2012/07/13 - 2012/07/16
781位(同エリア1991件中)
nobunyさん
- nobunyさんTOP
- 旅行記49冊
- クチコミ190件
- Q&A回答32件
- 285,453アクセス
- フォロワー8人
2012年7月、恒例の夏の一人旅行として、スウェーデンはストックホルムとフィンランドのヘルシンキを訪問しました。
旅の前半はストックホルムで3泊。
工業国スウェーデン、北欧一の大都会。
そのわりに意外なところがアナログだったりして。
アスプルンドの静謐な森の墓地やモダンな図書館、ノーベル博物館の遊び心。
スウェーデンの懐の深さに触れる旅となりました。
旅程
7月13日
成田→ヘルシンキ→ストックホルム リカホテル ストックホルム泊
7月14日
ヴァーサ号博物館→北方民俗博物館→ストックホルム市立図書館→国立美術館→現代美術館→王立公園
7月15日
森の墓地→ガムラスタン(ノーベル博物館→大聖堂→王宮→フィンランド教会→ドイツ教会)
7月16日
市庁舎→アーランダ空港→ヘルシンキ ヘルステン セナーテ ヘルシンキ泊
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月13日 移動日
成田からFIN AIRでヘルシンキ経由ストックホルムまで。
FIN AIRは初めての利用です。
サービスは何と言うかとても合理的、エンターテイメントのプログラムが入っていないのでモニターで実際にチェックするしかない、ビールとワイン以外のアルコールは有料、食前酒サービスなし、食間のスナックは有料、LCCか?
食事はお味は悪くないですが、前菜におそば、メインにニョッキか焼きそばのチョイス、パンとクラッカーがついて、、、炭水化物ばっかりです。機内サービスはポイント低いです。次回使うことがあるかは微妙なところ。 -
夕方到着、7月ですからまだまだ昼の光です。
RICA HOTEL STOCKHOLMのバジェットルームに泊まりました。
ストックホルムは宿泊費が結構高い。
セルゲル広場近くのこのホテルは交通の便で選びました。 -
バジェットルームは屋根裏部屋。
とっても狭くて、屋根の傾斜がもろに出ていますが、内装は可愛らしい。
このホテルはパティオで取る朝食が充実していて、特にフルーツはスイカ、パイン、オレンジ、キウイ、洋梨、マスカット、バナナなどなど種類豊富で嬉しいです。 -
7月14日
さて朝食後、9時に活動開始。
まずはセルゲル広場駅でストックホルムカードを入手。駅の窓口はまだ開いていないので構内のコンビニで購入します。広場からトラムに乗りましたが、改札機がない?
ストックホルムのトラムは車掌さん(?)が一人一人席に回って改札するようです。リスボンだって、ドレスデンだって、トラムの中に改札機があってタッチすればよかったから、工業先進国のスウェーデンで人力に頼るって意外です。雇用促進のためでしょうか。ちなみに地下鉄の改札はタッチ式ですが、ストックホルムカードの人は駅員さんのいるカウンター横の改札でカードを見せて開けてもらうしくみです。
まずはヴァーサ号博物館へ。ストックホルムで10時前にオープンしている観光地はここしかなかったんです。他は早くて10時、遅ければ12時に開館、そして16時に閉館する所も。いったいいつ働いているのさ、スウェーデン人!!とツッコミたくなります。
ヴァーサ号は17世紀の軍艦、処女航海の際になんとストックホルム港内で沈没してしまったそうです。その後引き揚げられて、内部調査で当時の暮らしや技術の研究に役立っているそう。人骨がみつかった順にアルファベットのAからイニシャルを取って勝手に名前をつけているのが、なんともご愛嬌。日本じゃこうはいかないような。
写真はお向かいにある北方民俗博物館。レースのようなレリーフが素敵です。 -
博物館を出て、ショッピングに。
この日は土曜日。アスプルンドというこのインテリアショップは11時から14時までしか開いていないんです。
ほんとにいつ働いてるのよ、スウェーデン人、うらやましいぞ。
ショーウィンドー2つ。 -
結局このお店はお高すぎて何も買えず。
目の保養だけです。 -
地下鉄駅。
落書きではなく、これもアートですよ。 -
ストックホルムまで足を伸ばす目的の一つ、アスプルンドの設計した市立図書館へ。
ここも土曜日は12時から16時までと開館時間はとても短いんです。
明日の日曜日は休館、何としても今日行かなくては。
地下鉄ロードマンスガータン駅を出るとすぐにオブサーヴァトリー公園、そのちょっと小高くなった所にオレンジ色の建物が見えています。 -
中に入り、狭い階段を上がると。
-
天窓付の明るい天井、書架が見えてきます。
-
天井まで吹き抜けになった、3階まである円い書架。
天窓から差し込む光。
大きな丸い照明。
もっと写真の技術があればこの素晴らしさを納められるのですが。 -
上まで階段で上がれます。
地元の人が本を借りに出入りしている中で、私のように写真を撮りに来た観光客も沢山いました。
公共の図書館がこんなに素敵なんて!!
ウィーンのゴミ焼却炉にもぶっ飛びましたが、ヨーロッパの建築は奥が深い。 -
中心部に戻ります。
今度は徒歩でヒョートリエットのマーケットを眺めつつ。
一度ホテルに戻って休んでから、国立美術館と現代美術館へ。
国立美術館は「光と闇」とか「情熱」とかテーマごとの展示になっていて面白い。スウェーデンの画家としてはカール・ラーソンという人の明るい絵が気に入りました。ムンクのコレクションの充実はさすが北欧です。 -
美術館のハシゴの後、疲れきって王立公園歩いていたら、チェコビールフェアをやっていました。ピルスナーを飲みながら休憩。
-
公園では大きな駒を使ってチェスをしたり(ザルツブルクにもこんなのありました)、マジックや音楽などいろいろな催し物をやっていました。
この日はヘムコープのデリで夕食を調達してお部屋ご飯して22時に就寝。 -
7月15日
夜中からずっと雨が降っていました。降っては止んでの繰り返し。
今日は「森の墓地」、スクーグシェルコゴーデンへ。
ストックホルム市立図書館を設計したグンナール・アスプルンドとレーヴェレンツが手がけた市民墓地です。
墓地に入場するのはフリーですが、いくつかある礼拝堂に入るには前日までガイドツアーに申し込むことが必要です。ストックホルムカードで無料でした。
森の礼拝堂や復活の礼拝堂に入ることができます。ガイドツアーは英語でしたが、パンフレットは日本語の物もありました。 -
入場してすぐに見えてくる、森の十字架。
十字架はキリスト教のためではなく人の形を模したもの、どんな宗教の人でもこの地に眠ることができるのです。
できれば青空の元、この十字架を見たかったのですが。
雨女の私、肝心なときはいつも雨が降るのです。 -
アスプルンド自身もこの地で眠りについています。
ガイドツアーで驚いたのですが、スウェーデン人は火葬が多いのですね。欧米人はみんな土葬だとばかり思っていました。そしてその遺灰と遺骨を散骨するというのも普通に行われているそうです。墓地の中には散骨してよい場所(追憶の森)が決められています。「亡骸は土に、思い出は胸に」なのです。 -
森の火葬場前のベンチ。
このような椅子やデティールまで意味をこめて設計したそうです。
この椅子は悲しみに沈む遺族が死者とのみ向き合えるように角度をつけているそう。 -
瞑想の丘。
故人を偲び、遺族の心を慰めるため風景です。
ああ、青空だったら。 -
森の木々の下に小さな墓石が並んでいます。
大きな奇抜な墓石はありません。
日本のように切り花ではなく、墓石の周りにお花を植えて故人を慰めます。
今ひとつ聞き取りに自信がないのですが、お墓と家族の関わりがなくなると25年で墓石はなくなるらしいです。それを聞いたアメリカ人夫婦が「そんなのありえない!」と叫んでいました。
文化によって考え方ってこうも違うのですね。 -
七井戸の小道。弔問客のためのまっすぐな道が続きます。
-
復活の礼拝堂内部。
アシメトリーで片側から自然光が差し込みます。
ステージ効果とかいう、弔問者の視線を前方のみに集中させる効果があるそう。 -
瞑想の丘に登ってみました。
日本人は亡くなれば土に還りますが、スウェーデン人は森に還るのだそうです。
広い敷地は静謐な空気に包まれ、素敵な空間でした。
埋葬されるならこんなところで眠りたいです。
墓地ですが、幽霊は感じそうもないですよ。 -
森の墓地を出て、ガムラスタンへ。
駅を出て迷ってしまい
人の流れについていったらノーベル博物館の前にでました。 -
ノーベル博物館。
内部はタッチパネルを押したり、モニターを見たり、参加型展示です。
受賞者がスピーチの時に自分の功績をわかり安くプレゼンしたポスターと一緒に撮影した写真のパネル。
すごい研究者でもお茶目なポーズをとったりして面白い。プレゼン内容の書き方もなかなか興味深いですよ。 -
ノーベル博物館内のカフェ。
ここで遅いランチにしました。
この椅子の裏には受賞者のサインがあるそうですが、一人旅の私はなんだか恥ずかしくて椅子をひっくり返すことができませんでした。 -
ミートボールのハーフポーション。
ミートボール6個+小さめポテト3個、クリームソースとリンゴンベリーのジャム添え。量的にはこのくらいでちょうどいいです。白ワインといただきました。 -
デザートはやはりアイスクリーム。
これは1998年まで授賞式の晩餐会でデザートとして出されたものと一緒とか。
バニラアイス1スクープと苺アイス2スクープの上にホイップクリームとノーベルの肖像を形どったコインチョコが乗っています。このチョコも受賞者に振る舞われるコーヒーに添えてあるものと同じだそう。
アイスは美味しかったけど、さすがに3スクープは多すぎて食べきれませんでした。コインチョコはお持ち帰りです。 -
フィンランド教会にあるわずか14センチメートルのアイアンボーイの像。コインが沢山供えてありましたよ。
時々帽子をかぶせてもらったりもしているそうです。見上げる仕草がいじらしい。
王宮では警備の人にすっごくイケメンが多くてびっくりしました。顔で選んでる?
これぞおとぎ話の王子様って感じです。
写真撮りたかったけど王宮内は撮影禁止、ああ、王宮じゃなくてあなたを撮りたいんですー、と心の声です。 -
モーテン・トローツィグ・グレン。60センチ幅しかない狭い狭い通りです。
前の少年達が壁に両手を着いてよじ上ったりしていましたよ。 -
ガムラスタンらしい、尖塔のある風景。
この日はショッピングにぶらつきましたが、北欧の物価高にめげて何も買わず。
ユーロ安でもキッチンリネン1枚1800円。日本はデフレで本当に物が安いんだと実感。
高品質高価格に閉口したスウェーデン人がH&MやIKEAを創設したんでしょうか?
ルクルーゼのお鍋が日本よりずいぶんお安く売っていましたが、こんな重い物はとても持って帰れません、残念。
夜、元気があったら22時まで開いているスカンセンに行きたかったけど、無理。ゲリラ豪雨にもなって気力ゼロです。ホテルでゴロゴロして眠りました。 -
7月16日
今日はお昼の便でヘルシンキに移動です。
ストックホルムカードの締め切り時間直前ですが、市庁舎に行き、ちゃっかり塔に登ってガイドツアーにも参加しました。
カード使いきりましたよ、絶対元はとりました。
市庁舎前、対岸はガムラスタン。
昨日とうって変わっていいお天気。
こんな日に森の墓地に行きたかったな。 -
空が輝いていますよ。
-
市庁舎の塔です。ガイドブックにエレベーターは途中までと書いていましたが、最初からエレベーターに乗せてもらえませんでした。ガイドツアーの時間までに戻らなくてならないので、ヒーヒー言いながらすごいスピードで階段を登りました。限界寸前でスロープに代わり、10分で頂上にたどり着きました。眺望を楽しむ暇もなくすぐに駆け下ります。
-
市庁舎ガイドツアー(英語)。
私も含めて非英語圏出身で英語も得意ではないけど他の言語よりはまだ英語が一番ましという参加者が多く、ガイドはジョークを交えながら丁寧に説明してくれましたが、いかんせんニュアンスまで理解できる参加者は少なく、ジョークの受けもイマイチで申し訳なかったです。もっと英語を勉強しなければとつくづく思いました。
写真はブルーホール、市庁舎で一番広い部屋でノーベル賞受賞式の晩餐会会場です。こんなに広くてもお客様の一人当たりのテーブルスペースは70cm幅しか無くて、結構窮屈らしいです。
ブルーホールという名前のごとくブルーに塗るはずがレンガの色がとても美しいので塗るのをやめて赤いままになったそうな。 -
市議会室。右翼と左翼に分かれて着席することについてよくわからないジョークを言っていましたが、右翼と左翼の差が大きすぎたらどうするのかと突っ込まれていました。
-
ゴールデンホール。ノーベル賞の祝賀舞踏会の会場です。金箔を貼ったタイルのモザイクでプリミティブな感じの人物や動物が描かれています。
上座の背景はメーラレン湖の女王が西(アメリカとか)と東(アジアとか)を従えているというコンセプトだそうです。割と自己中心的なインテリアですね。
女王様は中世の宗教画のように無表情なのでちょっと不気味です。
市庁舎の建築様式はナショナルロマンティックとイタリアンルネッサンスの混合だそうですが、ちょっとバイキングな感じがナショナルロマンティックかなーと思ったものの、どの辺がイタリアンルネッサンスなのかはわかりませんでした。 -
ホールの出口にノーベル賞の晩餐会のテーブルセッティングが展示されていました。豪華ですね。
-
フライトの時間が迫っているので急いでホテルまで帰ります。自転車シェアリングのステーションがありました。おしゃれな自転車です。
ホテルをチェックアウトして駅まで歩きましたが、地図の位置がどうも実際より北にずれて書かれていたようでしばらく迷ってしまいました。方向音痴の私、来たときはタクシーだったので、道順がわからなかったんですよね。
駅でフライトの事前チェックインができたので、あまり焦らずに済みましたが結構危ない時間でした。アーランダ空港についたのはバゲージドロップぎりぎりの時間でした。
残ったスウェーデンクローネを使う暇もない、ユーロなら残ってもいいけどクローネは使う見込みないですが仕方が無い。使えなかったクローネに思いを馳せながらスウェーデンとお別れしました。
この国の印象、石畳がでこぼこすぎて足の裏が痛い、営業時間短すぎ、美男美女多し、以上でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ストックホルム(スウェーデン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ストックホルム(スウェーデン) の人気ホテル
スウェーデンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スウェーデン最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
40