モロッコ旅行（１４）　ジブラルタル（イギリス）編

2012/12/28 - 2013/01/14

旅行日程（16泊18日）
　 12/28　 　　日本　→　カサブランカ
　 12/29　 　　アル・ジャディーダ
　 12/30　 　　エッサウィラ
　 12/31〜1/3　マラケシュ
　　1/4 〜1/6　砂漠ツアー
　　1/7　　　　フェズ
　　1/8　　　　シャウエン
　　1/9　　　　タリファ（スペイン）
☆　1/10 　　　ジブラルタル（イギリス）
　　1/11〜1/12 カサブランカ
　　1/13〜1/14 カサブランカ　→　日本

この旅行記は1/10の旅行記です。朝、タリファを出てジブラルタルへ出発。ジブラルタルではロープウェイに乗るつもりだったのに動いてなかった…。ショック…。ジブラルタルをぐるっと1周見た後、結局タリファ経由でモロッコのタンジェまで戻りました。

ジブラルタル訪問で、今回の旅行で訪れたのは、モロッコ、スペイン、イギリスの3ヶ国になりました。なんちゃって3ヶ国周遊旅行です（笑）。

エリア ジブラルタル(ジブラルタル)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

1/10　旅行14日目

いたって普通の朝ごはんだけど、モロッコの朝ごはんに比べるとだいぶ豪華だ。

この日はジブラルタルへ行ってみることにする。ホテルでジブラルタルへの行き方を聞くと、ジブラルタルまで行くバスはないけど、その手前のスペイン側のラ・リーニャと言う所まではバスが出ているらしい。バス停の場所を教えてもらい、歩いてバス停に向かう。

前日と違い、街に人がいる。本当に前日の人の少なさはなんだったんだろう？

バス停に到着した。小さなバス停です。ジブラルタル行のバスのチケットを買ってしばしバスを待つ。

しばらくするとバスが来た。確認すると、ジブラルタルに行くバスではないらしい。バス停の人がジブラルタルに行くバスが来たら教えてくれると言うので、座ってボーっとして待つ。

何台かバスをやり過ごし、しばらくすると目的のバスが来た。

タリファの街を出た所の写真。風車が立ち並んでいる。

アルヘシラスのバス停で、バスにガソリンを入れるため10分ほど休憩。

アルヘシラスの街並

結構都会なのかな？まぁ、バス停の周りを見てるだけだからよく分からないのだけど…。

ラ・ニーニャのバス停に着いた。

お、ザ・ロックが見える。ザ・ロックが見える方向に行けばジブラルタルに行けるに違いない。

ホテルで聞いた時には、ラ・リーニャのバス停から国境まではタクシーを使えと言われたのだけど、ザ・ロックの方向を目指して10分ほど歩くと、スペインージブラルタル間の国境に到着した。

国境の前（スペイン側）には小さなモールの様な物があった。ここで昼ご飯にする。飯マズ帝国イギリスに入る前に、スペインでパエリアを食べるのだ！まあ実際は国境超えたただけで、いきなり飯マズになったりはしないだろうけど（笑）。

モール内にあったこのお店で昼ごはんにする。この店を選んだ決め手は、メニューにパエリアがあったから。分かりやすい（笑）。

パエリアを注文すると、2人前からしか出来ないと言われた。それでも食べたいから2人前をオーダー。結局苦も無く全部食べてやった（笑）。こういう時大食いで良かったと思う。2人前を食べた僕を見て、ウェイターが、「すげーな、お前。」的なことを言っていた（笑）。

味は普通。まぁ、スペインでパエリアを食べることに意味があるということで（笑）。

お腹いっぱいになったところで、ゲートを越えてイギリスへ入国する。イミグレーションには管理官がいたが、歩きながらパスポートの表紙を見せるだけでそのまま通れた。

パスポートを開くことも、立ち止まることもなかった。

ザ・ロック、でっかいな〜。

入国してすぐの所にある売店に人だかりができてた。良く見てないけど、みんな煙草を買ってるのかな？税率が違うの？

ジブラルタルの地図

1ユーロもしくは1ポンドで地図が買える。ガイドブックも無いので1ユーロで地図を買った。でも街中あちこちに地図があったから、わざわざ買う必要なかったな。

踏切

なんとこの踏切は飛行機の滑走路の踏切で、飛行機の離着陸の時に閉まるんだって。閉まるのを見てみたかったな〜。

滑走路の中央からパシャリ。

閉まるところを見られなかった代わりという訳ではないけど、滑走路の真ん中に立てるのもなかなか珍しいよね。

管制塔など空港の設備らしき建物もある。

要塞都市らしく、山中には砦らしきものがある。

砦とか空港とかはあるものの、基本的にはごく普通の街並です。こういう飛地に来るのは初めてなので、なんかすごい所なんじゃないかと思ってたんだけどな〜。

大きな広場があった。

フィッシュ＆チップスの店が有った。思ったよりイギリスしてるな。でも、フィッシュ＆チップスって別に美味しいものではないよね。

ダブルデッカーが走ってた。「おぉ、イギリスっぽい。」って思ったけど、イギリスなんだから当然と言えば当然か。

賑やかな通りがあった。ここがジブラルタルの中心っぽいな。人がたくさんいる。

両替屋さん

なんと円→ポンドの両替は不可だった。に、日本円が扱われていないなんて！モロッコディルハムでさえ扱われているのに…。

なけなしのユーロを少しだけポンドに両替した。

ロープウェイがある。せっかくジブラルタルまで来たので、上に上がりたい。

ロープウェイ乗り場に向かって歩いている途中、「ケーブルカー　閉鎖」と書かれた看板を発見した…。

ショック…。

あんまりショックなので受け入れられず、確認のため乗り場まで来た。当然だけど、ロープウェイは閉まってた…。

しょうがないので、少し散歩したらモロッコに戻ることにする。

モロッコにどうやって戻ろうか？初めはジブラルタルからフェリーに乗ろうと思ったのだけど、何故か乗り場が閉まっていたので、タリファまで戻ってからモロッコに帰ることにする。

タリファまでバスで戻って夕食にする。ボロネーゼを食べた。ヨーロッパで食べるパスタは、日本で食べるパスタとは別物で、すごく美味しかった！…と言うことはなく、ごく普通の味だった。まあ、それだけ日本のパスタが美味しいということだよね。

食事中も教会の鐘が鳴っていた。教会の鐘って結構しょっちゅう鳴らしてるんだね。

ポークソテー

これまたごくふつうのお味です。付け合せのアンティチョークが美味しかった。

デザート

スペインの入国審査は船の中だったが、出国審査乗船前にやるらしい。船の出航時間ぎりぎりまで開かない。

と言うか、9時出港のはずなのに、出国審査が開いたのが9時だった。いい加減だな〜。

船に戻ってタンジェに向かう。モロッコの入国審査は船を降りてからだった。

タンジェ到着後は真っ直ぐホテルに行って寝てしまった。なんだかこの日は疲れたのだ。

スペインもジブラルタルも少し覗いただけだけど、8年半ぶりに行ったヨーロッパは新鮮だった。なんとなくヨーロッパというか先進国は面白みがないと思ってたけど、一度近いうちにゆっくり行きたいと思う。


「モロッコ旅行（１５）　カサブランカ編１．」に続く。
http://4travel.jp/traveler/hironon/album/10784767