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「ル・コルビュジェと20世紀美術」が8月6日から11月4日まで、国立西洋美術館で開催されます。ル・コルビュジェの設計した建物については、賛否両論色々ありますが、今日は彼の絵画、彫刻、版画、タピストリーなどパリのル.コルビュジェ財団とコルビュジェのコレクションを所有する大成建設の協力で開催されている展覧会を先ず見ることにします。<br />表紙の写真は、昭和34年開館当時のものです。開館当初は、ここに考える人がいて、中央にカレーの市民が設置されていたのですね。

ル・コルビュジェ展を国立西洋美術館へ

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2013/08/06 - 2013/08/06

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belledune

belleduneさん

「ル・コルビュジェと20世紀美術」が8月6日から11月4日まで、国立西洋美術館で開催されます。ル・コルビュジェの設計した建物については、賛否両論色々ありますが、今日は彼の絵画、彫刻、版画、タピストリーなどパリのル.コルビュジェ財団とコルビュジェのコレクションを所有する大成建設の協力で開催されている展覧会を先ず見ることにします。
表紙の写真は、昭和34年開館当時のものです。開館当初は、ここに考える人がいて、中央にカレーの市民が設置されていたのですね。

  • 昭和34年当時の全景です。

    昭和34年当時の全景です。

  • これが現在の独立行政法人が運営する国立西洋美術館です。<br />この美術館が建設された経緯は、松方コレクションにありました。実業家・松方幸次郎(1866〜1950)は、20世紀初頭、フランスで多くの美術品を収集しましたが、第二次世界大戦後、フランス政府が敵国資産として、それを差し押さえていました。松方コレクションが日本に返還される際の条件が、国立西洋美術館の建設だったという訳です。

    これが現在の独立行政法人が運営する国立西洋美術館です。
    この美術館が建設された経緯は、松方コレクションにありました。実業家・松方幸次郎(1866〜1950)は、20世紀初頭、フランスで多くの美術品を収集しましたが、第二次世界大戦後、フランス政府が敵国資産として、それを差し押さえていました。松方コレクションが日本に返還される際の条件が、国立西洋美術館の建設だったという訳です。

  • 本館の設計は、ル・コルビュジェですが、彼の弟子、前川國男、坂倉準三、吉阪隆正が実施設計・監理を行って、完成しました。<br />新館は、前川國男が設計し、1979年に完成しました。

    本館の設計は、ル・コルビュジェですが、彼の弟子、前川國男、坂倉準三、吉阪隆正が実施設計・監理を行って、完成しました。
    新館は、前川國男が設計し、1979年に完成しました。

  • 考える人は、現在この位置にあります。何を考えているのでしょう?この日はとても蒸し暑くて、参りました。

    考える人は、現在この位置にあります。何を考えているのでしょう?この日はとても蒸し暑くて、参りました。

  • 緑色の外壁は、小石を全面に貼付けてあり、現在の外壁は後に改修したものです。

    緑色の外壁は、小石を全面に貼付けてあり、現在の外壁は後に改修したものです。

  • この写真は、昭和36年当時のものですが、1階のピロティー部分が現在とは異なっている他は、余り変化がないように見えます。

    この写真は、昭和36年当時のものですが、1階のピロティー部分が現在とは異なっている他は、余り変化がないように見えます。

  • これが現在の本館で、1階のピロティー部分が、ガラスの外壁を設置して、1階の大部分が室内として使用されています。

    これが現在の本館で、1階のピロティー部分が、ガラスの外壁を設置して、1階の大部分が室内として使用されています。

  • 「カレーの市民」

    「カレーの市民」

  • 本館正面向かって右側の外階段は、本来出口として設計されましたが、実際には一度も使用されていません。

    本館正面向かって右側の外階段は、本来出口として設計されましたが、実際には一度も使用されていません。

  • 入り口を入って、右側にあるロダンの「地獄の門」<br />高さ5,4m、幅3,9m、奥行き1mのブロンズ作品で、1920年に松方幸次郎が初めて注文したブロンズです。<br />私は、以前パリのロダン美術館で見ましたが、現在世界で7作品あるそうです。日本では、ここと静岡県立美術館、フィラデルフィアのロダン美術館、スタンフォード大学、チューリッヒのクンストハウス、ソウルのロダン美術館の計7箇所となっています。

    入り口を入って、右側にあるロダンの「地獄の門」
    高さ5,4m、幅3,9m、奥行き1mのブロンズ作品で、1920年に松方幸次郎が初めて注文したブロンズです。
    私は、以前パリのロダン美術館で見ましたが、現在世界で7作品あるそうです。日本では、ここと静岡県立美術館、フィラデルフィアのロダン美術館、スタンフォード大学、チューリッヒのクンストハウス、ソウルのロダン美術館の計7箇所となっています。

  • この本館の裏手に中庭を挟んで、新館が建っています。

    この本館の裏手に中庭を挟んで、新館が建っています。

  • 1998年に地下に耐震レトリフィット工事を行い、地震に備えています。

    1998年に地下に耐震レトリフィット工事を行い、地震に備えています。

  • 建物の平面は、正方形で、各辺に7本ずつのコンクリート打ち放しの円柱が立っています。この円柱は、2階では壁から離れていつ独立柱になっていて、将来、拡張する際に、外側へと建物を継ぎ足して行ける構造になっているそうです。

    建物の平面は、正方形で、各辺に7本ずつのコンクリート打ち放しの円柱が立っています。この円柱は、2階では壁から離れていつ独立柱になっていて、将来、拡張する際に、外側へと建物を継ぎ足して行ける構造になっているそうです。

  • 本館1階の内部からガラスの向こうに、ロダンの「地獄の門」が見えます。

    本館1階の内部からガラスの向こうに、ロダンの「地獄の門」が見えます。

  • 本館1階ロビー付近

    本館1階ロビー付近

  • 1階中央部分は、屋上の明り取り窓まで、吹き抜けになったホールで「19世紀ホール」と呼ばれています。現在は、ロダンの展示場になっていて、左手にロダンの彫刻が展示されています。

    1階中央部分は、屋上の明り取り窓まで、吹き抜けになったホールで「19世紀ホール」と呼ばれています。現在は、ロダンの展示場になっていて、左手にロダンの彫刻が展示されています。

  • 1階中央の中庭ですが、本館と新館の間にあります。残念ながら、ここに出ることはできません。<br />ここから見える建物は、前川國男が設計した新館で、緑釉タイル仕上げになっています。

    1階中央の中庭ですが、本館と新館の間にあります。残念ながら、ここに出ることはできません。
    ここから見える建物は、前川國男が設計した新館で、緑釉タイル仕上げになっています。

  • 真夏は暑いですが、このテラスで、ゆっくりお茶を飲んでみたいですね。

    真夏は暑いですが、このテラスで、ゆっくりお茶を飲んでみたいですね。

  • 本館1階の展示室からは、この階段ではなくて、傾斜の緩いスロープがありますが、撮影禁止のため、スロープの写真はありません。<br />ここは、本館の後ろに建てられた新館の階段部分です。

    本館1階の展示室からは、この階段ではなくて、傾斜の緩いスロープがありますが、撮影禁止のため、スロープの写真はありません。
    ここは、本館の後ろに建てられた新館の階段部分です。

  • 階段から新館1階と2階部分を見たところです。

    階段から新館1階と2階部分を見たところです。

  • 新館2階の休憩コーナー

    新館2階の休憩コーナー

  • 新館2階の中庭を囲む側の外壁は、緑釉タイルでした。

    新館2階の中庭を囲む側の外壁は、緑釉タイルでした。

  • 新館2階からみた中庭の植栽

    新館2階からみた中庭の植栽

  • 新館2階から見た中庭を取り囲む部分。地下へ下りるスロープは展示用倉庫へ通じています。

    新館2階から見た中庭を取り囲む部分。地下へ下りるスロープは展示用倉庫へ通じています。

  • 本館2階は、中央吹き抜けのホールを囲む回廊の展示室で、コルビュジェの「無限成長建築」というコンセプトです。巻貝が成長するように、外側へ継ぎ足して拡張出来る構造となっているそうです。2階の展示室の天井は、低くなっていて、天井上から自然光を取り入れて、明るさを調節するためのスペースとして設けられていましたが、現在は、蛍光灯を使用しています。2階の展示室の北、東、南の3箇所に、中3階が設けられていて、細い階段が付けられています。ここは、小型作品の展示場として造られましたが、階段が細くて危険ということで、一度も使用されていません。正面の外階段と同じ理由でしょうか?

    本館2階は、中央吹き抜けのホールを囲む回廊の展示室で、コルビュジェの「無限成長建築」というコンセプトです。巻貝が成長するように、外側へ継ぎ足して拡張出来る構造となっているそうです。2階の展示室の天井は、低くなっていて、天井上から自然光を取り入れて、明るさを調節するためのスペースとして設けられていましたが、現在は、蛍光灯を使用しています。2階の展示室の北、東、南の3箇所に、中3階が設けられていて、細い階段が付けられています。ここは、小型作品の展示場として造られましたが、階段が細くて危険ということで、一度も使用されていません。正面の外階段と同じ理由でしょうか?

  • 外に出て、新館1階の外壁を見に行きましたが、緑釉タイルでした。

    外に出て、新館1階の外壁を見に行きましたが、緑釉タイルでした。

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