【世界遺産制覇への道！其の038】頤和園

2013/06/01 - 2013/06/01

今回は北京出張の最終日に、フライトまでの半日を利用して世界遺産巡りをしてきました。いつものように時間がないので、かなり駆け足なトリップです(；・ω・)

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

宿泊先のホテルがある地下鉄10号線「三元橋」から地下鉄に乗り込みます。

乗り換えしながら、目的地の最寄り駅である地下鉄4号線「北宮門」に到着しました。

駅からは5分ほど道なりに歩きます。

●Summer Palace, an Imperial Garden in Beijing
●登録区分 文化遺産
●登録基準 (1),(2),(3)
●登録年 1998年

さあ辿り着きました。土曜日でしたので、観光客でいっぱいです。

住所：北京市海淀区新建宮門19号
TEL：[phone]
OPEN：6:30〜18:00（4〜10月）、7:00〜17:00（11〜3月）
定休日：なし
入場料：60RMB（4〜10月）、50RMB（11〜3月）

チケット。

獅子が門の両脇で睨みをきかせています。

北宮門から、いざ中へ。

まず見えてきたのが蘇州街。万寿山後湖景区にある、派手派手しい街並みです。1762年に乾隆帝によって造られた蘇州商人の露店街ですね。

自由にショッピングやカフェを楽しむことのできなかった皇帝や妃たちが、ここでエンジョイしていたのだそう。

さらに奥へ。

門をくぐって､､､､

なんかデカイの見えてきた(；・ω・)

広場には太極拳を楽しむ美婆女（？）たち。

長い旗を使って新体操を披露する美魔男（？）もいました。どこいってもこういう人いるよなあ、中国は､､､､

広場を突っ切り、先ほど見えたデカイのに向かって階段を上ります。

このデカイのは「四大部洲」という建築群で、チベット仏教「サムイェ寺」を模したものだそう。

赤を基調とした鮮やかな建築です。

急な階段を上り、さらなる高みへ。

色彩豊かな寺院も発見しました。

オレンジの屋根も印象的です。

18の建造物で構成されていて、実に豪華。当時のチベットとの交流が密であったことが分かりますね。

1860年に英仏連合軍によって焼き払われたものの、大規模な修復工事により近年再建されたようです。

岩場の迷路のような場所もありました。何か意味があるのでしょう｡｡｡

見下ろす景色はなかなかの代物。

こちらは緑の建造物。赤と緑のコントラストが綺麗です。実はここが万寿山の頂上で、この緑の建造物が「知恵海」というチベット仏教式の仏閣なのだという。

近付くと、壁一面に仏様がいっぱいいました。レンガ造り。すごい。

今度は山道を下ります。

昆明胡の湖畔まで下ってきました。石造りの建造物がありました。

趣のある小舟が湖に浮かんでいますね。

石橋の前にも華やかな門。

石橋から見える光景。ずいぶんと広い湖なんですね。

橋はこんな感じです。

大きな橋もありました。

290haヘクタールにも及ぶ広大な公園。いろんな建物があります。

かの西太后が避暑地としていた場所。広々として気持ちがいいです。

とにかく広い。

湖畔には頤和園長廊という全長728ｍの長い廊下がありました。ここは皇帝たちの全天候型の散歩道。長廊の内部には中国の故事などが描かれていました。

長廊は、この排雲門につながっています。

獅子の睨みを横目に、排雲殿へ。

上の方に仏香閣が見えます。仏香閣が建つ山は万寿山と呼ばれていますが、これは乾隆帝が命名したものだそうです。

排雲殿は、西太后の誕生日パーティーを盛大に執り行った場所で、贅沢な装飾がそこかしこにあります。

龍の像は造形が細かいですね。

仏香閣に向かうには、この細い階段を上っていく必要があります。

仏香閣まではまだもうちょっと上らなければ､､､､しかし、これより先は有料です。

仏香閣は八角三層の建物。20mの巨大な石の土台の上に建てられています。もとは乾隆帝の時代に建てられたもので、頤和園を代表する建造物です。

観光客がいっぱいだ(；゜∀゜)

ここが一番有名なのでは？清晏舫、別名「石舫」。全長36mの船を模した建築です。

・・・が！このときは修復中でした(ノ-_-)ノ~┻━┻

残念です！

綺麗な曲線の橋。

ということで、東宮門に到着しました。

これにて終了！
広すぎて足腰がガタガタですが、皇族の豪華な休日を偲ぶことができました。