2013/07/04 - 2013/07/04
57位(同エリア108件中)
ロク69さん
昨日(7/3)のレッチェンタール行は雨のため、バスで終点のファフラーアルプ(Fafleralp)までの往復だけの残念な結果だった。
今日(7/4)は再度、この谷を訪れレッチェンパス(Loetschenpass、2690m)を越えて、ガシュテルンタール(Gasteretal)のセルデン(Selden、1537m)までのルートを歩くことにした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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カンデルシュテークの村は、濃霧が立ち込めていて視界はとても悪い。雨は降っていないがこの調子だと山々が見えるか心配しながら、アパートをでる。昨日より1時間早い7:40の列車に乗り込む、ゴッペンシュタイン(Goppenstein)に着くと青空が待っていた。バスターミナル横から見上げるホッケンホルン(Hockenhorn、3293m)も美しい。左の小さなピークはクラインホッケンホルン(Kleinhockenhorn、3163m)だ。
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ゴンドラのあるヴィラー(Wilar)に到着、昨日とは打って変わって空は明るくビーチホルン(Bietschhorn、3934m)も見えている。
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雨の中眺めたホテル「SPORTING」も今日は明るく見ることができる。ナマハゲ風のお面も笑っているようだ。
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8:25のゴンドラで一気に高度を上げ、上部駅のラウフェルンアルプ(Lauchernalp、2047m)に向かう。薄いガスが漂い始めてきた。
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ラウフェルンアルプに近づくにつれガスは濃くなってくる。
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ラウフェルンアルプでは雲の上に出た、8:30にすぐに歩き始めるがこのまま眺望が続くように祈る。
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下と上の雲に挟まれて、歩いているところだけ視界が効く。山々の全貌は分からない。
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歩き始めて1時間のところ、大きな岩に表示が目立つ。残雪がちらほら見え出してきている。
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周りの雲の状況は相変わらず良くない、山肌の一部が見えるだけなので自分のいる地点の認識ができない。ちょっと雲が切れてビーチホルンらしい山影が見えた。
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ついにルート上に雪が続くようになってきた。10時前だが薄暗く夕方の雰囲気だ。この手前でアイゼンを付けた、コースの先までずっと斜面は積雪がある。
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ガスが我々を取り囲んで、視界は2〜300m程度だ。前にも後にも人がいないので少し不安だ。目印のペンキもこの状態では見えないので、雪上に付けられた古い踏み跡をトレースする。
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10:45の様子、スタートから2時間15分経過しているが地点の特定ができず、目標のヒュッテはまだ現れない。踏み跡は古いものらしく融けて固まったような状態だ。
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クンメンアルプからのルートと途中で合流するサットレジ(Sattlegi、2586m)にも達していない。
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11:20ごろ、一瞬青空が現れて大きな山が眼の前に現れる、きっとフェルデンロートホルン(Ferdenrothorn、3180m)だろうと思って地図を確認する。間違いなければヒュッテは近いはずだ。
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まもなく遠くにヒュッテが見えてきた(11:25)、歩いてきたコースは間違いなかったと一安心する。ヒュッテがみえてからも雪上の歩行は苦しい、11:45にやっと到着する。ヒュッテの犬に吼えられたが、すぐになついてくれた。
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ヒュッテの周りだけ青空があるが、肝心の山々は全く見えない。目の前のロートホルンとバルムホルンの斜面だけがみえる。
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この日よく見えた唯一の山、フェルデンロートホルン。丸く渦巻くような岩模様は、フィシシュトックで見たような気がする。
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雲が一瞬切れて、ピークが見えたビーチホルン、30秒位でまた雲間に消えた。
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ヒュッテでは帰りの4:15セルデン発のバスを予約、これまでの雪の状態を考えて余裕ある時間を取った。左下の小屋はトイレ、背景はバルムホルンの東斜面、ヒュッテの犬のいる先の斜面が降りの方向だ。
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ソーセージ入りのスープを頼んだら、2本も入っていて感激。持参のおにぎりと共にゆっくりと味わっていただくことができた。出発から3時間15分、アイゼンを付けてからは約2時間の登行だった。
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ヒュッテの前にあった木の置物、降りはこの右手を通って行く。
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ヒュッテで45分の休憩後、12:30に出発する。このあとに岩場があるのでアイゼンは付けずに歩き出だす。予約したバスの時刻までは3時間45分ある。
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振り返って、ケルン越しにロートホルンを見る。
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バルムホルンの斜面とケルン。
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岩場を過ぎてレッチェン氷河に差し掛かる、またガスの中に突入した。
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氷河越えは要所にポールが立てられているので安心して歩ける。アイゼンは付けずになんとかいけそうだ。
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氷河の途中で上方を見るが、ガスで何も見えない。
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ポールに従って氷河を降る、最後の方は斜度も緩くスリップすることもない。
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氷河を抜けると周りのガスもなくなって、景色が見えてくる。ここからは雪上と歩き方が違うので、しばらくは違和感がある。
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ガシュテルンタールの奥を眺める。ガスの下限は2300m位でそこから下は好天気のようだ。
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降っていると一瞬、ヒヤッとするような冷気を感じる。近くに大きな瀑布があってその水煙が流れていることがわかった。下から見上げると膨大な水量の瀑布が音をたてて落下している。
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その拡大写真、水量がとてつもなく多いので迫力がある。
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コースは川に突き当たり、新しい吊橋を渡るとレストランがあって一休みする(14:45)。2時間15分でヒュッテから降りてきた、余裕を見て予約したバスまで1時間30分ある。レストランでビールと赤ワインを注文し、バスの予約変更(15:15)をお願いした。そこからも大小いろんな滝が見える。
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レストランの前庭、バスが登ってきて奥へ行ったので店の人に尋ねると、折り返してきてこの店の前でも止まってくれるので座って待っておればよいとのことだった。
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バスの予約変更ができたので、1時間早く帰れることになった。バスの運転手は女性で川沿いの細く曲がった道を難なく運転する。小さなトンネルも車体スレスレで通過する。
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スンビュール行きのロープウェイ乗り場が見えてきた、カンデルシュテークはもうすぐだ。15:40に駅前に到着した。
今日はガスの中、ほとんど眺望も得られず黙々と登って降りてきたが、まず無事に行動できたことに感謝しよう。全行動時間は6:15、うち休憩等0:55、実動5:20、登り720m、降り1150Mだった。
昨日今日とレッチェンタールの美しい景観を見ることはできなかった、来年以降の課題として取置きすることにした。
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