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ザルツブルクから列車に乗ってウィーンに移動。<br />宿泊費につられて泊まったお宿は朝から工事音でうるさかったり、リンク内で迷子になったり、ゲリラ豪雨に祟られたり、極めつけは最終日の空港の悲劇、いろいろあったけど印象的な旅になりました。<br /><br />旅程<br />7月27日<br />午後 ザルツブルク → ウィーンへ → アンバサダーホテル泊<br /><br />7月28日<br />王宮 → シシィ博物館 → アルベルティーナ → クンストハウス → 市営住宅 → 市庁舎フィルムコンサート<br /><br />7月29日<br />ベルベデーレ → ごみ焼却炉 → ハイリゲンシュタットの遺書の家 → ベートーベンの散歩道 → ウィーン美術史博物館 → <br /><br />7月30日<br />シェーンブルン宮殿 → ヒーツィング駅 → 王宮家具博物館 → <br />オペラ座 <br /><br />7月31日<br />蚤の市 → ナッシュマルクト → ドナウイーゼル駅 → プラーター → 市庁舎フィルムコンサート<br /><br />8月1日<br />オットー・ヴァーグナー パビリオン・カールスプラッツ → <br />メダリオンハウス・マジョリカハウス → シュテファン教会<br />→ ウィーン空港 → パリ空港<br /><br />8月2日<br />成田着

10年 オーストリア旅行 ウィーン編

7いいね!

2010/07/27 - 2010/08/02

3468位(同エリア6068件中)

2

70

nobuny

nobunyさん

ザルツブルクから列車に乗ってウィーンに移動。
宿泊費につられて泊まったお宿は朝から工事音でうるさかったり、リンク内で迷子になったり、ゲリラ豪雨に祟られたり、極めつけは最終日の空港の悲劇、いろいろあったけど印象的な旅になりました。

旅程
7月27日
午後 ザルツブルク → ウィーンへ → アンバサダーホテル泊

7月28日
王宮 → シシィ博物館 → アルベルティーナ → クンストハウス → 市営住宅 → 市庁舎フィルムコンサート

7月29日
ベルベデーレ → ごみ焼却炉 → ハイリゲンシュタットの遺書の家 → ベートーベンの散歩道 → ウィーン美術史博物館 → 

7月30日
シェーンブルン宮殿 → ヒーツィング駅 → 王宮家具博物館 → 
オペラ座 

7月31日
蚤の市 → ナッシュマルクト → ドナウイーゼル駅 → プラーター → 市庁舎フィルムコンサート

8月1日
オットー・ヴァーグナー パビリオン・カールスプラッツ → 
メダリオンハウス・マジョリカハウス → シュテファン教会
→ ウィーン空港 → パリ空港

8月2日
成田着

旅行の満足度
4.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩
航空会社
エールフランス オーストリア航空

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  • 7月27日<br />15時にザルツブルク発のレイルジェットでウィーンへ出発。<br />一等席はオレンジジュースとスナック、おしぼりが用意されています。<br />ランチの時間がなかったのでスナックをポリポリ、あんまりお腹が膨れません。

    7月27日
    15時にザルツブルク発のレイルジェットでウィーンへ出発。
    一等席はオレンジジュースとスナック、おしぼりが用意されています。
    ランチの時間がなかったのでスナックをポリポリ、あんまりお腹が膨れません。

  • トイレに行ったら開け閉めがボタン式。<br />閉めるの赤ボタンだけ押して使用していたところ、鍵を掛けていないことに気がつき目についた黄色いエマージェンシーキーをつい回してしまいました。<br />突如ドアが開いて焦りましたよ。<br />待っている人が誰もいなくて良かったです。<br />ああ、恥ずかしい。<br />鍵はスライドドアのバーの下にありました。

    トイレに行ったら開け閉めがボタン式。
    閉めるの赤ボタンだけ押して使用していたところ、鍵を掛けていないことに気がつき目についた黄色いエマージェンシーキーをつい回してしまいました。
    突如ドアが開いて焦りましたよ。
    待っている人が誰もいなくて良かったです。
    ああ、恥ずかしい。
    鍵はスライドドアのバーの下にありました。

  • 他はトラブルなくウィーン西駅に到着。<br />ケルントナー通りにあるアンバサダーホテルに5泊です。<br />天井が高くて客室にもシャンデリア、バランスをつけたカーテンも素敵。<br />

    他はトラブルなくウィーン西駅に到着。
    ケルントナー通りにあるアンバサダーホテルに5泊です。
    天井が高くて客室にもシャンデリア、バランスをつけたカーテンも素敵。

  • 洗面台、ちょっと狭いけどタオルもアメニティも揃っています。<br />バスタブもありますよ。

    洗面台、ちょっと狭いけどタオルもアメニティも揃っています。
    バスタブもありますよ。

  • ・・・しかし、なんか変な音が続いているなーと思っていたら、向かいのビルが建設中。<br />鉄の階段を上り降りするようなカンカンカンカンという音がずーっと続きます。<br />5つ星ホテル、ああ、このせいでルームチャージが妙に安かったのかしら?

    ・・・しかし、なんか変な音が続いているなーと思っていたら、向かいのビルが建設中。
    鉄の階段を上り降りするようなカンカンカンカンという音がずーっと続きます。
    5つ星ホテル、ああ、このせいでルームチャージが妙に安かったのかしら?

  • 7月28日<br />宿泊費を浮かせるために朝食は外のカフェで取ります。<br />カフェ オーバーラーでビジネスブレックファストを注文。<br />搾り立てのオレンジジュースとホットチョコレート、ハムと野菜のサンドウィッチです。

    7月28日
    宿泊費を浮かせるために朝食は外のカフェで取ります。
    カフェ オーバーラーでビジネスブレックファストを注文。
    搾り立てのオレンジジュースとホットチョコレート、ハムと野菜のサンドウィッチです。

  • まずは王宮観光から。<br />シシィチケットという王宮とシェーンブルン宮殿の共通チケットを購入しました。<br /><br />銀器コレクションから見学開始です。<br />

    まずは王宮観光から。
    シシィチケットという王宮とシェーンブルン宮殿の共通チケットを購入しました。

    銀器コレクションから見学開始です。

  • 続いてシシィ博物館へ。<br />少女時代から結婚、出産と子育て、姑との確執と旅に次ぐ旅の末に客地での暗殺までの生涯がよくわかるように展示されています。<br />しかし、無責任で自分のことばっかり、この人ビョーキですね。<br /><br />続いて皇帝の部屋を見学し出口へ。<br />

    続いてシシィ博物館へ。
    少女時代から結婚、出産と子育て、姑との確執と旅に次ぐ旅の末に客地での暗殺までの生涯がよくわかるように展示されています。
    しかし、無責任で自分のことばっかり、この人ビョーキですね。

    続いて皇帝の部屋を見学し出口へ。

  • トラムでリンクを一周し、ブルクリンクのモーツァルト像へ。<br />ト音記号を象ったお花がきれいです。

    トラムでリンクを一周し、ブルクリンクのモーツァルト像へ。
    ト音記号を象ったお花がきれいです。

  • 続いてアルベルティーナへ。<br />ディーラーのうさぎを見てきました。<br /><br />ここのミュージアムショップはユニークな物が沢山ありました。<br />ロールシャッハテスト模様の紙製コースターとか、ラテン系やイクメンなどの衣装が沢山ついた紙製着せ替え人形メンズ版とか(イクメン服は赤ちゃん抱っこ状態)、ピカソやダリの上半身の下にティーバックがついたお茶、カップに入れるとピカソがお風呂に入っているように見えるのとか。<br />かなり笑わせてもらいました。<br />

    続いてアルベルティーナへ。
    ディーラーのうさぎを見てきました。

    ここのミュージアムショップはユニークな物が沢山ありました。
    ロールシャッハテスト模様の紙製コースターとか、ラテン系やイクメンなどの衣装が沢山ついた紙製着せ替え人形メンズ版とか(イクメン服は赤ちゃん抱っこ状態)、ピカソやダリの上半身の下にティーバックがついたお茶、カップに入れるとピカソがお風呂に入っているように見えるのとか。
    かなり笑わせてもらいました。

  • 夕方になり観光施設は閉館の時間。<br />外はまだまだ明るいので建築を見に行きます。<br />ウィーンカードを購入したのであえてトラムを使ってリンク街へ。<br />フンダートヴァッサーのクンストハウスウィーン。<br />寺院から地下鉄でシュヴェーデンプラッツへ、1番のトラムに乗り換えてラデッキープラッツで降車します。<br />

    夕方になり観光施設は閉館の時間。
    外はまだまだ明るいので建築を見に行きます。
    ウィーンカードを購入したのであえてトラムを使ってリンク街へ。
    フンダートヴァッサーのクンストハウスウィーン。
    寺院から地下鉄でシュヴェーデンプラッツへ、1番のトラムに乗り換えてラデッキープラッツで降車します。

  • 中は彼自身の作品の美術館になっています。<br />ウィーンカードで入場料の割引がありますが1ユーロだけ。<br />なんだかもったいなくて入場しませんでした。<br /><br />

    中は彼自身の作品の美術館になっています。
    ウィーンカードで入場料の割引がありますが1ユーロだけ。
    なんだかもったいなくて入場しませんでした。

  • ところで、ザルツブルクカードは公共交通のフリー切符と沢山の観光施設の無料入場が可能でとっともお得だったので、ウィーンでもついウィーンカードを購入しました。<br />でも泊まったホテルからリンク周辺は充分徒歩圏なのであんまりトラムは使わない。<br />その上観光施設の割引も一カ所につき1ユーロ程度でお得感なし。<br />失敗しました。

    ところで、ザルツブルクカードは公共交通のフリー切符と沢山の観光施設の無料入場が可能でとっともお得だったので、ウィーンでもついウィーンカードを購入しました。
    でも泊まったホテルからリンク周辺は充分徒歩圏なのであんまりトラムは使わない。
    その上観光施設の割引も一カ所につき1ユーロ程度でお得感なし。
    失敗しました。

  • クンストハウスの前はポールもぐんにゃり曲がっています。

    クンストハウスの前はポールもぐんにゃり曲がっています。

  • こちら、同じくフンダートヴァッサーの市営住宅。<br />市営住宅ですよ!<br />公的住宅がこんなやわらかデザイン!<br />やるな、ウィーンという感じですね。<br />

    イチオシ

    こちら、同じくフンダートヴァッサーの市営住宅。
    市営住宅ですよ!
    公的住宅がこんなやわらかデザイン!
    やるな、ウィーンという感じですね。

  • 2つの建物の周囲には写真を取っている人が何組かいました。<br />ヨーロッパでは建築は芸術の一つなんですね。

    2つの建物の周囲には写真を取っている人が何組かいました。
    ヨーロッパでは建築は芸術の一つなんですね。

  • 夏のウィーンでは市庁舎前にスクリーンを設置して無料のフィルムコンサートが開かれます。<br />会場前には各国料理の屋台があってすごい人だかり。<br />日本の屋台は鉄板焼きになっていますが、普通にイメージする鉄板焼きとはちょっと違います。<br />チキンを照り焼きソースで炒めたみたいの。<br />屋台の料理は量が多くて結構高いです。<br />何人かでシェアするならそれもいいのですが、1人旅ではそうもいかず。<br />1品だけ選ぶと大量のパイナップルライスとか春巻きとか肉ばかりとかでとてもバランスが悪い。<br />食べ物は他の場所でラップサンドとかケバブとかを調達して、現地で飲み物のみ購入した方が良さそうです。<br /><br />

    夏のウィーンでは市庁舎前にスクリーンを設置して無料のフィルムコンサートが開かれます。
    会場前には各国料理の屋台があってすごい人だかり。
    日本の屋台は鉄板焼きになっていますが、普通にイメージする鉄板焼きとはちょっと違います。
    チキンを照り焼きソースで炒めたみたいの。
    屋台の料理は量が多くて結構高いです。
    何人かでシェアするならそれもいいのですが、1人旅ではそうもいかず。
    1品だけ選ぶと大量のパイナップルライスとか春巻きとか肉ばかりとかでとてもバランスが悪い。
    食べ物は他の場所でラップサンドとかケバブとかを調達して、現地で飲み物のみ購入した方が良さそうです。

  • この日の演目はヘンデルのメサイア。<br />演出をすごく現代風にアレンジしてありました。<br />あまり面白くなかったので1時間程鑑賞してから22時過ぎに会場を出ました。<br /><br />ところが、ここからタクシーかトラムで帰れば良かったのですが、大した距離じゃないからと歩いて戻ろうとしたところリンクの内部ですっかり迷ってしまいました。<br />ヨーロッパの都市の道は放射状に延びているので大体こっちの方向という感覚が通じません。<br />1本間違うとどんどん目的地から離れてしまいます。<br />人に道を聞くにも、女1人で道に迷っているって知られたら却って危ない気がして。<br />1時間近く迷いに迷った末に写真のペスト記念柱を見つけて道が分かった時はほっとしました。<br />もう半泣きですよ、無事に着いて良かった。<br />本当は15分もあれば歩ける距離なんです。

    この日の演目はヘンデルのメサイア。
    演出をすごく現代風にアレンジしてありました。
    あまり面白くなかったので1時間程鑑賞してから22時過ぎに会場を出ました。

    ところが、ここからタクシーかトラムで帰れば良かったのですが、大した距離じゃないからと歩いて戻ろうとしたところリンクの内部ですっかり迷ってしまいました。
    ヨーロッパの都市の道は放射状に延びているので大体こっちの方向という感覚が通じません。
    1本間違うとどんどん目的地から離れてしまいます。
    人に道を聞くにも、女1人で道に迷っているって知られたら却って危ない気がして。
    1時間近く迷いに迷った末に写真のペスト記念柱を見つけて道が分かった時はほっとしました。
    もう半泣きですよ、無事に着いて良かった。
    本当は15分もあれば歩ける距離なんです。

  • 7月29日<br />カフェオーバーラーで朝食代わりの苺ヨーグルトトルテとブラウナー。<br />オペラ座の日本語ガイドツアーに申し込むつもりでしたが時間が半端なので、先にベルヴェデーレに行くことにしました。<br /><br />

    7月29日
    カフェオーバーラーで朝食代わりの苺ヨーグルトトルテとブラウナー。
    オペラ座の日本語ガイドツアーに申し込むつもりでしたが時間が半端なので、先にベルヴェデーレに行くことにしました。

  • 上宮の美術館はクリムトやエゴン・シーレで有名です。<br />実は両方ともあまり好きではないのですが、やはり生で見ると引き込まれる迫力がありました。<br />特にクリムトの「水蛇」は細長くて小さな絵ですが額には金細工が施されていてとても美しい絵でした。<br />エゴン・シーレやココシュカはなんだか暗くて汚い絵というイメージがありましたが、迫って来る物があり、死と乙女には引きつけられました。<br />写真はハーピーの像越しに見る庭です。

    上宮の美術館はクリムトやエゴン・シーレで有名です。
    実は両方ともあまり好きではないのですが、やはり生で見ると引き込まれる迫力がありました。
    特にクリムトの「水蛇」は細長くて小さな絵ですが額には金細工が施されていてとても美しい絵でした。
    エゴン・シーレやココシュカはなんだか暗くて汚い絵というイメージがありましたが、迫って来る物があり、死と乙女には引きつけられました。
    写真はハーピーの像越しに見る庭です。

  • ゲーテ像もありました。<br />ウィーンは超有名人の像がゴロゴロしていますね。

    ゲーテ像もありました。
    ウィーンは超有名人の像がゴロゴロしていますね。

  • 美術鑑賞していたら、1時のガイドツアーに間に合わなくなりました。<br />ランチにします。<br />ビールが飲みたかったのでそれらしいレストランへ。<br />

    美術鑑賞していたら、1時のガイドツアーに間に合わなくなりました。
    ランチにします。
    ビールが飲みたかったのでそれらしいレストランへ。

  • グラーシュと生ビールをオーダーしました。<br />グラーシュはパプリカを利かせたビーフシチューのような感じです。<br />付け合わせにシュペッツェレという小麦団子にチーズをからめたような物がついています。<br />量が多すぎて2/3でギブアップ。<br />出ようかと思っていた所に大雨が降ってきました。<br />傘がないのでそのまま雨宿りしていたら、3時のガイドツアーにも間に合わず。

    グラーシュと生ビールをオーダーしました。
    グラーシュはパプリカを利かせたビーフシチューのような感じです。
    付け合わせにシュペッツェレという小麦団子にチーズをからめたような物がついています。
    量が多すぎて2/3でギブアップ。
    出ようかと思っていた所に大雨が降ってきました。
    傘がないのでそのまま雨宿りしていたら、3時のガイドツアーにも間に合わず。

  • 雨上がり、思いついてフンダートヴァッサーのゴミ焼却炉を見に行きました。<br />地下鉄でカールスプラッツからシュピッテルアウへ。<br />駅を出たらすぐ前にあります。<br />方向音痴の私でもまったく迷いません。

    雨上がり、思いついてフンダートヴァッサーのゴミ焼却炉を見に行きました。
    地下鉄でカールスプラッツからシュピッテルアウへ。
    駅を出たらすぐ前にあります。
    方向音痴の私でもまったく迷いません。

  • クリムトの絵の背景のような文様がちょこちょこと描かれています。<br />いやあ、やはりウィーンは奥が深い。

    クリムトの絵の背景のような文様がちょこちょこと描かれています。
    いやあ、やはりウィーンは奥が深い。

  • 地下鉄ホームに戻ったらお隣の駅はハイリゲンシュタットだと気がつきました。<br />ベートーヴェンの街、えーい、行っちゃいましょう。<br /><br />1駅で降りて38Aのバスに乗るとすぐ前にカールマルクスホーフがあることに気がつきました。<br />今日は偶然気がつく日ですね。<br />バスの車窓からなので写真がイマイチです。<br />カール・エーン作、労働者の為に作られた長さ1kmもある集合住宅です。

    地下鉄ホームに戻ったらお隣の駅はハイリゲンシュタットだと気がつきました。
    ベートーヴェンの街、えーい、行っちゃいましょう。

    1駅で降りて38Aのバスに乗るとすぐ前にカールマルクスホーフがあることに気がつきました。
    今日は偶然気がつく日ですね。
    バスの車窓からなので写真がイマイチです。
    カール・エーン作、労働者の為に作られた長さ1kmもある集合住宅です。

  • ハイリゲンシュタットの遺書の家。<br />ヘッドホンで遺書のナレーションや、ここに滞在中に作曲したらしい曲が聞けました。<br />他には楽譜や手紙、友人の絵などもありました。

    ハイリゲンシュタットの遺書の家。
    ヘッドホンで遺書のナレーションや、ここに滞在中に作曲したらしい曲が聞けました。
    他には楽譜や手紙、友人の絵などもありました。

  • せっかくここまで来たので、ベートーヴェンの散歩道まで足を伸ばします。<br />細い小道を通って森の中へ。<br />犬の散歩をしている人がいます。<br />小川の脇を通る道、また少し雨が降ってきました。

    せっかくここまで来たので、ベートーヴェンの散歩道まで足を伸ばします。
    細い小道を通って森の中へ。
    犬の散歩をしている人がいます。
    小川の脇を通る道、また少し雨が降ってきました。

  • ベートーヴェンルーエまでたどり着き、戻ろうとしたとき雨が再び本降りに。<br />木の下を選んで避けながら歩きますが、バス通りに戻る前に土砂降りになって雷まで鳴りだしました。<br />大木の下で雨宿りするもののちょっと怖い、こんな大きな木に雷が落ちたらどうしましょう。<br />思い切ってバス停まで走ったのですが、これが正解、雨はさらに激しくなって路面から跳ね返る程です。<br />ちょうどバスが来てグリンツィングまで行けました。<br />ここからトラムで中心部まで戻れます。

    ベートーヴェンルーエまでたどり着き、戻ろうとしたとき雨が再び本降りに。
    木の下を選んで避けながら歩きますが、バス通りに戻る前に土砂降りになって雷まで鳴りだしました。
    大木の下で雨宿りするもののちょっと怖い、こんな大きな木に雷が落ちたらどうしましょう。
    思い切ってバス停まで走ったのですが、これが正解、雨はさらに激しくなって路面から跳ね返る程です。
    ちょうどバスが来てグリンツィングまで行けました。
    ここからトラムで中心部まで戻れます。

  • ショッテントーアで1番に乗り換えてそのまま美術史博物館に向かいました。<br />金曜日は21時まで開いています。<br />ここはティッツァーノのコレクションが充実しています。<br />ブリューゲルは世界最多の作品があるそうです。<br />ラファエロの「草原の聖母」、ラファエロは見る人を優しい気持ちにさせますね。<br />ボッスもありますよ。

    ショッテントーアで1番に乗り換えてそのまま美術史博物館に向かいました。
    金曜日は21時まで開いています。
    ここはティッツァーノのコレクションが充実しています。
    ブリューゲルは世界最多の作品があるそうです。
    ラファエロの「草原の聖母」、ラファエロは見る人を優しい気持ちにさせますね。
    ボッスもありますよ。

  • ぶれてしまいましたが、ラファエロの工房で製作された絵。<br />これは画集で見たことがありませんでした。

    ぶれてしまいましたが、ラファエロの工房で製作された絵。
    これは画集で見たことがありませんでした。

  • ホテルまで歩いていると、行列が。<br />iPHONE4の発売が翌日だったようです。

    ホテルまで歩いていると、行列が。
    iPHONE4の発売が翌日だったようです。

  • 7月30日<br />朝8時過ぎにホテルを出てシェーンブルン宮殿へ。<br />地下鉄駅を出ると、すでにゾロゾロとすごい人です。<br />シシィチケットを持っていて当日チケットを買う必要がないので、そのままオーディオガイドを借りて入場しました。<br />

    7月30日
    朝8時過ぎにホテルを出てシェーンブルン宮殿へ。
    地下鉄駅を出ると、すでにゾロゾロとすごい人です。
    シシィチケットを持っていて当日チケットを買う必要がないので、そのままオーディオガイドを借りて入場しました。

  • 中は撮影禁止です。<br />主にマリア・テレジア時代、フランツ・ヨーゼフ時代、メッテルニヒの時代の3つの時代について説明されています。<br />ナポレオンの最初の妻(彼の最初の失脚の時に子供を連れて離婚した)、ハプスブルク家最後の皇帝オットーのこと(この人は退位したくなくてあがいたらしい)、オットーの妻ティタのことなどいろんな歴史があったんですね。<br />日本に戻ったら調べてみましょう。

    中は撮影禁止です。
    主にマリア・テレジア時代、フランツ・ヨーゼフ時代、メッテルニヒの時代の3つの時代について説明されています。
    ナポレオンの最初の妻(彼の最初の失脚の時に子供を連れて離婚した)、ハプスブルク家最後の皇帝オットーのこと(この人は退位したくなくてあがいたらしい)、オットーの妻ティタのことなどいろんな歴史があったんですね。
    日本に戻ったら調べてみましょう。

  • 庭園へ。<br />とてもとても広いです。

    庭園へ。
    とてもとても広いです。

  • グロリエッテも遠くに見えます。<br />ここまで歩く気力なし。

    グロリエッテも遠くに見えます。
    ここまで歩く気力なし。

  • オットー・ヴァーグナー・ホーフパビリオン・ヒーツィングへ。<br />皇帝一家専用の駅舎です。<br />

    オットー・ヴァーグナー・ホーフパビリオン・ヒーツィングへ。
    皇帝一家専用の駅舎です。

  • 午後はようやくオペラ座のガイドツアーに。<br />チケット購入はすごい行列ができていました。<br />案内は日本語を話す現地ガイドさん。<br />ロセッティの描くファムファタルのような美人さんでした。<br />一番良い席から平土間、奈落まで約40分の説明です。

    午後はようやくオペラ座のガイドツアーに。
    チケット購入はすごい行列ができていました。
    案内は日本語を話す現地ガイドさん。
    ロセッティの描くファムファタルのような美人さんでした。
    一番良い席から平土間、奈落まで約40分の説明です。

  • ミヒャエル広場。<br />なぜかジョージ・クルーニーのNespressoの宣伝が。

    ミヒャエル広場。
    なぜかジョージ・クルーニーのNespressoの宣伝が。

  • 7月31日<br />土曜日の今日のミッションは蚤の市とナッシュマルクトに行くことです。<br /><br />地下鉄OPER駅にあるオペラトイレ。<br />大音量でオペラが鳴り響いています。<br />入る勇気はありませんでした。

    7月31日
    土曜日の今日のミッションは蚤の市とナッシュマルクトに行くことです。

    地下鉄OPER駅にあるオペラトイレ。
    大音量でオペラが鳴り響いています。
    入る勇気はありませんでした。

  • 蚤の市。<br />日用品からアンティークまで山積みです。<br />使いかけで変形しているキャンドルとか、古着に混じってブラジャーとか(これも古着?)、そんなもの買い手があるのって思う物がいっぱいです。<br />古着は結構人気があるようで人が群がっていましたよ。

    蚤の市。
    日用品からアンティークまで山積みです。
    使いかけで変形しているキャンドルとか、古着に混じってブラジャーとか(これも古着?)、そんなもの買い手があるのって思う物がいっぱいです。
    古着は結構人気があるようで人が群がっていましたよ。

  • 水道の蛇口コーナーやリモコンコーナーなど専門業者も出店しています。<br />本当に何でもありですね。

    水道の蛇口コーナーやリモコンコーナーなど専門業者も出店しています。
    本当に何でもありですね。

  • 私の戦利品。<br />金のツリー型と赤地に金の星模様付のキャンドル2つで3ユーロ。

    私の戦利品。
    金のツリー型と赤地に金の星模様付のキャンドル2つで3ユーロ。

  • ラファエロのシェイドがついたキャンドル、2ユーロと言われたけど2.49の元値の値札が付いていたので1ユーロに値切った。

    ラファエロのシェイドがついたキャンドル、2ユーロと言われたけど2.49の元値の値札が付いていたので1ユーロに値切った。

  • シャンパンストッパー、10ユーロで高くて買えず、諦められずにウロウロしていたら8ユーロにまけてくれた。<br /><br />日本から来たと行ったら東南アジア系の絵を見せられて「これは日本か中国か?」と聞かれたり、コミュニケーションが面白いです。<br /><br />

    シャンパンストッパー、10ユーロで高くて買えず、諦められずにウロウロしていたら8ユーロにまけてくれた。

    日本から来たと行ったら東南アジア系の絵を見せられて「これは日本か中国か?」と聞かれたり、コミュニケーションが面白いです。

  • 続いてナッシュマルクトへ。<br />ドライフルーツを沢山買いました。<br />お値段が結構違います。<br />奥の方が安いと聞いていたので、蚤の市の方向から来てすぐに買ってしまったのですが、真ん中からリンク寄りの方が安かったです。<br /><br />ホテルに戻る途中でセセッシオンを見ました。<br />設計はオットー・ヴァーグナーのお弟子さん、オルブライヒ。<br />

    続いてナッシュマルクトへ。
    ドライフルーツを沢山買いました。
    お値段が結構違います。
    奥の方が安いと聞いていたので、蚤の市の方向から来てすぐに買ってしまったのですが、真ん中からリンク寄りの方が安かったです。

    ホテルに戻る途中でセセッシオンを見ました。
    設計はオットー・ヴァーグナーのお弟子さん、オルブライヒ。

  • 端正な建物です。<br />ウィーンは近代建築の宝庫。<br />中はクリムトのベートーヴェンフリーズで有名ですが、そんなにクリムトが好きではないのでパスしました。

    端正な建物です。
    ウィーンは近代建築の宝庫。
    中はクリムトのベートーヴェンフリーズで有名ですが、そんなにクリムトが好きではないのでパスしました。

  • ぶらぶら戻ると各国のマンホールの蓋のような物を展示してました。<br />前年に行ったプラハを発見。

    ぶらぶら戻ると各国のマンホールの蓋のような物を展示してました。
    前年に行ったプラハを発見。

  • そういえば、明日は帰国するのにまだドナウ川を見ていませんよ。<br />リンクから見えるのはドナウ運河、川ではないのです。<br />地下鉄ドナウイーゼル駅を降りるとそこは橋の上、下は雄大なドナウ川。<br />

    そういえば、明日は帰国するのにまだドナウ川を見ていませんよ。
    リンクから見えるのはドナウ運河、川ではないのです。
    地下鉄ドナウイーゼル駅を降りるとそこは橋の上、下は雄大なドナウ川。

  • ついでにプラーターも見て行きましょう。<br />地下鉄の駅の壁がなんだかかわいらしい。

    ついでにプラーターも見て行きましょう。
    地下鉄の駅の壁がなんだかかわいらしい。

  • 映画「第3の男」で有名なプラーターの観覧車。

    映画「第3の男」で有名なプラーターの観覧車。

  • 本日やり残したこと片付けデー。<br />まだウィンナーシュニッツェルを食べていません。<br />レストラン「ツム・ロイポルト」へ。<br />しかし、週末のランチではシュニッツェルをやっていないそうです。<br />メニューはポークかラムかビーフのステーキのみでした。<br />ラムのステーキを頼むと表のグリルで焼いてくれました。<br />なすとズッキーニのグリル、ジャケットポテトサワークリーム添え、ラムにはパセリバターがかかっていてとても美味しい。<br />スプリッツァーとブラウナーを頼んで16.9ユーロ。<br />お酒よりコーヒーが高いのが不思議でした。

    本日やり残したこと片付けデー。
    まだウィンナーシュニッツェルを食べていません。
    レストラン「ツム・ロイポルト」へ。
    しかし、週末のランチではシュニッツェルをやっていないそうです。
    メニューはポークかラムかビーフのステーキのみでした。
    ラムのステーキを頼むと表のグリルで焼いてくれました。
    なすとズッキーニのグリル、ジャケットポテトサワークリーム添え、ラムにはパセリバターがかかっていてとても美味しい。
    スプリッツァーとブラウナーを頼んで16.9ユーロ。
    お酒よりコーヒーが高いのが不思議でした。

  • ランチの後は数日前から目をつけていた「Chopin Goes JAZZ!」という無料コンサートに行ってみました。

    ランチの後は数日前から目をつけていた「Chopin Goes JAZZ!」という無料コンサートに行ってみました。

  • 会場は満席でなかなかの熱気でしたよ。

    会場は満席でなかなかの熱気でしたよ。

  • 市庁舎のフィルムコンサートの今日の演目はカルメン。<br />いつも行列ができているIMBISでラップケバブを買ってから向かいます。

    市庁舎のフィルムコンサートの今日の演目はカルメン。
    いつも行列ができているIMBISでラップケバブを買ってから向かいます。

  • 途中、ブルク公園に寄ってまだ見ていなかったシシィ像とご対面。<br />歩いてもあっという間に着きましたよ。<br />この間はここで一時間近く迷子になったんですけどね。

    途中、ブルク公園に寄ってまだ見ていなかったシシィ像とご対面。
    歩いてもあっという間に着きましたよ。
    この間はここで一時間近く迷子になったんですけどね。

  • 土曜日だからか演目がいいからかとても混んでいました。<br />現代的な演出で、ホセは警察官の設定でした。<br />知っている曲が多く、あらすじや登場人物も何となく知っているのでとても楽しめました。

    土曜日だからか演目がいいからかとても混んでいました。
    現代的な演出で、ホセは警察官の設定でした。
    知っている曲が多く、あらすじや登場人物も何となく知っているのでとても楽しめました。

  • 8月1日<br />とうとう帰国日です。<br />フライトは19:30なので17時に空港に着けば充分。<br />夕方まで時間があります。<br />チェックアウトしてホテルに荷物を預け、ブランチをとりにカフェオーバーラーへ。<br />昨日食べられなかったウィンナーシュニッツェルを頼みました。<br />ボリュームたっぷりのお肉に塩ゆでじゃがいもは別添えです。<br />お芋はねっとり系でおいしいです。<br />でもさすがに半分も食べられない。

    8月1日
    とうとう帰国日です。
    フライトは19:30なので17時に空港に着けば充分。
    夕方まで時間があります。
    チェックアウトしてホテルに荷物を預け、ブランチをとりにカフェオーバーラーへ。
    昨日食べられなかったウィンナーシュニッツェルを頼みました。
    ボリュームたっぷりのお肉に塩ゆでじゃがいもは別添えです。
    お芋はねっとり系でおいしいです。
    でもさすがに半分も食べられない。

  • まずはオットー・ヴァーグナーの設計したカールスプラッツの駅舎と博物館へ。<br />博物館は日曜日は無料です。

    まずはオットー・ヴァーグナーの設計したカールスプラッツの駅舎と博物館へ。
    博物館は日曜日は無料です。

  • オットー・ヴァーグナー作、マジョリカハウス。

    オットー・ヴァーグナー作、マジョリカハウス。

  • こんな鮮やかで美しい装飾が。<br />100年以上前の建築ですが、今でも現役です。<br />住んでいる人は誇らしいでしょうね。

    こんな鮮やかで美しい装飾が。
    100年以上前の建築ですが、今でも現役です。
    住んでいる人は誇らしいでしょうね。

  • 同じくオットー・ヴァーグナーのメダリオンハウス。

    同じくオットー・ヴァーグナーのメダリオンハウス。

  • ウィーン観光の目玉、シュテファン教会。<br />ホテルからも地下鉄駅からも近いので最後にとっておきました。<br />オーディオガイド、カタコンベツアー、宝物館、2つの塔の入場のついたオールインクルーシブチケットを購入し、オーディオガイドを聞きながらゆっくり鑑賞します。<br />

    ウィーン観光の目玉、シュテファン教会。
    ホテルからも地下鉄駅からも近いので最後にとっておきました。
    オーディオガイド、カタコンベツアー、宝物館、2つの塔の入場のついたオールインクルーシブチケットを購入し、オーディオガイドを聞きながらゆっくり鑑賞します。

  • モーツァルト関係、建築家関係、皇族関係、いろいろな伝説があります。<br />

    モーツァルト関係、建築家関係、皇族関係、いろいろな伝説があります。

  • 地下のカタコンベにはガイド付で入ります。<br />ペストで亡くなった人も多数葬られていました。

    地下のカタコンベにはガイド付で入ります。
    ペストで亡くなった人も多数葬られていました。

  • エレベーターで北塔にも上がりました。<br />ウィーン中が見渡せます。

    エレベーターで北塔にも上がりました。
    ウィーン中が見渡せます。

  • 色瓦でできた鷲の紋章が印象的。

    色瓦でできた鷲の紋章が印象的。

  • ホーエルマルクトの仕掛け時計を見に行きましたが、正時になっても何故か人形が出てきませんでした。<br />なんだったんだろう??

    ホーエルマルクトの仕掛け時計を見に行きましたが、正時になっても何故か人形が出てきませんでした。
    なんだったんだろう??

  • シュテファン教会に戻って階段で上る南塔へ。<br />343段、階段が狭くてすれ違うのも結構大変です。<br />上りきったときは感激もひとしおでしたよ。<br /><br />観光はこれで終わり、この後悲劇が襲います。<br />喉が渇いていたのですが、空港でビールを飲むつもりで空港へ向かいます。<br />ところがウィーン空港でオーストリア航空のカウンターに並ぶと共同運行のエールフランスカウンターに並べと言われ→そこでは自動チェックイン機を使えと言われ→チェックイン機ではルフトハンザカウンターへの表示→ルフトハンザカウンターで話していると何かあったらしくポリスがわらわら出て来てカウンターが閉鎖、KEEP OUTのテープが貼られ→他のウィングのオーストリア航空カウンターへ案内される→やはりエールフランスへ回され自動チェックイン機はパリまでしかチェックインできず→カウンターに戻って荷物を預ける、パリでは時間がないから東京までスルーにしてと主張して何とか聞き入れられる→時間すでにギリギリ、お土産買う暇もなし・・・。<br />走って待ち合いに行くとビールはなくソフトドリンクの自動販売機があるのみ、そして自販機は狙ったように故障中→その上離陸はとてもとても遅れる・・・、ほんとに負の連鎖です。<br />さらにさらに、パリ着は30分遅れて次のフライトまで30分、そして東京まではまだチェックインできていないのです。<br />ウィーンからパリは国内線扱い、東京までは国際線扱いなのでカウンターが遠い。<br />めちゃくちゃ走ってカウンターへ、ところが夜の10:50、カウンターは閉まっていて自動チェックイン機は受け付けてくれない。<br />唯一有人だったカウンターに行くと男が冷たく「遅すぎる、明日の朝来い」と。<br />ちょっとキレかけて「ウィーンの空港ではパリでチェックインしろと言われたの! 私の荷物はもう東京に向かっているんだから!!」と叫んでe-チケットを出したら女性が目に留めてくれて「あら、あなたいい席なのね」という感じでキーボードを叩き始めました。<br />ビジネスクラスのおかげで何とかセーフ、「ものすごく急いでゲートに行きなさいね」と言われてまたゲートまで走ります。<br />なんだ、ゲートではまだ列を作っていました。<br />間に合って良かったよ〜〜〜。<br />せっかくとったビジネスクラス、行きも帰りもラウンジでくつろぐ夢は破られましたが、予定通り帰れただけでよしとしましょう。<br /><br />こうして楽しかった思い出と走り続けた空港での記憶を残して10日間のオーストリア旅行は幕を閉じたのでした。

    シュテファン教会に戻って階段で上る南塔へ。
    343段、階段が狭くてすれ違うのも結構大変です。
    上りきったときは感激もひとしおでしたよ。

    観光はこれで終わり、この後悲劇が襲います。
    喉が渇いていたのですが、空港でビールを飲むつもりで空港へ向かいます。
    ところがウィーン空港でオーストリア航空のカウンターに並ぶと共同運行のエールフランスカウンターに並べと言われ→そこでは自動チェックイン機を使えと言われ→チェックイン機ではルフトハンザカウンターへの表示→ルフトハンザカウンターで話していると何かあったらしくポリスがわらわら出て来てカウンターが閉鎖、KEEP OUTのテープが貼られ→他のウィングのオーストリア航空カウンターへ案内される→やはりエールフランスへ回され自動チェックイン機はパリまでしかチェックインできず→カウンターに戻って荷物を預ける、パリでは時間がないから東京までスルーにしてと主張して何とか聞き入れられる→時間すでにギリギリ、お土産買う暇もなし・・・。
    走って待ち合いに行くとビールはなくソフトドリンクの自動販売機があるのみ、そして自販機は狙ったように故障中→その上離陸はとてもとても遅れる・・・、ほんとに負の連鎖です。
    さらにさらに、パリ着は30分遅れて次のフライトまで30分、そして東京まではまだチェックインできていないのです。
    ウィーンからパリは国内線扱い、東京までは国際線扱いなのでカウンターが遠い。
    めちゃくちゃ走ってカウンターへ、ところが夜の10:50、カウンターは閉まっていて自動チェックイン機は受け付けてくれない。
    唯一有人だったカウンターに行くと男が冷たく「遅すぎる、明日の朝来い」と。
    ちょっとキレかけて「ウィーンの空港ではパリでチェックインしろと言われたの! 私の荷物はもう東京に向かっているんだから!!」と叫んでe-チケットを出したら女性が目に留めてくれて「あら、あなたいい席なのね」という感じでキーボードを叩き始めました。
    ビジネスクラスのおかげで何とかセーフ、「ものすごく急いでゲートに行きなさいね」と言われてまたゲートまで走ります。
    なんだ、ゲートではまだ列を作っていました。
    間に合って良かったよ〜〜〜。
    せっかくとったビジネスクラス、行きも帰りもラウンジでくつろぐ夢は破られましたが、予定通り帰れただけでよしとしましょう。

    こうして楽しかった思い出と走り続けた空港での記憶を残して10日間のオーストリア旅行は幕を閉じたのでした。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • oimodaisukiさん 2013/11/11 01:36:27
    ドキドキしました><
    nobunyさま

    先日はQ&Aでのご回答をいただきありがとうございました。
    oimodaisukiです。

    旅行記一覧のお写真から
    「あっリアドロ?ナオの人形?!」と
    ベルリンの旅行記からおじゃまさせていただきました^^
    繊細でかわいいお人形さんですね。

    ボディケアの品や小物、サンダルやコート、
    どれもとてもかわいく写真もキレイに撮れていて
    すてきな旅行記だなぁ〜とさらさら読めました。

    それにしても帰国便本当にひどい目に遭われてしまいましたね><
    読みながら心臓バクバクです。
    アクシデントに見舞われてしまっても
    「もう荷物は東京へ行ってる!」
    しっかり主張されていて本当に男前!すばらしいです。
    きっと私ならあわあわしてしまい翌日発決定です。。。

    どうしてJAL便が取れなかったのかも不思議ですよね?
    時期的な問題でしょうか?フランクフルト経由も満席でしたか???

    知りたかったオーバーラーの情報が満載でありがたい旅行記です。
    nobunyさまは少食女子です!

    私、あのシュニッツェル2枚食べられます!
    朝ご飯で召し上がっていたヨーグルトのケーキも美味しそう♪
    それを1食で食べられます。
    きっとnobunyさまはスレンダーなステキ女子でいらっしゃるはずです。

    また遊びに来させて下さいね。

    素敵な旅行記ありがとうございました。

    oimodaisuki

    nobuny

    nobunyさん からの返信 2013/11/12 05:37:28
    RE: ドキドキしました><
    oimodaisukiさま

    メッセージ&拙い旅行記をお読み頂いてありがとうございます。
    ウィーンは音楽、絵画、建築、と芸術の面でバランスのとれた
    素敵な都市でした。
    食事も他の都市よりわりと安くて美味しかったた思います。
    シーズンオフだったので、ちゃんとしたコンサートに行けなかったのが
    残念です。
    それから、プラハは結構ひどい目にもあったのですが、
    なぜか憎めない生き生きとした都市で、
    私にとって再訪したい所ナンバーワンなんです。

    ウィローツリードール、ドレスデンで初めて見つけて
    コレクションしてます。
    今はAmazonでも買えますよ。
    リヤドロのような優しい色使いですが、
    お値段は2000円から3000円位で、妙に所有欲をそそるんですよね。

    そういえば、ウィーン土産ですが、板チョコならデメルのが
    あんまり厚くなくて重すぎないなので良かったです。
    あと、ドライフルーツを好む人が多いらしく、
    マンディアンもチープでおいしかったです。
    街角のローカルなお菓子屋さんにおいてあるフルーツトリュフも
    お勧めです。
    量り売りで、箱詰めでなく、ハトロン紙の袋に詰めてくれるの。
    あちこちにありました。
    結構お買い物したんですが、まとめて写真撮らなかったので
    お土産編の旅行記作れなかったのが残念。

    4travelを始めてからフォローして頂いたの、初めてです。
    私もoimodaisukiさまを訪問させてくださいね。

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