2013台北で宴会に参加する旅　⑤＜終＞　桃園国際空港へ

2013/07/12 - 2013/07/14

＜桃園国際空港へ＞

　旅行そのものの旅行記はこれが終章です。台湾旅の最後はいつの桃園空港！

　今回はこの空港行きバスも自分の中ではイベント。
　空港行きのバスの多くが空港南西側の高速機場支線から出入りするのですが、桃園からのバスは北東側の省道４号線から空港に入ります。つまり、高速道路を使わずに空港へ行くのです。
　北東側から空港に出入りするバス路線はこのほかに大有巴士の西線１９６１路、国光の１８４１路などがあります。これは桃園交流道から高速１号線にのって台北市内へ向かいます。これらも魅力的な路線です。
　高速道路を使わないという点では、中レキ行き桃園客運５０８９路があります。他に高速３号線を使う新店行き大有巴士１９６８路も面白い路線ですね。

　空港から目的地に行く時はついつい手っ取り早い手段をとってしまいますが、時間があるときには空港の往復も楽しんでみたいと思っています。

＜帰りの機内にて＞

　帰路の機内ではお隣が７０歳台の台湾リピーターさん。この御大いわく「国内旅行はもっと歳とってからでも行けるからね～、今は台湾だよ」とのこと。お元気ですね。私は７０過ぎたら国内に切り替えようと思ってましたよ…。
　御大とは機内でずっとおしゃべりして過ごしました。
　話すきっかけはビール。御大のところでエビスビールの在庫が切れ、私は別のビールに。そうしたら御大が「これ半分あげるよ～」ってくれました。ビールはコップに一杯がちょうどいいそうで…。ＣＡさんに「あ、お連れさんだったんですか」と言われ、違いますよと言ったら驚いてました。
　台湾ではちょこちょこもらいビールしたことがありますが、まさか日航機の中でもらいビールするとは！

　まるで台湾の地方都市で会うおっちゃんのような御大。数十年歴の台湾リピーターは、きっと心に台湾的なものを内包しているのでしょう。今回オフ会で会った皆さんも同様です。私はまだその域に達していませんが、ますます台湾ファンになった今回の旅でした。

エリア 桃園(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜今日飯店前バス停＞

　荷物をコインロッカーから引き揚げて空港行きバス乗り場へ。

　桃園客運復興站から１００メートルくらい東、復興路と重慶路のＴ字路にあるセブンイレブンの前がバス停です。
　こういうバスこそ客運站（復興站）から出発してくれよ。

＜桃園機場行き５０５９路バス＞

　機場行き以外にも南カン、竹圍方面へのバスがいろいろ来ます。乗り損なわないように来るバスをチェックしながら待ってました。

　１２：１０のバスに乗車。車内に荷物スペースはありませんが、お願いすればトランクルームに入れてもらえるみたいです。座席の８割くらいが埋まる乗車率でした。

　乗客の多くは空港に行くのではなく、南カンなどの郊外の町やモールに行く人たち。さすが直轄市になるだけあって、近郊もずっと都会です。途中に「しまむら（思夢楽）」もありました。

　

＜長栄貨運站＞

　空港敷地内にあるバス停。

　次が郵電中心、第一航厦、終点が第二航厦です。

＜桃園国際空港＞

　約５５分かかって空港到着〜

　いそいそと降りてみたら…

　第一でした。

　第二に行きたかったのに…、初歩的ミス。

　ターミナル間シャトル（スカイトレイン）で第二に移動。

　せっかく早めに空港に着いたのにかなりのタイムロス。

　それにしても第一ターミナルきれいになりましたね。久しぶりに見ました。

＜第二ターミナル＞

　チェックインして管制区外にある亜熱帯書店などの土産物店を見て回りました。今まで買う気がなかったので真剣に見てなかったですが、雑貨もいろいろ売ってますね。
　伴手禮大街にも初めて行ってみました。時間に余裕があったら空港内で結構楽しめそうです。（買い物好きならの話ですが…）

　でも結局は出国後のエリアで、定番のパイナップルケーキ、蝦捲、個装パックのお茶、携帯お茶ボトルなどを購入。
　今回はお土産を渡したい先がたくさんあるので、足りなくならないように多め多めに。

　お土産の一部です。

　今回ついに携帯お茶ボトルを買いました。残念ながらキャップ部分からは漏水するので鞄に入れて持ち歩くことはできませんが、これでお茶を入れればいつでも台湾気分です。
　でも、最初に台湾に行った９年前に比べるとこれを持ってる人をあまり見かけなくなった気がします。街の人はどっちかというとペットボトルのドリンクを飲んでいるように思いますが、実際はどうなんでしょう。

　買ってよかったと思ったお土産を紹介します。

　まずは個装パックのお茶。

　空港の土産物店（采盟）で買いました。
　ティーバッグではないのですが台湾茶の７グラムパックが１０個入っています。ばらまきにも使え、ティーバッグよりちょっと高級感があると思います。
　これは梨山茶ですが他の種類のお茶もありました。１箱６８０元。

　蝦捲

　甘くないお菓子です。
　残念ながら中身は個装されてないのでバラマキには使えませんが、辛党向けのお菓子として押します。お茶うけにもおつまみにもいいですし、賞味期限もパイナップルケーキ類に比べると数か月長いです。
　持って帰るのも軽いしね。２８０元。

＜土産物店の粗品＞

　今回はたくさん買ったのでお店のサービス品をいただけました。１０個買うと１個無料という割引にも該当したし。（新婚旅行以来の大量土産でした）

　

　キャリーバッグで下半分が隠れてますが、こんなキャスター付きの袋に入れてもらいました。キャリーバッグとほぼ同じ大きさです。重さも１０キロくらいあったはず。この分は持ち込み荷物の超過とはみなされないんですよね？いいのかな？

　１５：４５、桃園国際空港を出発し中部国際空港に無事到着（１９：３５）。空港まで車で迎えに来てもらって家にたどり着きました。

　今回は宴会参加という、いつもとは全く違う台湾訪問でした。幹事のまあちゃんさんはじめメンバーの皆さん、楽しかったです。ありがとうございました。

　以前はこの後に⑥の番外編を公開していたのですが、番外編は削除いたしました。
　内容はレトルトカレーを持ち帰って食べたというレポートだったのですが、台湾から日本への肉製品の持ち込みは禁止されているということを失念していました。ハムとかソーセージは露骨に肉製品なので気をつけていたのですが、レトルト食品と言うことですっかり注意がなくなっていました。
　それぞれの製品が本当に持ち込み禁止品なのかどうかは未確認ですが、原則禁止されていることを堂々と公開するのはダメだと思いまして削除いたしました。
　台湾の市井で買い物するとおいしそうな食べ物がたくさんありますが、今後はその内容をよく見て持ち帰れるのかどうかしっかり確認したいと思います。旅行記を見て買ってしまった方、申し訳ありませんでした。（２０１４年４月）