2013/05/02 - 2013/05/02
139位(同エリア399件中)
たるとさん
アウシュビッツ強制収容所。行ってみたい場所、というよりは、「いつかは行かなくてはならない場所」という思いを持っていました。今回の旅行先にポーランドを選んだ理由を聞かれると、「たまたま安いチケットが見つかったから」「友人が行くので」と適当に答えていましたが、本当はアウシュビッツを訪れたいという思いで急遽決めたといってもいい。
たまたま日本人ガイドの中谷さんにガイドをお願いすることができ、日本人の視点から見たアウシュビッツを見学できたこと。戦争というものの捕らえ方が変わるくらい、大きな経験となりました。
4/29(月) 成田〜ミュンヘン〜ワルシャワ
4/30(火) ワルシャワ観光〜クラクフ移動
5/1(水) ヴィエリチカ観光
5/2(木) アウシュビッツ見学★
5/3(金) クラクフ観光
5/4(土) クラクフ〜フランクフルト
5/5(日) フランクフルト〜羽田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- LOTポーランド航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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友人と駅で待ち合わせ、駅の裏にあるバスターミナルから直行のバスに乗ります。
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チケットはカウンターで購入。
友人が覚えたポーランド語で購入に挑戦しましたが、帰ってくる返事はみんな英語だったそうです(笑) -
往復でチケットを購入しました。
※ 結局復路は使いませんでしたが・・・ -
バスはかなり混み合うと聞いていたのですが、問題なく座ることができました。朝早かったせいかもしれません。
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バスに乗っている間に雨がどんどん強くなり、雷が鳴るほど。到着してすぐに入り口に逃げ込んだのですが、ものすごい人・・・
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ツアーの開始は13時。まだまだ時間があり、雨も一向にあがらないので、とりあえず早めのランチにすることに。
といっても、入り口にあるカフェテリアくらいしかなかったのですが、高くて非常にイマイチでした。。(ちなみにこれはキノコのスープとパン) -
まだまだ時間があるので、先にビルケナウを見学することにしました。アウシュビッツからは、無料のバスで移動できます。
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到着しました。非常に空が広い場所です。
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この線路で、沢山の人が運び込まれてきたんですね。。
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ものすごい数、広さの収容所です。
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一部は、木造建築がなくなり、暖炉のあとだけが残っています。
あとから中谷さんに聞いたところ、暖炉があったのは「マイナス20度に届くような天候によって、一度に全員死んでしまうと、死んだ人を処分する人手すら無くなってしまうから」。
「囚人のためを思って作られた施設なんて一つもなかった」という言葉が心に残ります。 -
残っている建物のいくつかには実際に入ることができます。
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ぎっしりの3段ベッド。元々は馬小屋だったのを改造したものだそうです。
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建物と塀の間の広い草原。
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塀は、想像していたよりもずっと低い。でも監視塔からは常に見張られ、鉄条網には高圧電流が流され、塀と建物の間には身を隠せる場所などない・・・。空は広く、一見のどかにすら感じる場所は、かつて死と隣り合わせだった場所。空の上、塀の外の、手を伸ばせば届きそうな、それでいて絶対に届くことがない自由をどのように感じていたんだろう。。。
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もう一度バスで戻り、中谷さんのガイドの集合場所に行くと、30人ほどの参加者がいました。私達がメールで連絡をした4月頭の時点は2組しかいないと聞いていたのですが、1日も3日も団体ツアーで個人客を受け入れてなかったということなので、恐らくこの日に集中したのでしょう。
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「ARBEIT MACHT FREI」。決して訪れない自由なのに・・・
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先ほどのビルケナウと比べ、しっかりとした作りの建物が並んでいます。ビルケナウのほうが後期に作られていて、収容者の増加から急ごしらえの建物になったのですが、当時のドイツの技術で作られた建物は非常によくできているものだったとのことです。
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ビルケナウで見た、貨車。ユダヤ人が詰め込まれて運ばれていった様子が、ジオラマになっています。
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そして、ガス室の様子。服を脱がされ、ガス室に連れていかれ、そして焼かれる。まさしく、殺人工場です。。
でも、ドイツ兵はその過程に手を下すことはなかったとのことで、囚人が囚人を処分する状況であったとのこと。 -
おびただしい数の毒薬の空き缶。
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義足、松葉杖・・・
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安心させるためにカバンに名前を書かせていたとのこと。決して手元に戻ることはないのに・・・
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子どもの持ち物も・・・
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あまりにも悲しい、おびただしい数の靴。これは靴のゴミなんかじゃなく、生身の足が入っていた靴。この靴の数だけ、いやそれ以上の人が殺されて言ったんだと思うと、胸が苦しい。
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死の壁。石が置かれているのは、ユダヤ人にとっては献花をするのと同じ意味を持つからだとのことです。
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ガス室。ここで、何人の命が奪われたのか・・・
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ここでアウシュビッツの見学を終え、バスでビルケナウにみんなで移動します。
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ビルケナウに到着しました。
この線路から下ろされた囚人は、医師によって"選別"され、働けないものはそのまま処分されていったとのこと。 -
この貨車で運ばれてきたんですね。。
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奥にあったガス室の跡。アウシュビッツのガス室より大きいのは、処分が間に合わなくなって、大量に殺す必要があったから。
心のどこかで、ユダヤ人の大量虐殺は独裁者によって作られていたものだと思っていました。無意識に、そう思っていました。でも、「その独裁者は民衆によって選挙で選ばれた」のであり、「ユダヤ人の迫害を無視したのも民衆」であるという事実は、今現在の世界でも同じことが繰り返され、自分がその一端を担ってしまう可能性があるということ。政治に無関心な層が増え、いつ同じことが起こるかもしれない危うさの中で生きていること。決して忘れてはならない記憶として、強く頭に残りました。きっと、これから忘れることはないと思います。 -
中谷さんが、「イスラエルの兵士が見学に来ている」と教えてくれました。見ると、確かに兵士の一団がいました。
ユダヤ教の聖地である国家からこの場所を訪れること、どのように捕らえているのでしょう。 -
中谷さんから「帰りのバスは混んで、乗り切れない場合がある。電車なら必ず座れるからお勧め」と聞いて、タクシーで駅に向かうことになりました。全員分のタクシー交渉までしてくださって、本当にお世話になりました。最後はあわただしく去ることになってしまったのが、心残りです。
こちらは駅前の写真。食料品店が少しあるだけの、静かな駅です。 -
駅の中は、乗車券を売る窓口があるだけ。
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中谷さんがいうとおり、ゆっくりと座って帰れました。
帰りの電車の中、今日見てきたことが頭をぐるぐるまわっていました。うまく言葉にすることができない何かを、大切に、忘れないようにしなくては・・・
恐らく英語ツアーでもある程度は理解できただろうと思いますが、やはり母国語で、日本人からの視点でのガイドで、アウシュビッツを見学できたのは、一生の財産になったと思います。もっと多くの日本人に訪れて欲しいと思います。 -
クラクフに戻り、駅前のショッピングセンターのフードコートで食事することにしました。
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なんと、いろいろな料理が量り売りしています。いろいろな料理を食べたい私にはうってつけ。100g=3.24zl=約100円と、お値段もお手頃。
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ほんの少しずつ、いろいろな料理をいただきました。どれも美味しかった!もっと取ればよかった。ビールもウマイ!
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友達がトイレに行っている間に、アイスも食べて満足。美味しい物を、素敵な友人と食べれる。生きてるっていいですねぇ。ホントに。
続きは
http://4travel.jp/traveler/tartlet/album/10786304/
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