2012/08/17 - 2012/08/17
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でんろくねこさん
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実家新潟から東京への帰り、妻有を訪れました。
レンタカーで一日巡りました。
1日目→ http://4travel.jp/traveler/denrokuneko/album/10795880
2日目その1→ http://4travel.jp/traveler/denrokuneko/album/10794753/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
-
ここでついに雨が降り始める。
丸い木の作品に行ってみた。都内でも見たことあるけど、やっぱり森の中にあるほうが良いものに見える。 -
歩き回ってようやく、「森」(本間純)を見つけた。
-
鉛筆の森。その向こうに矩形に切り取られた風景。
03年にも見たことあるけど、いい作品。 -
山を降りながら作品を見る。ウー・ダシン。大きな望遠鏡みたいなもの。覗くと、中に何か入っている。奥に続く円の中にいろんなものが浮いている感じは、タイトルのタイムトンネルに合っている。
また古道具系か、と思ったが、現代の道具もある。手前は、電動の草刈機だ。鎌とかも見えるから、だんだん古い道具になっていくのかな、と思い、先まで歩く。時代順というのではなさそう。先のほうに行くと、ただの木の棒みたいなのもあるけど、タイヤもある。全ては黒く塗られている。
望遠鏡の先に見える景色もきれい。 -
アン・ハミルトンの作品の家へ。住民のおじさんが説明してくれる。アコーディオンみたいなポンプを押して、ホースの先のパイプを正面の壁の穴に当てると音が鳴る、というもの。
10年前まで金属職人が住んでいたそうで、家にあったものも作品のパーツに使われているそう。アン・ハミルトンが楽器のインスターレーションをするとは意外だった。絵本と木の実の美術館のオルガンと発想がよく似ている。アメリカの現代美術家と、日本のアートの外にいる人が同じようなものを作るとは面白い。 -
少し車に乗り、建具のモリへ。雨は止んだ。今日は市はやっていない。なんということもないものだった。戸を白く塗って組み合わせたもの。
ご自由にどうぞのプチトマトを食べた。 -
工場跡に着いた。瀧澤潔の作品。
まず地下に降りて、しゃがんで見る作品。中には入れない。瓶がたくさん浮いているとか、古い時計が置いてあるとか、小さな世界が作られている。 -
1階の作品。Tシャツがたくさん浮いて、光っている。
左端の通路を通って奥まで歩き振り返ると、はっとした。こっちが正面なのか。奥から手前に向かって、人形たちが降りてくるように見えて、美しい。
赤とか青になんとも言えない色合いで光っている。中を覗くと電球が見える。ろうか何かで固めているようだ。Tシャツは色を抜いて、染め直しているように見える。
人形は子供の魂みたいに思えて、ボルタンスキーに似ている気がする。服に残った子供時代の魂が古い工場に漂っている、みたいな。 -
1階奥の明るい部分は、近づいたらカラフルなハンガーがびっしりかかったものだった。意外な素材。
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2階に登る。2階が明るいのもボルタンスキーに似ている。こちらは床には何もなく、天井は白いもこもこしたもので覆われている。雪のようでもある。
奥は緑の壁。近づくとハンガーだった。2階は緑色のハンガーだけが敷き詰められている。天井のもこもこのところも、壁に近いところはハンガーがぎっしりかかっている。 -
白と緑の対比できれいだ。白は雪、緑は今窓からも見える木々・田を表すのだろう。二つの季節の対比か。
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以上で瀧澤潔作品の工場は終了。
この場所が昔 洋服を作る工場だったから、Tシャツとハンガーなんだな。
地下以外は09年の作品。新作でないけど、今年の2番目に良い作品。 -
上鰕池名画館も行く。津南から松之山へ、結構車に乗る。橋を渡り、小さな集落に入っていく。着いた。小さな臨時駐車場に4台くらい車が停っていた。
名画のパロディの写真。「叫び」はふざけた作品のようだが、隣のプレートを見るとちゃんと地域の実情を織り込んだ、よく考えられたものだ。
アートとして質は高くないけど、笑いながら見ている家族連れとかいて、人気なのは分かった。 -
塩田千春の「家の記憶」へ。
雪ん子とわらじ以外にも、たくさんのものが黒い毛糸の中に封じ込められている。神棚や古道具。 -
2階にも上がれる。2階の床は取り去られているけど、糸が密集しているから落ちる心配ななさそうだ。2階にも着物などが封じ込められている。
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ボルタンスキー「最後の教室」の舞台となる元小学校に着いた。
大好きな作品。訪れるのは07年以来の3度目。
入ったときから、藁のにおいはかなり強い。藁は体育館全体に敷き詰められていて、扇風機のある内側もさまようことができる。
長い廊下を進む。電球の列と、黒い額縁が並んでいる。 -
2階へ。どきんどきんと心臓の音が大きく響く部屋では、音に合わせて電球1個が点滅する。
机を積み上げて白い布をかぶせたもの。奥まで入ることができる。 -
明るい部屋。白い蛍光灯が棺のようなケースに入っている。
「最後の教室」は3度目だけど面白かった。子供時代の思い出が小学校をさまよっているみたいな作品で、いろいろな部屋があってそれぞれ美しい。 -
17:30になり室内作品が閉まるので、最後に屋外作品を一つ見る。
内海昭子「たくさんの失われた窓のために」。
台に登って眺めると、確かにきれいな風景だ。作品が優れているとはあまり思わないが。 -
以上で今年の妻有は終了。
1日で十日町→津南→松之山を主に巡り、最後はキナーレに寄った。
来る前、事前にガイドブックを見たときは見たい作品が少なくて不安に思ったものだが、終わってみれば、今回も良い作品が多くあり、楽しかった。
1日目→ http://4travel.jp/traveler/denrokuneko/album/10795880
2日目その1→ http://4travel.jp/traveler/denrokuneko/album/10794753/
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