2013/05/24 - 2013/05/25
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nanaoさん
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駅に貼ってあった四寺廻廊のポスターと旅行雑誌に載ってた山寺50年ぶりの御開帳、行ってみたい!と。
手っ取り早くクラブツーリズムのツアー、1泊2日の旅でした。
☆1日目…新幹線で福島駅→バスで瑞巌寺と山寺 (蔵王泊)
☆2日目…遠刈田・蔵王酪農センター→毛越寺→中尊寺→福島駅
2日目の旅行記です。
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ホテルの部屋からの風景。
なにもない〜。
なので夜は真っ暗でした。
朝食はバイキング。
ま、うん、こんな感じですよね。。。
そしてバスに乗り込み蔵王酪農センターへ。
チーズケーキを買ったけど、、、パサパサ。 -
早お昼〜。
2日目のお昼はついてません。
オプションでつけることもできますが、勝手に食べることにしました。
何かしらあるだろう、と思ってたらバスが止まった「平泉レストハウス」にフードコート発見。
平泉はもち文化らしいが……ここはじゃじゃ麺で。
盛岡名物だけど、まぁ同じ岩手県だし。
(ホントは前沢牛が食べたかったケド)
で、これがおいし〜。
フードコートだからあまり期待してなかったけど、昨日のお昼よりよっぽど満足です♪ -
バスに乗り、寝る間もなく毛越寺へ。
ここから案内人のおじさまが一緒です。
定年退職して暇なので、って雰囲気の方でした(真相は聞いてませんが)
それにしてもおじさまの話を聞きながら写真撮影は忙しいぞ……。 -
毛越寺はなんで「もうつうじ」と読むの? と思ってたら
毛越寺はモウツウジと読みます。通常、越という字をツウとは読みませんが、越は慣用音でオツと読みます。
従ってモウオツジがモウツジになり、更にモウツウジに変化したものです。
って入り口でもらった紙に書いてありました。
なるほど。
じゃあ「もうおつじ」って読んでも間違いじゃない、むしろ正しいのか??
とはいえ、「もうつうじ」の方が言いやすいよね。 -
本堂へ行く前に。
新渡戸稲造が
夏草や 兵ものたちが 夢の跡(松尾芭蕉)
の俳句を英訳したもの。
でも今のと違って直訳しただけだそうです。
って、今の英語で俳句をたしなむ方が直訳じゃなくてどうしてるの??
なんか工夫してるって話を聞いたような気もするけど。 -
こちらが本堂。
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平成元年に再建されたものなのできれーです。
毛越寺は全ての建物が焼失してるんです。 -
発掘調査に基づくと当時はこんな感じだったと。
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もちろん今はなにもありません。
再建しようにもお金が……といってました。
そうとうな金額が必要なんでしょうなぁ。 -
この大泉が池を中心とした浄土庭園、と言われてもねぇ。
平安時代の伽藍遺構がほぼ完全に残ってるため、見る人が見ればおぉ!! となるんでしょうが。 -
ものすごーく広いお庭、としか……。
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この船、雰囲気にあってます。
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これは「築山」
作庭記に書かれている「枯山水の様」の実例といわれてるそうで。
こういうのが残ってることが貴重ってことですよね? -
船、別角度で。
ちょっと乗ってみたいかも。 -
「遣水」
ここを通って池に水が流れてます。
これがなかなか見つからなくて、しばーらく池にどうやって水が入ってるのか謎だったそうです。 -
この遣水の周辺で「曲水の宴(ごくすいのえん)」が開かれます。
ちょうど行った次の日がその曲水の宴が開催される日、ってことで準備に忙しそうでした。
この木の橋みたいなのもその準備の一環みたい。
ちなみに曲水の宴とは遣水に盃を浮かべ、流れに合わせて和歌を詠むんですって。
平安時代の衣装を身につけて行われるそうです。 -
講堂跡
礎石だらけ。 -
常行堂
こちらは享保17年(1732)に仙台藩主伊達吉村公の武運長久を願って再建されました。
でも本当はこの場所じゃなくてもう少し向かって左手の方が本来の場所、と後に発覚したそうです。
今更移すのも……ってことみたい。 -
ここら辺で吉永さゆりさんのポスター(JR大人の休日倶楽部かな?)を撮ったそうで。
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毛越寺の御朱印
入り口で預けて、帰りに受け取りました。 -
観自在王院跡
二代基衡の妻が建立したと言われてます。
観自在王院とは阿弥陀堂のことで、大阿弥陀堂と小阿弥陀堂があったそうです。
享保年間に再建された大阿弥陀堂があるようですが、時間なくて見れず……。
ちなみにここは毛越寺から歩いてすぐのところにあります。 -
柳之御所遺跡
奥州藤原氏の拠点、藤原清衡・基衡の屋敷跡と伝えられてる場所です。
……て、バスの窓から見る眺めはだだっ広い広場。
そしてこの場所は世界遺産からはずされたそうです。
案内人のおじさまがぶつぶつ文句をおっしゃってました。 -
無量光院跡
三代秀衡が宇治平等院の鳳凰堂を模して建立した寺院跡。
う〜ん、やっぱりバスの窓から見る眺めは……。 -
さあ、次は「中尊寺」です。
案内人のおじさまもずーっと一緒。
入り口からではなく、バスで裏道を行き、降ろされてから木々の間の道を歩くと―― -
中尊寺・金色堂〜。
金色堂に入る前に「讃衡蔵」(宝物館)を見学。
ここでも御朱印をいただけるんですね〜。
もらってないけど。。。
で、金色堂。
テープで解説が流れます。
それにしても金色堂はがっちりケースに守れてて、細部はよくわからない……。
キラキラ豪華ですごーくきれ〜ですが。 -
金色堂では御朱印帳(3冊目)を購入。
名前を書いてくれます。(水色で隠れてるところ)
金銅華鬘(こんどうけまん)(国宝)をあしらってます。
これ、金色堂にかけられていた銅製鍍金の華鬘(花輪)
迦陵頻伽が彫り起こされてます。
今使ってる御朱印帳が残り僅かだったのと―― -
金色堂で御朱印帳を買うと見開きで御朱印を書いていただけるので購入。
御朱印の代金込みで2000円。
ちょっと高いけど、大き目の御朱印帳で紙もなんだかよさそう。
ケースもしっかりしてて、さすが、って感も。 -
金色堂を出ると、松尾芭蕉像が。
こちらの芭蕉像は学者さんの協力を得て造られたそうです。
だから各地にある芭蕉像の中で一番、本人に似てるんだって〜。
真相は確かめられませんが。。。 -
経蔵
元々は二階建てだったそうですが、今は平屋。
ここに紺紙金字一切経(国宝)が収められてたそうです。
今は讃衡蔵に保管されてますが。 -
旧覆堂
源頼朝の奥州攻めにより藤原氏が滅亡すると中尊寺は厳しい時代が続きます。
北条政子の夢枕に秀衡があらわれ、平泉寺院の修理をうながしました。
で、覆堂も設けられたそうです。
当時の金箔は今のものより厚く、その分傷みが少なかったそうです。
今はうっそうとした木々に囲まれている金色堂。
でも金色堂が建てられた時は当然、覆堂もなく、柳之御所からも見れたそうです。
ちょっと離れた場所から日を浴びてキラキラ光る金色堂――さぞや美しく、そりゃ極楽浄土を彷彿とさせるものがあったんだろうなぁ〜。 -
今はこれが覆堂の中に。
周りには源義経が奥州平泉に下るのを手伝った金売吉次の話が。
って、文字がかすれてて見にくい〜。 -
旧覆堂も木に囲まれてます。
金色堂の拝観券で覆堂まで見ることができます。 -
白山神社や弁財天堂をちらっと、ほんとーにちらっと見て、鐘楼へ。
白山神社は見たかったなぁ。。。。
で、このこじんまりとした鐘楼ですが、なんでもすごーくいい音らしい。
でも、今はこの鐘を撞くことはほとんどなく、東日本大震災や阪神・淡路大震災、9・11のアメリカテロの時など弔いの為に撞くそうです。
それ聞くとね……。 -
お参りはしてないけど、インパクト満載な薬師堂の絵馬。
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本堂
本尊の釈迦如来は台座・光背を含めた総高は5mに及ぶそうで。
2013年に造顕・開眼供養されたのでぴっかぴかです。
あんまり綺麗な仏像ってちょっと違和感を感じますが、当時の人はこういうのを見てたんですよね。
どうも仏像って落ち着いた色彩のイメージが強くて。 -
本堂でいただいた御朱印。
本堂向かって左手の方に御朱印をいただくところ。
右手の方にお守りなんかを売ってるところ。 -
中尊寺、けっこう見晴らしのいいところに建ってます。
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この日は基本、曇り空。
でも今日、松島の方は天気悪くて寒いそうで。
昨日よりちょっと寒かったとはいえ、パーカーをはおってれば大丈夫。
歩いてるとむしろ脱ぐくらいでした。
2日間、傘をさすこともなかったし、そういう意味ではお天気に恵まれた〜。 -
最後は弁慶堂
って写真は弁慶堂の狛犬ですが。
弁慶堂の中には弁慶像がいました。 -
入り口へ向かって歩きます。
これが坂道で地味に足にきます。
しかも昨日山寺のぼったし。
でも行きはバスで楽したし、がんばろ〜。 -
で、中尊寺の入り口。
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中尊寺を出てすぐのところに流れてる小川。
水の中にキラキラしてるのが金!!
のレプリカ。
昔はこんな感じで川の中にある金を見つけていたそうです。
これなら見つけやすいよね。 -
弁慶のお墓――はこれの向かって右手の方にひっそりとあります。
お墓よりこの碑の方が目立ってる。
ここも中尊寺から歩いて直ぐ。 -
駆け足ながらも四寺めぐり、帰ります。
またバスに揺られて福島へ。
途中のサービスエリアで見つけた牛タン弁当!!
福島の駅で時間があるからその間に食べようと思ったのですが、お昼が早かったし出来たての温かいうちに食べた方が美味しいよね、ってことでバスの中で食べました。
牛タンはまあまあですが、ご飯がおいしかった〜。
以上、2日間の旅でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ろこままさん 2013/09/10 23:53:28
- 初めまして
- nanaoさん、
こんばんは、ろこままと申します。
旅行記を見ていただいて、投票までしてしていただいて、ありがとうございます。
nanaoさんも、平泉に行かれたんですね。
行ったからこそ、わかる・・・
nanaoさんの“タイトル”・・・
面白い〜
その通りですぅ〜
でも金色堂は、へばりついて見たんで、今でも金色、目に浮かびますよ〜
また、お邪魔させてくださいね。
ありがとうございました。
- nanaoさん からの返信 2013/09/12 00:11:07
- RE: 初めまして
- ろこままさん
はじめまして。
こんばんは。
このたびはありがとうございます!
毛越寺、のんびりするにはいいと思うんですけどね。
でもそれならい毛越寺じゃなくて側の観自在王院跡でいいような……なんて思ってしまいました。。。
ろこままさんの旅行記、まだ東北のを1つしか見れてないので続きを見にお邪魔させていただきます〜。
nanao
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