平成第一阿房列車・岐阜行

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日本全国津々浦々、おいしいお酒と肴とを探す旅をしてみようと考え、それならば４７都道府県県庁所在地を巡ってみようということにしてみました。

最初に選んだのが「岐阜」です。

岐阜は、東海道本線が通り高山本線の起点駅です。今まで通ったことはありますが、降り立ったことは一度もありません。そして、岐阜の「小左衛門」を岐阜で呑んでみたいという事から、最初の目的地としました。

岐阜へは、新幹線〜東海道本線という経路が一般的だと思いますが、時間はたっぷりあるので、そして、今までに中央西線を通ったことがないので、中央西線全線踏破も目指して出かけることにしました。

***** 岐阜の街 *****

岐阜駅は高架駅となっていて、改札外は広いのですがなんだか無駄な空間が多いなという感じを受けました。

初めての岐阜の街ですから、何を見ても物珍しい感じです。岐阜駅から少し離れたところから歩道に屋根が設置されており、そこには名鉄岐阜駅がありました。さすがに中京圏は名鉄が一番利用しやすい鉄道なんだと、ＪＲ岐阜駅と名鉄岐阜駅とは、徒歩５分も離れていませんが、町の入り口になる駅がどちらかという事が良くわかりました。

名鉄岐阜駅からすぐの所に、宿泊先のダイワロイネットホテル岐阜はあります。

ホテルにチェックインして、ホテルに入る前に予約しておいたビストロ　マルコに出向くことにしました。
お店の場所がわかりにくいのと、バス便がどの程度あるのかがわからなかったので、タクシーを使って行きました。

岐阜の街並みは、名鉄岐阜駅近くから柳ヶ瀬通に向かって商店街が続き、舗道上には屋根が続いています。ただ、その屋根の高さが高い感じがして、雨の日に雨よけになるのかとちょっと疑問に感じました。

商店街が途切れると途端に街が暗くなります。位置的には岐阜城近くに向かっているのですが、街はなんだかひっそりとした感じがしました。
長良川を渡りお店の近くの大通りでタクシーを降りて、住宅街の中にはいって目的のお店になんとかたどりつきました。

美味しいお酒と食事をいただいて、帰りはバスを使う事にしました。タクシーを降りた時にバス停を確かめて、岐阜駅行バスの本数が多いことを確かめておきました。
行きのタクシーは、１８００円という料金でしたので、バスもそれなりの運賃になるかと思いましたら２１０円でした。
市内の移動は、タクシーは楽ですが、バスの便が良いところでは、バスを使った方が良いことがわかりました。

***** 旅を終わって *****

中央西線は、結果的に乗り通さずに岐阜に行ってしまいました。
岐阜の街は、駅前がもうちょっと賑やかかと思いましたが、町の中心が離れているので、自分が知っている駅前とかなり違和感がありました。
名鉄の市内電車が無くなったのが残念です。