはこのように高千穂神話の登場人物の銅像が建っていました。
高千穂神社 寺・神社・教会
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これも昨日の神楽で見たキャラクターです。
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続いて向かった先は天真名井。ここは天地降臨の際に、水源として水種をもたらした場所といわれており、木の根元から湧き出ています。そしてこの水は真名井の滝へと流れ込んでいると言われています。(ただし蚊が多かった・・・)
真名井の滝 自然・景勝地
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天真名井から流れる水が川になって流れていきます。きれいな水です。
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その天真名井の滝の奥にあるのが槵觸(くしふる)神社。天照大神の孫の迩迩芸命(ニニギノミコト)が降り立った所にある神社で1649年に建てられた神社です。この鬱蒼とした森の中の階段を上がると神社の本殿があります。
真名井の滝 自然・景勝地
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階段を登って本殿が見えてきました。
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ちょうどこの日は雨、高千穂の街はすっかり霧に覆われていました。この風景がまた、神秘的な雰囲気を醸し出してくれました。
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これはかつて高千穂で走っていた車両、走ることがなくなったのでトンネルの駅に移動され、今まではレストランとして活躍をしています。次に向かった先はトンネルの駅です。
トンネルの駅 名所・史跡
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高千穂の鉄道はかつて、そのまま延長され阿蘇の高森ということころで熊本から伸びる線とつなげられる予定でした。しかし、完成間近の1976年にトンネルを掘っていたところ、水源とぶつかってしまい、工事はストップ、そのまま廃止となったのですが、高千穂に近いこのトンネルを地元の酒造メーカーが買い取り、焼酎などの貯蔵庫として利用している施設がトンネルの駅です。
トンネルの駅 名所・史跡
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トンネルの中は非常に冷たく、ひんやりとしていて、お酒の保管には最適な場所なのですね。
中にはいるとぷ〜〜んとお酒の匂いが漂ってきます。 -
このトンネル内で貯蔵されているお酒の種類が飾られていました。
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トンネルの駅の先には工事途中で終わってしまった線路の工事の名残が残されていました。
トンネルの駅 名所・史跡
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雨の中、起伏の多いところを歩いていてすっかり汗をかいてしまいました。せっかく九州まで来て、温泉に入らないわけにはいきません。ということで向かった先は高千穂温泉。雰囲気としては町営の公衆浴場、という感じですが、開館直後に行ったので、地元のじいさまなんかとゆったり入りました。(ただ露天風呂のそばで歯を磨いているじいさまがいたのはちょっとびっくりでしたが、ま、地元密着だし)
びっくりなのはミストサウナがあったこと。貸し切りでサウナで汗をかいてのんびりしました。 -
温泉施設のまわりはこんな感じののどかな風景が広がっています。
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見ているだけで、のんびりとした気分にさせてくれます。続いて、高千穂の有名スポットへ向かいます。歩いて向かったのですが、密かにそこに行ってから温泉に入ればよかったと後悔(めっちゃ汗をかいちゃいました)
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途中にあった玉垂の滝。高さ4〜5m、幅10mにわたって、岩の割れめから100すじほどの水が噴き出していることからこの名がつけられたそうです。しかし、ここまで息も切れてしまうほどの下り坂、帰り道が怖い。。。
玉垂の滝 自然・景勝地
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たどり着いたのは高千穂峡。阿蘇山の噴火の溶岩でできたと言われる渓谷ですが、そりゃもう、神秘的な場所、と言わざるを得ないほどの雰囲気を醸し出しています。
ここはボートを借りて滝を近くから見ることができるのですが、独りだと寂しいので上から眺めるだけに。この滝は真名井の滝といいます。先ほどの天真名井とつながっているとかいないとか。 -
高千穂峡と言えばこの景色。
高千穂峡 自然・景勝地
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反対側。それにしても自然の造りだした美にしばし言葉を忘れてしまいます。なんとなく北海道の層雲峡にも似た感じの雰囲気がありますね。
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これは鬼八(きはち)の力石(約200t)という岩で、神武天皇のお兄さんの三毛入野命(みけぬのみこと)が高千穂郷一帯で悪行をはたらいていた退治した鬼八が三毛入野命に投げつけた岩、といわれています。
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自然が作った峡谷の姿。すごいですね。
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高千穂峡を後にします。
高千穂峡 自然・景勝地
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すごい深い谷でした。
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手前から2番目の橋を渡って高千穂市内に戻ります、っていうかあそこまで上らなくてはなりません。。。ひぃ〜〜〜。もちろん上り着いたところには売店があったので、そこで日向夏ジュースを飲んだのは言うまでもありません。
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ちなみに橋の上から前の写真の場所の方を見下ろした図です。高所恐怖症な私は間違っても柵から身を乗り出して。。。なんて言うことができませんでした。
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