2013/07/07 - 2013/07/07
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hanayaさん
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6年ぶりにベルギー、オランダをまた旅することになった。その時には行かなかったルクセンブルクにも足を伸ばして。
前回はフランドル地方に出かけたので、今回はワロン地方をを訪れることにした。
オランダではアムステルダムの喧騒を避けて地方のまちに出かけた。
ほとんど毎日上天気。日差しがとってもきつく、サングラス、傘をさして町歩き。
湿度は低いのですが、強い日差しには参りました。
何処の国に行っても必ず一人は「雨なんて降ってないよぉ。」と茶化す人がいますが、慣れてくるとこちらも笑顔で返せます^^
6月24日 ブラッセル泊
25日 ブラッセル泊 ・・・ルーベン Leuven
26日 ブルージュ泊
27日 ブルージュ泊 ・・・ダム Dam
28日 ブラッセル泊
29日 ブラッセル泊 ・・・ナミュール Namur
30日 ブラッセル泊 ・・・デュルビュイ Durbuy
7月01日 ルクセンブルグ泊
02日 ブラッセル泊
03日 ロッテルダム泊 ・・・デルフト Delft
04日 ロッテルダム泊 ・・・ゴーダ Gouda,デルフスハーフェン Delfshaven
05日 アムステルダム泊 ・・・アルクマール alkmaar
06日 アムステルダム泊 ・・・ライデン Leiden
07日 アムステルダム泊
08日 アムステルダムーヘルシンキー09日名古屋着
1ユーロ=130円ぐらい
@鉄道チケットについて
予定が決まっている下記の区間。
ブラッセル〜ルーベン 往復
ブラッセル〜ブルージュ 往復
ブラッセル〜バルヴォー 最終目的地はデュルビュだが列車はバルヴォーまでなので 区間の往復・・・・WEEKED TICKET
ブラッセル〜ルクセンブルク 往復
ブラッセル〜ロッテルダム 片道
のチケットをベルギー鉄道 NMSBのHPからチケットを購入。
画面に出てきたチケットを印刷して持参。
翌日位にメールでも同じ内容のチケットが添付されて送られてくる。
どちらを印刷してもよい。
ちょうど6月24日からSUMMER DEAL という割安のチケットが販売されたのでそれを購入。
8月30日まで売り出しあり。
片道または往復。月から金曜日に利用。
週末は ウィークエンド・チケット・・これも割安・・があるのでこれを購入。
これらはベルギー国内のみ適用
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朝目覚めて、「今日はどこへ行こう?」「静かな所がいいね。」「うんそうだなぁ。」
ガイドブックをパラパラ捲る。
「シーボルトハウスはどう?」
横から覗くと ひと目を引くふぐの絵が目に入る。
その絵に何だか心惹かれ「うん、、ライデンに行こう。」決定です。
今朝、ローホテルをチェックアウトしてアムステルダム駅前付近のインテルホテルに9時半頃移動。
チェックインの手続きはすぐしてくれて・・・まだ部屋には入れない・・・荷物を預け駅へ向かう。
9時57発の電車が間引き運転で無くなり次は11時12分発。
昨日の土曜日と、今日日曜日とスキポール空港への列車は全面運休。整備のためとか。線路整備かな?
ローホテルのエレベーター内にも張り紙がしてあった。
知らない人もいたでしょう。
代行バスが出ていたようで・・5分置き・・結構並んでいたらしい・・・夫から聞いた。
そんな事あるんですね。日本ではちょっと考えらませんね。 -
アムステルダムの暗い雰囲気の駅構内とは違い、とっても明るく気持ち良い。
40分程で到着。構内を少しぶらぶら。
11時55分着。ここで軽くお昼を食べることにした。 -
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選んだのがこのお店。
朝食もパンだったので麺類が食べたい。 -
麺は焼きそばめん?、おうどん、ご飯のいずれか選べるし、トッピングも選べる。
ご飯と言っても細長い外米でおいしそうでもないし、結局焼きそばめんに[照り焼きチキン」「クリスピー・ローストポーク)をそれぞれ注文。 -
何だか両方に似たような味。
ピリ辛でもあるのだけれど、味が濃すぎてくどい。
何の調味料なのか?
「照り焼き」と言っても砂糖味が全くない。
日本のように甘辛ではないので、なかなか食べずらい。
但し鳥肉。豚肉共に日本では考えられいぐらい盛り沢山。
でもくど過ぎて半分ぐらい残してしまう。 -
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駅から出て振り返るとこんな感じ。
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駅前通りはとても広い。広々してる。
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少し歩くとすぐ運河が流れてる。
何処に行っても運河あり。やっぱりオランダだ(笑)
ここに架かる橋を右手に折れて歩く。 -
橋のすぐ横のカフェ。
きつい日差しによく映えるカラフルな椅子。
今日は日曜日。
お客さんはまだいなかった。 -
そこを過ぎるとすぐ民族博物館。
その前にこれが。
意味するものは分からないけれどおもしろい。 -
トラックの前にはこんな物が10個程並ぶ。
台の上に乗っているのはオランダの家々。10数センチくらいの大きさです。 -
木靴。これも同じほどの大きさ。
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運河沿いに建つこの民族博物館からの対岸の眺め。
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更に運河沿いを歩くと跳ね橋が見えてきた。
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このあたりほとんど人に会わず静かです。
橋を渡らず、写真左の建物に沿ってそのまま歩く・・
のんびりと辺りの景色を眺めながら。 -
今度はこの橋を向こうから渡ってきました。
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すると広場があり、少年が背中を向けてキャンパスを見つめていますが、一瞬、ほんの一瞬、「あれ、こんなところにひとが!」。
錯覚を起こしてしまいそう。
上手に造ってあります。
少年レンブラントが「自分」を見つめている・・そういうことなんでしょうか。
着いた時、ここが何処か聞かされていなかったので広場の像にビックリでした。 -
この広場、レンブラントの生地だそうです。
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そして細い通りに入ると、日曜日でひっそりと静まり返っています。
時折、車が走り去るだけ。 -
一軒のお店のショウウインドーで見つけた楽しげな置物。
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好きなポスト見つけました。
でも飾りみたい。 -
シーボルトハウスは運河沿の建物です。
これは帰る時中から撮ったものです。 入館料8ユーロ。
ここに1832年から1837年まで居住し、日本から持ち帰った収集品の大部分を一般に公開した場所であり、それらは後にオランダ政府に買い取られて、その後ライデン各所に分散したものをそれらの所蔵先から集めて展示したあるとのこと。
国が6万ギルダーで彼の収集品を購入し、シーボルトは1万3千ギルダーで購入たそうです。
さすが立派なお屋敷です。
1823年シーボルトは日本の民族、文化、動植物、政治制度などありとあらゆる情報収集のため長崎の出島の商館医として着任し、全コレクションは25,000点。そのうちの800点をここで見ることができるとのこと。 -
入り口からまっすぐ進み、外に出ると庭にはシーボルトの胸像。
日本から持ち帰ったギボウシ・・・よく目にします・・・も植えられていました。
その後の壁には、植物収集にも力を入れた事を示されるように植物の学名が数々印されていました。
像の後ろにアジサイに日本に残した妻の名前を付けた「Otakusa」も見つけました。 -
シーボルトは出島から出ることは許されていなかったので自分で色々収集はできなかったらしいです。
また、診察しても診療代を受け取ることができなかったので、代わりに患者達から報酬としていろいろな贈り物を受け取っていたので様々な収集が可能になったらしいです。
その上、日本の友人生徒達の援助で各地から多くの物を集めることができ、
弟子たちには、医学、自然科学、国土、裁判、民族・・・・論文を書かせていたとあります。
そうでしょうね。大勢の手足となる人達がいなければこれほどの収集は困難なことではと、展示室を見て回り思いました。
それほどの多岐にわたる収集です。
江戸時代の高価なお弁当箱・・・姫君が使いそうな(笑)・・木片、織物・・・興味深い物ばかりでした。
木片には、色々な種類の木の名前が木片そのものに書かれてます。 -
ここは「日本の部屋」と名付けられ、シーボルトが出島に着任してからの様々がこんな形で映画として上映されています。
ぶれて映ってしまったのが残念です
入った時はすでに他の方一人で見ていらしたので、内容は途中からになりました。
全面にスクリーン。後ろに何客かの椅子。そこにイヤホーンが備え付け。
シーボルトの江戸参府・・・と言うらしいですが・・このころからの様子です。
この時もお伴が50人とのこと。料理を作る人達やら・・・ここだけがやけに印象に残ってます(笑)
すごいですね。料理人もいたとは!
何処からこんな旅費がでるのでしょね?つまらぬ事を考えた私でした。
そうそう、イアホーンは日本語もあります。当然と言えば当然。
もちろんこれで聞きましたが、楽しいというか、興味深い絵?に気持ちが行ってしまい映像をひたすら追っていたので、聞き流したところもあるかも。 -
シーボルトと言えばアジサイしか浮かばない勉強不足な私。
この映画の「シーボルト事件」の映像では思わず身を乗り出して聞いてしまいました。
当時,国外持ち出し厳禁の日本地図を入手。
これが見つかり永久国外追放となったのですね。
妻のお滝さんと小さな女子を残して。 -
シーボルトはこんな模型も作らせて持ち帰っていたようです。
なかなか立派な家。
シーボルトが住んでいた物ではなさそう。
実寸比25分の1。
写真を撮ってもいいということで少し撮りました。
でも振り返ってみると、その物を見るのに夢中でまるでほとんど写してませんでした。
シーボルトのあらゆるものに対する興味はすごいと感じました。
着物の展示があるのですが、その素材・・・麻とか綿とか・・までも調べてあるのです。
植物画も素晴らしいです。
これらは全て河原慶賀というお抱え絵師に書かせたそうで、オランダ人記録絵師を出島に呼び、西洋の精密な画法も彼に学ばせたそうです。 -
これは河原慶賀が写真のなかった時代、標本と全く同じ数のウロコが書かれているのだそう。
前に立って、ジーッと眺める。本当に緻密。感心するばかり。
絵師と言えば、江戸時代の同じ時期にいた有名な絵師、北斎を思い出した。
コレクションの中には興味深いものが多くありました。
展示されている品は時々交換されるそうです。 -
「ヨーロッパの部屋」でもシーボルトのことを紹介した映画があります。
シーボルトが30年ぶりに再び日本を訪れた時、当時日本に残した女の子は日本初の女医となっていたということです。
それを聞いてなんだか感動してしまいました。 -
ここの地下室の無料のコーヒーが飲める休憩所。
沢山の色鉛筆や紙が置いてあって自由に何でも書けます。
見ると日本人が書いた物もあり、私もちょっといたずらして「変なドラえもん」・・ちょっと顔を忘れたので・・・を書いて置いてきました。 -
地下室に続く天井の低い部屋には、釣り針状の大きな太い金具があちこちに幾つもぶら下がっています。
これはその昔、ネズミの害から食べものを守るためここに吊り下げておいたそうです。
綺麗な地下室でした。
ここでしばらく休憩。
私達ともう一人の人だけだったのですが、帰るときには受付に数人来ていました。
ゆっくり見れたシーボルトハウス。
妙に心に残ったシーボルトハウスでした。 -
次に向かったのはシーボルトハウスから数分のライデン大学の中にある植物園。
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入場料・・7ユーロ。
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チケット売り場のそばにこんな物が売ってました。
小さい箱の中、何だかわかります?
そう、蚊取り線香なんですね。
絵がとっても面白い。
お尻の針がムズムズ動いて^^ -
傘になりそうな大きなハスの葉。
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日本庭園とあるので見に行きました。
ガイドブックの写真では立派に見えたのですが、期待外れで「ん?これが日本庭園?」と言う感じです。
クマ笹とか竹が少々植えてありますが・・・
夫婦でガッカリ。 -
ここにも紫陽花に囲まれたシーボルト。
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ここの裏手も運河に面していて地元の人が憩っていました。
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赤いバラが咲き誇っています。
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これまた美しい。
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通りがかったレストランの前の紫陽花。
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日本の紫陽花とはどこか違うような・・・
花びらが大きく、日本の紫陽花の花びらのような可憐さは感じられません。 -
行きとは違う道で帰ったのですが、ライブをしているせいかこんなに賑わってます。
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結構長い商店街?があり、日曜日でもほとんどのお店が開いてました。
その一軒で、6年前に食べ損ねた自販機のコロッケ。
これはお金を入れて出てくるところ。 -
熱々で持つのが大変。
味はと言うと。ウン〜、全く普通のクリームコロッケですね。
外はカリカリしていますが。
でも、念願のものだったので食べれて納得です。
満足できたライデンの訪問でした^^
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