2007 日本起源の場所への旅【その１】延岡へ

2007/05/24 - 2007/05/25

ＧＷ明けに連休の代休を利用してバーゲンチケットを使ってお出かけをしてきました。宮崎の高千穂です。なぜに宮崎かというと一昨年に出雲に行ってからなんとなく、日本の起源、そう「古事記」、「日本書紀」の世界に興味を持ったからで、ぜひともそのストーリーの最初の舞台に訪れたいと思っていました。1泊2日となりましたが、まずは初日、高千穂への玄関口となる延岡へ向かいました。

エリア 延岡(宮崎)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一の宮崎便は小さいMD90という機材だったこともあるのですが、バス移動です。

こんな感じ目のちょっと小さめな飛行機。この飛行機はエンジンが主翼の下ではなく、一番後ろについていることと、尾翼がTの字になっているちょっと今となっては珍しい形をした飛行機です。（そういえばこのMD90、ちょうどJASの時代には沖縄便で乗ったなぁというのを思い出しました）

一番最初の写真の通り、朝早かったので朝ご飯は機内で空弁を。となるとここ最近は、はまっていたわがままサンドだったのですが、売店で見つけて「これは！」と思って買ったのが、このカツサンド。キムカツのカツサンドです。

キムカツといえば薄い肉が何層にも重なって揚げられたとんかつ、ですが、このサンドもそのカツを使ったサンド。思ったよりあっさりして朝からカツサンドを食べても胃にもたれない、そんな感じの味でした。これはまた、別の機会にも買ってしまいそう。

席はクラスJ。ということでお茶菓子もいただきました。今回はプランタンにも入っている、サロン・ド・テ・アンジェリーナのブルトネージェ（白いクッキー）。

あまくて美味しい。こういうお菓子ってこうちょこっと食べるとなおさらおいしく感じたりするんですよね。ただ、まわりの粉がちょっとこぼれてしまうので、機内ではちょっと、どうかな。掃除とか大変かもしれませんね。

宮崎空港に到着。宮崎へは2度目の訪問です。前回は去年の10月。その時は南を回ったのですが今回は宮崎空港から北上します。天気も、予報では西から下り坂で曇のち雨という予報だったのですが、さすが南国（なんでも日本一晴れの日が多い県らしいです）、晴れ間ものぞきます。

宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港

前回と違うのは宮崎県の知事が替わったこと。ということで空港の売店や、これから行く先々のおみやげ屋さんなどのでの売り場で見られたのがこのようなディスプレー。完全に宮崎の宣伝マンとなっていますね。数々の名前などをつけた商品もありました。

空港の到着ロビーには南国らしいオレンジのワンピースを着たお姉さん（写真右）がお出迎えをしてくれますが、なんと東国原知事自らもお出迎えですｗちなみにこのディスプレーは県庁にもあるそうで、ちょっとした記念撮影スポットだそうです。

宮崎空港はJRの宮崎空港駅と直結した形であります。JRへの乗り換えはスムーズ。ここからJR日豊本線に乗って北上し、延岡へと向かいます。
延岡までは約２時間の鉄道の旅。思ったよりお客さんが乗っていました。でもごとごとのんびり海沿い（日向灘）を眺めながらのローカル線の旅もよいモノです。夏なんか気持ちよさそう。

途中、併走して建てられているのが昔、リニアモーターカーの実験で使われていた実験線です。当時、実験してたときは列車と競争なんかも下のでしょうか。今となっては遺構となっています。

車窓から見えた古戦場。耳川の古戦場です。あとで調べたらここの戦、耳川の戦い、戦国時代において意義のある戦いだったようです。

途中、海が見えました。

延岡駅に到着。ここからはバスに乗り換えますが、バスまでの時間があるので、お昼ご飯とちょっと街中を散策することにします。ちなみに延岡の先は佐伯までは鈍行が少ないので青春18キップを使うときは要注意区間です(以上小ネタ）

延岡駅 駅

駅前には延岡にゆかりのあるオリンピックで活躍した人の手形、足形があります。まずは宗兄弟。マラソンで活躍しましたね。

お！これはジョニー。なるほど、ジョニーは延岡の高校出身なんですね。

お昼ご飯までは時間があるのでちょっと街中を観光。向かった先は今山大師寺。お寺自体は1839年に建立されたそうですが、ここの名物は日本一の大きさを誇る弘法大師像（17m）。ということで行ってみました。

今山大師寺 寺・神社・教会

掲題には赤い本堂が。なんとなくお寺と言うよりは神社っぽい感じの色合いです。

多聞大師さまという石像がありました。

その奥にあるのが弘法大師像。確かにでかいです。ちなみにこの銅像の足下までいくことができます。

足下にはお砂踏みというのがありました。一番からずっと踏んでいく形になっています。

真下から眺めてみました。

そこからの眺め。
延岡市内を一望です。

お寺の境内にはお百度参りをしたことになるという”お百度参り摩尼車”そんな色々興味のあるモノがあったりするお寺ですがそろそろ、お昼に近づいたので、延岡の名物を食べに行きます。

元祖チキン南蛮の直ちゃん。昭和３０年代にこちらのお店で出されたのがその起源といわれています。お店にはいるとみんなチキン南蛮を食べています。どちらかというと地元のサラリーマンの方が多い感じです。

こちらが直ちゃんのチキン南蛮。チキン南蛮というとこの時に食べたタルタルソースがかかったのが一般的だと言われていますが、こちらのお店のは薄い衣に特製のタレがかかっています。

鶏のまわりを衣が覆っているのですが、その上にあるのがなんとも不思議な感じのもの。衣？なのかかつお節みたいな感じもする不思議なもの。タレも甘酸っぱい感じでこれが今までにない味でさっぱりしていて美味しかったです。

そろそろ時間になったので延岡のバスターミナルに向かいます。以前は延岡から列車もあったのですが、廃線になってしまったので、ここからはバスで山間の町へと向かいます。約１時間強、どんなバスかと思ったら普通の路線バスが来ました。

この旅行記へのコメント （2）

• いぬいぬさん 2013/08/11 17:49:57

  直ちゃん☆

  dorompaさま
  
  こんばんは！
  直ちゃん行ったんですねー
  この前宮崎に行ったのですが。
  おぐらとどちらか悩んでました。
  いぬいぬは結局ルートの関係もあっておぐらにしちゃいました。
  渋いお店でいい感じ。
  次は行ってみたいなー
  宮崎はあったかくっていいトコですね。
  ハラペコなので見いってしまいました☆
  次の旅行記楽しみにしてます♪
  
  いぬいぬ

  dorompaさん からの返信 2013/08/14 23:06:40

  RE: 直ちゃん☆

  いぬいぬさま
  
  コメントありがとうございます〜。
  かなり前の旅行記ですが、はい、直ちゃん行ってきました。
  以前、おぐら、にも行きましたが、全然違うチキン南蛮なのでぜひ、こちらも試してみて下さいね。
  
  こちらは地元密着、居酒屋風ですが、それだけ地元の方にもアイされている感じでした。
  
  宮崎は食べ物はおいしいし景色もいいので又行きたいです。
  
  これからもよろしくお願いします。