東西文明の十字路トルコへ☆3都市10日間の旅(10)【パムッカレ・ヒエラポリス編】

2013/05/02 - 2013/05/02

前から行ってみたかったエキゾチック・トルコ☆
やっと今年のGWに行くことができました♪

今回は、イスタンブール・カッパドキア・パムッカレの３都市へ。
団体ツアーだとバスの移動が長くてちょっとしんどそう…。
それに、イスタンブールとカッパドキアは連泊してのんびりしたいし…。
でも個人旅行だと移動の手配がめんどうだしな〜。
ということで、今回は個人のオーダーメードツアーをアレンジしてもらいました。

ちょっとしたトラブル(!?)もあったけど、ヨーロッパでもアジアでもない雰囲気の初イスラム圏のトルコはとってもよかった！！
トルコ人は愛想が良いし、世界遺産とだけあって街も自然も素晴らしかったし、世界三大料理のトルコ料理も美味しかったし、何より可愛い猫が街のあちこちにいて癒されました〜☆☆☆

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パムッカレ後半は、ヒエラポリスの遺跡巡り♪

10万人以上が暮らしていたと言われるローマ帝国時代のヒエラポリス都市、思った以上に広かったし、遺跡も多く残っていた。
特に水の中に遺跡がゴロゴロ残っている温泉プールにびっくり！！
プールには入らなかったけど、トルコ発祥ドクターフィッシュに初トライ♪

やはりパムッカレでは、石灰棚とヒエラポリスはセットで観光しないともったいない！

最後にスタッフさんのご好意で、第２のパムッカレといわれるカクルック洞窟の鍾乳洞にも行けてラッキーでした♪

パムッカレは１泊だけの滞在でしたが、とっても楽しめてよかったな〜☆☆

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【旅行日程】
１日目　　成田-イスタンブール（イスタンブール泊）
２日目　　国内線でカッパドキアへ
　　　　　　　-ローズバレーでサンセット（ギョレメ泊）
３日目　　カッパドキア・気球＆レッドツアー（ギョレメ泊）
４日目　　カッパドキア・グリーンツアー（ギョレメ泊）
５日目　　車でパムッカレへ
　　　　　　　-途中アクサライのキャラバン立寄り（パムッカレ泊）
６日目　　パムッカレ観光★
　　　　　　　-国内線でイスタンブールへ（イスタンブール泊）
７日目　　イスタンブール観光（イスタンブール泊）
８日目　　イスタンブール観光（イスタンブール泊）
９日目　　イスタンブール観光-イスタンブール発（機内泊）
１０日目　成田到着

エリア パムッカレ(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

石灰棚を見た後は、ヒエラポリスの遺跡巡り。
とりあえず有名な円形劇場を目指します。

遺跡とバラ。
絵になる☆☆

ヒエラポリスは、紀元前190年に始まった都市の遺跡。
パムッカレ温泉の裏から出ていた有毒ガスを吸い込んだ司祭が、トランス状態のまま神のお告げの神託を与えていたこともあり、ヒエラポリスは聖なる都市という意味があります。

そういえば、ローマ帝国時代の遺跡を見るのは初めてかも！？
ヨーロッパではまだこういった遺跡見たことなかったなあ。

座ってるだけなのに、絵になる女の子☆

ここは何の建物だったのかな〜？

ヒエラポリス博物館内を外からちょこっと覗く。
館内は有料になっています。
ヒエラポリス出土の彫像や石棺を展示しているそうです。

何かじ〜っと見つめる黒猫ちゃん♪

人があまり来ない博物館内でのんびり過ごしてる。

石垣しか残ってない。

Nympheum→泉の神殿かな！？

ここは結構しっかり遺跡が残っている。

周りには大きな柱がずらりと並ぶ。

遺跡に咲く赤いポピー。

ゴロっと転がっていた遺跡の一部。
模様がとっても細かくて綺麗。

遺跡の石にもお花模様。
可愛らしい。

遺跡にギリシャ文字が書かれてある。
何を書いていたんだろう？

あざみの花。

円形劇場へ向かう途中、振り返るとヒエラポリスと石灰棚が一望できた。

いい眺め〜☆

円形劇場はさらにちょっと丘の上の方にある。
この日は天気も良く、気温も30℃以上あったので、けっこうキツイ…。
水分補給をちゃんとしないとやばい〜。

やっと着いた〜！

紀元前２世紀に造られた円形劇場。
1万5000人もを収容したと言われるこの劇場の迫力に圧倒！！

未だに演劇やコンサートに使われているとか。

サッカーのスタジアムを思い出します。

残念ながら現在修復工事中。
暑い中、修復工事ご苦労さまです。

円形劇場のさらに奥にも遺跡があるみたい。
でももうかなりキツイのでギブアップ。

ここには、パムッカレ温泉という名のプールもあります。
なんと、プールの底にギリシア・ローマ時代の遺跡がそのまま残っている温泉なのです。

ローマ帝国時代に、クレオパトラも入ったと言われているけどホント！？

温泉といっても、35度前後とあまり高くないみたい。
源泉の所からは泡とともに湯が湧き出してるのが見えるらしい。

温泉にふつーに遺跡が沈んでいるなんて変な感じ。
でもトルコも意外に温泉大国だったんですね〜。

トルコでドクターフィッシュに初トライ！！

20分で35TL（2000円くらい）。
観光地価格かな。。。
中は、このように水槽に魚がいっぱい入っている椅子が並んでます。
ちゃんと入る前に足を消毒します。

ドクターフィッシュとは、人の足の角質を食べてくれる魚で、トルコでは古くから行われていたそうです。
実際にこの魚がいる温泉もトルコにあります。

足を水につけると、小魚がうようよと寄ってくる〜。

最初はとってもくすぐったいのですが、だんだん慣れてきて最後の方はマッサージされてるみたい☆
終わった後は足がツルツルに！

私と母がドクターフィッシュ中、残り２人はフードコートで休憩。
猫さんも一緒に休憩中。

ちょっと休んだので、もう少し頑張って北門方面の遺跡まで歩いてみた。

手前に見える門がこの都市の始まり地点の門。
奥に見えるのは大浴場。

バラの花も暑い中、元気に咲いてるね。

こちら側は割と遺跡がしっかり残ってる。

この扉の上にもギリシャ文字が書かれている。
建物の説明など書いていたのかなあ。

３つの連続アーチのドミティアン門。
大通りの始まりの門。

10万人が住んでいたヒエラポリスの都市。
この門から始まる町の様子はどんなだったんだろう？

北大浴場。
壁の表面は大理石で覆われていたとされる。
教会として利用されていたときもあったとか。

トルコ語ではハマムですね。

おしゃれな水道発見。

北門から戻ってくる時は、きれいに整備された遊歩道を歩いてきました。

ちょっとした公園みたいなところも。
こういう所でのんびりした〜い♪

右手の方には石灰棚が見えてきました。

ここはあまりキレイじゃないなあ…。

ちょっと行くとうっすら水が貯まってる所が見えてきた。

水面に浮かぶ木々。

でも行きがけに見てきた所にくらべてちょっと見劣りするかな。

さすがに疲れたのとランチもまだでお腹も空いたのでパムッカレ村に戻ることにします。

帰りもまた石灰棚に入って、行きがけ登って来た道を降りて行くことになります。

気温が上がってきているので、だんだん水がぬるく、さらにはちょっと熱くなってきた。
しかも降りていく時の方がごつごつ感じて足裏が痛い。

水の量も最初よりだいぶ増えてる気がする。

水面に石灰棚が映って綺麗。

下っていくほうが登りよりもちょっと怖い。
すべらないようにゆっくり歩きます。

今回サングラスを忘れてしまい、最後の方ちょっと目がおかしくなってきた。
本当にサングラスは必須！！
カメラもものすごい熱を帯びてきて、あわてて電源を落としてケースにしまった。
この石灰棚の白の反射、恐るべし…！！

パムッカレ村で遅めのランチ。
トルコ料理はひと休みして、今日は日本食〜♪
「ラム子の食堂」というお店へ。

店内にはお座敷の席も。
ここで出発時間まで食事しながらのんびり過ごしました。

もう２時半過ぎてる。
お腹空きすぎた〜！！

食欲をそそるメニューがいっぱい♪
お店の前にも写真付きのメニューがあります。

明るいオープンテラス。
「冷た〜いビールあります」にそそられる。

で、やっぱりビール！！
こちらのEFESは１人分がデカイ！！

１番人気のしょうが焼丼を注文。
懐かしいお味☆
トルコ料理もいいけど、日本食もやっぱりいい☆☆

ビールも飲んで１人20TL（1000円ちょっと）でした。

空港へ行く途中に、第２のパムッカレと呼ばれる鍾乳洞のカクルック洞窟へ立ち寄りました。
デニズリから30Kmほど東に行ったカクルックという場所にあります。

苔もすごい。
黄緑色がちょっと不自然な色。

1999年にトルコを襲った大地震の後で姿を現し、2000年に発見されました。

本当にパムッカレみたいに石灰棚がある。
第２のパムッカレと言われるのがわかる〜。

大きな岩がでーん、と。

段々畑のようになっていて、水が貯まっています。

一応電球はついているけど、場所によっては不気味な感じ〜。

この苔、カッパドキアの地下都市で見た苔の色と同じ。

ミニ滝発見。

突然真っ青な池が現れました。

水の色がめちゃくちゃ透明で綺麗〜！！
この色はすごい！！
感動です☆☆

エメラルドグリーンの池。
石灰が多いとこういった色の水になりますね。
クロアチアのプリトヴィチェ湖もこんな色でした。

小さいけれど勢いよく流れる滝の水。

そんなに大きな鍾乳洞ではないけれど、ミニパムッカレが見れてよかった。
最後入口と出口が一緒であれっ？ってなってしまった。
ぐるーっと一周したのかな？

１９時過ぎのフライトでデニズリからイスタンブールへ。

空港で待っている時に、横にいたオランダ人のビジネスマンから「デニズリはビジネスの街なのに、こんな所で何してるの〜？」と話しかけられた。
「パムッカレに世界遺産で有名な石灰棚があるんだよ〜」と写真を見せたけど、知らなかったみたい。
世界遺産でも知らない人は全然知らないのかな〜とちょっと驚き。
行きがけに見た苛性ソーダかなんかのビジネスかなあ？

カメラ出すのがちょっと遅れてうまく撮れなかったけど、行きがけに見たAcigol塩湖。
上から見てもかなり広い湖だった！

40分程のフライトであっという間にイスタンブールに到着。
フライト中揺れもせず、何も問題なかったのに、着陸した途端大きな拍手が…！
トルコってまだ飛行機あんまり信用されてないの〜！？