ハンガリー(05) ブダペストは Hop on hop off バスで ♪ 工芸美術館、シナゴーク

2013/04/28 - 2013/04/28

ブダペストには　美術館や博物館は数々あれど、工芸美術館は　外観、内装、展示品、三拍子そろった内容を　かね揃えていました。

Hop on hop off　バスで　国立博物館前で降りて、少し歩くことになりますが、見る価値充分！

※参考サイト
　　Hop on hop off　<http://www.citytour.hu/en/index.html >
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＜行程＞
■４/２８（日） ブダペスト滞在　※Hop on hop off　
　　　　　　　　（２日目はペスト地区へ）
　　　　　　　　　・工芸博物館、シナゴーク、聖マリア教会
　　　　　　　　　　西駅、国会議事堂、聖イシュトヴァーン大聖堂
　　　　　　　　　・オペラ　｢アラベラ｣　観劇　（オヘラ座）
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全行程は、下記サイト参照
　　<http://4travel.jp/traveler/127540/album/10785069/ >

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

工芸美術館です。

建国１０００年祭の一環として、フランツ・ヨーゼフ皇帝の命により建てられました。
ブダペスト最初のアールヌーボー建築の傑作です。

外観は、まるで宮殿です。

ハンガリーを代表する建築家２人による設計で、植物からヒントを得たといわれる曲線が　特徴だとか。

屋根の装飾は、ジョルナイによるもの。

ブダペストのいたるところで、ジョルナイ作品と出会うことができます。

ちょうど　ドームの真下になる部分が入口なので、中に入って行きますが、柱の間から見える模様に　恐る恐る入って行くと．．．

うわぁっ！（圧倒）

白い花びらが大きく開いたような、大胆な模様。

それを支える柱の彫刻も　スバラシイ！！

黄色と白の花びら模様なんて、とても　かわいらしいデザインを取り入れたものです。

そして中に一歩、足を踏み入れたら、真っ白に統一された壁と　波打つようなテラス。

カメラをかまえた途端、受付のお兄さんが　Ｎｏ！　といって、｢　Photograph 1000ＨＵＦ　｣　と書いた紙を持って　とんできました。　(^O^)

もちろん入場料を払えば、ノープロブレム。

上を見上げれば、ちょうど　エントランスホールの一部が　吹き抜けになっていて、天窓から差し込む　ほのかな光で調光されているような感じです。

植物からヒントを得たというだけあって、建物の曲線が　まるで　波のうねりのように感じます。

１階左の受付で　チケットを購入して、２階に上がってきました。

中央のテラスを囲むように作品がズラリと展示されています。

また、この工芸美術館の模型も　ありました。

うーん、良くできているなあ。

さて、ここで　いくつかの作品を紹介します。

壺があったり、

ガラス工芸であったり。

人や動物の形でつくった　チェスのコマです。
ピンクと緑色に分けて、人間たちが帽子に手をかけ、左に傾ける仕草が　愛くるしい。

陶器でつくられています。

シンプルで、お洒落なテーブルと椅子。

壁に掛けられたステンドグラスと　マッチしています。

この家具も　インテリアとして素敵です。

小物が　たくさん収納できそう♪

この家具も　レトロな感じが　Ｇｏｏｄ！

長椅子？　なのかなあ。

扇子の形をしたガラス工芸です。

工芸品の展示って、観たことがなかったのですが、いろいろなジャンルがあって、飽きることなく、とても興味深く見ることができました。　

さて、こちらは　同じ２階にある小部屋の中の展示です。

中央には、青銅でできた　人物の胸像。　

また周囲の壁は、湾曲になっており、タイルが並べられていたり．．．

石彫りの作品がありました。

この後、３階に上がりましたが、特に何もありません。
（倉庫として利用されています）
でも．．．

１階から見上げていた天窓を　真近に見ることができました。

多彩な色が使われた　可愛らしいデザインのステンドグラスです。

３階から順に　階段で下りましたが、白で統一された　建物全体が　とても素敵な美術館でした。

さて再び、国立博物館に戻って　Hop on hop off　バスに乗って、シナゴークで下車しました。

ヨーロパ最大と言われているだけあって、大きい！

なに？　．．．あの人盛り？！

チケットを購入する人の行列です。
最後尾で、１５分待ちくらい。

列に並んでいる間、建物観察。

淡い色で統一された独特のデザイン。

２本の塔のうちの１本です。

高さ４３ｍも　あるそうです。

時計塔も　シナゴークの特徴を示す星型のマークが　刻まれていました。

只今の時刻は、ちょうど１２時です。

チケットを手にして、さあ　ここから中に入ろう！

入口には、ヘブライ語で　旧約聖書の一節が　刻銘されています。

｢彼らは、私たちのために聖所をつくらせない。
　私たちが　彼らのうちに住むためである。｣　という意味らしい。

カトリック系の教会とは、違って　丸い形のものを　よく使っている感じ。

シナゴークの中に入りました。

室内が暗めなので、外からの光を頼りに．．．

天井の花びらのような、シャンデリアがとても素敵です。

中央の祭壇。

ピンク色を基調とした壁です。
これも　シナゴーク独特の様式なのでしょうね。

ピンク色にブルー。

ここだけ見ると、とても　礼拝堂とは思えない。

２階にも　回廊があります。

礼拝堂の一番後ろです。

カトリック系の教会だと、ここに大きなパイプオルガンがあるのですが、シナゴークでは、見当たりません。

天井は、主祭壇と同じ　ピンク色を基調としてます。

ステンドグラスは、星型。

２階にも席があるようですが、そうすると　かなり多くの信者を収容することができるみたいですね。

ガイドブックによれば、全部で２９６４席も　あるとか。
スゴイ！！

さて、礼拝堂を見てから、外の回廊に出てきました。

柱には、年代別に歴史を物語るパネル写真が飾られていて、団体客のガイドさんが説明されていました。

また樹木が植えられたこの中庭は、

墓地となっています。

そして、記念碑がおかれていました。
｢メモリアル　ホロコースト｣　と書かれています。

何人かの人は、神妙な面持ちで　石碑の文字を見ていました。

回廊を通り過ぎると、シナゴークの裏手に出ます。
小さな公園になっており、そこに　もう一つの　ホロコースト記念碑（生命の木）がありました。

柳の木をモチーフにしたモニュメントで、ユダヤ人大虐殺で犠牲となった人々の名前を葉に刻んでいるそうです。
痛ましくも　かつ、忘れてはならない史実です。

出口は、ここから。（シナゴーク裏の広場に　回転式の出口があります）

さて今度は、国会議事堂に行きます。
午後３時の英語ガイドツアーに参加します。