2012/12/30 - 2013/01/05
97位(同エリア650件中)
クッシーさん
真冬の日本を脱出し、南半球のベストシーズンに7日間の旅をしてきました。
北島、南島からなるニュージーランド、7日間という短い日程で両方の主な見所を駆け足で周るか、思いきって見所を絞るか迷いましたが、マウントクックにはゆっくり滞在したいと思ったので、今回は南島のみを巡るツアーを選択。
北島観光は諦めることになりましたが、その分マウントクックでトレッキングや氷河クルーズを楽しみ、素晴らしい朝焼けを見ることも出来ました。
美しい湖、雄大な山々、期待以上の風景の美しさにシャッターを押しまくり、夫と二人で撮った写真は1000枚以上!
自然豊かなニュージーランドにすっかり魅せられました。
旅行記前編では行程4日目までのクィーンズタウンとダウトフルサウンド紀行です。
<行程>
1日目 : 成田発 (機中泊)
2日目 : オークランド経由 → クィーンズタウン
クィーンズタウン市内観光
3日目 : ミルフォードサウンド終日観光
4日目 : クィーンズタウン自由行動
(ウォルターピーク牧場/キーウィ・バ―ドライフパーク)
5日目 : クィーンズタウン → マウントクック
6日目 : マウントクック → デカポ湖 → クライストチャーチ → オークランド
7日目 : オークランド → 成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
さぁ出発!
チェックイン前にスーツケースが壊れ、急遽空港内のショップで買い替えるというハプニングがありましたが、なんとか無事出発です。
成田からはオークランドまでは約11時間の夜間飛行。
少しでもゆっくり眠れるよう、今回はちょっと奮発してプレミアムエコノミーを利用しました。
大きなリクライニング角度と足を伸ばせるレッグレストはやっぱり睡眠の味方★ -
ニュージーランド航空のプレミアムエコノミーは食事もかなりゴージャス♪
ビジネスクラスとほぼ同様のメニューだとか。(ビジネスには乗ったことありませんが(^^;) -
そしてニュージーランド航空といえば、機内安全ビデオ!
ロードオブザリングの登場人物が出てくる楽しいビデオです。
(残念ながら撮影できませんでしたが…)
機内のエンタメも充実!
せっかく眠るためにプレミアムエコにしたのに、夫は一晩中映画を見てしまったそうです。 -
12月31日
真夏のオークランドに到着。
真夏といっても最高気温は23度程度、快適な旅行日和です。
ここから国内線に乗り継いで、クィーンズタウンへ向かいます。 -
オークランドから1時間50分。
山間の小さな空港、フランクトンに到着。
ここからは車で湖畔のリゾート地、クィーンズタウンへ! -
その風向明媚なことから「ビクトリア女王にふさわしい街」として名付けられたクィーンズタウン。
ワカティプ湖のまわりはリゾート地のようなたたずまい。
今日からここに3日間滞在します。楽しみ〜♪ -
街中もおしゃれなレストランやショップが立ち並び、観光客で賑わっています。
-
この街を展望台から見るためにボブス・ピークへ。
スカイライン・ゴンドラは4人乗り。
意外に急こう配なのにはびっくり。 -
イチオシ
眼下にインクを流したように碧いワカティプ湖が広がります。
-
イチオシ
標高795Mの展望台からクィーンズタウンを一望。
素晴らしい眺め!! -
ワカティプ湖はニュージーランドで3番目に大きい湖。
細長いS字のような形をした氷河湖で、名前はワカ・ティアプ・ワイ・マリオ(巨人の横たわる谷間水)からきているのだそう。
それにしても碧い! -
クィーンズタウンから北東に21Kmの所にあるアロータウン。
1862年にこの地で金が発見され、ゴールドラッシュで栄えた町も、
今はカフェやお土産物屋さんが並ぶ、映画のセットのよう。
意外と小さい街でした。 -
アロータウンにはベーカリーやアイスクリームショップも多く、こんな可愛らしいお店も!
-
バンジージャンプ===
クィーンズタウンが発祥の地だったそうな。
このカワラウ・ブリッジは、高さ43メートル。
ここから川へ向かってジャンプする、まさにバンジージャンプの元祖。 -
あっ、飛んだ!
-
お〜、振り子のように揺られてる!
-
最後はこんなカンジに救出されます。
自分では絶対飛びたくないけど、リアルバンジーが見れてなかなか楽しいスポットでした。 -
ニュージーランドはワイン作りもさかん。
このあたりはフルーティなピノ・ノワールが有名だそうです。 -
ギブストンバレー・ワイナリーでは試飲もできます。
-
レストランも備えたおしゃれなワイナリー。
美味しいチーズも売っていました。
時間があったらゆっくり食事にしきたい場所でした。 -
宿泊は湖畔の「クラウンプラザ・クィーンズタウン」
窓からはワカティプ湖がのぞめ、部屋もキレイで快適でした。
ショップやレストランが集まる通りに近く場所的にも便利、おすすめです。隣にコンビニもあり、水などの調達に重宝しました。
また、ミルフォード・サウンドなどへのツアーを主催しているReal Journeysのオフィスが目の前なので、朝早いツアーに参加した際も楽でした。 -
今夜の食事はレストラン「ブリタリア」でシーフード♪
羊の国ですが、南島はサーモンも有名。
前菜のムール貝ともども美味しかった! -
明日は楽しみにしていた「世界遺産ミルフォード・サウンド」でフィヨルドクルーズ♪
のはずでしたが、なんと、数日前から続いた大雨で途中の道が通行止めになってしまいツアーは中止に!マウントクックと並ぶ今回の旅のハイライトだったのにショック!!!
が、そこは天下のJTBさん。
同じフィヨルド国立公園にある「ダウトフル・サウンド」へのツアーに振り替えてくれました。
ありがと〜★
朝が早いのでさっさと寝ようと思ったら、そう、今日は大晦日でした。
夕方からの雨にもかかわらずホテルの外は大賑わい。
カウントダウンに花火、眠れないので、羊の国で羊を数えてみる・・・ -
2013年1月1日
祈りもむなしく前日からの雨はやまず。
パノラマバスから見あげる空もどんより・・・
でもめげずにダウトフル・サウンドに向かいます! -
ダウトフル・サウンドへは道路が通じていないので、バスと船を乗り継いで行きます。
これはマナポウリ湖を渡るための船。
この船でマナポウリ地下発電所へ渡り、そこからさらにバスでダウトフル・サウンドのクルーズの拠点、ディープ・コープまで向かいます。 -
こっちがダウトフル・サウンドのフィヨルドクルーズ船、帆船です。
相変わらず雨、しかも雨足はどんどん強くなっている・・・
一体どんなクルーズになるのやら。 -
まずは腹ごしらえ
クルーズで配られるランチボックスは、量も味も豪快です。
船内ではコーヒー、紅茶が無料でした。 -
デッキに出てみると墨絵のような景観。
ツアーのパンフレットやガイドブックにはよく「青い空と水面に映った山々」「デッキでクルーズを楽しむ観光客」といった写真が紹介されていますが、実際のところフィヨルドランド一帯はニュージーランドで最も雨が多い所だそうで、快晴に出会えることは稀なんだとか・・・勉強不足でした。 -
イチオシ
「フィヨルドランド国立公園」
ミルフォード・サウンド、ダウトフル・サウンドをはじめ、ここには14ものフィヨルドがあるそうです。
氷河が削ったU字谷に海水が入り込んでできたものだそうで、切立った山々が独特な景観を創り出しています。 -
中でもダウトフル・サウンドは海岸線の長さが160Km、フィヨルドランド国立公園の中では2番目に大きいそうです。
1770年にキャプテン・クックがここを見つけた際、「この深い入り江に入り込んだら再び出てこられるか疑わしい」と進むのをやめ、地図にダウトフル・ハーバーと書きこんだことから、この名が付いたのだとか。
へぇーーーーーー。 -
雨の贈り物
サウンド沿いの山々の多くは岩山のため、雨が降ると土中にしみこむことなく、たちまち滝になって流れ落ちるそうです。
なので雨の多い日は名前のない滝が無数に現れるのだとか。 -
中にはこんな大迫力な滝も!
-
船がかなり滝の近くまで寄ってくれます♪
-
イチオシ
キレイ!
だけど、顔もカメラもびしょびしょに・・・ -
約3時間のクルーズ
天気が良ければ外洋の入口近くまで行くそうですが、残念ながら今日は途中でUターン。
それにしても滝の数と水の量が半端じゃない。
雨の日でないと見られなかった光景、とポジティブに考えることに(^^) -
クルーズ船の帆があがった!
心なしか空も少し明るくなってきた? -
3時間のクルーズ終了。
来た道をまた4時間かけて戻ります。 -
クィーンズタウンに近づく頃には雨もあがり、少し晴れ間も。
-
車窓からの風景
羊と黄色の花はエ二シダ?
ガイドさんいわく、この時期によく見られるそうですが、名前を忘れてしまった・・・
そしてガイドさんから聞いた面白い話がもうひとつ。
ニュージーランドといえば「羊」のイメージがありますが、最近は羊よりお金になる(?)乳牛を飼育する牧場が増えてきているそうです。中国へのミルクをはじめ、乳製品の輸出量は世界一だとか。
知らなかった〜 -
雨もすっかりあがり、ワカティプ湖には陽もさしてきました。
明日は晴れますように! -
今日は1月1日
ということで、ディナーはちょっと豪勢に「クレイフィッシュ」
ホテルから歩いて5分くらいの所にある「フィッシュボーン・バー&グリル」は店内に水槽もあるシーフード専門店。
濃厚なシーフードチャウダーがすご〜く美味しかったです♪
年末年始も営業していてくれて有難かったけど、しっかり年始の特別TAXはとられました。 -
ワカティプ湖の遊覧船として活躍する蒸気船アーンスロー号。
なんとあのタイタニック号と同じ年に造られたそうで、就航100周年なんだとか!
明日はこれに乗ってウォルターピーク牧場に行ってみます♪ -
イチオシ
1月2日
今日は一日自由行動なので、クィーンズタウンの街をブラブラすることに。
まずは蒸気船に乗ってウォルターピーク牧場へ。 -
牧場に到着
ここでは羊の毛刈りや、牧羊犬が羊を集める様子が見学できます。 -
まずは羊の毛刈りを見学
小屋はの中は意外と臭い・・・ -
一頭の羊が柵から出され、毛刈り開始!
ムチャクチャ、嫌がってます。 -
他の羊たちも心配そう・・・
-
観念して(?)静かになりました。
おじさんの鮮やかな手つき!
プロの技がひかります。 -
ほ〜ら、出来上がり!
一頭の羊からこんなに刈れるんですね。
通常、2〜3Kgはあるそうです。 -
今度は野外で牧羊犬のお仕事を見学
おじさんが口笛で合図をします。
牧羊犬、アクション開始! -
犬の気配にどことなく落ち着きのない羊たち
山からも沢山の羊が追われて集まってきました。 -
集まった羊を柵の中に入るよう促す牧羊犬
賢そうです。 -
はいはい、入ればいいんでしょ。
と言っているかどうかはわかりませんが、無事にみな柵の中にはいりました。 -
人なつっこい羊たち
牧場にはこんな人慣れした羊やシカも。
完ぺきカメラ目線です。 -
ファームショーを楽しんだあとは、こちらの建物でモーニングティーをいただきます。
英国風の家と庭園がステキ! -
この建物は20世紀初頭に住んでいた牧場の経営者、マッケンジー家のものだったそう。
今は牧場ツアーのティールームに使われています。
モーニングティーはスコーンやブレッド、ドーナツと英国風のミルクたっぷりの紅茶、コーヒー、ジュースが、好きなだけいただけます。
アンティークな室内で優雅なひと時を堪能。 -
建物のまわりは見事なイングリッシュガーデン
しっかり手入れされた美しい花々が目を楽しませてくれます。
帰りの船を待つ間、しばし散策♪ -
美しい庭園にシャッターを押す手が止りません!
-
バラも見事!
-
あじさいも見頃
日本の6月頃に咲く草花がイングリッシュガーデンを彩っていました。 -
帰りの船がやってきました。
-
イチオシ
「湖上の貴婦人」
このTSSアーンスロー号はその姿の美しさから、そう称されているそうです。
確かに美しい。 -
蒸気船の心臓部
船内では石炭を投げ入れる様子が見学できます。
それにしてもすごい熱気と暑さ!
クルーも大変そうです。 -
船から見るクィーンズタウン
蒸気船の発着所あたりは可愛らしい建物がレゴのよう。
左の白い建物は宿泊中のクラウンプラザホテルです。 -
街中はこんなカンジ。
山が湖畔までせまっているので坂や階段が多い街です。
それにしてもお天気が今ひとつなせいか、夏だというのに肌寒い。
トレッキング用の防水ウィンドブレーカーが重宝しました。
午後はキーウィ・バードライフパークに向かいます。 -
街の中心地から坂をのぼって5分ほど。
キーウィ・バードライフパークに到着です。
一昨日乗ったスカイゴンドラの乗り場もすぐとなり。 -
キーウィ・バードライフパーク
ニュージランドの国鳥、キーウィをはじめ、ニュージーランド固有の珍しい鳥を沢山見ることができます。
2億2千万年以上も姿を変えていないといわれる恐竜時代の生き残り、大トカゲのようなトゥアタラもいました。 -
園内は原生林の公園。無料で借りられるオーディオガイド(日本語あり)とマップを使って散策路を進むと、ポイント毎に説明を聞くことができます。
ただし、キーウィの餌付けは時間が決まっているので、散策に夢中になってキーウィを見るチャンスを逃さないよう注意。 -
キーウィは夜行性なので、まっ暗な小屋の中で飼育されています。
小屋に入ってしばらくすると目が慣れて来て、なにかモソモソ動く物体が見えてきます。
キーウィ、大きいっ!
フラッシュ撮影禁止のため、写真はうまく取れませんでしたが、大きいものは体長45?、体重3Kg。
豪快に土をほじくって餌をつついていました。
でもそのシルエットは丸っこくてなんとも愛らしい。 -
ワカティプ湖畔に戻ってアイスクリーム休憩♪
雨が降ったり止んだりの肌寒い日でしたが、やっぱりこれは押さえておかなくちゃ。
★パタゴニア・チョコレートのアイス★
本店はアロータウンにあります。
今夜は観光インフォメーションの日本人スタッフさんに薦めてもらった中華料理。
明日はマウントクックに向けて出発なので、お土産も見ておかなくちゃ!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- パパさん 2023/08/25 19:38:38
- こんばんは。
- クッシーさん
こんばんは。
そして無沙汰しております。
実は、ニュージランドに行く予定です。
旅行記は昔ですが、私たちの行きたいことが書かれていて大変参考になりました。
クッシーさんのスケジュールと似た感じで、成田からオークランドで乗り換えて、クイーンズタウンに行く予定です。
質問です。クイーンズタウンに行くのには、フランクトンが良いのでしょうか。また、国内線への乗り換えはどれくらいの余裕をもって飛行機の予約をすればよいでしょうか。
また、ミルフォード・サウンドにも行く予定です。ここでは、ワンナイトクルーズを予定しています。
ニュージランドの日程は、最低でも10日間位、出来れば15日間位行く予定です。
また、質問してもよいでしょうか。
パパさん
- クッシーさん からの返信 2023/08/25 22:17:34
- Re: こんばんは。
- パパさん、こんばんは。
ニュージーランドへご旅行ですか~!
いまだパスポートの期限が切れたままの身にとっては
羨ましい限りです。
ニュージーランドはもう一度ゆっくり行きたいと思っている国ですが
私は行ったのが年末年始、日程も一週間と限られていたので
個人手配は諦めJTBのパッケージツアーを利用しました。
なのでニュージーランド国内の乗り継ぎをはじめ、ほぼ旅行社任せ。
で、今回のご質問には全くお答えができず・・・スミマセン!
パパさんは個人でのご旅行ですよね?
もうご覧になられたかもしれませんが
私がフォローさせていただいている「玄白さん」が2018年に
南島をレンタカーで3週間近くかけてご旅行されています。
旅行記はとても詳しく(1)~(20)の大作なので、まだでしたら
是非ご覧になってみてください。
写真もものすごくお上手な方ですよ~。
https://4travel.jp/travelogue/11356496
クッシー
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