2012/07/16 - 2012/07/22
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nobunyさん
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思い起こせば2011年の夏のポルトガル旅行。
直行便はないので、FIN AIR利用しヘルシンキで乗り継いで、ついでに2〜3日滞在するのもいいもんだ、と俄然その気になってヘルシンキの下調べ。
ところが残念ながらヘルシンキ・リスボン間の航路はなく、お蔵入りとなったのでした。
ならば翌年リベンジ、北欧2カ国旅行。
スウェーデンはストックホルムで3泊した後、フィンランドのヘルシンキに滞在しました。
モダン建築の聖地フィンランド。
ガイドブックには「ヘルシンキの主要な観光地は1日で周れる」と書いてありますが、5泊しても行けなかったところが沢山あります。
きっとそのうちまた再リベンジです。
旅程
7月16日
ストックホルム アーランダ空港 → ヘルシンキ ヴァンター空港
→ ヘルステン ヘルシンキ セナーテ泊
7月17日
大聖堂 → ミュールマキ教会 → ヴァッリラ図書館 →
アラビア工場&アウトレット
7月18日
スオメンリンナ → オールドマーケットホール → テンペリアウキオ教会
→ 市立美術館 → アモス・アンダーソン美術館 → アテネウム美術館
7月19日
ウスペンスキ寺院 → アアルトアトリエ → アアルト自邸 →
建築博物館 → デザイン博物館 → キアズマ
7月20日
マリメッコファクトリーショップ → ラーヤサロ教会 →
シュネブリュコフ美術館 → カイヴォプイスト公園 →
デザインディストリクト
7月21日
エスプラナード周辺でショッピング → ヴァンター空港 →成田へ
7月22日
成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
快晴のストックホルムから移動すると、ヘルシンキは雨でした。
まずはヴァンター空港からFINAIR BUSで中央駅へ。
トラムでも移動できますが、方向音痴なのでタクシーでアパートメントホテルに移動します。
ヘルステン ヘルシンキ セナーテ 。
ワンベッドルームのお部屋です。ダイニングキッチンとベッドルームに分かれて広い。WEB SIGHTのお部屋紹介ではとても素敵なインテリアに見えたのですが、う〜ん、センスは悪くないのですがなんだか家具がすべてIKEAっぽい。
テーブルにグラス跡の輪染みがあったり、なんとなくソファやベッドが湿っぽかったりで、今ひとつ気分が上がりません。
ただし、交通にも便利だし、キッチン道具も必要なものは揃っているし(洗剤やスポンジワイプまでセットされていました)、地下でお洗濯もできるし、サウナもあるし、家族で泊まったりすれば楽しいのかな。コスパもとても良かったです。 -
ベッドルーム。
有線のLANが使えます。
このベッドカバーが原因と思われる、ダニ(?)に咬まれた赤い跡が私の足に点々と・・。
カバーを外したら、その後は増えませんでした。 -
バスルーム、シャワーのみです。
左がシャワー、これも日曜大工で取り付けたようなフレームで仕切られているだけなので、水がトイレ側に漏れます。
シャワー使用中はバスマットは床におかない方がいいです。
シャワーが終われば、傾斜した床を伝ってシャワー側に漏れた水が戻って行くので、それからバスマットを敷けばいいのです。 -
アパートメントはウスペンスキ寺院の近くです。
トラムの停留所が近く、マーケット広場にも徒歩5分程度。
近くにはミニスーパーもあって、なかなか便利な場所でした。 -
7月17日
昨日の雨は止んでいいお天気です。
今日は一番行きたかった、ヴァンターにあるユハ・レイヴィスカ氏の設計した
ミュールマキ教会を目指します。
自然光の移り変わりが素敵な教会なので、晴れた日に行きたかったのです。
私は雨女ですから、チャンスは逃せません。
中央駅まで徒歩で移動、途中大聖堂に寄ってみました。
北欧の空の蒼ですね。
白亜の大聖堂がとても映えます。 -
大聖堂内部、すっきりシンプルでいいですね。
-
大聖堂の階段を降りた元老院広場です。
ヘルシンキのゆるキャラ「ヘルッピ」とおんなじ色した観光バス。 -
中央駅のツーリストインフォメーションで行き方を聞きました。
私鉄なので、ヘルシンキカードは使えません。
チケットの値段と買い方を紙に書いてくれて、ミュールマキって名前だけどミュールマキの次のロウヘラ駅で降りるんだよ、乗り場が遠いよ、左側にpretty farだからねといろいろ念を押されました。
確かに遠い、一度駅舎を出てお店などをつっきったその向こうにホームがあります。
電車に乗り込むと車内のモニターに行き先が表示されています。
ロウヘラ駅までは15分程で到着です。 -
電車を降りるとホームから進行方向右側に、教会が見えます。
方向音痴でも迷うことはないでしょう。 -
白樺の木立の中に建っていて木漏れ日がきれいです。
いくつかある入り口のどこから入るかわからなくて、周りを一周していたら
中にいた男性と目が合い招き入れてくれました。
英語のパンフレットと日本語のコピーを渡してもらい礼拝堂に案内してくれました。 -
礼拝堂。
ライトが消えた状態を確認させてくれ、少し間をとって点灯してくれました。
それから、好きなだけ見ていていいよ、と一人にしてくれました。 -
高低差をつけてリズミカルに並ぶペンダントライトが軽やかに踊っています。
ヘルシンキのことを調べていて見つけたこの教会の写真。
重厚で厳かなヨーロッパの教会の概念を覆す、軽やかでモダンなこの教会。
普通のガイドブックには載っていなくて、ちゃんと来れるか心配でした。 -
祭壇の上部からは北欧を連想される穏やかな色のタピストリーがかかっています。
この色使いがまた清浄な雰囲気を生み出しています。 -
上から差し込む自然光。
極地に近いからこそ、季節によって差し込む角度が大きく変わります。
夏の今は上からの光、冬は地平線すれすれの太陽から低い光が差し込むそうです。
礼拝堂の写真を見ると光の色や角度でどの季節に撮ったかがわかるんだよ、
と案内してくれた男性が教えてくれました。 -
壇上。
一つ一つの小道具も、デティールに凝っています。 -
壁と天井の間のスリットです。
私は建築のことは何にもわからないド素人ですが、
こんな風に吹き抜けを作って、日の光を招き入れるんだなーと感心しました。 -
このペンダントライトもユハ・レイヴィスカ氏がデザインしたものです。
レイヴィスカデザインのペンダントライトはアルテック社からいくつか売り出されていますが、残念ながら日本の代理店であるヤマギワでは取り扱っていないそうです。 -
礼拝堂の入り口横に飾ってあった絵。
この絵も白を基調として、色彩を欠いているのに
ちゃんと天使になっています。
この教会の雰囲気にもピッタリでした。 -
ユハ・レイヴィスカ氏の作り出す空間にすっかり魅せられてしまいました。
ヘルシンキ市内に氏の設計した図書館があると聞いていたので
思い切ってミュールマキ教会で聞いてみると、わざわざ行き方を検索し
プリントアウトして持たせてくれました。
ヴァッリラにある図書館です。
ミュールマキから私鉄でパシラまで戻り、7Aのトラムに乗り換えて
Vallila Bibliotekで降りると進行方向左側にあります。 -
閲覧室。
レイヴィスカ氏の特徴である軽やかに踊るペンダントライトが
ここでも柔らかい光を放っています。
訪問者も少なく、ゆったりとした午後です。 -
閲覧席には・ヤコブセンの青いスワンチェアが惜しげもなく使われています。
空間を贅沢に使っていますね。 -
低い書棚は圧迫感を与えず、広々としています。
書棚横には黒のセブンチェア。 -
かわいらしいキッズコーナー。
小さなアアルトスツールが置いてありました。
贅沢だー。。。 -
図書館を出てトラムを一本乗り換えてアラビア工場に行きました。
トラム停留所の近くの案内標示がカラフルでかわいい!! -
ガイドブックでおなじみの高い煙突のアラビア工場。
-
カフェの横にアラビア・イッタラ製品のテーブルコーディネイトが展示してありました。
自分では考えつかないような色の取り合わせがステキです。 -
朝ごはん以来、ランチもお茶もしていなかったので、まずはカフェでティータイム。
カフェラテはイッタラのHOT and COOLに入れてくれました。
フィンランドに来て初シナモンロールです。 -
ここはアラビアアウトレットの他に、PENTIKやキッチン雑貨を売るお店もあります。
奥にはルイス・ポールセンのライトショップもありました。
アラビアでは商品がありすぎて欲しい物が絞れず結局何も買いませんでした。
EGOが欲しいと思っていたんですが、結構大きくて持ち帰りが面倒になったんです。
PENTIKでブランケットやクッションカバーを購入しました。
外を見ると雨、しかも大雨、ゲリラ豪雨なみです。
そういえば、教会で案内してくださった人が
「毎日シャワーが降ってあんまり天気がよくないんだよね」って言っていました。
再びカフェに戻ってしばらく雨宿り。
こんどはフィンランド国民の愛するJAFFAを飲んでみました。
まあ普通のオレンジソーダです。
オランジーナの方が好きかも。
ラベルのデザインはGoodです。 -
しばらく待った後雨が止んだのでアパートに戻ります。
アパートのあるカタヤノッカ地区に渡る橋には南京錠が沢山かかっていました。
どこの国にもこんな場所があるんですね。
ここはどんな都市伝説になっているのかな。 -
7月18日
快晴です。
晴れているから屋外にしようと決めて、スオメンリンナに向かいました。
ヘルシンキカードの72時間を調達し、マーケット広場からフェリーで向かいます。
カードがあれば市営のフェリーも島内の博物館も無料です。
スオメンリンナに着いて人の流れに沿って歩いていると
ピンクのかわいいカフェがありました。 -
緑豊かなまっすぐな道。
芝生でピクニックしている人もいましたよ。 -
橋から見えるのどかな風景。
要塞だったんですけどね。 -
ビジターセンターの奥にある博物館に入ってみました。
スオメンリンナの歴史がわかります。
時代物のドレスに並べて手前のスノーコンビ(私的には アノラック)も展示されています。
2000年代島に住むの子供の衣服と説明書きされていました。
そんな現代のことまで展示しなくても???
ジョークなのでしょうか?
フィンランド人の感覚って不思議です。
スオメンリンナの歴史をスクリーンで見ることもできます。
イヤホンガイドを日本語に合わせると
2人のフィンランド人が交互に日本語でナレーションするのですが、1人はおそろしい声、もう1人は発音が面白くて妙に感情豊か過ぎる。
結構面白かったです。 -
スオメンリンナのすずめ。
見慣れた日本のすずめとは種類が違うようです。
そういえばストックホルムで見たカラスは真っ黒ではなくツートンカラーでした。 -
半島に戻ってランチにしました。
ハカニエミのマーケットにあるスープ屋さんの支店が
オールドマーケットホールにあって7月にも開いていると
ガイドブックに書いていましたが、7月中は休業の張り紙がしてありました。
残念です、サーモンスープ、飲みたかったな。
お向かいにあった海苔寿司のカウンターで握りを頂きました。
お醤油がとっくりに入っているのがご愛嬌。
寿司もどきではなく、ちゃんとしたお寿司でおいしかったです。
白ワインと11巻で20ユーロほど。 -
満腹したところでテンペリアウキオ教会を目指します。
13時からピアノコンサートをやるとチェック済み。
トラムで向かいました。
ヘルシンキのトラムは窓側の人が降りやすいように、
通路側の席を少し後方にずらしてあります。
こういうのも工業デザインですよね。 -
テンペリアウキオ教会。
珍しくまったく迷うことなくたどり着きました。
本当に岩の塊です。 -
入り口。
なんだか要塞みたいですね。
何かの格納庫みたいに見えます。 -
中の壁も岩を積み上げたようになっています。
天井は細い木材を編み上げたようになっていて、
下から見るとひっくり返したザルのようです。
沢山のガラスが周りを囲んでいて、そこから自然光が入ってきます。 -
コンサートが始まりました。
「主よ、人の望みの喜びよ」のようなミサ曲から
ベートーヴェンの「悲愴」や「月光」、ドビュッシーの「月の光」など穏やかな曲がよく似合いました。
この教会は音響の良さでも有名だそうです。
観光客がひっきりなしに入ってくるので、少しせわしないけど素敵な午後になりました。 -
テンペリアウキオ教会の上には登れるようになっています。
本当に岩ですね。 -
歩いて中心部まで戻ります。
途中、市立美術館でジョージア・オキーフの特別展をやっていたので鑑賞しました。
そのまま歩いてアモス・アンダーソン美術館へ。
アンダーソン氏の邸宅を利用した個人収集の美術館です。
中は撮影禁止なのですが、これはコレクションではないからいいか、と思って撮らせていただきました。
トイレのドアの表示です。
男女とも同じカラーに同じレタリング、でも点々の位置でどちらだかわかります。
このマーク、私のツボにハマりました。
これぞフィンランドデザインだと、ある意味感動。 -
こちらが男女どちらだか、わかりますよね?
カーネギー・アート賞の特別展示をしてあってJarmo Makilaという人の無表情な子供達を描いた絵が印象的でした。
可愛らしいはずの子供が無表情だと何か恐ろしい感じで、ちょっと病的。
怖いけど引きつけられる絵でした。
一番上階には礼拝堂もあって、磔刑
にされたキリストの人形にはなぜか胸があったりおどろおどろしいムード満点です。
なかなか見応えがある美術館でしたよ。
オーナーの趣味満載といった感じです。
美術館三昧ということで、アテネウム美術館鑑賞し、美術館のカフェでラテをいただきました。
フィンランドではラテよりカプチーノの方がお安いことに気がつきました。
今度からカプチーノを頼みましょう。
この日はソコス下のSマートで夕食調達。
シーザーサラダにポテトグラタン、クリームソースのミートボール。
すごくすごくワインが飲みたかったのですが、フィンランドではスーパーマーケットではワインが手に入りません。
アルコという酒屋さんにしか置いていないのですが、観光客にはそのアルコがどこにあるのかわからない!
仕方がなくビールを買ったあとで、スーパーを出た所にアルコがあるのに気がつきました。
明日は移動日で飲み残せないので、今日は我慢します。 -
7月19日
今日はアパートをチェックアウトしてKAMPIにあるホテル、
スカンディック・シモンケンタに移ります。
なぜ移るかといいますと、アパートにはフロントがないので
最終日に夕方のフライトまで荷物を預けられないからです。
フロントのあるホテルに移動するのに1泊では面倒なので2泊にしました。
写真はアパート近くのウスペンスキ寺院内部。
きらびやか、ミュールマキと比べるととってもお派手です。
これはこれで濃くてなかなかいい感じです。 -
ドームの天井。
なんとも言えない青の色、金色の星が光っています。 -
こちらの青も深いです。
キリストの絵は装飾がなくシンプルです。
周りはキラキラしていますが。 -
チェックイン前にホテルに荷物を預けて、
今日はアアルトのアトリエと自邸のガイドツアーをハシゴします。
まずはアトリエから。
この辺りは高級住宅街のようで、
アアルトアトリエよりも豪華な家が並んでいました。
アトリエはむしろとても質素に見えます。 -
この奥に入り口があります。
-
表札を撮ってみました。
-
アトリエ、今はアアルト財団の事務所として使われています。
建築に造詣があるわけでもないド素人の私、アアルトが特別好きな訳ではないのですが、ガイドツアーで説明されると深いなーと感心します。
この部屋は東側は朝の高い太陽の光をたっぷり取り入れ、午後は低くなる夕方の光を最後まで取り入れることができるよう
東と西で窓の高さを変えているのだそうです。 -
バックヤード。
段々になった石に腰掛けて、
向こう側の壁をスクリーンにして楽しめるようになっています。 -
お客様を通して商談などをしたお部屋。
ショールームを兼ねているので、ライトの展示などもしています。 -
食堂。
ここはあとから増築したって言っていたかな。 -
アアルト自邸に移動。
両方見学すると少し割引になります。
ヘルシンキの主な観光地はヘルシンキカードで無料になるのですが、アアルト関係は有料で、しかも結構高い。
割引は嬉しいです。 -
ガイドツアーの時間まで庭で待ちます。
ブエノスアイレスから来たという高齢の女性とおしゃべりして過ごしました。
アアルトが大好きなんだそうです。
私のへたくそ英語がすぐつまってしまって申し訳なかったです。 -
すっきりとしたアトリエに比べて、自邸はより温かく親密な感じ。
リビング。
自作の家具がずらりと。
ところで、なぜアニマルなのでしょう。 -
食堂。
日本の影響を受けているとのこと。
ふすまのようなスライディングドアや畳の素材が利用されています。 -
マスターベッドルーム。
-
プランターまでアアルト。
-
エスケープドア。
嫌な相手の訪問にはこの階段とドアでこっそり逃げてしまったとか。 -
窓の下の郵便受けのようなのは換気口。
冬に窓が凍り付いて開かなくなったときに、細い口を開いて換気するそうです。
そうそう、冬は開かなくなるんですよね。
北国育ちはわかります。共感共感。 -
仕事机。
ここで窓の外を眺めながらお仕事していたんですね。 -
アアルト詣でのあとは建築博物館&デザイン博物館へ。
デザイン博物館の横では12年秋からのワールド デザイン キャピタルに関して
イベントをやっていました。 -
スカンッディック・シモンケンタにチェックイン。
スーペリアルームにしました。 -
よく写真でみるチェックの暖かみのあるインテリアではなく、
ややモダンな印象のお部屋です。 -
バスタブあり。
そろそろ旅の疲れも出ているので嬉しいですね。 -
荷物を置いてキアズマに言ってきました。
中は写真を撮っていいんだと思うんですが、確信が持てなかったので
この通路しか撮りませんでした。
他のモダンアートの美術館に比べてまんがを使ったアートが多かった印象。
滑革の手袋を人の手に見立てたアートが強烈でした。
ほくろから毛が生えていたり、老人斑が浮いていたり、、、うーっっ! -
入り口前の自転車もモダンアートと化していました。
夕食はカンピのフードコートでナチョスをいただきました。
美味しかったけど量がハンパなく多くて半分も食べられず。 -
7月20日
ホテルの朝食。
アパートでは自炊で質素だったのでちょっと嬉しい。
でもカレリアパイは口に合いませんでした。
エッグバターを乗せすぎたせいかもしれません。 -
今日はヘルットニエミのマリメッコファクトリーショップに行きます。
理由はわかりませんが地下鉄が封鎖されていいて、
代替バスを利用しました。
マリメッコ本社です。 -
セールの看板もおしゃれですね。
布地が沢山ありました。
好きな人にはたまらないでしょう。
ここでお土産購入。 -
ラーヤサロ教会はヘルットニエミから87番のバスに乗って行けるようなのですが87番が見当たりません。
ガイドと書いたベストを着た女の子に聞いてみました。
88番でも行けるから 、運転手にラーヤサロで降ろしてって言ってあげるわ、とのこと、親切です。
ボランティアか聞いてみたら、きっぱりといいえ、仕事よ、と。
夏休みのアルバイトかな。 -
運転手さんに説明すると、周りにいた女性が私も同じ停留所で降りるから教えてあげると言ってくれました。
バスで10分ほど、降りたら通りからすぐ見えました。
一緒に降りた女性がわざわざ道の反対側にある入り口まで案内してくれました。
みんなとても親切です。
見る角度で色が変わる緑のスレートのような外壁。 -
ところが・・・、何だか嫌な予感、入り口に張り紙があり閉まっています。
7月16日〜27日の日付とフィンランド語で何か書いてありました。
何らかの理由でこの期間は入れないのでしょう。
ロビーのライトはついていて、礼拝堂入り口の扉は半開き。
少しだけ中が見えます。
あー、入りたかったよー。 -
がっかりしてホテルに戻り荷物を置いて、シュネブリュコフ美術館へ。
個人宅だったようで、ブーシェ、バトゥーなどロココの画が多いです。
アモス・アンダーソン美術館よりもまっとうで、ごく普通のお貴族さま趣味といったたころです。
ティエポロとここの目玉らしいレンブラント、クラナハが2点。
私一人しか鑑賞していなかったため、警備員さんが一緒に付いて回るので
居心地が悪かったです。
そこからカイヴォプイスト公園に向かいました。
街路樹の根元が袋に覆われています。
寒さ対策なのでしょうか? -
花壇あり。
この花壇のグリーンには何故かパセリが使われていました。 -
芝と緑あり。
広い敷地に人は点在です。
海辺でバンジージャンプをやっていて、時々雄叫びが聞こえました。 -
カフェ・ウルスラで遅いランチ。
ここは映画カモメ食堂で、お休みの日にみんなでビールを飲んでいたカフェです。
ヨットの帆のような日よけがステキです。
キッシュと赤ワインをいただきました。
グラスワインは量が4段階くらいに分かれていて、
フル?と聞かれたのでうなずくと溢れる程注がれました。
300ccくらいあったかも、半分くらいでよかったんですけどね。
気持ちよーく飲んでから、エスプラネードにショッピングに繰り出しました。 -
7月21日
もう帰りのフライトの日です。
今日はスーパーマーケットのお土産ショッピングデーです。
Sマートのスロットマシーンコーナー。
朝から結構やっている人がいます。
お菓子や雑貨を買い込んで、スーツケースに詰め込みました。
めちゃくちゃ重くなりました。 -
カンピのテラス席のあるレストランでビールとバーガーでランチ。
お通しにポップコーンがついてきました。 -
バーガーはポテトのボリュームがすごいです。
食べきれません。 -
かもめくんが狙っていました。
その後ホテルで荷物を拾って、FINAIR BUSで空港へ。
スーツケースが重量オーバー。
カウンターの人がバッグを持っていたら少しつめて手荷物にしなさいよ、と
言ってくれたので、そそくさと詰め替え。
23.4kgになったのでこれくらいならいいわよ、と預かってくれました、セーフ。
機内では後方の中央、席が2席しか並んでないとてもラッキーなお席でした。
終わりよければすべてよし。
北欧デザインと建築を楽しんだ旅でした。
2国ともアルコールには恵まれなかったのだけが心残り。
旅行中はふーんっていう感じでしたが、
あとからじわじわとまた行きたくなっています。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まほうのべるさん 2013/07/05 12:56:05
- 工業デザイン
- こんにちは、はじめましてまほうのべるです。
ヨーロッパの街歩きが大好きで一人旅を続けていて、昨年のGW
にはデンマークに4泊6日で行きました。
ミュールマキ教会と図書館のペンダントライト両方ともやさしい
光りを放ち趣があって素敵ですね。
またトラムの座席が窓際と通路側でずらしてあるのは機能性を重
視したデザインですね。
- nobunyさん からの返信 2013/07/05 23:43:22
- RE: 工業デザイン
- まほうのべるさま
ご訪問いただきありがとうございます。
旅行記を登録して初めてメッセージを頂いたので、なんだか嬉しいです。
デンマークの旅行記、拝見しました。
コペンハーゲンも素敵ですね。
確かブラックダイアモンドの愛称のモダンな図書館があったのではなかったかと思います
(図書館大好きです)。
私は2都市くらいを周るのが好きなので、ヘルシンキともう一都市をどこにするか
ストックホルムかコペンハーゲンで散々迷ったのですが、
アスプルンドの市立図書館が見たくてストックホルムを選んでしまいました。
こんどはコペンにも行ってみたいです。
この夏はヘルシンキ経由でベルリンに行き、フィンランドにもちょっとだけ寄る予定です。
フィンランドの教会はコンペで優勝した人に設計を任せるそうで、
とてもステキな教会が沢山あるようなので、また迷子になりながら探してこようと思っています。
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