フランスの北側、ちょっと覗いてきました【モンサンミッシェル1】

2013/06/10 - 2013/06/10

ヨーロッパは何か国か行っていたけど、まだ行ったことが無かった「大定番」のモンサンミッシェル。
いつ行っても日本人含め、観光客が多いのはもう仕方ないことだし、お祭りの日程でフランスに決めたからには行かないわけには！ということで。

最初はパリからの泊りのバスツアー（お城とかも周ってくれる）にしようかと思っていたけど、日程が合わず「じゃあ自力で！」となりました。来てみれば、モンサンミッシェルまではそこまで難しい行程ではありませんでした。心配なのは、翌日の行程です。

嫌というほどテレビで映像を見ていたので、「あんまり感動出来なかったらどうしよう」と思っていたけど、やっぱり本物はそんな不安を吹き飛ばしました。何年も思い続けていた場所だけあって、グッとくるものがあり、来れて良かったと思いました。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

雨が降っていますが、めげずにエッフェル塔へ。

こういう暗めの加工でも素敵さは相変わらずなエッフェル塔。

晴れていたらセーヌ河岸の雰囲気って全然違うんでしょうね〜。どんよりしてても、こんなに素敵だから、次来れたら絶対晴れを満喫したい！

今人気の船の住居でしょうか？？地に足が着かない場所に住むってどんな感じなんでしょうね。

昔ツアーで来た時、あまりに時間が無く、遠くから一瞬眺めるだけだったエッフェル塔。ずっと真下から見てみたかったんです。

レース編みのような美しい鉄骨に惚れ惚れ。

エッフェルさんの銅像。

雨でも、結構並んでます。

さて、翌日はモンパルナスからTGV＋バスでモンサンミッシェルへ。

モンパルナスタワー、パリの人には不評らしいけど、何となく理解出来るかな…。東京にあれば違和感無いんだろうけどね…。

駅構内のポール。売店ですらオシャレ。

巨大な駅で迷うかと思ったけど、東駅同様わかりやすくて全然大丈夫でした。

さて、こちらの電車でレンヌまで。

フランスはまだ綺麗な方だと思うけど、国によっちゃ電車の中もかなり汚かったりしますよね、床とか。日本ってそういう場所は本当に綺麗。綺麗すぎる！

さぁ降りたらさくっと北口の方へ。

バス停がわかりずらいという情報だったので、こちらも事前に調べておきました。

北口を出て振り返ったところ。

出口を出てすぐにあるバスロータリーは近距離用なので注意。

出て右側へ進むとこちらの建物があるので、中に入るとチケット売り場があります。

チケットはチケット売り場に行ったら運転手から買えと言われたとか、運転手に言ったら売り場で買えって言われたとかの情報もありましたが、私が行った時は売り場の人はとっても親切でスムーズにチケットが買えました。

こちらのバスでいよいよモンサンミッシェルへ！

とりあえずここまで順調に来れていますが、相変わらず天気は曇りです。

車窓の風景を全く撮ってなかったので、いきなり到着です。

このLe Passeurという無料シャトルバスが定期的に運行しているので、対岸とモンサンミッシェルは意外に気軽に行き来出来ます。

新しいので綺麗な車内。

乗ってもせいぜい５分ぐらいで到着。

バスに乗って遠くにモンサンミッシェルが見えてきた時、胸にこみ上げてくるものがありました。

有名すぎる観光名所は雑誌やテレビで見まくっていて、いざ行ってみてもそんなに感動しないパターンも無いことはないですが、モンサンミッシェルはそんなことありませんでした。大して感動しないって人も中には居るでしょうが、私にはぐっと来るスポットですね。

曇っているので、何となくこんな加工もしてみたり…。

この人達はどこから自転車で来たんだろう？？

さぁ、入っていきましょう。

有名すぎるオムレツのお店。

私達は最初から入る気が全く無かったので（量が多い、高い、ボられたなどと評判が良くないので）、写真だけ撮ってスルー。

さて、入り口を入ってすぐもうホテルが。

１泊だけなので、あまりお金をかけたくなかったので選んだ「Hotel Le Terasses Poulard」

階段を登るとレセプションがあります。まだ早かったので、大きな荷物だけ預かってもらいました。

さて、ランチへ。

お土産屋さんの２階にあるクレープリー「LA SIRENE」へ。

お食事系のチーズときのこと卵（だったかな？）。パリっとしていてチーズの塩気が効いて中々です。

そしてデザート系のこちら。うん、普通に美味しいです。

翌日行ったディナンのクレープリーがすごく美味しかったので、感想があっさりしてます。

さて、散策を開始しましょう。

６月でもこの人出。夏休みシーズンなんて、どうなるんでしょう…。

こういうの、買う人居るんでしょうか…。

こ洒落た看板がたくさんあります。

グランド・リュ沿いにあるサン・ピエール教会。

左の像はジャンヌ・ダルク。

巡礼の最盛期には、修道院の小教区教会として重要な役割を果たしたそうですが、今は観光客ばかり。

今でも巡礼の方は来られるんでしょうか…。

岩山を掘り下げ、洞窟内に建設した教会。

質素な雰囲気ですが、やはりおごそかです。

キャンドルがカラフル。

教会を後にして、いよいよ修道院へ！

結構急な階段が続きます。

結構上ってきましたね〜。

遠くの方に、湾内を歩く人たちが見えます。

まるでナメクジがはった跡のように、スジが…。

哨兵の門。

外壁にはのぞき穴があり、傾斜の急な螺旋階段を上がったところに警備兵の部屋がある。

こういう古い建造物はどこかしら修復中なのは仕方無いですね。

水道に帆立貝が彫られてます。

渡り廊下？そこの部分だけ木造です。

今は残念ながら、ドカーンと工事中ですが、完了したらどんな感じになるんでしょうね〜。

まずは西のテラスへ。

左の垂れ幕みたいのは、何の物なのでしょう？？修道院の雰囲気とは合っていませんが…。

資料室のような所に置いてあった模型。

ちょっとずつ完成に近づいていく様子。

よくぞ、こんな場所に修道院を造ったものだ。

昔の人のエネルギーはとてつもなく大きい。

ここにもホタテ貝。

ここで写真撮影を頼まれましたが（日本人に）、どんな感じで撮りましょうか？って聞いたら「３人が写っていればなんでもいいです！」って…。

色んな人がいますね。

読み書きが出来ない職人が自分の仕事だという証拠のために残した色んな印。

他の日本人の団体さんのガイドの人が説明してました。エジプトとかでも同じような感じで印が残ってますよね。

緑がたくさんあるゾーンが見えています。後でゆっくり歩いてみましょう。

歩いた跡が見えますね。

晴れていれば素晴らしい眺望なのでしょうが、さすがにこの天気。あんまり海側の写真を撮ってませんでした。

近くの団体さんのガイドの説明を聞きつつ、次はいよいよ修道院です。