2010/07/24 - 2010/08/02
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nobunyさん
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夏のオーストリアはザルツブルクとウィーンに1人旅。
コツコツ貯めたマイルでエールフランスのビジネスクラスを利用しました、快適!
音楽祭の始まったザルツブルク、混み合うと聞いていましたが拍子抜けする程ろくに並ぶこともなく快適に旅することができました。
旅程
7月24日
成田 → (エールフランス) パリ シャルル ド ゴール空港 →
(オーストリア航空)ウィーン シュヴェヒャート空港 →
(オーストリア航空)ザルツブルク→ ホテル マルクス シティックス泊
7月25日
ハラインの岩塩坑 → ゲトライトガッセ → レジデンツ美術館 →
ホーエンザルツブルク城塞 → ミラベル庭園
7月26日
モーツァルトハウス → 祝祭劇場 → メンヒスブルク 近代美術館→
おもちゃ博物館 → 楽器博物館→レジデンツ → パノラマ博物館
→ 大聖堂 → ドーム博物館 → ヘルブルン宮殿
7月27日
ミラベル宮殿 → モーツァルト広場 →
サウンド オブ ミュージックツアー(半日)=レオポルツクローン城 →
ヘルブルン宮殿のガゼボ →
車窓より ノンベルク修道院・サンクトギルゲン・シャーフベルク →
モントゼー → 午後より ウィーンへ移動
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー
- 航空会社
- エールフランス オーストリア航空
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-
7月24日
3年間コツコツ貯めたマイルで取ったパリまでのエールフランスビジネスクラス。
JALが良かったんだけど全然取れず、JALのマイルで取れるエールフランスを紹介されました。
空港カウンターでザルツブルクまでのチェックインをお願いすると、アライアンスが違うからダメ、とのこと。
でもウィーンまではオーストリア航空との共同運行だしパリでは時間がない、と主張すると結局荷物はザルツブルクまでスルー、ボーディングパスはウィーンまで発券可。
成田のラウンジ。
赤と白でポップな感じだけど、軽食はかなり寂しいです。
バケットサンド2種に小袋入りおつまみかロータスのカラメルビスケットのみ。
ただし、飲み物はさすがにシャンパンやワインが各種ありました。
空港行きの乗り合いタクシーの到着が遅れたため、ラウンジ滞在時間10分、残念すぎます。 -
離陸前にシャンパンと小柱と海老のマリネがサーブされました。
こちらはビジネスクラス、前菜。
シーフードマリネとグリーンサラダ。 -
メイン。
ビーフとインゲンとポテト。
カシスマスタードがビンごとついてきたのがおしゃれです。
お味はまあまあ。
このあとデザートが3種盛りでサーブされたんだけど、バニラマカロンがめちゃくちゃおいしかったんです。
他の2点はチョコカップに入ったカシスのムースとアプリコットケーキ。
帰国後このマカロンを求めていろんなところを食べ比べてダロワイヨらしいという結論に達しました。
かりっとしていて、クリームがべったりしてなくてとってもとってもおいしいの。
後方にはスナックバーがあってエスプレッソやフルーツ、スイーツ、スナックが好きなだけ取れます。
でも食べ過ぎたのか胃が痛くなってその後のリフレッシュメントも夕食もパスしました。
リフレッシュメントはフォションのアイスバーでした。
着陸前に何も食べていないのを心配してアテンダントがコーヒーを持って来てくれましたがインスタントでした。
ロイズのチョコウェハースが添えてありましたよ。
私の故郷の地方メーカーロイズがグルメの国フランスの航空会社のビジネスクラスのコーヒーに使われているなんて、と嬉しくなりました。 -
パリとウィーンで乗り継ぎ。
ウィーンからザルツブルクはプロペラ機。
21:30発だったので暗い中のフライトでその上揺れるので結構怖かったです。
40分で到着。
とても小さな空港で荷物もすぐ出てきました。
タクシーでホテルに向かいます。
タクシーの運転手さんはハンガリー人で奥さんの妹の夫が神戸で3年間シェフとして働いていたそうです。
オーストリアよりハンガリー料理の方がおいしいよ、などと雑談をしていたら到着。
チップ込みで15ユーロ。
ホテルは新市街のマルクス シティックス。
小さな部屋だけど黄色とオレンジの内装はとてもかわいい。
バスルームはシャワーのみだけど、こちらも黄色で天井に星が描いてあって水道のカランはピカピカで清潔。 -
7月25日
7:30に朝食をとりに。
パンの種類が多く、ジャム、バター各種、レバーペーストもありました。
ハムチーズも種類豊富で大好きなピスタチオ入りのハムがありました。 -
胃の調子がまだおかしく、腹8分目で我慢。
コーヒーはマシーンでラテやカプチーノなど選べました。 -
鉄道でハラインへ。
今日はここの岩塩坑を観光します。
自動券売機の買い方がよくわからず、39ユーロと出るのですが、各駅停車で15分なのにそんなに高いわけないよね。
通りすがりのカップルに聞くとNational ticketのボタンを押せばよかったのでした。
3.9ユーロでしたよ。
中央駅のホーム前にあったカラフルな建物。
積み木みたいですね。 -
ハライン駅からバスは少ないのでタクシーでバートデゥルンベルクへ。
岩塩坑では上下真っ白の作業服を着ます。
家族連れや若者グループがほとんど。
インドから来たという団体さんもいました。
トロッコに乗って地下へ出発。
結構体が密着です。 -
トロッコで地下へ降ります。
降りた後は徒歩。
ところどころで鉱山の歴史やエピソードの映像を見たり、ガイドさんの話を聞いたりしました。
丸太の滑り台を2〜3人ずつで滑り降りたり、地下水湖を船に乗って渡ったり面白かったですよ。
滑り台は2つあり1人では滑ることができないので、1人旅の私はどうしようかと思ったのですが、1つ目はガイドさんが、2つ目は3人組の中国人の女の子の1人が声を掛けてくれました。
こういうのって嬉しいですよね、ありがとうございます。 -
見学を終えるとバスの時間までだいぶあります。
周囲を散策。
花が美しい山小屋風の家が点在していました。 -
-
まだ時間が余ったので、ここでランチにします。
ビールとシュニッツェルサンド。
周囲を見ると家族連れが多いので昼間っからビールを飲んでいる人はほとんどいませんでした。 -
ザルツブルクへ戻ります。
中央駅で2日後のウィーン行きの列車を予約。
座席指定ではないので時刻表を渡され、好きな時間のに乗りなさい、と。
ホテルで少し休んでから2日用のザルツブルクカードを購入。
これはとても使いでがあります。
トラムのフリー切符の他にほとんどの観光施設に無料で入れるんです。
観光施設は割引にしかならないカードも多いのですが、博物館・美術館大好き人間にとって無料は魅力的。
新市街側からホーエンザルツブルク城塞を眺めます。
ポストカードによくあるアングルですね。 -
ぶらぶらとザルツァッハ川沿いに歩きます。
川沿いには露店が沢山並んでいました。
いつも並んでいるのでしょうか? それとも音楽祭の間だけ?
ゲトライトガッセ。
一番にぎやかな界隈です。
人が溢れていました。 -
アルターマルクトのカフェ。
花とパラソルの色がいいですね。 -
レジデンツギャラリーで鑑賞。
特筆すべき絵はなし。
有名どころの作品はありませんでした。 -
レジデンツの周辺には音楽を奏でる人達。
-
お祭り気分が盛り上がります。
-
ケーブルカーでホーエンザルツブルク城塞へ。
ガイドブックにここは大混雑するから朝一番に、と書いてありましたが、夕方に行ったせいか全然並ばずに乗れました。
ガイドツアーも待ち時間なし。
イヤホンガイドで日本語で聞けるのでわかりやすかったです。
フランスのモン サン ミッシェルのように、この城塞がどのようにして大きくなっていったのかを説明しています。
ここの一番の見所は眺望です。 -
武器の博物館。
-
レジデンツ広場では巨大スクリーンでフィルムコンサート。
他にもあちこちの街頭でミニコンサートが。
ヴァイオリントリオでのロックコンサートを聞きました。
それからBosnaでホットドックの夕食。 -
モーツァルト小橋。
サウンド オブ ミュージックでマリア達が歌いながら渡った橋です。
ザルツブルクではカメラの設定がおかしくて、青っぽい写真になってしまいました。 -
道を歩いていると噴水が。
子供が興奮しそうですが、誰も遊ばず。
大人な街ですね。 -
ミラベル庭園。
ここはサウンド オブ ミュージックのドレミの歌で有名ですね。
ペガサスの噴水です。 -
植物で形を作っているフランス式庭園なのかな?
-
ゼラニウムを刈り込んでトピアリーにしていて素敵です。
-
7月26日
今日は一日ザルツブルク市内観光です。
まずは祝祭劇場のガイドツアーの申し込み、夏の間のみの一日3回なので逃せません。
写真は馬洗い池。 -
ガイドツアーまで少し時間があったので、モーツァルトの住居へ。
昨日大混雑だったゲトライトガッセは朝早いためかすいていました。
モーツァルトハウスの前に観光客に2〜3人のみ。
一番のりで入場しました。 -
初めて知ったこと。
1. モーツァルトには子供が6人いて、成人したのは男2人だけ。
2. 子供は2人とも音楽関係の仕事についた、1人は無名、1人はまあまあ。そういえば子供のころピアノでW.A.モーツァルトではないモーツァルトの曲があったような
3. コンスタンツェはモーツァルトの死後再婚していた(まあ、若き未亡人だもんね。龍馬のおりょうさんだって再婚しているし)。 -
時間になって祝祭劇場へ。
なんとガイドツアーの申し込みは私一人だけ。
今日はサウンド オブ ミュージックの合唱のステージは見られないけどいいか、と確認されたけど、OK。
英語のガイドで、理解は1/3くらいかな。
岩をくり抜いた建築、絵画や彫刻の意味、以前は馬の調教をする場だったこと、などなど。
クロークがめっちゃ広い、みんな毛皮で着飾って来るんでしょうね。
メンヒスベルクのエレベーターで近代美術館へ。
高台からホーエンザルツブルク城塞が見えます。 -
この美術館で私はモダン・アートに開眼しました。
正直、モダンアートはよくわからず興味が無かったのですが、ついでに入ったこの美術館の作品は、おもしろかった。
特に2階の新聞や雑誌をモチーフにしたものがよかったです。
トップアイドルの顔写真をくしゃくしゃにしてから変顔に再構築したもの、チェ・ゲバラが死後に公開された洗濯場の台上で起き上がっておいしそうに好物の葉巻を吸っているアート。
一番気に入ったのはErwin Wurmという人の「Selr-portrait as Pickles」。
白い立方体の上にピクルスや生のきゅうりが突っ立っているモチーフがランダムに37個並べてあって、間を通り抜けられます。 -
エレベーターを降りて散策。
大学広場の辺りにはマーケットが。
色鮮やかなバラがきれいです。
ランチにはカリーヴルストを。
ケチャップかマスタードどちらをかけるか聞かれたのでついマスタードをお願いしましたが、イマイチ。
カリーヴルストにはケチャップですね、気をつけます。
ぶらぶらしているうちにショッピング熱に火がついて買いまくりました。
レジデンツ、大聖堂、ドーム博物館へ。
レジデンツは司教の私室にクラナハの絵が。
クラナハってルターのお友達で宗教改革を応援していたんでしょう?
カトリックの大司教の部屋に新教の祖の友人の絵??
ドーム博物館にはなんとボッスの絵がありました。
タイトルがドイツ語でわからなかったんだけど「聖アントニウスの夢」らしい。
反対側の回廊にはイェーダーマンというオペラの舞台写真が年代別に並べてあって面白いです。
死神らしき登場人物の衣装が骸骨だったり、全身グレーだったり伝統的っぽいのから前衛的っぽいのまで、いろいろな演出があるんですね。 -
トロリーバスで郊外のヘルブルン宮殿へ。
-
入場料を払ってガイドツアーの時間まで待ちます。
庭園もきれいでした。 -
思わぬ所から水が出てきます。
-
ここからも。
濡れずにすむことはないので、夏の午後の暑ーい時間に来るのがよさそうです。 -
夕食は寿司ロールショップへ。
こんな風に並んでいるカフェテリアです。 -
ビールにサラダ、ロールを取りました。
瓶ビールは冷えが今ひとつです。 -
7月27日
曇天。
午後からウィーンに移動するので、午前中しか時間がありません。
ザルツカンマーグートへの4時間観光に行きたかったのですが4時間は午後しかないそうです。
ツアーショップのお勧めはサウンド オブ ミュージックツアー。
あまりにも観光客しすぎていて気恥ずかしかったですが、モントゼーやウォルフガング湖にも行くそうなので、申し込みました。
ツアー時間までまだ時間があるので、8時から開いているミラベル宮殿へ。
さすがに誰もいません。
天使の階段を独り占め。 -
-
トロリーバスでモーツァルト広場へ。
モーツァルトをちゃんと見ていないことに気がついたんです。 -
道端にポスターがニョキニョキ。
-
思いついてパパゲーノ像を探しにパパゲーノ広場へ。
巨大なゴミ収集車が狭い道をバックで入って行くのに感心。 -
バックですよ、すごいわ。
-
パパゲーノ像。
小さいです。 -
まだ時間があります。
ツアーの後滑り込むつもりのモーツァルトの生家の位置を確認しました。 -
隣のカフェへ。
モーツァルトクーゲル付のコーヒーを頼みたかったんだけど、ドイツ語メニューがよくわからず、モーツァルトの文字のあるメニューを指差すと「それはコーヒーカップだけの値段よ」と笑われて英語メニューをくれました。
モーツァルトメランジェ。
生クリームを絞ったコーヒーに刻んだピスタチオが乗っています。
モーツァルトクーゲルは冷蔵庫から出したばかりのせいか、そんなにおいしいと思いませんでした。
結構くせのある味です。
室温に戻してとろりとしたらもっとおいしいかな? -
サウンド オブ ミュージックツアー。
バスが2台出ていました。
マリア達が描かれたバス。
残念ながら私の乗ったバスは普通のバスでした。
ガイドさんの案内が面白くて「左の尖塔を見てね」と行っておきながら「あれは重要じゃありませーん」と笑わせてくれたり、ジュリー・アンドリュースの撮影秘話なども教えてくれました。 -
まずはレオポルツクローン城へ。
トラップ一家の住まいとして映画で使われた城です。 -
昨日行ったヘルブルン宮殿。
「もうすぐ17歳」のシーンで使われたガゼボ。
昨日は見るの忘れていたのでちょうど良かったです。
いよいよザルツブルク市内を出てザルツカンマーグートへ。
・・・ところが、雨女の私、とうとう降ってきました。
途中車窓からサンクトギルゲンやシャーフベルクを指し示してくれましが、全く見えません。 -
モントゼーで下車。
マリアとフォン・トラップ大佐が結婚式を挙げたかわいい教会のある町です。 -
クリーム色のかわいい教会。
晴れていたらさぞかしきれいだっただろうな。 -
教会内部。
ここには博物館もあり、教会の宝物やモントゼーの成り立ちと土器などの出土物や民俗学的資料もあり、盛りだくさんでした。
宝物もザルツブルクのドームより貴重そうなものがありました。
モントゼーは修道院で写字生を養成していたそうです。 -
帰りの集合場所まで歩いて戻ります。
雨は小降りになりました。
緑の美しい道。 -
遠くの山がきれいです。
天気は回復傾向、午後からのツアーならもう少し風景を楽しめたかもしれませんね。
そういえばザルツブルクは雨の多い町ということで傘を準備して行きましたが、降ったのは今日だけでした。
でも今日が一番晴れて欲しかったんですけどね。
ちなみにガイドさんが散々集合時間に念を押していましたが、集合時間3分前にバスに戻るとほとんど人がいません。
集まったのは10分遅れ、日本とは違いますね。
ザルツブルクに戻ってモーツァルトの生家を見学し、ホテルで荷物を引き取ってから中央駅い向かいます。
雨はすっかり上がっていました。
さあ、ウィーンに向かいます。
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