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[2012.04.14(土)] 「雨」、「晴れ」、「夕立」の斑天気 <br />今日は、、、<br />朝8時にチェックアウトを済ませ・・・<br />今日から参加のポルトガル現地ツアー《Itinerary Circle Tour of Portual:11泊12日》の大型バスの迎えを待った!<br />ポルトガル言語圏からの参加者がメインであり、その総員は12名のスタートであった。<br /><br /><br />初日の今日は、、、<br />《リスボン》⇒《オビドス》⇒《アルコバサ》⇒《ナザレ》⇒《バターニャ》⇒《ファティマ》が道中で・・・<br /><br />先ずは、リスボンの北約80kmに在る小さな中世の村、「谷間の真珠」とも呼ばれ歴代の王妃に愛された「ウエディング・プレゼント・タウン」《オビドス》は、、、<br />二回目となる我々だけはフリータイムとして・・・<br />(出来るだけメイン・ストリートを離れて)緑の木々とレンガ色の屋根と窓は花に飾られた白壁の家々の立ち並ぶ狭い小路を・・・<br />中心部に在る「サンタ・マリア教会」の裏を周ったりもして・・・<br />一時間ばかり散策した! 途中では・・・チョコレートの小さなカップに、町の特産品のさくらんぼの一種Ginja から作った甘いリキュール「ジンジーニャ(アルコール20度)」を注いで・・・一杯1ユーロで売っていたので・・・勢い良く一気にカップごと口に運んで、異国のコラボを喉に記憶させた。<br /><br /><br />18世紀独特のアズレージュ(青タイル絵)が見られる城門やオビドス城から続くメイン・ストリートでは日本人団体客の幾組とも遭遇し、改めてその人気の高さを実感した。<br /><br /><br />次に向かった《アルコバサ》は、、、<br />アルコア川とバサ川の合流点にある小さな田舎の悲恋物語の街で・・・<br />アフォンソ・エンリケス1世によって建てられ、白い壁にオレンジの屋根を背負った二階建てが200m以上も連なり、中央にバロック様式のファザード(入口)が在った。<br /><br />質素・簡素・禁欲を旨とするシトー派の「サンタ・マリア修道院(政略結婚が生んだ悲恋物語の主人公ペドロ1世の「6頭のライオンによって支えられた石棺」と「顔が人間、体が獣の6匹の怪獣に支えられたイネス・デ・カストロの石棺」が安置されていた)」の・・・<br />一切の装飾を排した簡素な作りが一層荘厳さを醸し出し、ポルトガル最大の規模と言う内部の見学やその周囲の散策で・・・<br />一時間余を過ごした。<br /><br /><br /><br />此の印象深い《アルコバサ》の修道院を後にして、、、<br />13時過ぎに着いた《ナザレ》では、15時前迄のフリーのランチタイムとなった!<br />目前は海浜と言うシーフード・ファンとしては、申し分の無い立地に・・・<br />結構強い海風に身体を煽られながらも・・・<br />二人は目ぼしい店を求めて少し歩いた。<br /><br /><br />『此処にでもしようか!?』って入った素朴な感じのレストラン[CASA ALELUIA]は、、、<br />既に、席の6、7割方はグループに占められていた。<br /><br />客引きの店は敢えて避けて選んだこの店は、、、<br />どうも家族経営らしく人手はギリギリの感じで・・・<br />古惚け色褪せた3ヵ国語のメニューは四隅もボロボロに欠けていたが・・・<br />先客達の満足そうな表情と横を運ばれる料理の匂いで・・・<br />怪訝に感じていた事は全て好い方に思えて来た。<br /><br />「ビール」と「ハウスワイン」に「シュリンプ・ライス」と言う好物の海辺での定番を注文して待つこと暫し・・・<br />その味もその量もその勘定も三拍子満足いくもので・・・<br />この類では、今迄で“ポルトガルNo.1”の味だ!と思い・・・<br />思わず『此処で食べる為だけにでも、又来よう〜!』って、“碧い瞳”に言って仕舞っていた。<br /><br /><br />食べていて思った通り矢張り支払は、、、<br />(クレジット・カードは駄目で)<キャッシュ・オンリー>と言うだけの事はあった。。。<br /><br /><br /><br />印象深い《アルコバサ》の修道院も辞して、、、<br />《ナザレ》の海岸部《ア・プライア》で摂ったランチに大満足した余韻の侭に、、、<br />海岸から標高110m地点の岩の上に在るナザレの旧市街《オ・シーティオ》へと運ばれた。<br /><br />其処で待っていたものは、、、<br />眼下の大西洋に沿って、長い砂浜を展開するコスタ・デ・プラタ(銀海岸)のポルトガル屈指のリゾート地《ナザレ》の「絶景」と・・・<br />スカーフで頭部を覆い、刺繍を施したエプロンを多色使いのフランネルのスカートの上に重ねた伝統的な装束で・・・<br />元気一杯の呼び声で露店を頑張る「オバサン達の微笑ましい広場の光景」であった。<br /><br /><br />露店の売り物のナッツ類や珍しい“亀の手”等を観察していると・・<br />・手品師の様に重ねスカートを手慣れた段取りで捲り揚げて・・・<br />カメラポーズのサービスで・・・<br />『このスカートは7枚重ね!だから・・・<br />一週間穿けるのよぉ〜』だってサァ!。<br /><br />これには「参りました、です。」。<br /><br /><br /><br />そんな美味しくて愉快な《ナザレ》も終えた本日のラストは、、、<br />14世紀スペインとの戦いに勝って独立を保った祝いに・・・<br />聖母マリアに感謝する為に建設したと言う巨大な修道院「サンタ・マリア・ダ・ヴィットリア」が在る《バターリャ》であった。<br /><br />修道院は一見汚れている様に思えたが、その細工は柱の1つ1つ迄装飾されており・・・<br />教会内部は、彫像、装飾、フレスコ画も無くてシンプルだが・・・<br />ポルトガルでは最初と言うステンドグラスが素晴らしく・・・<br />そこを通過した光が色取り取りに輝き、幻想的様相を呈していた。<br /><br />又、建設途中で放り出された侭と言う事情有り気な「未完成の礼拝堂」や、「回廊アーチの彫刻」や、外からは想像出来ない「手入れの行き届いた中庭」も印象的であった。<br /><br />

ポルトガルの《二度目の「オビドス」では・・・!?》。

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2012/03/16 - 2012/05/14

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

[2012.04.14(土)] 「雨」、「晴れ」、「夕立」の斑天気
今日は、、、
朝8時にチェックアウトを済ませ・・・
今日から参加のポルトガル現地ツアー《Itinerary Circle Tour of Portual:11泊12日》の大型バスの迎えを待った!
ポルトガル言語圏からの参加者がメインであり、その総員は12名のスタートであった。


初日の今日は、、、
《リスボン》⇒《オビドス》⇒《アルコバサ》⇒《ナザレ》⇒《バターニャ》⇒《ファティマ》が道中で・・・

先ずは、リスボンの北約80kmに在る小さな中世の村、「谷間の真珠」とも呼ばれ歴代の王妃に愛された「ウエディング・プレゼント・タウン」《オビドス》は、、、
二回目となる我々だけはフリータイムとして・・・
(出来るだけメイン・ストリートを離れて)緑の木々とレンガ色の屋根と窓は花に飾られた白壁の家々の立ち並ぶ狭い小路を・・・
中心部に在る「サンタ・マリア教会」の裏を周ったりもして・・・
一時間ばかり散策した! 途中では・・・チョコレートの小さなカップに、町の特産品のさくらんぼの一種Ginja から作った甘いリキュール「ジンジーニャ(アルコール20度)」を注いで・・・一杯1ユーロで売っていたので・・・勢い良く一気にカップごと口に運んで、異国のコラボを喉に記憶させた。


18世紀独特のアズレージュ(青タイル絵)が見られる城門やオビドス城から続くメイン・ストリートでは日本人団体客の幾組とも遭遇し、改めてその人気の高さを実感した。


次に向かった《アルコバサ》は、、、
アルコア川とバサ川の合流点にある小さな田舎の悲恋物語の街で・・・
アフォンソ・エンリケス1世によって建てられ、白い壁にオレンジの屋根を背負った二階建てが200m以上も連なり、中央にバロック様式のファザード(入口)が在った。

質素・簡素・禁欲を旨とするシトー派の「サンタ・マリア修道院(政略結婚が生んだ悲恋物語の主人公ペドロ1世の「6頭のライオンによって支えられた石棺」と「顔が人間、体が獣の6匹の怪獣に支えられたイネス・デ・カストロの石棺」が安置されていた)」の・・・
一切の装飾を排した簡素な作りが一層荘厳さを醸し出し、ポルトガル最大の規模と言う内部の見学やその周囲の散策で・・・
一時間余を過ごした。



此の印象深い《アルコバサ》の修道院を後にして、、、
13時過ぎに着いた《ナザレ》では、15時前迄のフリーのランチタイムとなった!
目前は海浜と言うシーフード・ファンとしては、申し分の無い立地に・・・
結構強い海風に身体を煽られながらも・・・
二人は目ぼしい店を求めて少し歩いた。


『此処にでもしようか!?』って入った素朴な感じのレストラン[CASA ALELUIA]は、、、
既に、席の6、7割方はグループに占められていた。

客引きの店は敢えて避けて選んだこの店は、、、
どうも家族経営らしく人手はギリギリの感じで・・・
古惚け色褪せた3ヵ国語のメニューは四隅もボロボロに欠けていたが・・・
先客達の満足そうな表情と横を運ばれる料理の匂いで・・・
怪訝に感じていた事は全て好い方に思えて来た。

「ビール」と「ハウスワイン」に「シュリンプ・ライス」と言う好物の海辺での定番を注文して待つこと暫し・・・
その味もその量もその勘定も三拍子満足いくもので・・・
この類では、今迄で“ポルトガルNo.1”の味だ!と思い・・・
思わず『此処で食べる為だけにでも、又来よう〜!』って、“碧い瞳”に言って仕舞っていた。


食べていて思った通り矢張り支払は、、、
(クレジット・カードは駄目で)<キャッシュ・オンリー>と言うだけの事はあった。。。



印象深い《アルコバサ》の修道院も辞して、、、
《ナザレ》の海岸部《ア・プライア》で摂ったランチに大満足した余韻の侭に、、、
海岸から標高110m地点の岩の上に在るナザレの旧市街《オ・シーティオ》へと運ばれた。

其処で待っていたものは、、、
眼下の大西洋に沿って、長い砂浜を展開するコスタ・デ・プラタ(銀海岸)のポルトガル屈指のリゾート地《ナザレ》の「絶景」と・・・
スカーフで頭部を覆い、刺繍を施したエプロンを多色使いのフランネルのスカートの上に重ねた伝統的な装束で・・・
元気一杯の呼び声で露店を頑張る「オバサン達の微笑ましい広場の光景」であった。


露店の売り物のナッツ類や珍しい“亀の手”等を観察していると・・
・手品師の様に重ねスカートを手慣れた段取りで捲り揚げて・・・
カメラポーズのサービスで・・・
『このスカートは7枚重ね!だから・・・
一週間穿けるのよぉ〜』だってサァ!。

これには「参りました、です。」。



そんな美味しくて愉快な《ナザレ》も終えた本日のラストは、、、
14世紀スペインとの戦いに勝って独立を保った祝いに・・・
聖母マリアに感謝する為に建設したと言う巨大な修道院「サンタ・マリア・ダ・ヴィットリア」が在る《バターリャ》であった。

修道院は一見汚れている様に思えたが、その細工は柱の1つ1つ迄装飾されており・・・
教会内部は、彫像、装飾、フレスコ画も無くてシンプルだが・・・
ポルトガルでは最初と言うステンドグラスが素晴らしく・・・
そこを通過した光が色取り取りに輝き、幻想的様相を呈していた。

又、建設途中で放り出された侭と言う事情有り気な「未完成の礼拝堂」や、「回廊アーチの彫刻」や、外からは想像出来ない「手入れの行き届いた中庭」も印象的であった。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
旅行の手配内容
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